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2024年5月の読書メーターまとめ

でっこいみちゃぴん
読んだ本
13
読んだページ
5173ページ
感想・レビュー
13
ナイス
842ナイス

2024年5月に読んだ本
13

2024年5月のお気に入り登録
4

  • なお
  • イプシロン
  • yukaring
  • mae.dat

2024年5月のお気に入られ登録
4

  • なお
  • イプシロン
  • mae.dat
  • 碓氷優佳💓

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

でっこいみちゃぴん
ネタバレ面白かったけれど好きではない笑。主人公は平凡な家庭を持つ中年男性。たまたま息子の部屋で犯罪の物証を見つける。息子は連続誘拐殺人に関わっているのか、調べるほどに息子を信じられなくなり苦悩する。 息子の関与を調べるところが一番面白かった。後半はおじさんの異常な想像力が発揮され、色々なバッドエンドのシナリオを楽しめたが、もうお腹いっぱいだよ…。最後はウタショーというより重松清感あった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

でっこいみちゃぴん

最近は家購入に向けて忙しく、なかなか読書ができません。良い物件を見つけたので、たぶん明日契約しちゃう🤩おそらく一生に一度の買い物!

ミーナ
2024/05/19 15:42

うちは戸建てよ

でっこいみちゃぴん
2024/05/19 18:51

戸建てか!笑

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
13

でっこいみちゃぴん
ヤスミンの遊び心が詰まった短編集。バカミスやブラック多め。キャラのネーミングセンスが何を憚ることなくふざけてて好き。こういうの読むと、作品というより著者のファンになっちゃうなぁ。 私はキャラ読みするタイプではなく、シリーズ物の「お馴染みのあのキャラが活躍!」みたいなの割と苦手(何故か虫唾が走る。たぶん私の性格の悪さがいかん)なのだが、ヤスミン作品に限っては別だ。シリーズというわけではないが同一キャラが作品を跨いで出てくるとテンション上がる。
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でっこいみちゃぴん
表題作は何とも言えぬ逸品…。誰も自分の手から食べ物を食べてくれない亜沙が、割り箸に生まれ変わり他者の口に食べ物を運んだときの歓びには、胸が打ち震えた。自分が子どもを持ったときの感動を思い出した。一種の赦しと言えるような。割り箸に転生という形をとってあの感情を表現するのが非凡だ🙄 日記にビーフシチューをかけて捨てる今村夏子さん好き…。 今村さんの本は「とんこつQ&A」以外は既読、この本は他作と明確に違っていて実験的だなぁと思った。
が「ナイス!」と言っています。
でっこいみちゃぴん
2人殺すと天使によって地獄に落とされるという世界。 この特殊設定がバキバキに活きていて、善が斃され悪が裁かれないというこの世の不条理が、浮き彫りにされている。 最後も天使の存在は謎のまま、不条理は不条理のままなのだが、それでも主人公たちは自身と世界の傷を受け入れた上で、人を信じて前進する。ダークと爽やかの同居が斜線堂さんぽい。 ハウダニット(殺害方法)は推理可能だが、ホワイダニット(動機)は伏線が無くて推理は無理な気がする。ハウだけ分かっても明確に犯人を絞り込めないので、そこは推理小説として少し不満かな。
でっこいみちゃぴん
2024/05/28 00:18

