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2024年8月の読書メーターまとめ

ぴよぴよ
読んだ本
20
読んだページ
6265ページ
感想・レビュー
20
ナイス
2415ナイス

2024年8月に読んだ本
20

2024年8月のお気に入り登録
1

  • 湯湖

2024年8月のお気に入られ登録
1

  • 湯湖

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぴよぴよ
ネタバレあとがきを読んでこの作品のきっかけを知り驚く。学生という限られた時期に何かに夢中になれるのは、本当に得がたい経験。年齢や世代、抱える事情も違う定時制高校の生徒の夢中になる姿に、読んでいる私もワクワクした。また、私の中の定時制のイメージも変わった。途中、藤竹先生が「実験」や「被験者」などの言葉を使うけれど、あくまでも観察者に徹し生徒たちの成長を見守っている。熱血過ぎず冷静に接しているからこそ思いが伝わる。研究発表あるあるの「素人質問で恐縮ですが」。長老の斜め上行く素人質問が面白かった。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

ぴよぴよ

暑くて溶けちゃいそうですね🫠7月も皆さんに未読の作家さんや続編などを教えて頂き、楽しく読書ができました。ありがとうございます😊どの作品も楽しく、特に金原さんの2冊はなんだか気持ち良く読めました。今月もよろしくお願いします♡ 2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5542ページ ナイス数:2585ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1391541/summary/monthly/2024/7

暑くて溶けちゃいそうですね🫠7月も皆さんに未読の作家さんや続編などを教えて頂き、楽しく読書ができました。ありがとうございます😊どの作品も楽しく、特に金原さんの2冊はなんだか気持ち良く読めました。今月もよろしくお願いします♡
2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5542ページ ナイス数:2585ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1391541/summary/monthly/2024/7
のっち♬
2024/08/30 12:53

暑さが厳しいですね。読書の楽しみが増えているようで何よりです。金原さんの作品も良かったとのことで、気持ちよく読める本に出会えるのは素敵ですね。こちらこそ、今月残り少ないけどよろしくお願いします。先日はお見舞いのコメント、ありがとうございました。お互いに体調に気をつけて過ごしましょう🎐

ぴよぴよ
2024/08/30 14:15

のっちさん、こんにちは♪お身体回復されてよかったですね。もう8月もあと1日。すぐに涼しくなるとは思えませんが、バテないように気をつけなきゃですね。ノロノロ台風🌀で酷い雨ですが、ゆっくりと読書を楽しみましょ😁

