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2024年10月の読書メーターまとめ

isutabi
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感想・レビュー
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ナイス
97ナイス

2024年10月に読んだ本
32

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

isutabi
元々の思考が物騒なのだ。最近のことではない。気にするな。(p.36)/ローゼマイン、メスティオノーラの図書館を知る/フェルディナンド、悪辣すぎ。ジェルヴァージオの方がまだ可愛げがある/ローゼマイン、マジで女神の化身となる/このままだとユルゲンシュミットは二十年も保たなかったらしい/ローゼマイン好みの他者を殺せない世界に。
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2024年10月の感想・レビュー一覧
32

isutabi
興世王の首は本物か/浄蔵/なくなった将門の首の行く方/蘆屋道満の意図/小野道風/平貞盛と祥仙と如月と平維時と児干/瀧夜叉姫登場/晴明、俵藤太、小野好古、浄蔵、賀茂保憲、博雅グループvs興世王、将門、瀧夜叉姫グループ/興世王の正体は予想通りの人/将門vs藤太、興世王vs晴明、見物人は道満/瀧夜叉姫が意外に怨念の人でなかった/最後は舞台を観ているような。
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こうして来客があったりすると、途端にこの家は動きはじめます(p.142)/吹雪の山荘と見立て?/小劇団「暗色天幕」の一堂は吹雪に迷い湖畔に建つ広大で豪奢な霧越邸に辿り着く/深月や他のメンバーの名と不思議な暗合/何事にせよ謎はあった方がいいさ。(p.152)/北原白秋の「雨」。
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われは一回、凄く悪い子に、なってみたかったの(p.97)/若だんな、赤ちゃんになっちゃった/成長は早いが(主に藤兵衛に)バレないうちに元に戻れるか?/体調はかつてなかったほど良く頭脳は変わらず、見た目は子ども、頭脳は大人/丈夫な若だんなは若だんなじゃないって気もするのでたぶんもとに戻るのだろうなと読者はみんな思うだろうな、と思った。でもまあ、元気な若だんなを見ることができて嬉しかったかな。
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Eテレの「2355」や「0655」、「ピタゴラスイッチ」、「だんご三兄弟」などおなじみの世界があったりする、詩のようなショートショートのような、ある意味発想の素のような/そんなときクリック音が聞こえる。
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見開きに安福望さんの選んだ短歌一首とイラスト一枚/とても優しく、どこかせつない世界/座右に置いときたくなる人がたくさんいそう。
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たぶん、この春が、世界最後の春です(p.120)/パニック小説かと思ってたら違った(と言えると思う)/養毛剤から始まった黒緑色の藻類の侵食は生物を取り込んでいき止まらない/しかしそれは記憶の融合でもあった(ちょっと「エマノン」)/誰かに出会った瞬間、誰かはわたしになってしまう。(p.233)/ひとりきりのわたしが寂しさでとけてしまわないように(p.248)
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これは私たちの事件よ、光くん(p.187)/後味がいいのか良くないのかビミョーな感じ/火事で記憶を失った叔母の文さんをサポートする意味もあって光くんは母の実家である大邸宅、青河家に住み込み、青河家が経営する一流料亭、銀の鰊亭で「御挨拶」のアルバイト/文さんは一種の超能力? を身につけていた/古い知り合いたちの言動がなんかおかしい/刑事の磯貝は何に疑問を抱いてる?/「気配」のわかる人たち。
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こんなくだらない友人は、めったにいない(p.8)/くだらない話を延々喋る「男子の会」結成(ももこさん、長尾さん、江上さんと山崎くん、植田さん)/植田さん欠席したらバリでヤキソバ屋を開かされることになり、どんどん進む「焼きそばうえだ」計画。マジっスか?/ローランさんの親切は、面白い事への参加なのだ。(p.120)/何にせよ何かが弱いのは間違いない。(p.110)/こんなに親切にされない方が楽だったんじゃないか?(p.140)/このような軽口から本当に始動してしまうので、充分気をつけた方が良い。(p.202)
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腹の底では、ぬしも、この都なぞどうなってもよいと思うているのであろうがよ(p.198)/ビッグネーム、瀧夜叉姫がタイトルになっている巻。どういう展開になるか/将門の乱から二十年弱/主要登場人物は晴明、博雅、道満、賀茂保憲、平貞盛、俵藤太、祥仙、桔梗、滝子姫/そして、将門の乱。
