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2024年10月の読書メーターまとめ

R3y
読んだ本
39
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感想・レビュー
23
ナイス
162ナイス

2024年10月に読んだ本
39

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

R3y
ネタバレアニメ化をきっかけに手を出してみた。にしては遅い気もするが、時間の流れが常に一定であるとは限らない。ライトなミステリという触れ込みだが、「ライト」な要素は舞台設定の側で、ちゃんと謎は謎としいたと思う。人が死なないのはそのとおりだし、凶悪犯も警察も出てこないので派手さには欠けるが、そきは「小市民」。面白かったが、最近学園やら友情やらを摂取し過ぎているので、続きは時間を置くかも。一旦現代から離れるかコミックに行くかしたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
23

R3y
ネタバレ兄をもつ妹に災厄の占いが出たときに、衛青がどんな顔をしていたのか気になる。高俊にすら告げられずにいたのだから、寿雪本人でさえ受難の相を知る由もなく…。麗娘が長生きだったのは寿雪の存在があったからではないか?簡単な言い方をするなら張り合いというか。種々の制約や過酷な生活の中でも現世に拠り所があったということは大きいと思う。温螢と淡海はどんどんと名コンビになっていくね。
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ネタバレやっぱ不気味な集団は宗教に行き着くよね。現代社会において、非合理的なこと理解不能なことを淡々とやらせるには信仰か陰謀かみたいなところがある。ある意味では便利な世の中と言えるかもしれない。片淵家はどういう家系なのだろう。事業で一財産成す前は一般人ということなのか?それにしては家内のことやら本家だ分家だやらにうるさい気がする。成金も時代によってはこうなのか?それなりの家なら跡継ぎの妻に使用人、しかも後ろ盾ゼロの拾い子出身を充てるのは違う気がするし…。その辺も含めて、この一家は価値基準が倒錯してる印象を受ける。
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ネタバレ朝陽は方法と目的が倒錯しているのか。朝陽個人というよりは一族丸ごとではあるだろうが。晩霞は長く一族のもとを離れて初めて一族の異常性に気付いたのではなかろうか。そういう意味では、抜け出せて良かったのかもしれない。しれっと相談相手になっているあたり、花娘は流石だ。それでもギリギリまで高俊にすら明かさないところが信頼の源だろう。
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ネタバレ救いはあったのだろうか。「意識のない有機物製のロボット」から、闘うことで意識ある1種族としての存在を示し、最後には戦闘を停止させる方向に世界を進めるところまで来た。リアハの魂も見つかった。それでもこの結末が救いにみえないのは私が歪んでいるからだろうか?義人がロボットと認知されていた時代がある以上、認識を上書き出来ない人間も不信感を拭えない義人も一定数以上存在し続けるのであれば、短期的には平和な合議は未来に新たな争いの種を残すことになる。…単に人間側の特権階級が気に食わなかったから殲滅して欲しいだけだけど。
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ネタバレ結局7巻まで続くわけだけど、この頃から既に続刊が決まっていたのではないかと思う風呂敷の広げ方。後宮という閉ざされた世界から物理的には出られずとも、国全体、そして彼岸も巻き込む気配だけ見せられた感じがする。こういう思い切った広げ方をしてくれる物語は好い。特にファンタジーは、取り上げられない部分にも世界が広がっていると感じられると一層深い。
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ネタバレ義人の歴史と真相は、そのまま国家の暗部に直結している。義素が特異的に都合が良すぎる存在なのが気がかり。もうひとつふたつトラップがあって欲しいけど、今のところ物語のためのご都合主義の結晶化みたいな物質だ。都知事…もとい全権が義人の開発に深く関わった元科学者、あるいはその名を騙る者なことも、過去と現在を繋ぐ重要な要素に思える。現在の彼は何者で、胸の内にどういう思想を持っているか次第で、展開が大きく左右されそう。義人だけの精神世界、それを統べる存在、全ては義素に始まるなら、この物質のルーツは?
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ネタバレ大奥…もとい後宮という女の国にありがちなジメジメドロドロとしたイメージに合わない、カラッとしたイメージの作品が流行っているのだろうか?さしづめ、科学を使う『薬屋のひとりごと』猫猫に対する、呪術幻術の寿雪といったところか。これまで人と関わってこなかった寿雪にとっては、触れる人間が増えるほどに変化のきっかけであり悩みの種になろう。ファンタジーであり政略ものであり、等身大の成長譚になるのだろうか。既刊分で完結しているはずだが、まだ先は長い。
