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2月の読書メーターまとめ

よっち
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感想・レビュー
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3716ナイス

2月に読んだ本
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2月のトップ感想・レビュー!

よっち
多くの住民の期待を集めた計画が世界中を襲ったコロナウイルスの蔓延により頓挫した名もなき町。そこで教師だった父親を殺された娘と魔術師の叔父が、真犯人を探すべく犯人と警察に挑むミステリ。コロナ後の影響が残る町で、教え子たちに慕われたなぜ父は殺されたのか。計画されていた同窓会で集まった教え子たちにもそれぞれの事情があって、警察すら出し抜く食えない叔父に振り回されながら真相に迫る展開でしたけど、事件解決のためには人の嫌なところにもぐいぐい踏み込んでいく探偵役の叔父が姪に垣間見せた思いがとても印象に残る物語でした。
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2月のトップつぶやき!

よっち

2021年1月の読書メーター 読んだ本の数:75冊 読んだページ数:22189ページ ナイス数:4668ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/385946/summary/monthly

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2月の感想・レビュー一覧
63

よっち
幼い頃に両親が離婚、育ててくれた祖母も失踪して児童養護施設で育った成美。小学校の先生が作ってくれた一杯のカレーライスに魅せられた彼女が、理想のカレーを追い求めるお仕事小説。調理師学校に入学して、一日三食カレーも辞さない文字通りカレーを追い求める日々。そんな彼女とカレー専門店「麝香猫」の運命の出会い。頼み込んでそこで働くようになった彼女が、さらにカレーにのめり込いんでいい時も悪い時も経験して、それでもカレーを食べてもらいたいと思う気持ちは本物なのかもですね。読んでいて自分もカレーが食べたくなりました(苦笑)
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よっち
フィーネに殺到する若手貴族からの結婚の申し込み。そして、ついに開かれる記念式典の来賓にはレオの初恋・聖女レティシアがやってくる第六弾。行き場所を失ったソニアの救出、アルの名声が上がってきたことで焦る貴族たちのフィーネへの求婚の顛末、そしてレオと王国の聖女・レティシアの再会。やっぱりフィーネのことだけは別格だと改めて思わされた白鷗連合騒動でのアルでしたけど、彼の周りばかりにヒロインが…と思っていたら、レオにもついにそういう相手が出てきましたか。複雑な事情を抱えてそうな彼女ですけどレオの活躍に期待したいです。
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よっち
7年前、ずっと友達でいると約束した一番仲良しの男友達・はるき。霧島隼人が高校生になって再会した親友はまさかの清楚可憐な美少女・二階堂春希になっていて、自分の前でだけ昔のノリを見せてくれる青春ラブコメディ。ど田舎から引っ越してきた隼人が再会したかつての親友の思っても見なかった変貌。見た目は大きく変わっても二人には確かな絆があって、彼女が垣間見せる翳りを放っておけない霧島兄妹の優しさがいいですね。お互いの家庭もいろいろ訳アリそうで、地味にモテる隼人を取り巻くヒロインたちもいて、これから楽しみなシリーズですね。
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よっち
普段はグータラな久瀬政近の隣の席に座る絶世の銀髪美少女アーリャさん。彼がロシア語が分かる事を知らずに、ぼそっとロシア語でデレてくる彼女との青春ラブコメディ。政近を冷ややかな視線で眺めてくるアーリャ。ハイスペックで全生徒憧れの的だけど、実は人間関係が絶望的な彼女をいざという時には颯爽と救ってくれる政近のことが大好きで、ギャップがわりと強烈な有希やアーリャ姉、会長と言った個性豊かな生徒会のあれこれも絡めながら、やきもきする可愛いアーリャと、そんな彼女に振り回される政近のこれからがとても楽しみなシリーズですね。
