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2024年10月の読書メーターまとめ

凛
読んだ本
63
読んだページ
13834ページ
感想・レビュー
51
ナイス
1258ナイス

2024年10月に読んだ本
63

2024年10月のお気に入り登録
8

  • 木梨子(きりこ)
  • 昭和っ子
  • yutaka
  • ぱんだぼーい
  • ラッシュ
  • ぷりりん@低浮上 #君が笑う再会の夜空へ。
  • はたの
  • 佐島楓

2024年10月のお気に入られ登録
9

  • 木梨子(きりこ)
  • 昭和っ子
  • yutaka
  • ぱんだぼーい
  • ラッシュ
  • ぷりりん@低浮上 #君が笑う再会の夜空へ。
  • はたの
  • 佐島楓
  • sagume

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

凛
いまだに映画は観ないままで、原作を久しぶりに再読。他人と深く関わることを避けていた主人公が、膵臓の病で余命僅かな桜良と出逢い交流を持ち変わっていく話。桜良は余命を全うするのだろうと思っていた矢先の突然の悲劇のオチがとても印象的で呆然とする。けれどある意味、人の命の終わりは唐突にやってくるものなのだと思ったし、自分だって明日はわからないからこそ、適当に生きてはいけないなと感じる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

凛

宮沢賢治の童話村に行ってきました😌 ライトアップもとても綺麗で、改めて彼の作品を読んでいる最中です。童話村に行く前と後では作品の捉え方も変わってくると思うので今から楽しみです♪

宮沢賢治の童話村に行ってきました😌
ライトアップもとても綺麗で、改めて彼の作品を読んでいる最中です。童話村に行く前と後では作品の捉え方も変わってくると思うので今から楽しみです♪
愛
2024/09/22 21:02

素敵ですね✨

凛
2024/09/22 22:10

愛さんこんばんは(*´ー`*)とても綺麗で、宮沢賢治の作品の魅力が更にわかる経験ができました!