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エンジェルさん。《善悪なんて人間が決めるものでしょう ヒトでないモノにそんなことは関係ないわ》p.83、《四月一日は、アヤカシにとってとても美味しそうな存在(もの)なのよ》p.86。《百目鬼君と一緒にいなさいって》p.87/クロウと四月一日の関係は?/教育実習生と猿の手、運命は転がる/屋台の狐のおでん。子狐かわいい。
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つねにあいまいで、特に大きなストーリーがあるわけでもない(あっても「私」は忘れてるのでなかったのと同じ)/いつまでも読んでいられる、もっとも好みのタイプなんやけど、とりあえずこれが最新巻なんであとがなくて残念。できれば、続編あると嬉しい。マンネリ化が心地よいタイプの世界やと思うんで。ちちち、とか、ケケケをまた聞きたいものです/単行本は挿絵いっぱい。読むなら単行本やったなあ。
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何かのツボがそこかしこにある→ツッテモナオール/鹿戦争/留守番が必要な理由/タクシー降りるとき「ごちそうさま」/ジュテーム投げ/木綿プリンと絹プリン/麻薬もここにわんわん/眠ってるうちに勝手に刈られちゃってね/生まれつきの「新聞感覚」/ペテロの立ち直り/やうかんがお家にすんでゐたら/新幹線「さそり」/俺のリモコンは凄いよ/えぐみさん/ 「ずずずずっ」と移動する講談社→天然自然なの? おもしろく書こうとしているの?
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道満がカッコいい。道満vs殺生石。「泥の煮えるような声」シブそう。「おれには、どのような人間も救うことができぬよ。たとえそれが、もののけや亡霊であってもな。自身さえ救えぬ哀れな爺いさ、このおれは……」「その虚こそが、我が欲の本体ぞ」/博雅、決心す。博雅は、史実では晴明よりかなり早く死ぬらしいので、この物語の晴明は独りで酒を飲むのだろうなあと思った。/露子、哪吒と出会う。兼家さん、また災難/露子の父、橘実之が不思議な目に。
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メモに残っていないから未読かもしれないと思って読んだけど、たぶん再読。でもまったく覚えていない。このシリーズどれも似たテイストで、マンネリ化してるから読んだような気もする、そうでないような気もする、で。ただ、マンネリ化は特に悪いことじゃない。気に入ってる世界のマンネリ化はむしろ心地よいから。淡々としてて、いい感じのキャラと会話、ほどよくシニカルで。いつまでもこんな調子で描き続けてほしいけど作者もだんだんトシ取ってくと教条的になっていく可能性はあり、そうなると読まなくなる可能性もあるかなあ。
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isutabi
うん、吉田秋生さんゆう感じやなあ/海街diaryの番外編。佳乃が藤井朋章と別れる同時期かちょい後くらい?/まず、同じ学校で同学年の川奈里伽子の視点から朋章との恋を描く/朋章と里伽子共通の後輩、鷺沢くんは朋章が好き。海街diaryの関西弁キャラ将志くんの兄、緒方篤志くんは鷺沢くんが好き/川奈依理子は海街diaryの風太の姉、尾崎美樹が好きで、美樹は里伽子が好き。厄介な関わり方の全体像を唯一把握しているのは依理子さん/真剣さがまぶしい。
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アベンジャーズに入りたいので肉体改造に挑むイエス/アベル殺人事件の裁判はいまだ続いていた。カインの弁護士はアベル!? 兄さんはやってない!!/通販/静子さんとブッダのため料理を作ろうとするイエスに主婦の守護聖人マルタさんが/落語に憧れたイエスにお父さん改め「光有亭天と地創り之輔」が直々に新作落語「最後の晩餐」を披露してくれる。お父さんの憑依してる鳩の名前はサブレちゃん/体臭、口臭が気になるイエス/クリスマス、天界の企み。《私はもうサンタのいる 下界のクリスマスが大好きなんだから!》
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isutabi
人間は幸せになるために生まれてきたわけじゃん?(口絵)/こうして、エルメスとたわいない話をすることが、ボクの幸せの一つさ(口絵)/どうしてにんげんには、くびわ、いらない?(口絵)/美しい記憶の国だけはなんとなく記憶があるのでこの本は再読だと思う。が、記憶にない本は未読と一緒だなあ。得した感じ。
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isutabi
各章タイトルは料理名でなく食材の列挙。手間をかけないから?/個人的にもこういったタイプが美味いです(カレー以外)/ところてんは黒蜜でも、しょーゆ、酢、カラシどっちでもイケるタイプです。実家でのデフォルトは黒蜜やったかな/腹が減った…
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isutabi
漱石、修善寺で危篤状態から始まる/電報百通出した鏡子/みんなで大騒ぎ/恢復期の漱石/漱石と鷗外/泉鏡花/志賀直哉と武者小路実篤は漱石の大ファン/横山大観も大ファン。漱石に見てもらいたいから絵を描くんやとか/岩波茂雄の豪快さ/漱石と、龍之介など新思潮メンバーたち/漱石の死と、その後/芥川龍之介は父・鷗外と、母・漱石の間に生まれた私生児。なるほど?
Fe
2024/10/14 01:03

