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2025年1月の読書メーターまとめ

あんさん
読んだ本
13
読んだページ
3239ページ
感想・レビュー
13
ナイス
165ナイス

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2025年1月に読んだ本
13

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あんさん
格調の高いキリスト教入門書。表題の『キリスト教入門』以外に『門をたたけ』など数編を収録。最初の出版は昭和27年とのこと。各所に日本の復興への希望と祈りを感じる。いきなりキリスト論からではなく「人生と宗教」「いかにしてキリスト教を学ぶか」から入って本論に繋げ、著書の理知的な信仰がよく分かる。当時の国民には新鮮ではなかったか。戦後キリスト教ブームへの影響も想像できた。「神を信ずる信仰を背景にもち、それに基づく道徳訓と、そうでない道徳訓とでは、その内容の高さにおいても、実行力においても、格段の差があるのである」
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
13

あんさん
図書館には旧版しかないようなので購入。絵画の印象、描かれた主題・個々の物品やその神話・物語、類似した他の絵画や画家の前後作、画家の生涯・歴史的背景など、短い文章のなかに盛りだくさんの内容。比較される絵画も多く掲載されていて分かりやすい。海外の美術館収蔵品がほとんどなので行って見てみたくなる。第Ⅰ巻はルネサンスからマネ(19世紀)まで。
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あんさん
再々読の本。最初に大和都市管財事件、飛鳥会事件、梁山泊事件を解説した後、反社会的勢力対策を詳説する。やはりトップの姿勢と内部統制、最後は自身で判断・行動できる力。
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あんさん
兼好法師のこだわりが詰まった随筆集。種々のしきたりや有職故実をはじめ、様々な知識・教養・美意識が感じられた。いろんなエピソードがあるところからするど、ただ僧坊に閉じこもるのでなく、結構な社交家だったのだろうか。法師の趣味嗜好について後醍醐天皇との対比で描かれたのが面白かった。「自分も人もなんにもあてにさえしなければ、よいときは喜び悪い時は誰をも恨むことがない(第211段)」
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あんさん
著書は伊藤忠で穀物取引に携わり、その後アナリストとして活躍した方。ブックオフで購入した約20年前の本。主に米国中西部のトウモロコシ・大豆の市場価格形成のプロセス、また、バイオエタノール原料としての需要状況、ブラジル・中国などの需要と生産の影響などを考察。穀物マーケットの雰囲気がよく分かる。業界用語がぽんぽんと散りばめられ、文章としては少し読みにくかった。
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あんさん
終わってしまった子育て前に読みたかった。一つ一つは短いが、ネットの影響とか幼児虐待とか考えさせられるトピックも。何歳まで働きたいか等の意識調査は社会制度の影響も大きそう。
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あんさん
昭和天皇、上皇陛下、今上陛下の3代にわたる皇室外交エピソード集。日本にとって外交ルートの一つとして、皇室がとても貴重であることがわかる。欧州だけでなく、中東やアセアン王族への目配りなど、長期的な目線をもった国際関係上の配慮が感じられた。一方で皇族の方々のご負担はいかばかりか。「伝統への愛着と近代的なものへの開放性が他に例のない形で融合した日本は、今後も私共を魅了しつづけるでしょう。陛下は、この変わらぬ『日本の魂』を体現され、貴国民の敬愛と国境を越えた尊敬を集めておられます」(ルクセンブルクのアンリ大公)」
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あんさん
格調の高いキリスト教入門書。表題の『キリスト教入門』以外に『門をたたけ』など数編を収録。最初の出版は昭和27年とのこと。各所に日本の復興への希望と祈りを感じる。いきなりキリスト論からではなく「人生と宗教」「いかにしてキリスト教を学ぶか」から入って本論に繋げ、著書の理知的な信仰がよく分かる。当時の国民には新鮮ではなかったか。戦後キリスト教ブームへの影響も想像できた。「神を信ずる信仰を背景にもち、それに基づく道徳訓と、そうでない道徳訓とでは、その内容の高さにおいても、実行力においても、格段の差があるのである」
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あんさん
実務に不慣れな者が、現場で出会うであろう項目をたくさん解説していて、ERP初心者には有り難い内容。
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あんさん
古代ギリシアの三大哲学者ソクラテス、プラトン、アリストテレスを扱った本。知とは、徳とは、美とは、善とは、など、哲学の様々なテーマを楽しく逍遥。アリストテレスの著書のタイトルにある「ニコマコス」は遺稿を整理編集した息子の名前と始めて知ることができた。様々な議論が果てしなく続くようだが、最後はギリシアの神々に通じて行くような気がした。
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あんさん
聖徳太子から良寛まで、12人の仏教者を取り上げた本。さらっと日本仏教史をおさらい。しかしながら、著者がいちばん力を入れていたのは仏教者よりも、江戸期の切支丹禁制と寺請制度からの「葬式仏教」批判か。切支丹弾圧名目で仏教の僧が葬儀→葬儀だけでは「商売」にならず、追善供養を檀家に義務づけ→だんだんと法要が増加→僧侶が安逸に流れ堕落、との説明。その後も国家神道と「無宗教」への批判が続くが、このあたりは改めて学んでみたい。「仏教はお坊さんを養うためにあるのですか!?(中略)仏教は生きている人間のためにあるのです」
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あんさん
ネタバレメタ思考について書かれた本。(以下本文より要約しながら抜書き)自分で自分を満たすためには、本人が本来いるべき場所で、本来の力を発揮する必要がある。病気はやりたくもないことを嫌々やっていたり、人目を気にして偽りの姿のまま過ごしていたりする時のアラーム。欠けている状態は、これから必要な能力や要素を身につける3歩手前。目線を未来に向け「巨人の肩の上に乗って眺め」、最終的には「すべての人が自分のための特等席に座って」本来の姿を取り戻し、力を発揮している世界に。
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あんさん
下巻は、朝廷政変(関白九条兼実の解任、頼朝の死)、二代将軍、頼家謀殺、時政失脚、和田の乱、右大臣実朝、上皇謀反(承久の乱)、新時代まで。吾妻鏡の欠落部分は他の文書の記述から補っているとのこと。頼朝は落馬から死去、頼家は伊豆へ下向後に修善寺で謀殺、実朝は公暁により暗殺。比企一族、畠山父子、和田一族、次々に滅ぼされ何れもあわれ。本巻の北条義時と政子の政治を徳川家康が参考にしているのだろうか。引用されている実朝の歌は叫んでいるよう。
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あんさん
中巻は、義経昇殿、屋島焼亡、決戦壇ノ浦、吉野山(静御前の鎌倉送致)、巨星墜つ(義経自刃)、奥州征伐、頼朝上洛、富士の狩野(曽我兄弟の仇討)、大姫入内。平氏を滅亡させた後も、まるでフランス革命のように疑わしい者は粛清されていく。頼朝はそれが必要と確信し、政治と賞罰を進めているようだ。それにしても、もしも義経によい助言者がいたならば。下巻へ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/05(4398日経過)
記録初日
2013/02/01(4402日経過)
読んだ本
1235冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
328418ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
963件(投稿率78.0%)
本棚
1棚
性別
職業
事務系
現住所
兵庫県
自己紹介

縁あって内部監査部門に異動し、様々なことに悩みつつ学ぶ日々です。

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