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2024年9月の読書メーターまとめ

トーマス
読んだ本
14
読んだページ
4147ページ
感想・レビュー
9
ナイス
38ナイス

2024年9月に読んだ本
14

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

トーマス
2023年王将戦。藤井王将に挑む、前人未到のタイトル100期を狙う羽生九段について、章立てで描いている。 当時注目してみてたし面白いことは間違いないがいかんせん浅く感じる。もともとあまり将棋や将棋界に詳しくないところから勉強したと思われる。 羽生世代の棋士について、同時代の記者などに取材して書いてるのは分かるんだけど、正直聞いたことのある話がほとんどで新鮮味はなかった。特に羽生世代の棋士に関しては山ほど名著があるので、羽生九段に徹底的に取材するなどしないと深みが出ない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
9

トーマス
宇治拾遺物語は、現代人が普通に読んでも結構笑えると思う。アホみたいな下ネタが多く古典作品の中でかなり好き。それを町田康が良いリズムの口語訳にしているので絶妙の塩梅。特に好きな玉茎検知とか平中と侍従の話とかが漏れなく収録されていて嬉しい
が「ナイス!」と言っています。
トーマス
明石家さんまの1982年からの四年間、スターの道を登り始めるまでを丹念にラジオやインタビュー記事などを集めて浮き彫りにしている。関係者への取材などは一切なく過去から現在に至るまでの番組や雑誌などから動向を浮き彫りにしている。淡々とした執念が垣間見えて恐ろしい。ファン目線での偏執的収集力に驚かされるが、ここに批評の精神が入ると新しい文学や社会学の切り口になると思った
が「ナイス!」と言っています。
トーマス
明石家さんまの子供の頃から芸人デビュー、そしてスターの道を登り始めるまでを丹念にラジオやインタビュー記事などを集めて浮き彫りにしている。淡々とした執念が垣間見えて恐ろしい
が「ナイス!」と言っています。
トーマス
世界中を旅しているとある食堂の夫婦の旅行記ならびに食の体験記。旅行記としては、普通にネット使ったらいいやんとか、もっと楽に移動したらええんちゃうかとか、自分が不自由を楽しむタイプじゃないので教官さなかった。料理パートは写真もふんだんにあり、よかった。私自身ジョージア料理のヒンカリとか、チベットのモモとか、あらゆるところに餃子がありお世話になってきたので興味深い。
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トーマス
前田利家利長の、豊臣政権下の大名としての足跡を検証した一冊。丹念な資料の精査から通説や先行研究を批判されており興味深い。①利家の事績が顕彰され、また加賀藩成立史から逆算されがち②資料が乏しく偏りあり③既存資料は要検証といった問題点を挙げつつ、秀吉書状や利家遺言状が偽作と指摘されている。豊臣政権下での家康や利家の苦労や、特に秀吉没後の緊張関係が伝わってくる。近世は不勉強ということもあり、本稿の論点から逸れるが家康が政権の中心に至るまでの動きは興味深い。
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トーマス
お笑いが好きだったので、M-1が始まったときのことはよく覚えている。その裏話が知れて新鮮。新しいお笑いのスタンダードが生まれ、それに追従しよとする熱狂が今に至るまで続いている。当時不遇だった漫才を、M-1というコンテストを立ち上げることでお笑いの中心に持ってきた筆者の物語は、お笑い史として興味深く、またビジネスの立ち上げという点でも面白い。
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トーマス
オモコロの記事がおもしろかったので読んでみた。WEB記事を文字だけのエッセー風に再編集していて印象が異なる。WEB記事だと「きかんしゃトーマス」490話から紡ぐ安全報告書が好きだったけど、取扱説明書554冊からたどる或る男の人生 と 122の花言葉から成る花瓶たちのロマンスがまさかの意表をつくストーリー展開で面白かった。脈絡がないはずの何かを繋げて意味を見出すという点で共通している。
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トーマス
ネタバレ宝島の真藤順丈が描く、中南米を舞台にしたジョジョの小説。1973年、スピードワゴン財団顧問のリサリサは、グアテマラで不可解な時間を調査する中で、血気に満ちた若者オクタビオと慈悲深い心を持つ青年ホアキンと出会う。弓と矢による無作為な量産を行うギャングを追い詰めるまでが第一部。ここからはネタバレを含むんだけど、さらに時が流れ晩年のリサリサがすごい。最終的に無限の王と対峙するんだけど、自ら矢でスタンド能力を開花させて、生涯唯一にして最後のスタンドバトルに挑む。The House of Earth!
が「ナイス!」と言っています。
トーマス
2023年王将戦。藤井王将に挑む、前人未到のタイトル100期を狙う羽生九段について、章立てで描いている。 当時注目してみてたし面白いことは間違いないがいかんせん浅く感じる。もともとあまり将棋や将棋界に詳しくないところから勉強したと思われる。 羽生世代の棋士について、同時代の記者などに取材して書いてるのは分かるんだけど、正直聞いたことのある話がほとんどで新鮮味はなかった。特に羽生世代の棋士に関しては山ほど名著があるので、羽生九段に徹底的に取材するなどしないと深みが出ない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/07(4866日経過)
記録初日
2011/11/20(4853日経過)
読んだ本
1481冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
445411ページ(1日平均91ページ)
感想・レビュー
702件(投稿率47.4%)
本棚
11棚
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O型
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