香日ゆらさんは東北大学附属図書館漱石文庫ロゴマーク  https://twitter.com/kouhiyura/status/790887515632709632  の作者ですけど、私の知人が東北大学附属図書館事務部長をしていた頃(2016年)、四こまマンガファンな彼は香日ゆらさんの著書にサインをしてもらったと喜んでいました。

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料理と本が好きな人にオススメのミステリ/婚活で出会った女性のちぐはぐさと『俳句入門』/寿司の名店店主が語る一期一会/少女は天狗に誘拐される?/紙野くんに弟子入りした美女。すみれさんはやきもき/快適だったシェアハウスがギスギスしてきたのは?
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今あの人は、ヴィルヘルム・シュルツとトラヴァス少佐の中間ぐらいにいるんですよ(p.141)/久しぶりにヴィルとアリソンが活躍してて嬉しい/ヴィル(今回はヴィルっぽいキャラなのでこの名前で)のサバイバル/ヴィル(らしい人物)を見つけたのは、なんと! 「新人君」(らしい人物)だった! なんて偶然/サイラス(らしい人物)来たる。なんて偶然! で、サイラスって誰やっけ?/例の麻薬事件の黒幕はトラヴァスだそうだ/ベネディクト出陣す/怖い人たちも来る/アリソンも、たぶん来る/アリソンが誰かと再婚するらしい。
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ヴィルの乗った軍用機が爆弾で墜落。復讐? 口封じ? 隠密? まあ、彼のことだから無事やろうけど/トレイズ、第四上級学校へ/新聞部、トレイズの謎を追う?/メグとセロン、アツアツ/ガラ空きやったのに空きがなくなった「臨時ロッカー」の謎からえらい大事件に。
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でもあれは、本とはちがいますね。だって、誰も読めないもの(p.240)/かつての同僚で今は信州にいる有田美保からHELP! 勤めている老舗書店「まるう堂」に幽霊が出る? 多絵の悪魔のささやきで一緒に行くことになった/多絵の推理の進め方がおもしろい。僕やったら…ひとりKJ法でも使うかな/とはいえこの作品は探偵と競い合って犯人当てしようというような感じにはならないですね。ただ読むだけ。杏子と多絵たちのかけあいを楽しむだけ。
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isutabi
看護学生に対抗意識を燃やすユキエ/病院内での噂拡散の恐るべき速さ/詐病が思わぬ医師、看護師の対立を招き/末期の癌性腹膜炎で、誰に対しても「恨んでやる」と言う江田さんにマサコは理解してあげたいと言い、ユキエは恨みながら死ぬのよくないと言う/二年目に入り新人看護師も入った。マサコはホスピスに行きたいと言う。主任は実家の都合で退職すると言う。最近(も)失敗続きのユキエは二年目にもなって、と自分の存在意義に疑問を抱く/ユキエさんのような看護師に担当されたら入院も楽しそうではあるけど、とっても不安にもなりそう。
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エリート経済人をめざしてる高校生の勝幸は母、新しい家族になった小説家の荘介と息子の春の自由奔放さが理解できずすべてが腹立たしい/勝幸が憎からず思っていたらしい永沢京子や、母の良子、ご近所の皆さん、岩田専務まで田中親子の楽しさに感染されていく/勝幸のせいで荘介が死んだと思い込んだ知り合いたちが世界中から飛んできた/田中親子のワールドワイドさにしだいに認めはじめたようではある勝幸だが、どーにも納得できへん。千秋先輩よりアタマ堅いかもなあ。
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虫の話、イシイさん猛プッシュ/ミツバチは定義上「家畜」/ミミズの恩返し?/野焼きか火事か/牛農家「やめるなら 今!!!」p.22/朝ドラ「なつぞら」など撮影ネタ/コロナ禍でも帯広は平常運転/フランスチーズ農家/農家感覚の子育て/アライグマ害。狂犬病も危険/農家と猫/農家と泥棒/丑年に牛の話題/ラベルで肉や革の由来がわかる/コロナ禍で肉売れず安くなった赤身の利用が増え店頭からなくなった《赤身が無ければA5を食べればいいのに》p.88/農業とにおい/などなど。