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
51

凛
ネタバレ結婚、セフレ、パパ活、一途な恋愛など最初、それぞれ別の女性の話なのかと読み進めたら、まさかの全て1人の女性小夜についての話だったことに驚きを隠せなかった。普通に騙されたし、でも同時に人はある一面だけでは語れず、多面性のある生き物だよなと妙に納得し、もう一度小夜という人を再読して理解したくなるくらい面白かったです。ただ、彼女と結婚する男性目線だとモヤモヤした誤読感になりました。それにしても、松井玲奈さんがこんな面白い作品を書ける方だとは知らず、今後の作品にも期待したいです。
が「ナイス!」と言っています。
凛
どのお話も、あれ、ここで終わりなんだ…、この後登場人物はどうなるんだろう、みたいなふんわりした終わり方の話が24篇収録されている。夜静かな部屋で眠る前にぼんやり何か読みたいな…と思った時に最適な作品だと思います。後書きにあるようにこの星で生きるには、『太陽とパン』が必要ですが、『月とコーヒー』がないと味気なく、日常を生きていくために必要なもの、を改めて考えさせてくれた。ジョーカーのサンドウィッチ/鳴らないオルゴール/つづきはまた明日のお話が特に良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
凛
不思議の国のアリスの続編であり、トランプの世界から今度はチェスの世界へ。相変わらず読解力を問われる作品ですが個人的には不思議の国のアリスより今作の方が読みやすかった。前作同様に濃いキャラクターばかりで、オンリーワンな世界観だなあと実感する。
が「ナイス!」と言っています。
凛
読書メーターの献本に応募して巡ってきた一冊。崩壊事故で目の前で恋人を失った光は、恋人を助けなかった医療従事者らしき男性2人を探すことから始まる物語。光が男たちを探すように男性の1人も光を探し、2人の視点から徐々にお互いや周囲の人間の本性が浮き彫りになっていき、個人的にはレモンと殺人鬼よりもはるかに面白い作品だと感じました。光のサイコパスさもさることながら、登場人物の大半がクズで、皆バタバタ死んでいく様子は泥沼というより最早地獄絵図。次の獲物を光が見つけたかのようなラストも恐怖すぎました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
実際本書に書かれている事ができたら、少し楽に生きれるかもしれないなと思わせてくれる。歳を重ねると自分でも予想外に頭がかたくなり、思考も偏ってしまいがちになるので戒めの為に読みました。以下メモ。 みんな正しいと考える。/相手も自分も否定しない。/予想外を楽しむ。/自分も相手も気が変わるを許す。/努力より工夫をする。/相手の行動を善意だと解釈する。/いろんな人がいると楽しむ。/執着しない。/初めてでドキドキするイベントを入れるようにする。 どれか一つでも実践したい。
が「ナイス!」と言っています。
凛
村上春樹さんのエッセイ。タイトルにどきっとしたものの安心してください。父親と棄てた猫(すぐ戻ってきて飼うようになった)の記憶から始まり、村上さんの実父との思い出や歴史(戦時中の経験)について綴られたエッセイです。大半は父親の戦争体験のエピソードで、もし自分の父親が戦争を経験し生還した後も、その心に癒えない傷を負っていたとしても、かけられる言葉が見つからないとそう思う。 今、世界情勢は不安定で争いは起きており、いつ自分達が戦争に巻き込まれるのか、少し怖い気持ちになった。
が「ナイス!」と言っています。
凛
映画が10月に公開されるということで、原作を。愛媛県松山市の高校を舞台に、主人公悦子を中心にボート部の活動にうちこむ女子達の青春物語。あまり文章が自分には合わなかったからか、そこまで感動もなかったです。映画を観た方が情景もわかりやすくいいのかもなあと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
『天皇の料理番』で注目された宮内庁大膳課主厨長。その4代目主厨長の方のレシピ本で、宮内庁大膳課の仕事内容、一流の方の料理への意識も知れてとても勉強になったレシピ本でした。今、時短が主流で素材を大切にする、食べる人の気持ちを思いやるなどの意識は家庭では二の次になりがちですが、せめて時間に余裕があるときだけでも、意識したい。紹介された料理と水飴を使用した万能だれ、早速作ってみたいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
凛
