読書メーター KADOKAWA Group

2022年の読書メーターまとめ

よっち
読んだ本
1180
読んだページ
363959ページ
感想・レビュー
1180
ナイス
53919ナイス
月間平均冊数
98.3
月間平均ページ数
30330ページ

年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

よっち
独ソ戦が激化する1942年、突如として日常を奪われたモスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマ。赤軍の女性兵士イリーナに救われた彼女が、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵を目指す物語。母を撃ったドイツ人狙撃手と母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するため、理不尽で過酷な戦争を多くの仲間を喪いながら生き延び、狙撃兵として成長してゆく展開で、何が正しく間違っているのか難しい状況が続く中、時折垣間見える彼女の危うさにはハラハラしましたが、過去の因縁に見事決着をつけてみせた彼女の生き様が印象的な物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
大阪のテレビ局を舞台に、世代も性別もバラバラな4人が、それぞれの悩みや壁にぶち当たりながら生きてゆく姿が描かれる連作短編集。社内不倫の前科で腫れ物扱いの四十代独身女性アナウンサー、娘とは冷戦状態で同期の早期退職に悩む五十代報道デスク、好きになった人がゲイで望みゼロなのに同居している二十代タイムキーパー、向上心ゼロで非正規の現状にぬるく絶望する三十代ADなど、不器用な登場人物たちはそれぞれの立場で偏見に晒されていて、厳しい現実に直面しながら、でも意外なところで味方の存在を見出す結末がなかなか印象的でしたね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻した荒木村重は、有岡城内で起きる難事件に翻弄され、動揺する人心を落ち着かせるために、土牢の囚人にして黒田官兵衛に謎を解くよう求める歴史ミステリ。使者としてやってきた官兵衛を帰すわけにはいかないと捕らえて囚人とした村重が、城内で次々と起こる難しい事件で動揺させるわけにもいかず、仕方なく官兵衛に解決を依頼する展開で、なぜ立て続けに城内で事件が起きたのか、登場人物たちそれぞれの思惑、戦と推理の果てに村重や官兵衛が何を企んでいたのか、そんな駆け引きも含めてなかなか面白く読めました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
社会人三年めの三上傑が気に掛ける大学生の妹・若緒。友人で妹の恋人でもあった大河が起こした事故以来、どこかぎくしゃくしている家族と友とやりきれない想いの行き先を探す物語。後遺症で左足を引きずるようになってしまい就活に苦戦する若緒、些細なことで夫婦喧嘩をする両親、職場で対立するパート、そして何となく疎遠になってしまった友人や恋人たち。張りつめた空気が様々なところに影響を及ぼしてゆく状況は何か分かる気がしましたが、こういう時に不安を受け止めてくれる存在がいて、いろいろと変わってゆくきっかけがあって良かったです。
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

よっち

2022年10月の読書メーター 読んだ本の数:113冊 読んだページ数:33318ページ ナイス数:5285ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/385946/summary/monthly/2022/10

が「ナイス!」と言っています。
よっち

2022年1月の読書メーター 読んだ本の数:80冊 読んだページ数:24476ページ ナイス数:4263ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/385946/summary/monthly/2022/1

が「ナイス!」と言っています。
よっち

おおお、家帰ったら講談社の特製図書カードプレゼントキャンペーンに当選してました。ありがとうございます。こういうの地味に嬉しい。

おおお、家帰ったら講談社の特製図書カードプレゼントキャンペーンに当選してました。ありがとうございます。こういうの地味に嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
よっち

2022年9月の読書メーター 読んだ本の数:109冊 読んだページ数:33372ページ ナイス数:5201ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/385946/summary/monthly/2022/9

が「ナイス!」と言っています。

年間で読んだ本1180elkイメージ

1月81

2月88

3月100

4月95

5月88

6月109

7月102

8月96

9月109

10月114

11月97

12月101