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Gフリート復活事件数年後から始まる/この巻はほぼユリウスの話。個人的には正直、人間サイドの話はいらんのやけど。ユリウスは終わりもわかっていて辛いし。まあ別視点から見た状況という感じで『本好きの下剋上』なんかでも似たようなパターンはあるけど一冊丸ごととは思い切ったもんやなあ/「勇者」というラベルは人間社会を左右する/世界で起こっている人身売買の背後にいる組織は強大だった/勇者としての成長と大切な人物の死/旅する勇者/お人好しユリウスは目の前の全ての人を救おうとする自分の無理を知っており早い死を覚悟している。
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これまで読んだ大阪本の中でもっとも妥当に思える/大阪離れて暮らしてる人が読んだらすごい懐かしい気分になれそ/大阪人はたこ焼きがどうとかいうより結局「大阪人」について語り語られるのが好き。サービス精神旺盛で大阪人演じてるところがあるからかもしれへん/大阪人がみんなおもろいわけやない。そらそうや/せやけど笑いが価値観のかなり上位にあるのはたしかやなあ/ちゃうねん言いながら来る人、あるある/アホ試し、あるある/土曜のお昼の吉本新喜劇、あれが今の大阪人気質を作ったんかもしれへんなあ/ワンパターン予測、なるほど。
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弟子の中で誰がいちばん漱石に愛されたか/甘いもの好き/漱石と子規/胃病/妻の鏡子さん/漱石、満州行き/修善寺/コミック誌掲載しはじめたのでイチから紹介することになりこれまでのとネタかぶりもある。
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元々の思考が物騒なのだ。最近のことではない。気にするな。(p.36)/ローゼマイン、メスティオノーラの図書館を知る/フェルディナンド、悪辣すぎ。ジェルヴァージオの方がまだ可愛げがある/ローゼマイン、マジで女神の化身となる/このままだとユルゲンシュミットは二十年も保たなかったらしい/ローゼマイン好みの他者を殺せない世界に。
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ちょっと特別感のある巻/麩枕:深夜、笛を吹きながらそぞろ歩く博雅についてくるものと朱雀門の鬼の素性/野僮游光:道を通るあやしきものと青疱瘡/いそざき:伝澄和尚の母が被った鬼の面が外せない/読人しらず:博雅《人の生き方に、上手、下手があって、たまるものですか!》/腐草螢と為る:兼家さん、今度は道満に呪われた?/跳ねる暙㕞踊る針:涸れそうな井戸と曲芸/秘帖・陰陽師赤死病の仮面:いつものとは違う作品/蘇莫者(そまくしゃ):蝉丸のもとに通うもの、博雅暗殺計画、蘇莫者という舞。
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この土地には妙な力がある。(p.87)[内容]潮ノ道ではいろいろと不思議なことが起こる。他の本でも見かける持福寺の名物坊主、了斎さんはこの本では全作品に登場。[感想]あっさりとしたやさしさとふしぎさが心地よい作品集。どれかひとつを好きになる人なら他の作品も好きになれるでしょう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/13(4332日経過)
記録初日
2005/01/11(7256日経過)
読んだ本
2263冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
620260ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
1290件(投稿率57.0%)
本棚
5棚
性別
現住所
大阪府
外部サイト
URL/ブログ
https://tabineko.hatenadiary.org/
自己紹介

お気に入りの椅子ひとつだけかついでふらふら旅したい。

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