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2024年9月の読書メーターまとめ

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読んだ本
5
読んだページ
1433ページ
感想・レビュー
5
ナイス
168ナイス

2024年9月に読んだ本
5

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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【新潮文庫の100冊2024】アイルランド人配偶者と英国ブライトンに住む日本人の著者が息子とのやりとりや日々の暮らしの中で感じ、考察する今の(と言っても出たのは5年前ですが)英国。数年前から100冊にエントリーされている本書、どんな内容なのか気になっていましが、こういう本でしたか。ユーモアもあり読み易い語り口ながら、書かれている内容にはいろいろ考えさせられます。紅茶好きでいわゆる「英国式アフタヌーンティー」の世界に触れることが多い私ですが、当然ながらそれはほんの一面でしかないことを改めて悟りました。
M
2024/09/01 09:44

「多様性は、うんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知を減らすからいいことなんだと母ちゃんは思う」(75頁)

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2024/09/01 09:47

「……人間って、よってたかって人をいじめるのが好きだからね」(中略)「僕は、人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。……罰するのが好きなんだ」(249頁)→息子くん、大人すぎる。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

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ゆったり過ごすつもりが、予想外の仕事のタスクフォースに動員され、過呼吸気味に過ぎていった8月でした。秋からの自分の読書に期待w 日本初寄港したアメリゴ・ヴェスプッチ号、台風の影響もギリギリ免れよかった!2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:2冊 読んだページ数:880ページ ナイス数:101ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/22282/summary/monthly/2024/8

ゆったり過ごすつもりが、予想外の仕事のタスクフォースに動員され、過呼吸気味に過ぎていった8月でした。秋からの自分の読書に期待w 日本初寄港したアメリゴ・ヴェスプッチ号、台風の影響もギリギリ免れよかった!2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:2冊 読んだページ数:880ページ ナイス数:101ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/22282/summary/monthly/2024/8
きゃる
2024/09/01 11:39

オシャレなライトアップ

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
5

M
韓国語の先生(←韓国の方です)に教えて頂いた本。原田ひ香さんは『ランチ酒』(これも韓国語版の翻訳者のレビューがきっかけで読んだ気が)が好きで、他にもいくつか読んでいますが、この『ギリギリ』は『ランチ酒』についで好きな作品になりました。夫(一郎太)と死別した瞳、一郎太の母・静江、そして瞳の現在の夫・健児の3人の視点で描かれるアナログ、モヒート、スカイプ、シナリオ、ギリギリの5章で構成される物語。人は弱く、そして優しいな、と改めて感じました。一歩を踏み出した静江さんの『スカイプ』が特に好き。
M
2024/09/28 15:45

「友達、でいいのではないでしょうか」(略)「いいのかしら、友達で」(略)「じゃあね」「じゃあ、また」「またね、マイフレンド」静江さんの発音はなかなかきれいだった。(253-4頁)

が「ナイス!」と言っています。
M
広~い韓国語セカイの住人の1人ではある私、これは!と思い借りてきました。12人の韓国語セカイを/で生きる方たちが綴る、いわば「韓国語とわたし」。言語との関わり方は本当に千差万別・十人十色で、特に私は学生時代は一切韓国語と縁がなかったので、12人の韓国語セカイを時にへぇ~!と感心しつつ、時にうなずきつつ読みました。とんそく子さん、そして多言語を学習されてきた木下瞳さんの章には「私も!私も!」と感じる部分がありました。少しやる気もでたかな?
M
2024/09/23 19:06

韓国語の「抑揚」や「イントネーション」を重視した学習法は、現在のひとつの韓国語学習の"ブーム”だと私は考えています。いずれ韓国語が流暢に話せることよりも、「何を話すか」「どのような会話を選ぶか」といった中身や内容が重視される時代が来ると思っています(これもブームではあるかもしれませんが)。P86-87浅見綾子

M
2024/09/23 19:09

韓国語をある程度習得してからは(略)「私には韓国語がある」というアイデンティティのひとつとなった。(略)私は語学学習の経験があったことで精神的に救われるときが意外にも多かった。P.130-131木下瞳 ←共感しきり!