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よっち
他人の大声や暴力的な言葉が怖くて、教室に入れなくなってしまい図書室登校する中学生の清良。そんな彼女は同じ図書室登校だという眼鏡の少年・榎木むすぶと出会う物語。生徒の集まるネット掲示板に不穏な噂話が書き込まれ続け、静謐で穏やかだったはずの図書室が最近すこしおかしいと感じ始める中で、ともに過ごすようになるむすぶに勧められた黄金の『神曲』。七つの大罪をテーマに展開されるエピソード、そして積み重ねていった先にあるひとつの結末には苦しいだけでなく光明や確かな変化もあって、とても著者さんらしい物語だったと思いました。
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よっち
真堂礼と二人で登校し始めて梅雨が明けて、暑い夏がやってきた頃。怪我をした少年を助けた荒木陣が、家まで送る途中で彼の姉・柳宮子と出会う第二弾。すっかり一緒にいるのが当たり前になっても相変わらず鈍感な発言を繰り返す陣に、乙女心パンチをたびたび繰り出す可愛い生き物と化した礼が微笑ましいですが、複雑な家庭事情を抱える宮子もまた二人に感化されて、自分の気持に素直に向き合うようになってゆく優しいエピソードにはぐっと来るものがありましたね。陣の不審な行動が気になる礼と舞のしまらない探偵コンビの短編もとても良かったです。
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よっち
病気予防の常識は次々上書きされている。鍵を握る「食事」「運動」「睡眠」「ストレス」について知っておくべき33のポイントを医師がわかりやすく説いた一冊。意識として病気を治すではなくかからないこと、1975年当時の魚のタンパク質が豊富な日本食が理想なこと、有酸素運動が効果的なこと、睡眠は8時間以上摂ること(6時間未満の睡眠不足はいろいろな意味で危険)、過度なストレスが続くのは良くないが弱いストレスに対応することで強い抵抗力を得られる、孤独は健康を阻害するなど、特に目新しくはなかったですが改めて確認できました。
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よっち
明日をもって百年の歴史にいったん幕を下ろす伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」。ホテルを訪れた宿泊客たちの人間模様が描かれるホテルミステリ。悩める人気女優、自暴自棄なスリ、新人賞受賞作家、軟派な宣伝マン、そして人生の最期をホテルで過ごそうとする夫婦たちがホテルで出会う一期一会の縁。そんな登場人物たちの交錯する人生を描いていく展開と見て読んでいたのですが、途中からあれ?と思うような一面がいろいろと垣間見えてきて、ええっ?となって見事にやられたと思いましたけど、でもとても優しくて素敵な物語でしたね。
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よっち
海外に向かう父との同行を断って北海道から嵐山の高校に転入した女子高生・二宮ナズナ。京都での新生活に心躍らせる彼女がいろいろと騒動に巻き込まれてゆく学園ミステリ。新天地で雅で平穏な青春を謳歌したいナズナの希望を打ち砕くヤンキーだらけなクラスでの日々。いろいろ巻き込まれがちな彼女が、学園内で厄介事を起こす『昇龍』を調査する訳アリのクラスメイト・一夜に協力する構図でしたけど、彼女が一夜やイケメンの龍と協力し武闘派らしい大活躍をする姿がイキイキと描かれていて、著者さんの最近の作風とはまた違う魅力を感じました。
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よっち
遊圭の陰ながらの活躍もあり、金椛軍は朔露の大軍を押し返し小康状態を保っていた戦況。遊圭は延び延びになっていた明々との祝言の準備に駆け回るも、断れない筋からの縁談が遊圭に舞い込む第十弾。官職復帰前に明々と祝言を上げたいと焦燥を募らせる遊圭を巡る複雑な状況。一方で捕虜から大可汗の書記官となって脱出の機会を伺う玄月。皇帝陽元の親征もあったりで、最終巻でも苦難の連続だった遊圭にはハラハラしましたけど、随分と遠回りこそしたものの、これしかないという形に見事落とし込んでみせた文字通り大団円の結末はとても良かったです。
