つまらなかった。というか、新書で自伝を出すなよ、講談社！タイトル買いだから、自伝とわかってびっくりだわ。いや、確かに自伝といっても自らの生い立ちを振り返りながらいろんな分野のことに言及していくエッセイなんだけど、そもそも新書でエッセイってそこもルール違反だろ！この人自身は人生楽しいのかもしれないが、他人から見ると楽しくなさそうな人生なので、読んで鬱々とするし。読みたくなるエッセイはそのあたりの鬱々さを吹き飛ばすからっとした著者のキャラクターが軽やかに笑い飛ばすような奴。そこまで客観視できてないのだろうか。

面白かったです。「流浪地球」６０年代ころの特撮映画、まぁズバリ『妖星ゴラス』を思い起こさせるが、そのあたりはみんな思うのか解説でも言及されてるね。「ミクロ紀元」これは『ウルトラＱ』「１／８計画」のオマージュか。『老神介護』でも思ったけど、主人公が例えば地球破壊の元凶だとして、子孫に渡って迫害されるという描写があるけど、秦檜の土下座した銅像がいまだにある中国人らしい心の動きだと思って、妙に納得したぞ。SFだけどもそのあたりは変わらないってことなのかなぁ。ちょっと寂しい。

面白かったです。短編集なんだけど、各作品が続編ぽかったり、あれ？と思うようなことがあったりちょっとつながってる感じ。迷走時期というが「彼女の眼を連れて」が切なくてよかった。「地球大砲」ともリンクしてるのがニヤッとする。ところで、「扶養人類」でオーストラリア大陸以外をよこせ、というのはバルタン星人のオマージュですかね。

面白かったです。トーク下手なもんで、思わず新刊で買った。さて、「トークにオチはなくてもいい」というのはなかなか衝撃的というか、安心して話ができる。ただ、「本気で悔しがったり惨めだったり」する話を、客観的に伝えるのは精神的にハードルが高いと思うんだけど、どうかね？芸人のトークと素人のトークはちょっとその辺が違うと思う。腰巻になるように痛い目にあって「儲けた～」とは思えない。ただ、トークの基礎的な部分や反面教師となる注意点、切り口といった技術面は参考になると思う。

つまらなかった。というか、新書で自伝を出すなよ、講談社！タイトル買いだから、自伝とわかってびっくりだわ。いや、確かに自伝といっても自らの生い立ちを振り返りながらいろんな分野のことに言及していくエッセイなんだけど、そもそも新書でエッセイってそこもルール違反だろ！この人自身は人生楽しいのかもしれないが、他人から見ると楽しくなさそうな人生なので、読んで鬱々とするし。読みたくなるエッセイはそのあたりの鬱々さを吹き飛ばすからっとした著者のキャラクターが軽やかに笑い飛ばすような奴。そこまで客観視できてないのだろうか。

興味深い。衝撃的なタイトルをもってきたが、どっちかというと副題の方が主題。というか大事。専門用語が多すぎて確かに読みづらさはあるが、要は短期売買による手数料収入に頼る既存の証券会社モデルではなく、資産形成アドバイザーになるべきという主張で、これから投資をしようと考える人間には至極まっとうな主張。ほら、手数料とか大嫌いだからさ。証券会社を飛び出て新規事業を立ち上げる先駆者たちの物語は熱いので、その物語を中心に組みなおすと、もっと読みやすくて楽しめると思うよ。いいＩＦＡを教えてください。