ミステリでもあるし、内面の傷と恢復の物語でもある。微力でも悪に抗って正義を守ろうとすることの尊さ、みたいなのが最後に残る。

でっこいみちゃぴん
2024/05/28 00:21

柄になく真面目爽やかレビューになった。すごいぜ斜線堂さん。まぁ私はバイキンマンや無惨様やDIO様を応援する性分だけどね。

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でっこいみちゃぴん
ヤスミン節のエッヂが効きまくってるな。深く意味を考えずに為している言動や、曖昧にしてる物事(私たちの生活はほとんどそれで成り立ってて、そうじゃなきゃ生活を進められないのだけど)を、因数分解するように、不要なものを剥がして剥がして、グロテスクな裸に剥いてゴロンと転がす。 最後の話は特に。この世界は本当に有るのか?と考えたことは大抵の人はあるよね。(世界は5秒前に出来た説、宇宙人のシミュレーション説、水槽の脳が見ている夢説等が有名か。)こういう自我が崩壊しそうな話は大好きである。
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でっこいみちゃぴん
サイコーのタイムトラベルSF!BTTF並みに強いぞ…。作中と同じ5月に読んだのでなお良かった。 喜怒哀楽、過去と未来の表裏一体が詰まっていてとても楽しめた。70年近く前の作品で、古き良き近未来感がとにかく良い。バカと天才は紙一重と言うべき主人公も良い。賢くて強気な猫には降参。 若い頃のトムハンクス連れてきて映画化してほしい。
でっこいみちゃぴん
2024/05/25 10:09

ともこさん ありがとうございます!読みながら、若い頃のトムハンクスで脳内上映してました。ハマり役でしょー笑

でっこいみちゃぴん
2024/05/25 10:14

カオルーンさん これはナイスプレゼント👍年齢問わず楽しめると思います!私は読みながら、映画バックトゥザフューチャーを初めて観たときみたいなワクワクを感じました。

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でっこいみちゃぴん
犯人当て・動機当ての短編が7つ。凸凹コンビの刑事がキャラが立っているし、読みやすくまとまっている。安定感があるというか。 ただそれだけに、特に印象に残るものが無く、2時間ドラマを何となく眺めるように読み終わってしまった。帯に書いてあるような「7回仰天」「胸を打つ」は無いかな。動機には人間ドラマを感じるが、頁数が少ない&刑事の憶測で犯人の心情が語られるので、そこまで胸に迫るものは無かった。
でっこいみちゃぴん
2024/05/21 00:03

題名と、凸凹コンビの刑事って情報から、勝手に映画のSE7ENっぽさを期待したけど、全然狂気的ではない。そもそもこちらの小説は1980年に刊行されたらしい。

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でっこいみちゃぴん
ネタバレヒロインの人物造形が気色悪すぎて、本気で「作者は童貞だろうか」と思いながら読んだ。あざとい女が嘘で男をボコボコにする話は大好きなので、ネタバラシ場面は楽しかった。エピローグで涙など見せずに徹底的にあざとければなお好き。 最終話に至るまでは正直全然面白くなくて、何なら霊媒女の存在なくても解決できる謎だよなと思っていたが、計算ずくだったのね。謎を見抜いたらそれ以上の秘密は無いと思ってしまう心理、ズバリでした。 驚いたし、賞総なめも納得の作品だが、続編読むかは分からない。何せ全然面白味のない伏線部分が長かった。
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でっこいみちゃぴん
数年ぶりに。やはり傑作だ〜再読でも抜群に面白い!西村京太郎=時刻表おじさんと思っている人にこそ読んでほしい。飛ぶぞ。 前書きで、双生児であることがメイントリックだと明かされている。おまけにクリスティの『そして誰もいなくなった』への挑戦だと。そこまで明かして大丈夫?と思うのは最初だけ。読者はそのアドバンテージが与えられてこそ、この作品を本当に楽しめるのだ。
かぷち
2024/05/09 23:57