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よっち
この世界の誰もが憧れる至高の英雄譚がいくつも記されている書物「英雄録」を精霊が紡ぐ世界。同郷の英雄ベルに誘われた臆病な少年・アイルが最高の主役を目指すファンタジー。向かった剣の都で突きつけられた実力者たちの圧倒的な存在感、そして周囲の期待を集める姉弟子・シティとの絶望的な実力差。魔導書イゼゼエルと出会い急速に力を付けていくアイルが、臆病な心に抗ってわりとえげつなかったベル姉さんの思惑を乗り越えてみせた展開は熱かったですね。対照的なシティとの関係や、物語としてもこれから展開していくのか期待のシリーズですね。
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よっち
実家の和菓子屋が経営危機に陥った幼馴染で元カノの玉木理桜を救うため、政略結婚することになった大学生の石動晴。未練タラタラの二人が織りなす偽装結婚ラブコメディ。実はお互い意識しまくりで未練タラタラなのを必死に隠しつつ、それでもかすかな期待を捨てきれないズボラで強がりな性格の理桜と、堅実な独力家でヘタレな晴。噛み合わせ的にどうしても衝突しがちな展開になりがちで、そんな中で理桜のノロケに容赦なく突っ込む実家のメイドや、晴を狙う油断ならない兄嫁の存在が効いてました。なかなか素直になれない二人の今後が楽しみですね。
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よっち
「桜の音が聞こえる人は、魔に魅入られた人なんだって」 五感をテーマに描かれる謎と闇五編とExtra stage「第六感」からなるミステリ連作短編集。朝人が詩織を連れ出した満開の夜桜の下で語られる、少女が起こしたクラスメイトの毒殺、恋人同士の扼殺、中学教師による教え子殺し。母を亡くした姉弟の関係、再会した先輩の死、甘いケーキが食べられない理由、囚われていたもの、そしてそれらの伏線を絡めながら最後に語られるエピソードもまたなかなか興味深くて、振り返ってみると違った意味合いも見えてくるとても印象的な物語でした。
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よっち
大英博物館を辞めたコンサバタースギモトの工房に行方不明になっていたゴッホの《ひまわり》が持ち込まれ、保管している間に盗まれてしまった絵を取り戻すために調査に乗り出す第二弾。ひまわりとともに盗まれたフェルメールの知られざる幻の名作。交換条件に出された空港にある盗作品の存在。テロ組織と略奪された美術品の関係は難しいものがあると思いましたけど、スギモトは分かりづらい部分はあっても、美術品に対する情熱は間違いないんですよね…いろいろ因縁も明らかになってくる中で、最後に出てきた存在が今後どう影響してくるかですかね。
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よっち
代々続く書医の家に生まれて、早世した兄・葵に代わって家業を継ぐことを決意したあづさが、見ただけで紙の原料がわかる不思議な力を持った双子の妹・さくらとともに、修行に邁進する青春小説。書誌学も学べる入門書的ノベライズで、祖父の後を継ぐべく双子の妹とともに姉妹で古書の違いや特徴を学びつつ、カナダからの留学生を受け入れたり、京都に修行に行ったり、亡き母縁の紙の研究者や久しぶりに父と再会してゆく展開は、解説もわかりやすくていろいろなるほどなと思う部分がたくさんありました。巻末についている書誌学講座も良かったですね。
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よっち
多くの住民の期待を集めた計画が世界中を襲ったコロナウイルスの蔓延により頓挫した名もなき町。そこで教師だった父親を殺された娘と魔術師の叔父が、真犯人を探すべく犯人と警察に挑むミステリ。コロナ後の影響が残る町で、教え子たちに慕われたなぜ父は殺されたのか。計画されていた同窓会で集まった教え子たちにもそれぞれの事情があって、警察すら出し抜く食えない叔父に振り回されながら真相に迫る展開でしたけど、事件解決のためには人の嫌なところにもぐいぐい踏み込んでいく探偵役の叔父が姪に垣間見せた思いがとても印象に残る物語でした。
