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2026年8月の読書メーターまとめ

あんさん
読んだ本
11
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感想・レビュー
11
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2026年8月に読んだ本
11

2026年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あんさん
朝日新聞「折々のことば」に引用されていた本。明治百年の近づく1965年刊行。詩人である著者が、明治28年に生まれてから敗戦後までの体験に基づき「日本人の絶望の症状」を振り返る。著者の視点は繊細かつ強靭であり、このように透徹していたいもの。関東大震災後や戦中・敗戦後のエピソードはやはり恐ろしい。「もっとも知能のすすんだ人たちでも、現状の停滞や、混乱を、行く先はてしないものと感じたとき、焦燥の果て、つかんではならない札をつかむ。ヒトラーの出るまえのドイツの知識階級が、いい例である」
が「ナイス!」と言っています。

2026年8月の感想・レビュー一覧
11

あんさん
大航海時代から始まる世界規模の人の移動の歴史と、ジャズに代表されるポピュラー音楽の伝播と展開を併せて記述する意欲的な本。抑圧や不自由さが名曲や新ジャンル誕生のきっかけになるのはクラシックも同じだが、やはり欧米各国の植民地支配やアフリカ大陸からの奴隷貿易がジャズ等の発展のきっかけになっているのはなんとも複雑な思い。紹介される音楽家名や曲目(リンクのQRコードあり)が大量で正直なところ消化不良。しかしながら、南米各国やアフリカ大陸内での展開まで書かれているのは貴重な内容なのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
あんさん
ネタバレブッダは鹿に導かれ鹿野苑にたどり着き、鹿の群を相手に教え始める。鹿の王は出産間近の雌鹿の代わりに犠牲に。ブッダは蟻地獄に落ちた子鹿を救う。雄牛セブーの話。修行者たちに八正道を語る。ルリ王子がブッダに矢を放つが鹿が代わりに身を投げ出す。デーバに越血の施術中のブッダをルリ王子が殺そうとするがタッタが防ぐ。しかしブッダはタッタのルリ王子への復讐を止める。カピラヴァストゥから逃げた夫婦の子アナンダは悪魔に守られ不死身たが、母を惨殺され人間を恨み悪党になる。襲った隊商にいた娘リータを助け行動を共にするようになる。
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あんさん
まずアルゼンチンの歴史に興味が出て、検索するうちにたどり着いた本。南アメリカ大陸の形成から始まりおおよそ1970年代までの中南米各国史。主部となるのはスペイン・ポルトガル、その後のイギリス・フランス・オランダ、そして合衆国による様々な形態で支配し搾取される様である。やがて独立が達成されるものの、ことごとく独裁的な統治となる各国。今更ながら民主制あるいは共和制というのは難しい条件の元での政治形態なのだろうか。第二次大戦後の記述は少ししかなかったので類書も読むことにする。
が「ナイス!」と言っています。
あんさん
2012年8月刊であり、リーマンショック・東日本大震災後、アベノミクス前の本。経済学への批判本と想像していたが、むしろ金融グローバリズムが進む世界経済への批判。非常に面白かった。アダム・スミスやケインズは自由放任のグローバリズムではなく、ナショナル・エコノミーを志向しているとの指摘。両者についてもう一度勉強しなおさなくては。日本経済の今後についても、市場主義的な方向ではなく、戦略的な内向きによる「善い社会」の構想を提言。実際の政策とは反対の方向だが、こうした提言があることはよく覚えておきたい。
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あんさん
図書館より。原田マハさんのゴッホへの思いとゴッホの生涯を辿りつつ、小説『たゆたえども沈まず』執筆時に訪れたパリ・アルルや調べた諸々の内容を紹介する本。人はなぜそこまでパリに魅了されるのだろう。『たゆたえども沈まず』は未読なので、読まないと。
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あんさん