初読みの作家さん。代表作『渇水』は映画化もされた作品。水道料金を滞納する世帯に対し停水執行を行う水道局職員の岩切が、ある家庭の停水を巡り葛藤する話で、貧困や格差などの社会問題について個人的に深く考えさせられました。ライフラインともいえる水を停めることで逆恨みや罵声を浴びせられるだけでなく、その止めた世帯の住人が死んでしまう事だってありその現実も込みの仕事、とても辛い仕事だなと思った。『水と空気と光はただでいいんだ』この言葉が、読み終えた後だととても意味のある言葉だとわかる。
が「ナイス!」と言っています。
凛
『死神の矢』『蝙蝠と蛞蝓』が収録される本作。『死神の矢』は、金田一耕助と関わりのあった考古学者の古館、その娘の早苗の婿選びとして三人の男性の間で弓勢比べが行われ、その婿候補達が次々と殺害されていく。被害者三人皆同じようなクズさで、むしろ事件を起こした犯人に同情してしまうような物語だった。『蝙蝠と蛞蝓』は、短編ながら今までとは異なり金田一耕助の住む部屋の隣に住む学生の視点から描かれたユニークな作品でした。事件の起承転結もしっかりしており、面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
凛
短いながら、人間関係の構築に必要なことが簡潔に書かれていて良かった。 『人間は、自分がされたことと同じことを相手にもする』当たり前のことのようで実際私も含め意識できていない事だなと気づきを得ることができました。そして皆、自分を大切に扱って欲しいと根底で願っている。だからこそ、自分が大切にされたいより先に相手を尊重し接することができたら、きっと相手の良好な関係構築ができること、肝に銘じたいです。
が「ナイス!」と言っています。
凛
筆者の考える男性からも女性からも魅力的だと思われる女性になる方法が紹介されている。この方の別の本も読んだけど、とにかく読書する女性が良いみたいに述べている。 笑わせるより笑おう。/理由より作成を考える。/面倒くさがらない。/きちんとたたむ。/タダは品位を下げる。/時間に遅れない。時間になったらすぐ帰る/写真を撮って安心しない。など、…確かにこんな事を当たり前にできる女性がいたら魅力的だなあ。見習わないと。
が「ナイス!」と言っています。
凛
名作小説を楽しく読む方法について書かれている。作者さんが本当に本が好きなことが文章から伝わってきて、ああこういう人と読書について話してみたいなとそう思える。『カラマーゾフの兄弟』『雪国』など名作小説を実は苦手意識があり、読みたいとおもいつつ挑戦できていなかった私ですが、そうか、名作小説を読むにもコツとかポイントがあるのだなあと理解できたら途端名作小説を読みたくなってきた。あと今後は翻訳の読みやすさも意識して作品を選びたいと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
通勤時間や、お昼休憩をはじめ隙間時間には、スマホでSNSや動画を観る人が圧倒的に多いと思う。筆者はその時間は貴重な読書時間であり、読書をする人しない人で差がつき、読書の大切さを述べている。改めて文で説明されると、読書で得られるメリットが多く、同時に積読も肯定されており、積読気味な私は何処かホッとしました…。もっと自分のために読書したいなと改めて思えました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
定期的に金田一耕助シリーズを読みたくなる。今回は三浦半島巡りを楽しんでいたところ、嵐に逢い竜神館という屋敷に金田一耕助が逃げ込んだ矢先に事件が起きる。竜神館と海神館、シャム双生児と莫大な遺産を巡る事件と盛りだくさんの内容だが、終わり方がやはりいただけないなあと思う。子供向けの作品らしいが、双子の結末も去ることながら、実子より自分に忠実な部下を優先する親が酷くえげつないな…とぞっとした。
が「ナイス!」と言っています。
凛
最近小川糸さんのエッセイを読む機会が多いです。今回は愛犬ゆりねちゃんの話と料理に加え、ラトビアの話が印象的だった。ゆりねちゃんとのエピソードはどれもほっこりして、今は亡き愛犬との温かい日々が思い出された。糸さんのエッセイを読む度に、もっと四季を五感で丁寧に感じて、旬の食材や季節のイベントも大事にできる大人の女性になりたいなあと憧れます。
が「ナイス!」と言っています。
凛
『ひとり時間』の過ごし方は、タイトルの女性だけでなく、男性も含め自分を磨く時間になるのではないかなと思う。実際私の周りにも、1人で過ごすのが苦手で、とりあえず誰かとの予定を埋めたいという人はいた。けれど、本著にあるように、2人以上でご機嫌になれるのは当たり前で、1人でご機嫌になれる人は男女問わず魅力的だなと私も思います。私ももっと、1人で美味しく食べる、1人でいる時もおオシャレする1人時間を更に心から楽しみたいなと思います。
が「ナイス!」と言っています。
凛
