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2024年10月の読書メーターまとめ

Roko
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感想・レビュー
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788ナイス

2024年10月に読んだ本
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2024年10月のお気に入り登録
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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Roko
将軍の嫡男で、お付きのものは大勢いたけれど、母親は既に亡くなっていたし、奥方と心はつながったけれど、彼女も若くして亡くなってしまったし、長福丸はとても孤独だったのです。だからこそ兵庫の存在は大きかった。いつも一緒にいてくれて、何でも話せて、絶対に裏切らない人、唯一無二の友人でもあったのでしょうね。お殿様であろうと、普通の人であろうと、本当に心を許せる人と出逢えるかどうか、それが人生の中で一番大事なことなのだということを伝えてくれた作品でした。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

Roko

もう10月かぁ! 2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:26冊 読んだページ数:5975ページ ナイス数:1045ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/18120/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
18

Roko
認知症の人が繰り返す話を聞くのは、慣れない人にとっては苦痛ですが、なぜその話をするのか?を考えると、ちゃんと理由があるのです。でも、介護現場ではそんな余裕もなく、きちんと話し相手になることができずにいます。それぞれの人が持っている歴史を聞くチャンスがたくさんあるのに、それができないのがもどかしいと思う六車さん。介護する側の都合ではなく、介護される方の尊厳を守るという意味でも、彼らの話を聞き、記録していく「介護民俗学」は、これからの時代に必要なものです。
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Roko
「考える」ことが、「どう生きるか」につながる。そう、わたしは信じます。 この本は、現代の教育に疑問を持つ著者が中学生へ向けて書いた本です。自分を取り巻く様々なことについて「考える」ことの大事さを説いています。でもね、「考えない」ことがどんなに恐ろしいことなのかを知るために、大人にこそ読んで欲しい本なのです。
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Roko
たとえば、「このデータをPCで入力して、終わったらデータをシュレッダーにかけて破棄してください。」という指示をしているのに、いきなりシュレッダーへ向かってしまう人がいるというのには、「はぁ?」という感じですよね。そんな風に指示されたことを理解できない人が増えているのは何故なのか?をこの本は説明しています。 闇バイトの指示役が現場にいる実行犯にケータイで逐一支持を与えているのは、経験もなく、状況判断ができない彼らの使い方を熟知していると言えるのかも?なんて思いました。
Roko
2024/10/29 09:51

ケンイチミズバさん、本当にそうだと思います。 色々指示しても、結局最後のの方だけしか覚えてないってことなんですね。そりゃ、使えないわ、トホホ(汗)

ケンイチミズバ
2024/10/29 10:59

例えば、スマホをかざすだけで決済することがスマートだ楽だと思っていることの反面、お釣りが切りよくなるよう暗算したり、お札と硬貨の組み合わせを素早く考えたりをしない。システムやアプリが人間の脳を楽させてばかり。心地よさだけを求めストレスがないことは良い事だけでなく、進化を阻止し退化を促してもいます。スマートさに馴れ脳が考えることを拒否しはじめボケて行きます。自分で考えることをしない若者が多いことに私は危機感を覚えます。道徳的判断もできない子もいることに。指示役から制圧と言われお年寄りを殺してしまうって。