ネタバレダイバダッタはタッタを剣士に仕立てビンビサーラ王に仕える。タッタはアジャセ王子を人殺し象から救う。ダイバダッタとシッダルタの出会い。マガタ国とコーサラ国の領土争いのためタッタとヤタラが対戦する。ダイバダッタの策略で毒矢が放たれるがヤタラは一命をとりとめる。ダイバダッタはミゲーラに声の出なくなる毒薬を飲ませたうえで、ヤタラの毒殺未遂で逮捕しようとする。タッタはミゲーラを連れてシッダルタの元へ逃亡。シッダルタ(ブッダ)はミゲーラの心に入り声を取り戻す。それを見たダイバダッタはブッダの教えを広める決意をする。
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あんさん
『松本清張と昭和史』で紹介されていた本。著者は昭和18年12月に学徒出陣で陸軍も経験している方。天皇機関説と統帥権干犯論争の悲劇的な結末。君側の奸を除き体制を一新(昭和維新)すれば、天皇と国民が一体となった理想の国家運営ができるとの「純粋な」信仰が、現実離れしたクーデターに繋がったと改めて理解。軍法会議も陸軍内の政治であり「蹶起部隊」はやがて「反乱軍」扱いに。一意専心の純粋培養は必ずしもよい結果を生まず、いろいろな視点や立場から柔軟に見られる自分であること、そのための学びの重要さを再認識。
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あんさん
単行本『お金の流れでわかる世界の歴史』を文庫化したもの、という本。古代エジプト・古代ローマからソ連崩壊・リーマンショックまで。一話ごとの文章は短め。ナポレオンやロスチャイルドの話はあまり知らなかったので面白かった。ヨーロッパによる植民地支配のエグさ。戦争等で財政悪化し衰退していくパターンが多い印象。本書は次からの読書のきっかけになりそう。
が「ナイス!」と言っています。
あんさん
ネタバレシッダルタはミゲーラを治療して苦行林で罰を受ける。アッサジは飢えた狼一家に自身を餌にする。スジャータはシッダルタへ愛が叶わず森に駆け込みコブラに咬まれ死ぬが、シッダルタがスジャータの心に入り、宇宙の生命のかけらを持ち帰り生き返る。シッダルタはピッパラの木の下で、ついに悟りをひらきブッダとなる。コーサラ国のルリ王子は出生の秘密を知りカピラヴァストゥを滅ぼす。怪物ヤタラの物語が悲しい。「みんな不幸。そんならなんで人間はこの世にあるんだ(中略)もしおまえがこの世にいないならば何かが狂ってしまうだろう」
が「ナイス!」と言っています。
あんさん
朝日新聞「折々のことば」に引用されていた本。明治百年の近づく1965年刊行。詩人である著者が、明治28年に生まれてから敗戦後までの体験に基づき「日本人の絶望の症状」を振り返る。著者の視点は繊細かつ強靭であり、このように透徹していたいもの。関東大震災後や戦中・敗戦後のエピソードはやはり恐ろしい。「もっとも知能のすすんだ人たちでも、現状の停滞や、混乱を、行く先はてしないものと感じたとき、焦燥の果て、つかんではならない札をつかむ。ヒトラーの出るまえのドイツの知識階級が、いい例である」
が「ナイス!」と言っています。
あんさん
図書館より。『昭和史発掘』と『日本の黒い霧』は学生時代に読んで、特に昭和初期の暗さがいやになり、この時期を取り上げた歴史本は何となく避けてしまっていた。最近ようやくその時代に向き合って読書できるようになってきたように思う。「二十世紀前半の錯誤については、冷静に問い直しをしなければならない(中略)もしその問い直しや検証なしに二十一世紀に身を置くなら、私たちの国は「急角度にその性格が変わっていく」ことになるのではないか。そうした自問をくり返すために松本作品は存在している」
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/05(4966日経過)
記録初日
2013/02/01(4970日経過)
読んだ本
1366冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
363222ページ(1日平均73ページ)
感想・レビュー
1089件(投稿率79.7%)
本棚
1棚
性別
職業
事務系
現住所
兵庫県
自己紹介

縁あって内部監査部門に異動し、様々なことに悩みつつ学ぶ日々です。

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