西村京太郎=時刻表おじさんだと思ってた人、私です笑。ぶっ飛びますね🛬

でっこいみちゃぴん
2024/05/10 00:27

時刻表無しでこのクオリティはやばいですよね。

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でっこいみちゃぴん
挿絵や歌詞や写真がいくつも挿入される趣向が面白い。伝説の歌手ROMMYが実在したみたいだ。 殺人が起き、そこから探偵登場…とはならず、関係者たちの個人的な過去の回想が続く。これ何読まされてるの?と腑に落ちない気分で読んだが、ROMMYとキーパーソンの関係性をミスリードさせられていたことに、ラストで気付く。ROMMYの覚悟は美しい。 これが書かれてから約30年の間に、(この作品で問題提起されていることに限っては)良い方向に変わったのだと思う。
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でっこいみちゃぴん
記憶を消してしまう霧が漂う世界を老夫婦がゆくRPG風の話。おとぎ話の体裁をとって伝えたい真髄は何だろうと考えながら読んだ。正直面白いと思う場面が少なくて、普通の本の10倍くらい読了に時間がかかった😅 忘れることは、幸せなのか不幸なのか。記憶を消されたとしても感情は消えない。歴史を知らないにも関わらず他民族に嫌悪感を抱く日本人にも言えると思う。平和がいかに実現困難か。 「霧にいろいろと奪われなかったら、わたしたちの愛は年月をかけてこれほど強くなれていただろうか。霧のおかげで傷が癒えたのかもしれない」
でっこいみちゃぴん
2024/05/06 21:20

ラスト、アクセルはベアトリスを許せなかったのだと思ったけど、どうなんでしょう?霧がかかっていたときは、オーバーなほどベアトリスを庇護して愛していたから。その対比なのかなと。おとぎ話だけど、全体的にハッピーではないしね。

が「ナイス!」と言っています。
でっこいみちゃぴん
ネタバレ面白かったけれど好きではない笑。主人公は平凡な家庭を持つ中年男性。たまたま息子の部屋で犯罪の物証を見つける。息子は連続誘拐殺人に関わっているのか、調べるほどに息子を信じられなくなり苦悩する。 息子の関与を調べるところが一番面白かった。後半はおじさんの異常な想像力が発揮され、色々なバッドエンドのシナリオを楽しめたが、もうお腹いっぱいだよ…。最後はウタショーというより重松清感あった。
が「ナイス!」と言っています。
でっこいみちゃぴん
帯に「石持浅海作品、最初に読むならコレ」と書いてあった為選んだ作品。倒叙もの&犯人目線。私は悪人に肩入れするのでしつこい名探偵にキーッとなった。 名探偵が超絶ロジカルに真相に辿り着くのは見事。落とし前の付け方だけは歪んでいる(笑)。 解説でも書かれているが、そんな動機おかしいだろって論争はあるようだ。私も割と最近までは、ミステリの動機が納得できるものかどうかに拘っていたが、現実の事件もおかしな動機やこちら側が知り得ない動機というものが沢山あるので、動機なんてどうでも良いかぁと思うようになった。
でっこいみちゃぴん
2024/05/04 03:31

19年前の作品。現代のハラスメント警察が見たら即ツイート&炎上しそうなノリの会話、ちょっとしつこい。女性の造形にも時代を感じた。本筋とは関係ないところだが。

大粒まろん
2024/05/04 08:28

安心してくださいww

が「ナイス!」と言っています。
でっこいみちゃぴん
最初から最後(あとがき含)まで傑作だと思う。 5歳のヒロ君は、大災害を機に、父が生き残った世界と母が生き残った世界を行き来する。そこにヒロ君と同じ能力を持った悪人が現れ、二つの世界で親子は悪人と対決するという話。 今息子が5歳なので非常に感情移入。災害の場面は辛かったが、東日本ではこれが全くフィクションじゃなかったのだ、忘れてはいけないのだと胸に迫る描写。 悪人との攻防は、ヤスミン流パラレルワールドの概念が面白い!決着シーンは少しやり過ぎかなぁと思うが。
でっこいみちゃぴん
2024/05/01 16:11

フィクションの持つ力を感じる作品でした。パラレルワールドでは大事な人は生きている。ヒロ君のおかげで力を合わせることもできる。そして優しいあとがき。この作品に救われた人も多いのではないかなぁ

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/04/26(421日経過)
記録初日
2023/04/09(438日経過)
読んだ本
478冊(1日平均1.09冊)
読んだページ
157183ページ(1日平均358ページ)
感想・レビュー
313件(投稿率65.5%)
本棚
13棚
性別
現住所
福岡県
自己紹介

20代までは純文学ばかり読んでいたけど、
最近はミステリー・SF・社会派小説が好きです。

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