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Roko
エッセイには伊坂さんの、気弱な面が随所に登場します。北朝鮮からロケットが飛んで来たらどうしよう? 喫茶店で仕事をしている自分が「伊坂幸太郎」であると気づいている人が結構いるんじゃないか? 自分が書いた作品が映画化され、それを見た人がファミレスの隣の席にいて、感想を話しているのが気になってしょうがない・・・などなど、実に面白いのです。そして東日本大震災後の不安だったあのころの事も。いろんな意味で、いつもの伊坂さんとは違う感じの文章を、楽しむことができました。
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Roko
人種差別に疑問を持たずに生きていられたらどんなに楽だろうってことをリチャードはわかっています。でも、自分にはそれが無理なこともわかってます。だから少しでもマシな社会である北部へ向かいます。そこまでしないと、自分らしく生きられないと感じた彼の原点であるこの作品は、読んでいてつらい場面がとても多いのです。でも、リチャードが少しずつ自分というものをわかっていって、少しずつ夢に近づいていく様に心惹かれてしまいました。今の自分に満足しないリチャードの生き方は、実に見事でした。
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Roko
シゲルさんのお話は、とても具体的です。資料を毎日調べ、世界情勢も考え、日々の取引を淡々と続けることが大事だとおっしゃいます。株ですから、時には暴落することもありますが、そういうことが起きても困らないように、投資を分散しておくとか、気配を敏感に感じるようにしておくことが大事だそうです。体調管理や気分転換のためにしている散歩の途中でも、こういう店が増えて来たなとか、変わった商品が出て来たなということを観察することも忘れないシゲルさん。いくつになっても、こういう気持ちでいることの大事さを教えていただきました。
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Roko
「国家を作った男」で出てきた「ジョンはただのナードだよ」という言葉が、この本に登場する人たちのキーワードだったような気がする。ナードつまりオタクって、あんまりいい意味で使われることがないけれど、ホントはそんなことないのになぁ。何かに没頭している人、興味があることに関してはとても詳しいけれど、人づきあいがうまくできない人。それのどこがいけないのだろう?人を助けたいと思うのも、お祖父ちゃんと話をしたいから囲碁に取り組むのも、情熱だよね。その情熱が世間の人よりもずっと熱い人がいるからこそ、新しい何かが生まれる。
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Roko
20世紀初頭のアメリカでは、黒人であるというだけで、ありとあらゆる場所で差別を受けました。それはもう、想像を絶する状況です。それだけでなく、学校でも教会でも家庭でも、体罰こそが子どものしつけであると信じている人ばかりだったのです。すべての人たちに疑問を持ったリチャードは、家を出る決心をします。とにかく、このままではいけないのだという気持ちだけを持って。
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Roko
将軍の嫡男で、お付きのものは大勢いたけれど、母親は既に亡くなっていたし、奥方と心はつながったけれど、彼女も若くして亡くなってしまったし、長福丸はとても孤独だったのです。だからこそ兵庫の存在は大きかった。いつも一緒にいてくれて、何でも話せて、絶対に裏切らない人、唯一無二の友人でもあったのでしょうね。お殿様であろうと、普通の人であろうと、本当に心を許せる人と出逢えるかどうか、それが人生の中で一番大事なことなのだということを伝えてくれた作品でした。
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Roko
失われてしまった人や物は戻ってきません。元々住んでいた土地に戻ることすらできない人が多いのだし、自分の命以外すべて失ってしまった人も多くいます。何年たっても「一区切り」なんてないし、「復興」なんて他所の人の言葉だと、何度も何度も繰り替えし語られます。そんな中で、ちょっとホッとできたのが、第5章の「伊坂幸太郎との対話」でした。伊坂さんは荒蝦夷の雑誌「仙台学」にエッセイを連載していて、土方さんとの仲の良さそうな会話が収められています。そして、柳美里さんの解説も、とても愛に満ちていました。
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Roko
坂口さんは躁鬱症である自分と折り合うために、いろんなことをやってみているのがすごいんです。自分と同じように苦しんで「死にたい」と思っている人を助けるために電話番号を公開してることとか、躁と鬱のギャップのこととか、そんな自分を隣で見守ってくれているフーさんのこととか、他人から見れば「まとまらないこと」かもしれないけど、彼にとってはそれ全部が彼なの。眠れないっていう人には「とにかく2時間歩け」とか、決して思いつきで言ってるのではなくて、自分の体験や勉強したことから生まれている事なんだってことが良くわかります。
