読書メーター KADOKAWA Group

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読書データ

プロフィール

登録日
2012/10/10(4453日経過)
記録初日
2012/10/10(4453日経過)
読んだ本
2492冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
686277ページ(1日平均154ページ)
感想・レビュー
2432件(投稿率97.6%)
本棚
34棚
自己紹介

○近況のつぶやき (更新日2024年12月19日)

今年の年末のランク本をみていると、もちろん一位の本にも注目するけれど、どのランク本にも載っているなと思う本や、自分が知らなかった本が高順位だったりと、新しい発見があり楽しい。あと、今年一年に発売された本の総復習的な意味合いもあり、見るのが好きなのである。私の今年のオススメ本ネタもボチボチここの欄で書いていきますね。


今日のネタは、、、平野啓一郎著『富士山』

はい、今日のネタは自分が広島県出身で在住の高学歴女性と思う方は、読まないでください。絶対に読まないでください。警告したよ???

個人的に、今年読んだ小説の短編で凄いなと思った一編が平野啓一郎氏の「富士山」だったので、単行本版の『富士山』も読んだのですよ。短編集でした。その中の一編「ストレス・リレー」もすごかったのですよ。

作中の物語の舞台の一つが、広島県下の某所で、しかも登場人物の40代の女性が……こんな人実際にいるわ、という見事な設定だし、よくローカルな地域事情をご存知だな、と思いましたよ。ホント、居るんですよ。中学や高校の頃の学歴マウントをプライドにしているうざい女性。他県からきた私からしたら、「都会なんて高偏差値高校は沢山あるわ」「そもそもなんで大学ではなくて、中学や高校の学歴マウント?」となるのですが、きっと本人にとっての一番の学歴で自慢できるのが、◯◯付属系なのでしょうね。

それにしても、平野啓一郎氏は何でそんな広島県下の面倒くさい人達をご存知なのだろう?県下の人達にしか通じないローカルネタですよ。そして、それを聞かされる周りの人間の白け具合の感覚を知っている点も凄い。平野啓一郎氏も、広島県出身の◯◯付属系出身の働く面倒くさい女性からマウントとられたことがあるのかな???と思うぐらい、あの面倒くさい女性の描き方がリアルで見事でしたわ。あとね、不思議なのですが、そっち系の出身者の男性は言わないのですよね。仮に学歴マウントをする人でも言うのは、出身大学名の方。言うのは、決まって女性。仕事関係でも、読メ関係でもきまってそう。

ほんと、うざいわ。そうやって、何十年も前の出身中学や高校を卒業したことを未だにプライドに持っているって、ダサくない??? そんなダサい女性の描き方も見事でしたわ、平野啓一郎氏。ほんと、何で広島県のローカル痛いネタをご存知なんだろ??? 

今の時代、こんな事書いたら…… フェミ系の人に叩かれるのだろうけれど、まぁ、いいや。

最後に、そんなローカルな学歴マウントネタを県外に居た私に言っても無意味なのにな、と言ってくる女性に対して毎回口に出さないけれど内心思っていますわ。ムフフ……



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読書以外は、散歩と旅行が好き。健康の為に水泳とサイクリングも少々。野球観戦も好きで、昨年は4年ぶりに観戦できたホークスファン歴17年目(現在休止中) 。ただ最近は応援球団なくイチ野球観戦好きとして傍観スタイル。あと馬券は購入しないけれど競馬を観るのも好き。

●読書メーター関係
2023年はオンラインでの活動もしつつ、コロナ禍の規制が終わって以降は少しずつですが、対面の読書会も再開した年でした。2024年も、対面の読書会の方も、オンラインの方もボチボチと。相変わらず、紹介本も好物な点は変わらないので、常にお待ちしております。

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ようやく、シュルレアリスム系の作品の良さがわかってきたところ。純文学×SF系の作家や作品と相性が良いのは変わらず。前衛的とか、マジックリアリズムとか、実験小説などに限らず、結局の所ジャンルも問わずにいろいろな意味で驚かされる本が好み。

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