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2024年3月の読書メーターまとめ

青井
読んだ本
16
読んだページ
4988ページ
感想・レビュー
16
ナイス
251ナイス

2024年3月に読んだ本
16

2024年3月のお気に入り登録
4

  • 星群
  • みかん猫
  • akiᵕ̈*
  • なつ

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • くらさ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

青井
再読。隅から隅までぬくもりで溢れているような一冊。心がホッとすると同時にココアが飲みたくなる。緑の優さんの話が一番好きだったかもしれないけれど、どれも優劣つけがたいのが正直なところ。たまに現れてさらっといなくなるマスターがとても好き。読んだ後に改めて見る表紙もとてもいいと思った。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

青井

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2024年3月の感想・レビュー一覧
16

青井
とても軽快な気分になる一冊だった。誰の心にもあるような毒気も描かれているのに、鼻唄歌ってスキップするような気分で読み終えた。すごく気軽に読める作品だった。わたしはとても掃除が苦手で、本当に苦手なので、掃除を楽しんで、誠意を持って掃除を仕事にするキリコさんがすごいなあと思った。綺麗になるのが楽しいのはなんとなく分かるけれど、やっぱり掃除は苦手。
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青井
繋がり、をいろんな言葉で表しているのが印象的だった。どれも的を得ているから尚更心に残る。『木曜日にはココアを』に出てきた人もいたから、二冊を重ねるようにして読んでいった。どの話も青山さんが伝えたいのであろうことが明確に、優しく、ぐわりと伝わってくる。やっぱりわたしはマスターが好き。
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青井
再読。隅から隅までぬくもりで溢れているような一冊。心がホッとすると同時にココアが飲みたくなる。緑の優さんの話が一番好きだったかもしれないけれど、どれも優劣つけがたいのが正直なところ。たまに現れてさらっといなくなるマスターがとても好き。読んだ後に改めて見る表紙もとてもいいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
青井
再読。どれもこれも不思議な世界観で、突拍子もなくて、面白い。痛々しいのもあれば、不気味なものもあるし、笑えるものもあれば、切なくなるものもある。いろんなジャンルの短編がずらりと並んでいるから、感情があっちこっちに行ってしまってまとまらない。とても楽しい読書を経験させてくれる一冊。
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青井
痛みを痛みとして知ること、苦しみを苦しみだと認識すること、愛されていることを理解すること。徐々に、気持ちに名前がついていく様子がはっきりと描かれていて、息を呑むほどだった。細かな描写や、無知な主人公の拙い喋り方で描かれるものが、あまりに鮮明なものになって、時折とても苦しかった。すごく美しい物語だったと思う。みんな幸せに暮らしていてほしい。わたしもフクロウさんの、月のような目を覗いてみたい。
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青井
今も自分のことを見てくれない親が、自分の幼い頃を宇宙人と評していたら、それはどんなに辛いことなのだろうと悲しくなった。紅さんと山吹さんの、羽猫家の大人たちに対する態度はそれぞれ違うけれど、そう接することにした理由とか背景とかに共感の余地があるように感じた。登場する人たちみんなが、隠しているものや嘘が多いと思ったけれど、だからと言って一概にそれが悪だと言うのは違う気がすると思いながら読んだ。寺地先生が描く人たちは、ちゃんと呼吸をしている感じがする。だから、スルスルと読んでしまう。
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青井
第三話がよかった。緒川さんの人柄が特によかったと思う。他の話はちょっと疲れてしまった。話の流れが拙くて、おはなし感があって、作者さんの思想が透けて見えてしまったというか。心が疲れている時に読めば癒やされるのかもしれないけれど、心が敏感になっている時に読むのは少し違うかなあと終始思ってしまった。
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青井
再読。これまで読んだ青山先生の作品の中で一番のお気に入り。6つのすべてがすごく優しい物語で、ささやかな繋がりがたくさん含まれている。最後の年表で関係がわかりやすくまとめられていて、再確認したり発見したりするのが楽しかった。内巻きさんと外巻きさんのやり取りがとても好き。わたしもうずまきキャンディを食べたいと思った。
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青井