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2024年8月の感想・レビュー一覧
20

ぴよぴよ
ネタバレなんとも不思議。突然文中に空白が現れる。主人公「僕」が安藤竜と出会うまでは戸惑ったけれど、そう言うことかと設定がわかるとどんどん引き込まれた。メタ認知能力者…小説の中の登場人物が読者視点で俯瞰する。中の人の台詞と実際のものとが連動していてページ数までも消えてしまった時は、おぉっ!と驚いた。小説がこの本全体を余す事なく使い切って構成されている。変わった作品で面白かった。
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ぴよぴよ
ネタバレ『家族』ってなんだろう。ずっと問い掛けられているようだった。前半は姿の見えないお父さん。もうどうしようもなく、諸悪の根源であるような扱いだ。後半、あすなが語る騒動の真相とその真意には前半のドタバタ以上に引き込まれた。不器用が過ぎるよ、お父さん。誰もが『家族』という枠に囚われていて時に重かったり苦しかったりするけれど、家族だからこそ捨て切れなかったり、我慢して諦めてしまったりもする。家族一人ひとりが生きやすくなるのであれば、「解散」はアリなんだろうなぁ。
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ぴよぴよ
ネタバレ月に一冊ずつの彰良先生。尚哉が大学1年生を終えようとしている。今回は難波くんの受け取った不幸の手紙。難波くんが優しい。その話からの「図書館のマリエさん」という新たな都市伝説を彰良先生が紐解く。ミステリーのようなマリエさんの暗号。結末は切ない。もちろん図書館の本に書いちゃ駄目だけど、解読していくのはワクワクした。そして再び三人での旅行。またアイツが近づいてきたり、彰良先生の大ピンチに大騒ぎだったけど尚哉は随分柔らかくなってきている。extraは彰良先生と佐々倉の幼い頃の出会いのエピソード。無邪気で可愛い。
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ぴよぴよ
ネタバレ相手の言いたいことも、返しもわかるようになってきた三ツ矢と田所。いいコンビになってきた。急遽買ったおそろの紫ダウンジャケット。二人並んで着ていたらと想像して笑える。バブル崩壊後の離島の出来事と現代の東京の殺人事件が並行して進む。島外から移住した結唯の母由香里の、娘への愛情が歪んでいる。母から娘への「呪縛」。由香里に対しては同情は全くなく、只々怒りだけが湧く。北海道の離島と東京の事件がどう繋がるのか、今回も全く見えてこなくて残りのページが気になった。次は新しい部署での2人が読めるのかな?楽しみ。
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ぴよぴよ
ネタバレ怪異を信じ過ぎる水無月透華。そのため粗末な怪異を受け入れらず穴を見つけてしまうと落胆し、怪異な犯行の証明ではなく犯人を炙り出すことに向けられる。その能力を買われて警察に協力している。またそこに有名な思考実験を絡めてくる。聞いたことはあるかな?という程度にしか知らなかったけれど、一章ずつその実験を解説してくれる。怪異の話と思考実験の二つを踏まえた上での事件解決で、少し難しさも感じた。四話のドッペルゲンガーの事件から五話の透華の過去へと盛り上がる感じがいい。著者紹介欄もクスッとした。
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ぴよぴよ
作品を読むのが楽しみな一穂ミチさんが「読み返すたびに泣いてしまう」と激賞する本の文庫刊行の記事を読んで、どんな本なのかと興味を持つ。五つの短篇集。派手さはなく淡々と落ち着いた感じで、なんとも地味だ。その感じが、読んでいるこれまた地味な私にピッタリとくる。「あめりかむら」の主人公みっちゃんの心情に大いに共感した。どの話も静かに語りかけてくる感じが心地よいけれど、表題作以外は印象に残りにくいかも。文庫本には一穂さんの熱のこもった解説付きとある。解説も読んでみたくなった。
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ぴよぴよ
ネタバレずっとドキドキハラハラだった。幼い頃ハラハラすると親の背中に隠れてた私を思い出すくらいに。末期癌を患った外科医が自暴自棄になり犯罪に手を染めていく。医師として人の「死」に対しては冷静でいられても、迫る自身の短い余命に戸惑う。なぜ今?なぜ自分なのか?答えの出ない問い。まだ32歳と若く、これからという時の絶望。読んでいて苦しかった。病気の進行や症状など医学的な描写も詳細。重犯罪にまで巻き込まれた主人公岬が、心身共に大ピンチの中で「自分の存在理由」を見つける。そこからの岬は強かった。
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ぴよぴよ
2018年刊行本と2019年刊行本から抜粋・改稿、新原稿を加えた本。 前書きなく始まるので、サクサクとページを捲る。名画に付いてるコメントよりも、その下にあるハッシュタグの方に目が行く。最も共感したのは第5章「PTA役員がくじ引きで当たってしまった瞬間」と題された《法悦のマグダラのマリア》。ハッシュタグの方は#こんな時にかぎって当たりくじ#途端に晩ごはんつくる気失せた#私が登校拒否したいわとある。気を失い白目を剥く姿に昨年の自分の姿を思い出した(笑)
mike
2024/08/22 19:07

