ネタバレ原田ひ香さんらしい、おいしい食べ物とそれをとりまくちょっと個性的な女性が登場する小説。定食屋「雑」は、ぞうさんと呼ばれているみさえさんが切り盛りしている定食屋。ほとんどのメニューの味付けがすき焼きのたれ、めんつゆ、醤油。コロッケとから揚げはこだわりの一品。沙也加は、夫から離婚したいと切り出され、夫が何度が立ち寄ったという定食屋「雑」を訪れたことにって、なぜかアルバイトすることに。ぞうさんの過去と沙也加が変わっていく様子は先が気になるのでサクサク読んでいく。

ネタバレ原田ひ香さんらしい、おいしい食べ物とそれをとりまくちょっと個性的な女性が登場する小説。定食屋「雑」は、ぞうさんと呼ばれているみさえさんが切り盛りしている定食屋。ほとんどのメニューの味付けがすき焼きのたれ、めんつゆ、醤油。コロッケとから揚げはこだわりの一品。沙也加は、夫から離婚したいと切り出され、夫が何度が立ち寄ったという定食屋「雑」を訪れたことにって、なぜかアルバイトすることに。ぞうさんの過去と沙也加が変わっていく様子は先が気になるのでサクサク読んでいく。

ネタバレ難しい時代の流れの中の６人を主人公にした連続ストーリー。みんな悩みながらも自分と戦って前に進んでいていい話だった。完全な人間なんていない、みんな不完全。地球は惑っている。いろいろ考えさせられる。時代の流れの中で不公平なことがあったり、セクハラやパワハラが当たり前だったり、いじめがあったり。声の大きい人の意見が通る時代も問題だけれど、最近のSNSに振り回されるのも。プラネタリウムとクラゲ（全身が脳？）を見に行きたくなった。

ネタバレシリーズも18弾。今回もおいしそうな料理が次々にでてきて、こんな店が近くにほしいとまた思う。第一話「幻惑のフルコース」はちょっと後味の悪いお話。その後は、「おしんこマイラブ」の皐のおしんこへの挑戦。どの話にもケンさんが出てくる。最終話の「コンソメのふる里」は、万里のひいおじいさんの話と一子の旦那さんの孝蔵さんを知ることができる話になって、そんな過去があったのかとビックリ。一子もかなりのお年になってきていてちょっと心配、あんまり無理しないでほしい。万里や皐はこの先どうするのだろうか？