ジブリアニメで哲学する…?一体どんなふうに…と気になり手に取る。確かに個人的にもディズニー映画と比べて、ジブリ作品は多角的な面から考察ポイントも多いなと感じているが、内容としては弱い印象を受けました。『紅の豚』『崖の上のポニョ』の項目において恋についての記述もありましたが、それぞれ『恋とはその人の馬鹿になること』『初恋とは全てを美化する純粋さ』など、割と当たり前のことが書かれているように思いました。でも久しぶりにジブリ映画を観たくなりました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
久しぶりのヨシタケシンスケさん。子供向けの本でも、大人でもハッとさせられる内容が多く、こんなふうに他人の感性に触れることができるのは面白い。『甘やかして甘やかして、いつかこのこに食べられる』がすごく自分に響いたというか、身内や世間を甘やかすと必ず自分の首をしめることに繋がるので自分の戒めにしたい。そして、『どうでも良すぎて言わないこと、大事すぎて言えないことがこの世にはたくさんある』も納得でこのエッセイは、大人にもぜひ読んでもらいたいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
凛
Audibleにて。何気なくキャッチーなタイトルにひかれて聴いてみたが、とても面白く、何より頑張ってもどうにもならない自分の駄目な部分や行動なども、タイトル通り生物である以上に仕方ないのか!と思えるようになります。 勿論全てが仕方ないでは済まない内容ですが、頑張りすぎてしまう人にとっては良いガス抜きになり、諦めるからこそ見える物があるのではないかなあ。私も聴き終えて、人前で話すことが苦手でも、後悔してしまうことがあることも、前向きに仕方ないかと思えるようになりました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
今話題のモキュメンタリーホラーを読了。変な家に続き今こういう作品がブームだなと実感します。お昼に読んだから良かったものの、これ、夜静かな部屋で読んだら確実に恐怖で眠る時怖い夢みてしまいそうになる内容だと思います…。ストーリーのオチに関しては尻すぼみ感は拭えず残念な印象もありますが、読者として世界観に引き込まれページを捲る手が止まらず気づけば呪いと深く縁を結んでしまっていました。読み終えた後、巻末の取材資料をみて更に不気味で、久しぶりに怖…っ!となる読書体験ができてよかったです。
が「ナイス!」と言っています。
凛
ミリさんの感覚、すごく共感できるポイントが多く、感性が似ているなあとエッセイを読むたびに思い、今回もするすると読め本当に読みやすかったです。『感謝しろ感謝しろ』と恩着せがましい人が社会に出ると意外といること、『先生ならしっかりしているはず』という思い込みより自分の直感を信じる。など、本当にその通りだなあと自分も大人になり痛感する。紹介されていた『週末、森で』が気になったので、今度読んでみたいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
凛
食堂かたつむりでデビューを果たし、執筆やサイン会などで忙しい生活を送っていた頃の日記エッセイ。内容は、予想より宣伝やそれにまつわる関連が多かった印象です。バードウォッチングに興味があったり、お茶やヨガなど、糸さんの生活は、丁寧でありながら新しい刺激も積極的に受け入れており、こんなふうな暮らし憧れるなあ。そして、忙しい糸さんに代わりぺんぎんさんが料理を作ったエピソードもほっこり。なんだか素敵。
が「ナイス!」と言っています。
凛
ココシャネルはこの本を読むまでは漠然と煌びやかな女性かと思っていた。けれど、孤児院の出自であり最悪の恋人の事故死など、過酷な人生を歩んでおりとにかく仕事第一のストイックな女性だと知った。『香水で仕上げをしない女性に未来はない』『醜さは許せるけれどだらしなさは絶対許さない』『ミニスカートなんて大嫌い』などどの言葉からも彼女の凛とした強さが窺える。だからこそ、そんな彼女の最期がホテルでその従業員が看取った事実に驚き、『こんなふうにして人は死ぬのよ』と遺した言葉がとても印象的に記憶に刻まれた。
が「ナイス!」と言っています。
凛
『ローマの休日』のオードリーはとにかく美しく、女性の私でもとても魅力的に感じた。だからこそ本著読了後、オードリーの悲しい過去やコンプレックスをずっと抱えて生きていたこと、何より家庭や愛を一番に求めていた事を知り、だからこそ彼女の遺した愛にまつわる言葉達にはとても深みがあると感じた。以下メモ。『自分を客観的に見なくてはなりません。ひとつの道具のように分析するのです。』『愛は行動なのよ。言葉だけではだめなの』『愛する力は筋肉と同じで鍛えなくては衰えていってしまうのです。』
が「ナイス!」と言っています。