あ〜あの絶望感でいっぱいの瞬間ね🤣そうそうこんな時に何故か当たりくじなんだな。私は表紙の夫婦の会話もツボ😆

ぴよぴよ
2024/08/22 19:21

mikeさん♪うふふ。もう子どもも大きいから見てると懐かしくて🤣上手いよね🤭

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ぴよぴよ
ネタバレ数学は苦手だけれど、数学に取組む天才たちを読むのは何故か好き。数学に魅せられ、その素晴らしさを共有したいけれど煙たがられて居場所をなくし、唯一自分を受け入れられた環境も次第に変化。自分だけがその変化についていけずに孤独が巣食っていく。寝食を忘れて数学に打ち込む姿、溢れる才能、才能あるもの同士の嫉妬。輝かしい栄光からの暗転が痛々しい。もっと早く、誰かが彼を救えたのでは?と思ってしまう。最後に出てきた数覚ある少年を大事に育てて欲しい。
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ぴよぴよ
ネタバレ夫のリクエスト本。私自身SNSはあまりやらないので、この本の著者坊主さんの大喜利アカウントは知らなかった。この本自体ページ数は多いけど内容は正直あまりないかな。著者は8年間毎日欠かさずお題を出しているそう。面白いなと思ったのは「理系男子が『点P』に乗って通学するなら、文系男子は何に乗って通学しているか」選手権(回答:レ点)と、「ツイッターがエックスに変わったので、『ツイートする』の新しい言い方は?」選手権(回答:Xに代入する)。巻末のお題ベスト1000は結構難しい。
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ぴよぴよ
ネタバレ七編の短篇集。総じて感じたのは血生臭さと残虐さ。でも不思議と読み進むのが苦痛にならないのは、併せて妖艶さも感じるからだろうか。どれも読んだことのない、不思議な物語だった。中でも本の背骨…の二編は「版重ね」での本同士の対決、特に十(とお)の詭弁が面白かったし、嗜虐性のあるピアノ教師が現実とのバランスを取るドッペルイェーガーが興味深かった。そして何と言っても美しい装画に魅せられた。
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ぴよぴよ
ネタバレ読み終わってちょっと淋しくなった。 彼らがおじいになっても瞬間移動するのを読みたかったかも。双子の両親も、小玉の叔父も酷い大人ばかり。唯一岩窟おばさんだけは、頼りになる信頼できる大人。だからこそ、お金借りる時は私までヒヤヒヤした。幼い兄弟が共に困難を乗り越えようと闘っている姿に、中学生になれば…高校生になれば…と成長によって状況が変化することを期待した。そしてできれば二人で、幼少期に苦しんだ分人生を謳歌して欲しかった。淋しさもあるけれど、最後まで変わらぬ二人の兄弟愛を感じた。
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ぴよぴよ
ネタバレ建築家牧名が「シンパシー…」という名称を受け入れられずに悶々と頭の中で考えるのが言葉遊びのようで面白く、出だしは順調。私の頭の中にも検閲者がいて、自分の感覚が時代の流れに合っているのかとか、真意をきちんと伝えられるのかと言葉選びをしながら話している自覚がある。そしてそれが面倒に感じて、どんどん口が重たくなってきている。拓人の若い感性に触れる辺りまではサクサクと読めた。生成AIを「質問したそばからスクロールを促してくるせっかちな文字」との表現も好きだな。芥川賞とか純文学とか、よくわからないながらも読了。
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ぴよぴよ
ネタバレあとがきを読んでこの作品のきっかけを知り驚く。学生という限られた時期に何かに夢中になれるのは、本当に得がたい経験。年齢や世代、抱える事情も違う定時制高校の生徒の夢中になる姿に、読んでいる私もワクワクした。また、私の中の定時制のイメージも変わった。途中、藤竹先生が「実験」や「被験者」などの言葉を使うけれど、あくまでも観察者に徹し生徒たちの成長を見守っている。熱血過ぎず冷静に接しているからこそ思いが伝わる。研究発表あるあるの「素人質問で恐縮ですが」。長老の斜め上行く素人質問が面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
ぴよぴよ
ネタバレ聞いたことはあるけれど、ゲームもアニメも知らない。でも表紙と、ミステリを思わせるタイトルは魅力的。SAOの世界観は我が家のアニヲタに聞こうと思っていた。ゲームの世界に閉じ込められ、ゲーム内の死=現実の死というSAOの世界。そこで起きた殺人事件の手記を何故か手にしていた主人公の「俺」は、幼馴染と一緒に手記にある殺人事件を解き明かす。犯人は誰か?迷宮から、そしてSAOから脱出できるのか?最後の謎解きは混乱しそうになったのでゆっくりと。予備知識がなくても、見取り図などがあってしっかりとミステリを味わえた。