が「ナイス!」と言っています。
M
お仲間のレビューで是非読みたくなり(そういう方続出!)借りてきました。山内マリコさんは『パリ行ったことないの』が大好きなので期待値高で読書スタート。確かにぐいぐい読ませます!かつて一億総中流と言われたこの国は、今も中国や韓国ほどの格差社会ではないと感じていますが、それでもここに描き出されるような階級は確実に存在するのかも。地味なミッション中高一貫⇒バンカラ大学に進んだ転勤族子女の私は、慶応/都内良家チームでも非東京を意識する地方チームでもなく、華子や美紀の心情がわかるようなわからないような…→
M
2024/09/18 17:11

ドラマを見ているような臨場感で楽しく読みました。ちょっとステレオタイプバイアスっぽく感じる部分もなくはありませんでしたが。

M
2024/09/18 17:14

「あたしね、もともと英語が話せるようになりたくて大学に入ったの。英語を使う仕事に、昔からあこがれててね。でも慶應には帰国子女が普通にいて、いまからどうがんばったって敵いっこないって諦めちゃったまま、自分がなにしに東京に来たのかも忘れてた」(中略)美紀は「英語話せないまま死ぬのはやだなー」とつくづく思ったと、笑いながら言った。(260頁)

が「ナイス!」と言っています。
M
Instagram仲間が内田洋子さん推しと聞き、手に取った本(内田さん初読と思っていたら『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』が内田さん著ですた、恐るべし認識不足^^;)今回借りてきた本書は講談社エッセイ賞、日本エッセイストクラブ賞をW受賞作。著者が胸膨らませイタリアの地を踏んでから約15年後にイタリアに行き、縁あって今も仕事で関わっている私としては、偉大な先輩から話を聞かせてもらっているようで、時に共感しながら特に関心しながら読みました。表題作もですが、巻末の『船との別れ』が圧倒的でした。
M
2024/09/09 15:31

とにかく、歩けば問題にあたるようなところである。(略)例えば、同じことを尋ねても人によって言うことがまったく違う、だの、規則違反が凄まじい、コネなしに物事が進まない…(あとがきより)←これ以上うなずけないぐらいうなずきながら読みましたw

が「ナイス!」と言っています。
M
【新潮文庫の100冊2024】アイルランド人配偶者と英国ブライトンに住む日本人の著者が息子とのやりとりや日々の暮らしの中で感じ、考察する今の(と言っても出たのは5年前ですが)英国。数年前から100冊にエントリーされている本書、どんな内容なのか気になっていましが、こういう本でしたか。ユーモアもあり読み易い語り口ながら、書かれている内容にはいろいろ考えさせられます。紅茶好きでいわゆる「英国式アフタヌーンティー」の世界に触れることが多い私ですが、当然ながらそれはほんの一面でしかないことを改めて悟りました。
M
2024/09/01 09:44

「多様性は、うんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知を減らすからいいことなんだと母ちゃんは思う」(75頁)

M
2024/09/01 09:47

「……人間って、よってたかって人をいじめるのが好きだからね」(中略)「僕は、人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。……罰するのが好きなんだ」(249頁)→息子くん、大人すぎる。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/05/26(5666日経過)
記録初日
2007/03/08(6476日経過)
読んだ本
1031冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
246670ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
996件(投稿率96.6%)
本棚
5棚
性別
自己紹介

英文科の学生だったあの頃にどうしてもっと読んでおかなかったのか…
と今になって後悔中。
過去にイタリア語、近年は韓国語勉強中なので、
たまに原語の読書もしています。

新潮文庫の100冊2024
https://bookmeter.com/events/11515
新潮文庫の100冊2023
https://bookmeter.com/events/10404
新潮文庫の100冊2022(46/100冊)
https://bookmeter.com/events/9512
新潮文庫の100冊2021(40/100冊)
https://bookmeter.com/events/8517
新潮文庫の100冊2020(39/100冊)
https://bookmeter.com/events/7607
新潮文庫の100冊2019(33/100冊)
https://bookmeter.com/events/6511
新潮文庫の100冊2018(30/100冊)
https://bookmeter.com/events/5430
新潮文庫の100冊2017 (28/100冊)
https://bookmeter.com/events/4407
新潮文庫の100冊2016(28/100冊)
http://bookmeter.com/u/22282/cat/424179
新潮文庫の100冊2015(20/100冊)
http://bookmeter.com/u/22282/cat/386732
新潮文庫の100冊2014(12/100冊)
http://bookmeter.com/u/22282/cat/340640

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