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2024年3月の読書メーターまとめ

まさ
読んだ本
6
読んだページ
1461ページ
感想・レビュー
6
ナイス
246ナイス

2024年3月に読んだ本
6

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • マエダ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まさ
吉村氏による三陸海岸の津波の記録です。収められているのは、明治29年と昭和8年の津波、そして昭和35年のチリ地震による津波の3編なのだけど、いずれにも"ヨダ"という地元で津波もしくは高潮を示す言葉が登場する。ニュアンスの違いはあっても人々の暮らしの中で言い伝えられているその地域の事象なのだ。翻って能登を想う。能登半島地震といっても、隣り合う輪島と珠洲でも地震時の感覚も異なるしその後の状況にも違いはある。そういったそれぞれの状況を記録として残していくこともとても大切なものだと改めて実感です。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

まさ

2月も少なめの読書。でも、梨木香歩さん小川洋子さんらよく読む方々の作品ばかりで満足満足。写真は仕事とあわせて訪ねた輪島の海。隆起して砂浜ではなくなってしまいました…。復興は一歩一歩。みなさま、今月もよろしくお願いします。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1540ページ ナイス数:271ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/298996/summary/monthly/2024/2

2月も少なめの読書。でも、梨木香歩さん小川洋子さんらよく読む方々の作品ばかりで満足満足。写真は仕事とあわせて訪ねた輪島の海。隆起して砂浜ではなくなってしまいました…。復興は一歩一歩。みなさま、今月もよろしくお願いします。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1540ページ ナイス数:271ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/298996/summary/monthly/2024/2
なお
2024/03/02 10:40

まささん、砂浜ではなくなってしまった輪島の海…。復興は一歩一歩とのお言葉が心に響きました。 いつもナイスを頂き、ありがとうございます(^^)

まさ
2024/03/02 15:59

なおさん、ありがとうございます。広域火災の起きたところをはじめ街中も歩いてきましたが、どこから手をつければよいのか頭を抱えてしまう状況です。今月もよろしくお願いします!

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2024年3月の感想・レビュー一覧
6

まさ
児童書だけど、だからこそか、狩猟採集の日々で自然を敬い精霊が近い存在にある時代に惹き込まれた。深く掘り下げて読まなくても、そんな時代や世界観に思いを馳せるだけで十分に楽しめる。子ども世代だときっともっと惹かれるのだろうなぁ。クロニクル冒険譚は全6巻だそう。
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まさ
千早さんらしい、湿気とにおいを帯びた空間を感じました。帯では主人公が女性たちとの関係を築くことができないような部分がクローズアップされているけど、むしろ誰もが壁や境界をもっているのじゃないかなぁと主人公に共感しながら読みました。主人公が愛情を注ぐ植物たちでさえ、なまなましい生き物の気配を放つのだ。そんな部分も含めて受容したり離れたりするのが人それぞれなのだと思う。好みの作品です。
yumi..✽
2024/03/23 18:37

なんだかまささんのレビューにハッとさせられました。私の世界で私の思うままに生きたら、異性との関係どころか社会性まで問題が出てくる気がします。できることなら読書とランニング三昧で完全にワンマンプレイです。けど、(バランスは意識してますが)それを突き詰めて自分とも向き合ってのも事実。その中で大切なものは大切、離れていく縁も縁。かな?あれ?脱線してますかね😅

まさ
2024/03/23 21:09

yumiさん、全然脱線していないですよ~。人それぞれの距離の保ち方があっていいと思うのです。人それぞれの感覚に合う人合わない人がいて、合う人同士を"縁"というのかもしれないですね。バランスを意識できることがやっぱり大切です。

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まさ
文庫本で再読。河崎秋子さんの作品は人や動物の息づかいがすぐ近くに感じられる。人の生活と密接な関係にある鳩は、人に利用されてきた生き物。代々の鳩護の記憶を辿りながら、鳩に"選ばれる"主人公を通して、護り護られる関係であることを改めて感じる。
yumi..✽
2024/03/18 06:37

気になっている作家さんです。

まさ
2024/03/18 20:18

yumiさん、追いかけてみてー。北海道に息づく動物や人や自然そのものの熱を感じる作品が多いです。

が「ナイス!」と言っています。
まさ
各々が抱く空虚を満たそうとするのではなく、自分の一部としているように登場人物2人の日々が続く。虚しさとも感じていないのかもしれないから、空虚というより余白なのかな。3Dプリンターで作られる中身のないモノにも生命を感じるように、その何もない部分こそ大切なことなのだろう。 タイトルのとおり、"がらんどう"か。人との距離感もそうなのかも。きちきちっと埋めるのではなく、程よく間隔があってよいと思う。大谷朝子さん、初読みですがすごく好みの作品でした。カバーの土屋仁応さんの作品も本作が醸す雰囲気にとても合っている!
が「ナイス!」と言っています。
まさ
吉村氏による三陸海岸の津波の記録です。収められているのは、明治29年と昭和8年の津波、そして昭和35年のチリ地震による津波の3編なのだけど、いずれにも"ヨダ"という地元で津波もしくは高潮を示す言葉が登場する。ニュアンスの違いはあっても人々の暮らしの中で言い伝えられているその地域の事象なのだ。翻って能登を想う。能登半島地震といっても、隣り合う輪島と珠洲でも地震時の感覚も異なるしその後の状況にも違いはある。そういったそれぞれの状況を記録として残していくこともとても大切なものだと改めて実感です。
が「ナイス!」と言っています。
まさ
サルとヒトのなんだか妖しい状況に読みながら引き込まれ、「言葉」を介した成長譚のようにも感じながら読み終えた。シネノとしふみが重なって見えるようにもなるし、いまの社会の窮屈さを訴えているような状況も随所に出てくるし、考えながら読む作品でした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/12/29(4162日経過)
記録初日
2012/11/05(4216日経過)
読んだ本
1222冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
354233ページ(1日平均84ページ)
感想・レビュー
1165件(投稿率95.3%)
本棚
33棚
性別
現住所
石川県
自己紹介

どんな本をいつ頃読んだのかを後々にふりかえるために記録し始めました。
その時々の気持ちに合わせて幅広く読んでいます。
同じ類の本を読んでいる方々の感想からも学ぶことばかり。興味が広がります。

読んだ本の感想は100字にまとめよう!と思いながらも、字数超えすることも多いです。
感じたことをそのまま感想に載せるようにしています。

読メで記録し感想を綴っていくと、時折以前読んだ本にナイスをいただくことも。
そのときに往時の自分の感想を読み返す機会になり(読んだことそのものを思い出す機会にも!)、勝手にとても感謝しています。

読書のほかにも、登山・寺院巡り・カメラ・将棋…とアウトドアからインドアまで幅広く楽しんでいます。日々の生活と読書とが絡まることも楽しみのひとつです。

よろしくお願いします。

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