凛
私が有川浩さんの作品で一番最初に読んだ本が、『植物図鑑』であり再読ですが、何度読んでも良い恋愛小説だなと痛感します。料理が得意且つ家事能力が高く一途で紳士なイケメン樹を拾い共同生活を送ることになった、さやか。共に野草の採集をして料理をしたり次第に近づく二人の関係が甘酸っぱく且つ爽やかで、この作品からしか得られない恋愛成分がある。また、普段道端に咲く野草や花も、この作品を読んだあとでは、名前があり、料理をして食べることもできるんだなと見方が変わる。まさに図鑑を読んだあとのような充実感。また再読したいです。
が「ナイス!」と言っています。
凛
Audibleにて。今放送中のドラマでアラフィフの幼馴染の女性二人の時々ギスギス、大半ほのぼのの友情エッセイ。ノエチとナツコのようなお互い明け透けで、喧嘩をしても関係が途切れない、そんな友情関係を維持できるのは本当にすごいことだなと、大人になると身に沁みてわかる。二人の掛け合いが面白く、何度もクスリと笑ってしまう。二人なら喧嘩をしても、この先も大丈夫!そんな安定感ある二人でした。
が「ナイス!」と言っています。
凛
久しぶりの有川浩さん。ある一冊の本の感想の書かれたブログの管理人にメールを送ったことで始まる男女の恋愛小説。やはり有川浩さんの作品に間違いはないなと感じた。一通のメールから始まる関係は、ドラマチックなのに、実際に会うと、障害を抜きにしてもめんどくさい性格なひとみと、ストレートすぎる関西弁の伸行の衝突は絶えずお互い噛み合わない部分が丁寧に描写されており、終始ハラハラする。でも衝突しても互いを理解する事を諦めない彼等から私は人として大事な事を学んだ気がする。彼等が今後もうまくいきますように!
が「ナイス!」と言っています。
凛
旅行は、その人の人柄が出る場面だと思う。緻密な計画をたてたい人、大雑把に決める人。この作品は、後者側の、下調べをせず、宿も予約せず、行き先はSNSのアンケートで決め旅をする漫画。やっぱり旅行はいいなと改めて思わせてくれる。緻密に計画をたててそれが上手くいかないと苛立つのは勿体無いから、私もあまり色々決めたくない派なので、共感しながら楽しく読んだ。来年にはアニメ化もするそうなので、アニメも観てみたい。
が「ナイス!」と言っています。
凛
仕事も人間関係も上手くいかず自殺場所を求めて、山奥の民宿にたどり着いた千鶴。睡眠薬を飲むも死にきれず、民宿の田村さんやおおらかな村人、大自然に癒され再生する話。田村さんのような大雑把な、でも忖度も裏表もない優しさ、とても良いなあと思います。そして、千鶴が癒されながらも、此処に自分の居場所がない事に気づいた時、私まで切ない気持ちになりました。先のわからない未来へ勇気を出し一歩進んだ千鶴の未来が明るいことを願って。今、踏ん張っている人にこそ読んでほしい一冊です。
が「ナイス!」と言っています。
凛
大食いが原因で彼氏に振られたOLの菜乃は、ある日イケメンエリート上司の草壁が営むレストランで料理を振る舞われたことで交流が始まる話。タイトルに惹かれ読みましたが、料理がどれも美味しそうで、距離が縮まりながらも、明確にはくっつかなかった菜乃と草壁の関係がよく今後が気になりますね!それにしても元彼がクズすぎて、すごくイライラしました笑
が「ナイス!」と言っています。
凛
今本屋でよく見かけるからどんな内容なんだろうと好奇心から手にとる。140字の恋愛短編集…というよりは何処か詩集に近い雰囲気だった。恋愛の良い面悪い面も含め自分が10代の時とかだったら、感動したり共感したりしたのだろうなと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
凛
表紙の雰囲気も含めてとても好き。 やはり銀色夏生さんの言葉はいつも何かの気づきを与えてくれる。タイトルにもなっている詩が一番好き。何かがだんだんあいまいに死んでいくようなつきあいよりすみわたる夜空のような孤独を。何度も何度もこの洗練された清々しくも綺麗な言葉を反芻し自分の中に落とし込む。作者さんは、この詩を、どんな状態の時に強く感じたのかを想像してみる。
が「ナイス!」と言っています。
凛
いまだに映画は観ないままで、原作を久しぶりに再読。他人と深く関わることを避けていた主人公が、膵臓の病で余命僅かな桜良と出逢い交流を持ち変わっていく話。桜良は余命を全うするのだろうと思っていた矢先の突然の悲劇のオチがとても印象的で呆然とする。けれどある意味、人の命の終わりは唐突にやってくるものなのだと思ったし、自分だって明日はわからないからこそ、適当に生きてはいけないなと感じる。
が「ナイス!」と言っています。
凛