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ネタバレ雨宮さん退場まで早かったな〜。特殊部隊みたいなのが控えてるのもみえたし、完全に前座じゃん。どうも整形が普通の世界線のようだけど、にしても神木の外見変わらな過ぎじゃないか?スラム時代の雨宮が警視に上り詰めるまで何年かかったんだろう。雨宮の反応を踏まえれば、ほかの義人を操る能力はマリーに特有に思えるけど、だとしたらなぜ実装or発現したのか。まだまだ謎が多い。1巻に比べると絵がみやすくなった気がする。
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R3y
ネタバレ子翠けっこう好きだったけどな〜。いまいち流された先の世界観がわからないからまだ早計だろうけど。花街のおやじを後宮に戻すのは、母子にとっては最適の選択だったけど違うところにも影響して動き出してしまった感がある。噛み合って気づいてしまったし、一気だったからこその勢いがそのまま誘拐に繋がったけど、羅門がいなければ正体に気づかない代わりにこうもならなかったんじゃ。組織立った悪意があるとはいえ、猫猫と後ろに壬氏がいれば大概は何とかなるだろうし。水際対策にはなろうけど。そう上手くはいかないものだね…。
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R3y
ネタバレ上手く膨らめて上手く畳んだと思う。これは想像だけど、作中のイベントは大体当初の予定どおりで、セリフとか背景とかをちょこちょこ(無意識に)足していった結果なのかなと思ったり。なんというか、展開に無駄や余白がほとんどないのに窮屈な感じがしない。この手の作品は単行本オリジナルとかスピンオフで数ページ使うイメージだけど、それがなかったってことはどこかで使い過ぎたのかな?番外編で1冊作っていただいても一向に構わないけど、商業出版はされないかもな…。なんとか製本してBOOTHとかで売って欲しい()
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R3y
ネタバレアニメ化をきっかけに手を出してみた。にしては遅い気もするが、時間の流れが常に一定であるとは限らない。ライトなミステリという触れ込みだが、「ライト」な要素は舞台設定の側で、ちゃんと謎は謎としいたと思う。人が死なないのはそのとおりだし、凶悪犯も警察も出てこないので派手さには欠けるが、そきは「小市民」。面白かったが、最近学園やら友情やらを摂取し過ぎているので、続きは時間を置くかも。一旦現代から離れるかコミックに行くかしたい。
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ネタバレ獄門家の歴史について少し深掘り。前巻で色々とやらかしていたことが明らかになっていたけど、よく考えたらあれは高祖母1人だったわ。桐比等さんの見た目に意地の悪い言動は、存外色んなものを含んでいて面白い。獄門本家もさることながら、分家は中々壮絶な命運を背負ってる。主人はよくよく選ばないとね。まだ他にも本家の流れを汲む筋があるんじゃないの?長野旅行編、待ってます。
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R3y
ネタバレ周りが唐突にアニメを観始めたので、流れに乗って(乗り遅れて)原作に手を出してみた。アニメは観ていない。女子の関西弁が奈良出身の知人の声で再生されるため、なんとも感動しづらかった。舞台は京都なのに。滝先生は優れた指導者だろうけど、この手のやり口の教員には碌な思い出がないので、ずっと心象が良くない。既読の知人からは百合小説だとの触れ込みだったが、少なくとも今巻の程度は女子の方が比率が多ければどこの部活でも見られるのでは?学校に置ける程よい青春小説だと思う。
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R3y
ネタバレこれもまたどちらかといえば変化球な作品なのかな。犯罪はすでに完了していて、特に目の前では何も動かないというのも使い古された形式の一つではあるが。館どころか日本を飛び出してオーストラリアまで行くとは、また思い切ったことで。次巻までにはかなり期間が開いていたはずだけど、全4巻の大長編、覚悟ができるまで待とうと思う。
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R3y
ネタバレtiktokって23世紀にも生き残ってるんだ…。特定の目的のために機械を作る場合は、人型にするのは効率が良くないと思うんだけど、生産に関するエピソードとかも出てくるのかな?そこまで規模が大きくなさそうな劇場でも惜しげもなく破壊することができるということは、ある程度安価で量産可能、または再利用可能ということなんだろうか?貨幣経済も生きてるっぽいし、今のところ2世紀も時間を進めた意味がみあたらないけど、この1冊ではまだ序の口もいいところだから判断がつかない