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よっち
Z県警本部の通信指令室。異様に奇妙な電話を引き寄せてしまうイケボイスの早乙女廉を、隣席の万里眼こと君野いぶきが助け、電話の情報のみで事件を解決に導いていく警察ミステリ。早乙女が次々と引き当てるイエが盗まれた、大根が食べられた、マンションに幽霊がいる、家の壁に落書きがされている、女の人が刺されたといった不審な通報を、電話で話しているだけで真相に辿り着いてしまういぶきの洞察力が凄まじいですが、彼女の指名で隣の席にいるのにたびたび甘酸っぱい距離感を台無しにする鈍感な早乙女のヘタレっぷりがもどかしいですね(苦笑)
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よっち
人気者の風紀部部長・睦月に片想いしているものの、なかなか告白する勇気が出ない女子高生・小夜子。渡そうと思い持ち歩いていたラブレターを紛失してしまい、当の睦月が窃盗犯を捜すと言い出す青春ミステリ。ラブレター紛失事件の真相を突き止めた結果、睦月から風紀部にスカウトされた小夜子がなかなか告白する機会もないまま、共に解き明かしてゆく不幸の手紙、盗まれた思い出、公開ラブレターといった謎の数々。活動を通じて少しずつ距離も縮まったようにも思えましたけど、彼女の告白への道のりはまだまだ遠そうですね…続巻も期待しています。
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よっち
大学の学園祭から舞台出演オファーを受けた群青同盟。久々の演劇にやる気十分な末晴と、役者同士で距離を詰めるチャンスと意気込む真理愛の前に捨てたはずの彼女の両親が現れる第六弾。「人魚姫」でヒロイン役を真理愛が演じる状況で勃発したハーディ・瞬が連れてきた現役最強アイドル・雛菊との対決。他二人に比べるとやや出遅れ気味だった真理愛が、苦悩を乗り越えて得意分野でぐぐっと遅れを取り戻してみせた展開でしたけど、それでも最後はまたもや黒羽が一枚上手…と思ったらここで意外な伏兵が待ってましたね(苦笑)ここからの新展開に期待。
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よっち
テロに巻き込まれて死んだはずが、240年後の未来で目覚めた高井戸和真。研究に研究を重ねて彼を生き返らせた薫子先輩と、終末世界で再び青春を取り戻そうとする近未来小説。彼女自身は三十三代目で、240年後にようやく和真を蘇らせることに成功してもう一度共に生きようとするとか、その執念にはなかなか凄まじいものがありましたけど、襲われていたのを助けたノゾミも仲間に加えながら、少しずつ行動範囲を広げて交流を広げて、時には危機に陥りながらもそれを乗り越えて、新たな生き方を模索していく展開はこれから面白くなりそうですね。
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よっち
名門貴族エスターク家で「忌み子」と呼ばれ、追放されたリヒト。冒険者になるべく旅をする彼が盗賊に襲われている王女を救い、彼女の騎士となる学園ファンタジー。周囲には力を隠し神剣とともに家から旅立ったリヒトが、道中助けた王女・アリアローゼの騎士となって、彼女が身を置く王立学園に入学する展開で、目立ちたくないと言いながらあの立ち居振る舞いは…トラブル頻発不可避ですね(苦笑)周囲に敵も多いのに理想家で優しくどこか危なっかしい王女を、できるメイドのマリーと支える構図でしたが、リヒトが大好きな妹の再登場も期待してます。
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よっち
仕事ぶりを見込まれて同僚や上司にも信頼される宮廷魔法士レイズ。そんな彼を影から見つめる視線がバレバレな王国の姫君の存在が気になって仕方ないファンタジー。便利な遠距離攻撃特化の魔法を持っているがゆえに、地味に過酷な労働環境のレイズ。そこから若干ストーカー気味だった彼女の護衛役を任されるお約束の展開でしたけど、近距離戦があまり得意ではないハンデも抱えながら、駆け引きも駆使して王女を守るべく奮闘する姿は良かったですね。彼女との関わりから密かに変わったことが、今後にどう影響してくるのか続巻に期待したいところです。
