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2025年9月の読書メーターまとめ

Satoshi
読んだ本
15
読んだページ
5627ページ
感想・レビュー
15
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2025年9月に読んだ本
15

2025年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Satoshi
話題のホラー作品であり、文庫が出たから購入したが、単行本と結末が異なるらしい。終始、不気味な雰囲気のなか、怪異の正体とそれに巻き込まれた女性の悲哀をドキュメンタリー風に描いており、楽しめる内容だった。新世代ホラーらしいが、スティーブン・キングのキャリーなど噂話や記者の取材をもとに様々な怪異を語り、伏線を回収する手法はホラー小説にはよくある。ただ、噂話にネットの書き込みが追加されたのが目新しい。
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2025年9月にナイスが最も多かったつぶやき

Satoshi

2025年8月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:5609ページ ナイス数:267ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/279699/summary/monthly/2025/8

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2025年9月の感想・レビュー一覧
15

Satoshi
ネタバレシリーズ何作目か分からないけど、前作で失踪したヨーナは生きており、友人エリックの容疑を晴らすために悪戦苦闘し、後任のマルゴットは身重ながらの大活躍。犯人は意外であったが、ストーカーとしては過激かつ有能であり、ラストのバイオレンスシーンはハラハラさせられた。物理攻撃に長けた女性ストーカーは珍しい。
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Satoshi
感想は下巻で
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Satoshi
話題のホラー作品であり、文庫が出たから購入したが、単行本と結末が異なるらしい。終始、不気味な雰囲気のなか、怪異の正体とそれに巻き込まれた女性の悲哀をドキュメンタリー風に描いており、楽しめる内容だった。新世代ホラーらしいが、スティーブン・キングのキャリーなど噂話や記者の取材をもとに様々な怪異を語り、伏線を回収する手法はホラー小説にはよくある。ただ、噂話にネットの書き込みが追加されたのが目新しい。
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Satoshi
若くして自殺した佐藤泰志の代表作。映画化したらしい。無職となり、荒んだ生活を送る主人公がパチンコ屋で粗雑な男と出会い、その姉と恋に落ちる。姉の千夏は売春で家族を養っており、ヤクザ者の愛人と切れていない。3人の男女を中心に物語は進み、境遇が改善されることなく、物語が閉じる。「そこ」とは底なんだろうが、皆は輝くために不器用に生きている。著者の早世が悔やまれる。映画も観たい。
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Satoshi
ブックオフで何気に購入したが、かなり面白かった。複数の目線で物語が進む中、主人公が真相にたどり着き、犯人の凄惨な計画が明るみになる。犯人の意外性は低いが、犯人にたどり着くまでの過程を丁寧に描いており、読み応えがある。ネットフリックスでアドレセンスが評価されている通り、インセルは欧米では根深いテーマのようだ。ニコラスを巡る三角関係は次作に持ち越しのようだが、翻訳されるのか。
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Satoshi
偉大な科学者達の物語に少しのフィクションを加えた短編集。素晴らしい作品であり、このような本に出会うために我々は書店やブックオフを巡るのだ。本書を読めば、人智を超えた科学的発見のために、狂気に苛まれる天才達の人生を垣間見れる。全話素晴らしいが、「プルシアン・ブルー」が好みだ。何億もの人々を飢餓から救ったハーバー・ボッシュ法の発案者であるフリッツ・ハーバーと毒ガス開発の結末は因果応報と呼ぶには犠牲者が多すぎる。
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Satoshi
カリブ海諸国の思想書。想像以上に勉強になった。カリブ海は西洋による侵略により、歴史がリセットされ、奴隷・逃亡奴隷(マルーン)・解放奴隷・革命が歴史の主人公になった。作品内で様々な小説が紹介されるので、物語を通じてカリブ人の精神性を知ることができる。プランテーションによる奴隷支配の構造と解放後にもその影響に苛まれる黒人達の苦悩は想像に難くない。
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Satoshi
15年戦争小史の解説動画がYoutubeにあったので、見ていたら本書を紹介されていた。専門は経済学らしく、満州国の経済的な成り立ちとポジティブフィードバックによる発展。そして、きっかけにより、ネガティブフィードバックになり、崩壊する流れを言及している。軍事的というより経済的な合理性を無視した満州拡大計画と満鉄の延伸、そして破綻は日本帝国の軍人・政治家が「立場主義」を固辞したためであり、その「立場主義」は現代日本でも根強く生きている。
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Satoshi
トマス・H・クックを連想されるような陰鬱な小説。人種差別が色濃く残る南部にて友人になった黒人と白人の少年。少女の失踪により、友情は切り裂かれ、互いに秘密を抱えながら、再び少女失踪事件が起こる。2つの事件の犯人は読んでいてすぐに予想でき、ミステリーというより、アメリカの田舎町の閉塞感の中、暗い記憶を呼び起こされる苦悩の物語だ。面白かった。
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Satoshi
戦後80年ということで、本書を購入。本作ほど明確に「天皇」と「国民」の戦争責任を明確に記載した歴史本は初めて読んだ。そして、昭和天皇と宮中グループは皇室の安泰のためのエゴイズムにより、戦争に突き進む軍部と民意を無責任にも放置し、太平洋戦争開戦を「聖断」した。御前会議にて日本の将来が決められていたが、憲法に定められた会議体で無かったとは驚きだ。
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Satoshi
上巻で天文学の歴史とビッグバン理論が誕生するまで、下巻ではビッグバン理論を確証しる流れを記している。上巻冒頭で各国の神話を紹介していることが、ビッグバン理論の最大の謎であるビッグバン以前についての伏線になっている。科学史の資料としてだけでなく、多くの叡智が観測・解析し、議論を重ねて宇宙の全容が解明される様子は面白く、大学の講座を受けた気分になる。
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Satoshi
感想は下巻で
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Satoshi
コスビーのデビュー作。元海兵隊かつ元保安官補佐である葬儀屋勤めの主人公が神父の不審死を追いかける。友人には腕っぷしの強いヤクザ者がいる。デビュー作だけあってか、ストーリーはシンプルであり、強くモテる主人公が正面突破する痛快さが本作の魅力かな。
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Satoshi
学生時代に話題になったSF作品。ブックオフで何気に購入した。手塚治虫の火の鳥を思わせる作品であり、日本のライトノベル作家の底力を感じた。移住惑星の最後の子供ルナがコールドスリープから目覚めた過去の女性達との交流で生命、人生、幸福、人間について問いかける。ルナ、女性達共に相手だけでなく、読者にも語りかける。ルナの見た美しいラストは答えの無い悩みを抱く全ての人々に突き刺さる風景になっている。
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Satoshi
感想は下巻で
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/03(4790日経過)
記録初日
2012/11/03(4790日経過)
読んだ本
1988冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
781449ページ(1日平均163ページ)
感想・レビュー
1788件(投稿率89.9%)
本棚
30棚
性別
職業
技術系
現住所
神奈川県
自己紹介

ミステリーを中心に読んでいます。

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