初読み漫画家さんのエッセイ。仕事で発生するストレスの受け流し方について、あらゆる角度から切り込んでおり、大笑いなどはないが、文章の言い回しなどが独特で面白かったです。私自身職場でトラブルこそないものの、飲み会や社員旅行などのイベントがとにかく苦痛で、今後この本の考え方にある嫌な飲み会などは、『葬式』だと思えば諦めがつくくらいの面持ちでいたいと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
こうぺんちゃんと共に世界の有名な絵画を鑑賞をする本。モネやゴッホなどの有名画以外にも、私の好きな東山魁夷の『緑響く』も含め日本画の紹介も多く、普段絵画に親しみのない人の導入としてとても良本だと感じた。今回知った『パルナッソス山へ』『ぶらんこ』『狗子図』などが個人的にとても良い絵として心に残った。そして、後書きにあったように、名画は誰かが『これを次の世代へ残したい』と大切にしてくれたからこそ今に伝えられ、残そうと思った人と私がこの絵を見て感じた感覚が重なる瞬間があったかもしれないと思うととても感慨深い。
が「ナイス!」と言っています。
凛
映画はもう何度も観たのですが、小説版は初めて読みました。圧倒的な映像美だった映画に対して小説の文章は、読みやすくあっさり目ですが、滝と三葉の入れ替わりの描写やその時の心情が詳しく描かれており脳内で映像を再生しながらやはり、良い作品だなと改めて思う。微かに残った記憶と想いを依るべにお互いを探し求める気持ちを、ここまで表現した純愛作品を私は、他に知らない。またもう一度映画観たいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
凛
Audibleにて。小川さんの優しいエッセイを寝る前に聴くと優しい気持ちになれる。日記エッセイですが、愛犬ゆりねちゃんへの愛に溢れていて、それに加えてベルリンでの生活、キッチンの料理事情なども知れた本作。小川糸さんの、『時間にも空間にも人にも余白を持つ』考えがとても素敵で、優しい余白を持つ彼女はとても素敵で、私も誰かと競い闘う人生ではなく、誰かと協調する生き方を目指したい。あと、ゆりねのニョッキ、かぼちゃプリンなど小川さんの作る料理、一度食べてみたいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
凛
こういう本を読むと、あ、…今の自分の会話三流の返しになってしまった…とか、会話に変に肩の力が入りすぎてしまうのであくまで構えすぎず素直に会話を楽しむ気持ちを優先したい。今まで読んだ雑談・会話上達ジャンルの中では一番わかりやすく、内容も参考になるものが多かった。以外メモ。毎日することから会話を探す。/相手が心地よく話せるような『表情』を準備する。/共通点ではなく、相違点を探して距離を縮める。/新たな知識を得られる喜びを感じながら話を聞く。/少しヌケている自分を見せる。
が「ナイス!」と言っています。
凛
再読。とても短いビジネス寓話の本ですが、そこから学べる内容はビジネスパーソンに大事な教訓を教えてくれる。変化が苦手で行動を起こせない私には、本当に身につまされる内容で、変化を恐れずポジティブに捉え、固定概念を捨て新しいものを求める勇気の大事さを、再認識できる。この感覚を忘れ保守に走ろうとしていた自分に改めて喝を入れたい。
が「ナイス!」と言っています。
凛
普段映画を観ない大学生に映画史や映画の鑑賞方法などを講義するといった内容。今までなんとなく内容が面白いか否かぐらいの感覚でしか鑑賞してこなかったですが、監督の他の作品を観てみたり、普通のシーンにも着目してみたり、洋画ならばその国の異文化に触れると思って意識を変えて鑑賞することで映画もまた、自分の知識、教養になりうるものだなと痛感しました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
時間をかける必要がある事以外は割と時短とか楽をする方が好きな私も面倒くさがりタイプ。面倒くさいと思うポイントは共感の嵐ですが、あまりお金使いたくないタイプなのでこれにお金を払うのは…みたいな葛藤に苛まれた内容でした笑。唯一フルーツの皮剥くのがめんどくさいから、皮ごと食べられるものを選ぶのは実生活に取り入れたいと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
星新一さんのショートショートは本当に短いにも関わらず無駄がなく簡潔で、それでいて面白い。発明や機械に加えSF要素のあるそれぞれの話は予想できぬオチの連続で飽きがない。ある意味、YouTubeなども倍速して観る時代とショートショートはとても相性が良いと思う。博士たちの開発した斬新な薬やロボット、実際あったら面白そう。
が「ナイス!」と言っています。
凛