多様性、という言葉にずっと違和感を覚えていた。なんという言葉で表せばいいのか、辞書をめくっても最適なものは見つからないような気がする感情に包まれている。啓喜さんと夏月さん、佳道さんの考え方が好きだった。理由は言葉にできないけれど。みんなカテゴライズされた世界に違和感を抱きながらも、結局自分も線を引いたり溝を作ったりしていて、それがどうしようもなく人間を辿っている気になった。きっと誰かひとりにとっての理想の世界にすらならないのが人間の世界なのだと思う。これはきっとずっと心に残り続ける作品なんだろうな、と。
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青井
最初から最後まで、まとまることのない誰かの妄想劇をずっと見ているような気分だった。はじめからノリが合わなくて、中盤で面白くなってきたと思ったけれど、終盤で逆戻りした感じがする。共感するところもリアリティも何もないけれど、楽しい作品ではあったと思う。とっ散らかっている、という言葉がよく似合う。帯の書店員さんの推薦文に一番共感した。
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青井
再読。昔は今以上に読解力が足りなくて、大人たちより主人公の女の子に共感するところが多かった。けれど、今は大人たちに共感するところが昔より増えて、成長したなあと関係のないことを考えていた。感想はやっぱり好きだなあという簡単なものを残しておこうと思う。幼いながらの主人公の感性がとても好きだし、ひとみ先生や南さん、アバズレさん、おばあちゃんが紡ぐ言葉も好き。「人生とはーーー」も読んでいて楽しかった。わたしもこういうことが言える人になれるように、人生をもっと客観視したり自分の意見を大切にしたりしたいなと思った。
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青井
孤独とぬくもりとさみしさとやさしさと孤独であふれた物語。名前なんて野暮だというような繊細な物語。主人公もあのこも、胸の中にはずっとずっと孤独があったんじゃないかと思う。ふたりが何度も離れながらもつながっていたらいいな。
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青井
主人公の心労を考えてため息が漏れるような作品だった。最後は怒涛の展開、といった感じで少し置いていかれたような気がする。3.5理論が一番心に残ったポイント。誰かが面白いと言う作品を誰かがつまらないと言うから、読書はより楽しくなるんじゃないかと思った。
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青井
登場人物がすぐそばで呼吸をして、会話をしている。様子がただ浮かび上がるだけじゃなくて、自分がそこにいるかのような気分になった。設定や世界観が突飛なわけでも、とんでもない伏線回収があるわけでもないのに、ただただ圧倒されていた。千葉さんみたいな知り合いがほしいなあと思った。人間同士じゃなくとも、こういう人が周りにいると楽しい気がする。どのお話も好きだし、言葉の使い方も滑らかで好き。プロが書いているって感じがする文章を読んでいて楽しかった。こういう本があってくれるから、読書の沼から抜け出せないのだと思った。
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青井
世界観がすごいなあと思った。どれも刺さりに刺さったし、衝撃があったけれど、好きなのは【丸の内魔法少女ミラクリーナ】かな。妄想ってたしかに妄想にしか過ぎないけれど、現実のわたしを支えてくれる時があるよなあと思いながら読んだ。【秘密の花園】も主人公の性に対する感情になんとなく共感できた。生々しいのはわたしもすごく苦手で吐き気がする。【無性教室】は藤野可織さんの解説を読んでピースが揃った感じ。【変容】はただただ怖くて気味が悪かった。なもむってなに。どれもすごくて、あっという間に読めてしまう一冊だった。
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青井
七福神と言われても思いつく神様が一人もいないなあと思いながら読んだ。大黒天とか毘沙門天とかが出てきてからようやく分かったというか。無信心にも程があるとご老神に怒られてしまう気がする。話の内容はとても面白く、スラスラ読めた。主人公の名前の由来で心掴まれたと思う。400ページ以上あったと知って驚いた。おつうとひよどりが癒やしだった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/06/14(735日経過)
記録初日
2022/06/14(735日経過)
読んだ本
155冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
42194ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
155件(投稿率100.0%)
本棚
17棚
性別
血液型
AB型
自己紹介

本をたくさん読みたいです。
とんでもなく本が読みたくなる時期と全く本をひらけなくなる時期があります。
いつまで経っても読解力と語彙力と文章力が足りません。ほかにもいろいろ足りません。
好きな作品ほど、思うように感想が書けません。

「ちびまる子ちゃん」と「バムとケロ」のヤメピと「うさぎとピスケ」のピスケが好きです。

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