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よっち
ひょんなことから身を寄せ合い、共に暮らしてきた3人。それぞれの夢や希望や心残りやほのかな気持ちはどんどん大きくなり、それぞれの旅立ちの日が近づく第四弾。実家の人に見つかり、もう少ししたら帰ると決意するひまり。母親が戻ってきて一緒に暮らすことになる奏音。そして新しい職場も決まって、以前より会う機会が減った幼馴染の友梨。同居生活が終わりに向かう中、駒村が抱いてしまう感傷的な気持ちも分かるなと思いましたけど、新たな一歩を踏み出したヒロインたちそれぞれの可能性を垣間見せてくれた結末はこの物語らしいなと思えました。
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よっち
女子が苦手で2次元しか興味なく誰かを好きになるわけない。そんな佐方遊一が親同士で決められた許嫁として綿苗結花と同棲する青春ラブコメディ。趣味で意気投合してわりと好感度高めでスタートした二人の同棲生活、学校では地味な姿なのに、家での表情豊かな姿、そして支えてきた推しヒロインの声優と様々な姿で魅せたり、それでいて可愛く嫉妬したりもする結花と一緒にいるうちに、なかなか素直になれなかった遊一の心境が変化していく展開はなかなか良かったですね。続巻ではもっと周囲のキャラたちも絡めたエピソードにも期待したいところです。
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よっち
王政復古を果たしたベルトラム朝。だが女王ジルダと第二王女ミリアムの姉妹間の反目は、王宮全体を巻き込んだひずみとなり、新王政に影を落としはじめる第二弾。夫のグレンとともに向かったニカヤで出会った国王兄弟たちや民との交流を通して、新たな可能性を見出すアデール。一方で不可避となってゆく姉妹の対立、彼女の身を案じて次第に常軌を逸した行動をとり始めるグレン。王家を巡る秘密、大切な人を次々と失う喪失感に直面しながら、様々な思いを受け止めて、激動の展開を乗り越えてみせたアデールの生き様がとても印象的な一大叙事詩でした。
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よっち
全土から国家騎士団が集う火の島杯へ参加するため、国家連合の本拠地に集まったニナたち。平和的な紛争解決手段とされてきた戦闘競技会の矛盾を利用した大いなる陰謀がついにニナにも牙を向く第五弾。多発する事故、異様に多い怪我人、初対戦なのに対策してきた対戦相手、といった競技会の異変。少女騎士メルとの衝撃的な再会。リヒトと父王は認識のズレが多くて大変そうでしたけど、ニナも様々なことに心揺れる中で激動の急展開に直面して、できることを精一杯頑張ってましたかね。それしても課題だらけの顛末は…思っていた以上に根が深そうです。
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よっち
ちょっと変わり者と言われる理系大学生・涼太が、和菓子美しさに魅せられて虜になり、和菓子職人になることを決意して製菓専門学校に入学する物語。製菓専門学校で涼太が班を組んで出会った同期四人の少女たち。少し変わっているものの、真っ直ぐで前向きな涼太の姿勢に少しずつ感化されてゆく班の仲間たちがいて、知ろうとすればするほど正解のないお菓子作りの奥深さに直面して、仲間の頑張りに刺激を受けたり自らがどうあるべきか悩みながら、真摯に向き合って時には助け合い、成長してゆく彼らの姿に大切なものをたくさん教わった気がしました。
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よっち
二学期が始まり「文化祭までに学校で友達を作る!」と決意を新たにするこはる。そんな彼女がクラスメイトで演劇同好会会長の五十嵐澪に接近する第四弾。こはるなりに懸命にアプローチするものの過去の因縁から心を開いてくれない澪。一方彼女の変化を快く思わない者たちから嫌がらせを受ける押尾。変わろうと努力するこはるの姿が少しずつ周囲にも伝わっていく中で、それが近しい人たちにもたらす複雑な想いという構図がなかなか興味深かったですけど、彼女が頑張れるのも心の拠り所があるからなんだなと思える結末にはグッとくるものがありました。
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よっち