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R3y
ネタバレシャンデリア、レストランと料理教室、式場、東京會舘という建物を通じて、歴史の中で人と組織が無限に繋がっていることを感じさせられる。小椋にまつわるエピソードは流石に諸々創作だが、直木賞に絡むあたりには思い入れがあることだろう。実際に直木賞を受賞し、並々ならぬ想いを持っていることもエッセイか何かで読んだことがあるので、どこかで100%辻村深月視点での「東京會舘」をみてみたい。
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R3y
ネタバレ登場人物はもとより、作者にも建物やその場に対する思い入れを強く感じる。人物同士が時間や場所を超えて連動したり、他のエピソードの陰で各々の「その後」「その前」が垣間見えたりするのは辻村作品の手段、周辺視野にちらりと映る程度の緩やかな繋がりがこの人の上手だと思っているので、歴史を追う形式はかなり合っているのではないか。史実という元ネタがあることでブラックな部分が抑えられているから、初読に勧めやすいかもしれない。
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R3y
ネタバレアニメ化が決まったからってわけじゃないだろうけど、最後に怒涛の他作品ネタラッシュしてて笑ってしまった。某総選挙みたいな演出とか、もうこの世のエンタメを全部パロディしていく勢い。いい発音で一言だけの感想を呟く馬と鹿、頭いいのか悪いのか。amazing…
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R3y
ネタバレ岡崎いるか、登場初期を思い返せばよくぞここまで仲良くなったよね。お姉ちゃん含めた経緯とか家庭の事情とかが掴めてから見返したら、色々と意味がわかる発言や態度もあるんだろうか?今さらながら手口を掴んできたのは、最初ページ数を割いていい感じ→うまくいかない盤面は飛ばして結果負けてる、後から回想の流れで節約しながら山場を続けていること。氷上であれだけ考えられているなら、失敗した場面の脳内も描いてほしいところだけど、そこは連載のメリハリとかインプレッション稼がなきゃいけないとかあるのかな?
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R3y
ネタバレとりあえず、冒頭いきなり作者が正式タイトル詠唱を諦める漫画はこれくらいだと思う。もう何が出てきても驚かない
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R3y
ネタバレまともな人間は出てこないのか…。まともじゃない人間とまともじゃない鹿がずっとボケ続けてる、途中で「日本語ってなんだっけ…?」って考え始めたくらいには意味不明。こういうストーリーをつくる人って普段何を考えて生活してるんだろう?
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R3y
ネタバレ読み終えた今でも、戦国時代とけいしきとしてのミステリの相性は、そこまで良くないと思っている。論理的思考より感情が、合理的行動より上意下達や縁故が、科学的知識より神仏が優先する状況下で、主要な人物の構成や行動範囲、結論を史実によって制限される中での創作の難易度が高まることは想像に難くない。荒木村重という人物に対する印象が最初から最後まで小物に思われたのは、度重なる「事件」に揺すられていたせいなのかもしれない。この城の主は千代保であり官兵衛であり、毛利家と信長だったのではなかろうか。
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R3y
ネタバレ前々から気になっていたが、アニメ化したので既刊分を一気買いした。なお、アニメは観ていない。読む前からずっと何なんだろう?と思っていたが、読み終えても何だったんだろう?と思っている。脈絡のない展開、常識の通用しない日常、期待を裏切らないギャグ漫画だった。気軽に読めてよかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/23(671日経過)
記録初日
2023/01/17(677日経過)
読んだ本
827冊(1日平均1.22冊)
読んだページ
219896ページ(1日平均324ページ)
感想・レビュー
598件(投稿率72.3%)
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O型
自己紹介

3歩歩けば全て忘れる再読常習犯。意図せずネタバレするのは本意ではないので、感想は全部ネタバレ防止をつけています(2歩までだったら)。

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