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Roko
これまでの取次が作ってきた書店への配本の仕方には、かなり無理があるのは間違いありません。はっきりいって「押し付け」をしています。そして、新しい出版社は取次からは「条件を満たさないから無理」といって取引をしてもらえないという事実もあります。そんな業界に、「こんなやり方もあるんですよ」とやって見せたトランスビュー方式のこと、知れば知るほど面白いです。
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Roko
一方的な離婚が増える時代になり、配偶者を失うことの喪失感によって精神的被害が生まれると認定されれば、「代替伴侶」の貸与を人権救済委員会に申請できるようになったのです。かつての配偶者そっくりの「人間型アンドロイド」には、かつての配偶者の記憶を複写します。ただし、自分がアンドロイドで「代替伴侶」であるという事と、始動から10年という期限が設定されていることは知りません。それによって、思いがけない事態が生まれてしまったのです。#代替伴侶 #NetGalleyJP
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Roko
ケストナーの本が焚書って想像できますか?児童文学以外は燃やされました。「自分はドイツ人である」という誇りから、亡命を拒み続けて偽名で脚本などを書き続け、スイスの出版社から出版していたというのですから、その意志の強さは恐るべきです。「ブルジョア」「腐敗した外国の影響」を持つものから「<障害者と戦争反対者を支持し、産業労働者の社会的地位や女性の投票権を改善させたヘレン・ケラーの著書」など、ナチズムの思想に合わないと考えた書物を焚書したことも、もっと多くの人に知られていいことだと思います。
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Roko
ベラルーシはチェルノブイリのすぐ北側で、放射能汚染を強く受けました。赤ちゃんの時に黒い雨にあたってしまったアンドレイは白血病になって、余命いくばくもない状態になってしまったのです。日本からやって来た看護師のヤヨイさんは、アンドレイが食べたいと言っていたパイナップルを求めて、零下20度の町を探し歩きました。その話を聞きつけた親切な人のおかげで、パイナップルの缶詰が手に入ったのです。でも、病魔は去ってくれず、彼は亡くなりました。国のエゴのために亡くなってしまう彼のような子が、今も世界中にいるのです。
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Roko
最後の方で語られた泥棒に入られた話にはビックリしました。年末に売上を盗まれて、支払いどうしよう!というピンチになったときに、助けてくれたのは、これまで仲良くしてきた近所の人や取引先でした。最後は人と人とのつながりなのですね。書店を愛するみなさん、ネット書店も便利だけど、できることならリアルの書店で本を買ってください。それが小林書店の由美子さんが教えてくれたことに対するお礼だと思うのです。#あの日小林書店で #NetGalleyJP
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Roko
この本は数学が得意ではない人向けですが、それでも数式の所は面倒くさいので飛ばし飛ばし読んでいたのですが、面白いところをたくさん見つけました。「数理論理」は面白いですねぇ。わたしが数学で面白いと思っているのはこの論理の部分なんだなって再発見しました。
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Roko
青年はジャム作りに熱中し、おいしいジャムを作れるようになりました。 こんなにおいしいジャムだから売れたのでしょ?と聞く雌鹿に「ぜんぜん売れなかった」と話すと、それは「売り方が悪いのでしょう、売れる方法をわたしが考えてきます」と言ってその日は去っていきました。 次の日、ジャムのラベルに貼ったレッテルがダメだから、わたしが作りましょうと、ステキな絵を描いてくれたのです。#安房直子絵ぶんこあるジャム屋の話絵童話 #NetGalleyJP
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/04/05(5713日経過)
記録初日
2004/09/15(7376日経過)
読んだ本
3410冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
765458ページ(1日平均103ページ)
感想・レビュー
2390件(投稿率70.1%)
本棚
20棚
性別
血液型
A型
職業
自営業
現住所
東京都
URL/ブログ
http://roko3.cocolog-nifty.com/tuiteru/
自己紹介

小学校から高校まで、ずっと図書委員でした。
本を読むということも好きだけど、図書館という場所が大好きなんです。
本屋さんへ行くのも大好きです。
とにかく沢山の本に囲まれているという感覚が好き!

美味しいコーヒーと楽しい本があれば幸せです。

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