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ぴよぴよ
ネタバレ盤上のアルファに出てきた真剣師、林鋭生の物語。前作の登場人物も結構出てきた。中でも詩人YASUSHIまで!あんな格好で登場するとは…不覚にもちょっとテンションが上がってしまった。今作は亡き母の手紙を林に渡すために、縁者を訪ねながら探す明日香が主人公。明日香のいろんなおっちゃんたちへのツッコミや、鋭生に聞きそびれた大切なことがそんなこと?だったりで、なかなかいいキャラだった。そして私、表紙の絵から林は服役していたと思い込んでしまい、いつ捕まるのかと思いながら読んでいた。
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ぴよぴよ
ネタバレ海の生物クラゲを空から降らそうと雨乞いならぬ「クラゲ乞い」を真剣にする小崎と、その姿に少し引きながらも気に掛ける亨。二人は図書委員の先輩後輩。同級生や幼馴染、上級生も加わってなんとか降らそうと知恵を絞り結束していく。矢延先輩のPOPはいい!サクッとつられてしまった。母との会話から思い出が蘇り、父への誤解が解ける場面がとても沁みた。心動かされる言葉はちゃんと父が紡いでくれていた。遠回りになったけど、亨に届いてよかった。父のように多くの人の手に届かなくても、手に取った人の心を動かす作家になるといいな。
が「ナイス!」と言っています。
ぴよぴよ
ネタバレ4月に「鈍色幻視行」を下船してから、ようやく作中作を手に。私も、やはりこちらから先にとお勧めするだろう。その内容は山奥の「墜月荘」で暮らすビイちゃんから見た大人たち。場所柄からか、訪れる様々な大人たちとそこに持ち込まれる事件。そしてビイちゃんにしか見えない、不思議な目。所々奇怪な描写にゾッとした。終盤少しずつビイちゃんが巻き込まれている事態が見えてくる。切り札とされたビイちゃんは何者なのか?その正体には驚いた。この二冊を一つにすることは無理だったのかなと思ったけれど、鈍色の厚みを思い出し無理か…と。
が「ナイス!」と言っています。
ぴよぴよ
ネタバレもう夢中になっちゃった!前作から三年経ち葛城たちは大学生に。ここで懐かしい人も出てくる。その人に招かれ荒土館へ向かう三人。道中、地震による土砂崩れで館側に居た田代&三谷と葛城は別れてしまう。それぞれの場所で同日、同時刻に何が起こったのか。そして二つの事件がどう結び付いていくのか。葛城が「名探偵」と名乗るのは、やはりちょっと笑ってしまう。紅蓮館からの流れで、吹っ切れた二人が見れて嬉しかった。今回、田代自ら探偵役をすることで探偵が抱える重圧を理解し成長できたんじゃないかな。次は風(台風かな?)と春。楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
ぴよぴよ
ネタバレ続編も素敵な世界観だった。前作の終わり方から一香とはすぐ元通りになるとは思ってはいなかったけれど。周囲の人々が少しもどかしさを感じる一香と朔。でもそれは二人にとっては程よい距離感なのかもしれない。それにしても始まりがあまりにも唐突な満のスカウトで、これも何かあるのだろうと予想する。怒りを自制できない満は、朔の作る香りで自分を律することができると思い始める。満の過去を象徴する「赤」。その記憶が香りによって呼び起こされた時、執着が赦しに変わる。今度は朔側から見た二人との日々も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/26(670日経過)
記録初日
2022/11/25(732日経過)
読んだ本
698冊(1日平均0.95冊)
読んだページ
213322ページ(1日平均291ページ)
感想・レビュー
468件(投稿率67.0%)
本棚
11棚
自己紹介

読メひよっこのぴよぴよです。
アイコンは娘が授業中(⁉)にカイロに描いた「ペリー」。歴史上の人物を描いていたようで、その中のお気に入りです。(家康と迷いました)

昔から読書はしていましたが、暇さえあれば読むようになったのはここ数年。
主に図書館を利用しています。
読んだ本で心に響いたものを購入し、手元に置いています。

コミカルなもの、ほっこりするものを好んで読みます。
恋愛小説、難しいノンフィクション、時代小説、ホラーなどは苦手です。
漫画も読みます。

周りの人にはあまり読書習慣がなくて、本の話をしたいと思って始めました。子どもたちにはウザいと思われないよう気を付けながら、本をすすめています。そんなことを時々つぶやきます。初めて間もないひよっこですが、そっとお気に入り登録させて頂いています。
読メのレビューを参考にいろんな作家さんの作品にチャレンジしていきたいです。

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