Audibleにて。小川糸さんの日記エッセイで、優しく前向きな彼女の人柄、そしてペンギンと呼ぶ夫さんとの暮らしのエピソードにほっこりする。鎌倉での暮らしが中心のエッセイで、これらの経験が彼女の著書『ツバキ文具店』などの作品に活きているのかなと感じました。小川糸さんは、五感で丁寧に物事を受け止めている印象で、何かと効率化やタイパ重視の時代のなかでこういう感性を私も大事にしたいと感じる。
が「ナイス!」と言っています。
凛
今話題のシリーズということで、読んでみた。恐らく読者層は中高生を想定されているんだろうなという印象を受けました。契約結婚からはじまる和風恋愛ファンタジーとのことで、ある種シンデレラストーリーの要素もありますが、主人公の華も朔も含めて我が強すぎる印象を受けあまり感情移入できず。でもいつかアニメ化しそうな印象です。
が「ナイス!」と言っています。
凛
総合病院の統括診断部の部長である天久鷹央のもとには、各科で診断困難となった患者が集まり、その謎や時には事件をも解決するライト医療ミステリー。医療用語に苦手意識のある私は医療系はあまり読まないのですが、この作品は面白く一気読みしていた。オーダーメイドの毒薬の話が一番印で、母親から子供を守れるのも時に医療なのかもしれないなと思った。来年からはアニメ化もする作品とのことで、今後も読みたいシリーズとなりました。
が「ナイス!」と言っています。
凛
学生時代に読んでいた作品。今大河ドラマ『光る君へ』を視聴しながら、自分にとって陰陽師の阿部晴明や藤原彰子はこの作品のイメージが強かった事を思い出し再読。阿部晴明の孫の昌浩が相棒もっくんと異形の物を倒し陰陽師として成長する物語で、とにかく懐かしいという気持ちが一番にくる。普通にまたアニメ化してほしい作品の一つ。
が「ナイス!」と言っています。
凛
タイトルは可愛いけれど、宗教を題材にした終始不穏な作品です。病弱だったちひろは、自分の健康を願った結果怪しい宗教にのめりこんでしまった両親の行動に不信感を抱きながらも、両親を信じたい気持ちとの葛藤に揺れ、その心情がとても真っ直ぐで切ない。自分の大切な人を疑うことはとても辛い事だなとひしひし痛感する。物語のラスト、星を両親と一緒に観るシーンがとても印象的で何度も読み返す。ちひろはきっと、家族仲を確認した上で、最後には叔父さん家族の元へ行くのではないかと私は思う。これは、今村さんにしか書けない作品だ。
が「ナイス!」と言っています。
凛
シェイクスピアの作品で、十二夜も以前から気になっていました。身分を隠し男装しオーシーノに仕え彼に恋するヴァイオラ。オーシーノの想い人のオリヴィアはヴァイオラに一目惚れ。そこに死に別れたはずのヴァイオラの双子の兄まで登場し、複雑ながら面白い恋愛劇が展開される。私が読んできたシェイクスピアの作品の中では、一番明るく幸せな終わりを迎える作品だと感じた。私はまだ、彼の有名な悲劇作品を読んでいないので、悲劇作品も読破した上で、この喜劇を再読したいです。
が「ナイス!」と言っています。
凛
『夏の夜の夢』と『間違いの喜劇』の仁作が収録されています。私は、シェイクスピアの全作品を読んだことはないですが、初めて読んだのがこの夏の夜の夢なので、再読してやはり当時とはまた違った見方ができても、この作品が一番シェイクスピア作品の中では好きだなと改めて実感。妖精王と王妃の喧嘩に巻き込まれた4人の男女の食い違いが、幻想的且つ激情的に描かれており、次に目が覚めたら全てが落ち着くところに落ち着く様は、まさに一夜の夢のようで本当に面白い作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
凛
『運命の人』『理想の人』はいない。片想いはだいたい実らない。元カノには勝てない。『特別』という言葉には消費期限がある。も含めその他の主張も、真理なんだろうなとは思う。けれど、もう恋愛の何処にも希望がないのでは……っていう内容でした。でも、これくらい冷静且つシビアなマインドでいた方がいいのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/02/26(273日経過)
記録初日
2024/01/02(328日経過)
読んだ本
448冊(1日平均1.37冊)
読んだページ
96353ページ(1日平均293ページ)
感想・レビュー
370件(投稿率82.6%)
本棚
0棚
性別
職業
事務系
現住所
愛知県
自己紹介

はじめまして。
いつも読書メーターは見る側で、楽しんでいましたが、読後の感想を誰かと共有、そしてアウトプットをしたいと思い始めました。読書が好きで、毎日何かしら読みたい。本屋さんが落ち着くスポットです。エッセイを中心に読んでます📕ぜひおすすめの本などを教えていただきたいです。よろしくお願いします。

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