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2025年3月の読書メーターまとめ

R子
読んだ本
6
読んだページ
1363ページ
感想・レビュー
6
ナイス
187ナイス

3/13/43/73/103/133/163/193/223/253/283/31153484153668153852154036154220154404154588ページ数826827828829830831832833834835冊数読書ページ数読書冊数
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2025年3月に読んだ本
6

2025年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

R子
短篇7本を収録。物語のあとに短歌が一首添えられていて読後の余韻に浸れるのが良い。別れた恋人、雪女、透明人間、、冬の冷えた空気のなかで、大切な人を想うあたたかさが胸にじんわりと広がっていった。中でも「海の底から」が好き。夢を叶えていなくても、日々に幸せを感じられる悔しさ。私にも覚えがある。けれどそれでいいのだとも思うし、いつかのタイミングで別の形でまた機会がめぐってくることもあると思う。主人公の恋人の言葉が胸に残る。
が「ナイス!」と言っています。

2025年3月にナイスが最も多かったつぶやき

R子

本日はダリ展を観に横須賀美術館へ!海が近くて素敵な場所だった〜 (●︎′艸'●︎) ♡キッチンカーであつあつのカレーパンも♪幸せな休日でした(*´꒳`*)

本日はダリ展を観に横須賀美術館へ!海が近くて素敵な場所だった〜 (●︎′艸'●︎) ♡キッチンカーであつあつのカレーパンも♪幸せな休日でした(*´꒳`*)
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2025年3月の感想・レビュー一覧
6

R子
和光・セイコーハウス銀座ホールにて購入(2024.2.22)。タイトル通り花の作品集だ。匂い立つ花の香りや華やかなオーラまでも感じさせる。様々な花の名を挙げ、描くことのエピソードが短く記されており、中でも永山さんがご友人の方と、空に桜の色が滲む光景を見たというエピソードが印象的だ。そういった体験も制作に反映されているのだろう。本のサイズはコンパクトだが、永山作品の魅力が詰まった1冊。
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R子
Bunkamura Gallery 8にて購入(2025.3.25)。デモンストレーション時に、モチーフを組むことについて、作品を制作する上で完成度を左右する重要な工程であるとお話しされていた。この工程を経ることで、永山作品の特徴である水彩の滲みや、透明感のある色の美しさがより活きるのだと感じた。あとがきで、2024年に和光・セイコーハウス銀座ホールにて開催された個展について、自身が目標としていた場所で夢を叶えることができたと述べている。今作は、そのときの展示作品と新作で構成されている。素晴らしい作品集。
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R子
対話やSNSでコミュニケーションギャップが生まれるのは何故なのか分かる本。話の具体・抽象レベルを把握していないと、いつまでも話は嚙み合わないし進まない。具体から抽象化するときに認知バイアスが掛かる可能性や、仕事を頼む・頼まれる関係にある上司・部下の在り方等、大変学びになった。抽象化できる力を身に着けていきたい。著者のメタ思考やフェルミ推定の本も気になる。
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R子
短篇8本を収録。どの短篇も密度が濃くバラエティに富んでいて良かった。中でも「ミョンシル」が好き。ラストで涙した。大切な人の死を受け入れること、覚えていること。それは過去を振り返りひたすらに祈ることだ。記憶は美しくて、けれど不意に空しくなって苦しくもなる。静かな愛を感じる読後感だった。感情の歪んだ発露としての笑いを描いた「わらわい」は不気味でリアル。抑え込んだ感情の発散(爆発)という怖さでは「誰が」も嫌な話(褒め言葉)だ。
が「ナイス!」と言っています。
R子
短篇7本を収録。物語のあとに短歌が一首添えられていて読後の余韻に浸れるのが良い。別れた恋人、雪女、透明人間、、冬の冷えた空気のなかで、大切な人を想うあたたかさが胸にじんわりと広がっていった。中でも「海の底から」が好き。夢を叶えていなくても、日々に幸せを感じられる悔しさ。私にも覚えがある。けれどそれでいいのだとも思うし、いつかのタイミングで別の形でまた機会がめぐってくることもあると思う。主人公の恋人の言葉が胸に残る。
が「ナイス!」と言っています。
R子
短篇8本を収録。自分自身を見つめないように心を張り詰めて生きる日々の苦しさと、その痛みを和らげてくれる存在のあたたかさ。そして迫りくる別れの予感に胸がいっぱいになった。自身から抜け出た魂と心を通わせる「幽霊の心で」に涙。気づかぬうちに硬直した心が理解されて抱きしめられて、自身を取り戻していく過程がとても素敵だった。人生の最期をクラゲに変身して過ごすことを望む人々を描く表題作、不妊治療の通院途中で再会したかつての同級生との結束を描く「見知らぬ夜に、私たちは」も好み。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/29(4569日経過)
記録初日
2012/09/28(4570日経過)
読んだ本
833冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
154536ページ(1日平均33ページ)
感想・レビュー
587件(投稿率70.5%)
本棚
22棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

遅読。読みたい本はたくさん。
自由に読んで記録していく。
すきな本は繰り返し読む。
最多読本は、よしもとばななさんの『キッチン』。
美術館巡りもすき。

好きな作家(敬称略)
日本:安部公房/安房直子/小川洋子/多和田葉子/堀江敏幸/吉田篤弘/吉本ばなな

海外:アンナ・カヴァン(仏)/ウィリアム・トレヴァー(英)/ディーノ・ブッツァーティ(伊)/エミリー・ブロンテ(英)/パトリック・モディアノ(仏)/ケイト・モートン(濠)/デュ・モーリア(英)

アイコンはジョーン・フォンテイン。

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