1日多かったとは言え今年の2月もやっぱりそそくさと逃げていきました^^;そしてワンコは無事お誕生日を迎えました。2月は実用本づくしだったのでそろそろ文学作品に戻らないと!2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:668ページ ナイス数:105ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/22282/summary/monthly/2024/2
木々の細々とした枝と残り少なくなった葉のあいだに、はじめてルクレツィオを見かけたのは、そんなぼんやりしたひとときのことだった。(略)口をきいたのはぼくではなくて彼のほうで、ぶら下がりながら興味津々といった目を向け、「チョク、ンチュ」と言った。その力強くてはっきりした声は、友情の証にちがいないとたちまち悟ったから、ぼくのほうも負けずに、こっちも君と友達になりたいと伝えるにはどうしたらいいか、返事の言葉を考えはじめた。(124-5頁)
「どんな不測の事態が起こってもイタリア人は諦めずに、ほとんどの場合は最後になんとかする能力があるということである。子どものころから不測の事態に慣れきっている分、それに対する対応能力が破格に高いのだ。すべてが綿密に準備され、計画通りに物事が進むことが当たり前になっている日本とは、ずいぶん異なる仕事のやり方であった。(12頁)
最初から守るつもりはない。だから、規則は厳しければ厳しいほど、「格好いい」のである。(略)イタリア人は体裁を繕うのが好きである。内容を充実させることよりも、外の装いにこだわることが珍しくない。(略)とりあえず体裁さえ繕えば、何をしてもいいという偽善モラルが根付いた(略)(123~4頁)
“私は紅茶の味にそれほどうるさいほうではないが、スタッフォード州で作られた食器で飲む紅茶も、ドイツのドレスデンやフランスのセーヴルで作られた食器で飲む紅茶も、おいしさに変わりはない。"
「丁寧に暮らすのには憧れるけれど、毎日が忙しくて無理だわ」と思うでしょう。ゆとりある暮らしをしている人は、お金を貯めることもできていますが、時間をうまく使うことも上手です。その時間をうまく生み出す基本はやっぱり「モノの整理」。(162 頁)
つい買い物をして、ストレスや不安感を発散してしまうという人は、夢中になれることや、楽しいと思える趣味やスポーツを探してみる、比べてしまう人との付き合いをお休みしてみるなど、ほかに目を向けてみましょう。(173-4頁)
英文科の学生だったあの頃にどうしてもっと読んでおかなかったのか…
と今になって後悔中。
過去にイタリア語、近年は韓国語勉強中なので、
たまに原語の読書もしています。
新潮文庫の100冊2023
https://bookmeter.com/events/10404
新潮文庫の100冊2022(46/100冊)
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新潮文庫の100冊2021(40/100冊)
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新潮文庫の100冊2020(39/100冊)
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新潮文庫の100冊2019(33/100冊)
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新潮文庫の100冊2018(30/100冊)
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新潮文庫の100冊2017 (28/100冊)
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新潮文庫の100冊2016(28/100冊)
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新潮文庫の100冊2015(20/100冊)
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新潮文庫の100冊2014(12/100冊)
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“私は紅茶の味にそれほどうるさいほうではないが、スタッフォード州で作られた食器で飲む紅茶も、ドイツのドレスデンやフランスのセーヴルで作られた食器で飲む紅茶も、おいしさに変わりはない。"