瞬時に犯人を突き止めるものの無意識下で推理を行い、真実に至った論理を説明できない生徒相談室の引きこもり少女・明神凛音。そんな彼女を教室に復帰させるため、伊呂波透矢が「彼女の推理」を推理してゆく青春ミステリ。指輪紛失事件や、彼女と出会うきっかけとなった机の落書き、二年前体育倉庫で起きた事件の真相など、凛音の姉・芙蓉や同級生の紅ヶ峰も絡めながら、凛音が推理に至る論理を透矢が解き明かしてゆく展開でしたが、彼女の思考に寄り添うことで育まれてゆく二人の距離感がなかなかいい感じで、今後がとても楽しみなシリーズですね。
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よっち
料理おみくじが名物で、出てくる料理とお酒は絶品揃いのうしろむき夕食店。食事も人生もいろいろ迷うお客さんに、意外な出会いを与えてくれる連作短編集。女将の志満さんと不幸体質の孫娘・希乃香さんが迎えてくれる店にやってくる、抜擢に空回りするラジオ局のパーソナリティ、異動に戸惑う製薬会社MR、義母との距離感に戸惑う新妻、夢を追いかけ続けるか悩む夫、そして孫娘・希乃香が探す生き別れの祖父。悩めるお客さんたちに寄り添うように美味しそうな料理が振る舞われ、新たな気づきを得て進むべき道を見出してゆくとても優しい物語でした。
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よっち
同級生の行方不明になった飼い犬探しを手伝っていた高校生・平優介が、その過程で知り合った頭脳明晰、眉目秀麗な森巣良。タイプの違う二人で動物の不審死事件を追いかけるうちに、彼の裏の顔を知ってゆく青春ミステリ。連続動物クビキリ事件の真相、ネット配信された強盗と暗号、弾き語りする僕に投げ銭された百万円と不審なゾンビ、それら背後にいる狡猾な黒幕。独特な価値観で動く探偵・森巣とそれに振り回される平がコンビで事件を解決する展開で、事件を通して育まれてゆく二人の不器用な友情が印象的な物語でした。シリーズ化期待しています。
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よっち
砂海の塔の攻略と全員生還の誓いを掲げ、死に戻りで試行錯誤を重ねていくスバル。仲間に支えられ新たな打開策を求める彼の前に、『菜月昴』の『死者の書』が現れる第二十五弾。消えた過去を辿らせる死者の書の存在。乗り越えた先に見出す局面打開のための総力戦。今いるメンバー全員をよく見て今の戦力でやれることを考え抜いたスバルの適材適所な采配も流石でしたけど、ラムやユリウス、エミリアたちそれぞれの奮闘にも見せ場があってぐっとくる展開でした。なんか最後の方はしんみりした結末だと思っていたら、最後の最後でようやく来ましたね…。
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よっち
昔のドラマに出てくる型破りな探偵に憧れ、雑司ヶ谷で探偵業を営むアラサー天満桃芳。けれど現実のしごとは迷子のペット探しやご老人のお使いな彼が、大家の孫で金はあるけど夢も希望もない青年・端城紅と出会う物語。アウトローな探偵に憧れてはいるけれど、今はコンプライアンスと法令遵守の時代で、雑司が谷の地元密着で住んでいる人に愛される探偵の桃芳が、時には端城紅らに助けられながら特殊詐欺や浮気調査、悪い道に入ろうとする若者を救ったり、時にはしょうがないなと思いつつも、自ら首を突っ込んでいく展開はなかなか味がありましたね。
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よっち
いくら食べてもお腹が空く原因不明の虚弱体質による病欠続きで出席日数が足りず、ついに高校を留年した大島小鳥18歳。ある日行き倒れていたところを、助けてくれたミステリアスな料理人・坂頼兼と結婚……とは形ばかりの奇妙な同居生活を始める契約結婚譚。鎌倉を舞台に出会った人をその特異体質で頼兼ととともに救う一方で、なぜ彼はわたしを助けてくれるのか?という疑念を膨らませてゆく小鳥。まあ確かに彼は分かりづらいしもっともな疑問でしたけど、頼兼の作る美味しそうな料理を通じて心を通わせてゆく二人の関係はなかなか良かったですね。
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よっち
裏世界での夜を越す目標を達成して、さらに深部への探検が可能になった空魚と鳥子。日常と非日常を往復しながら怪異まみれの日々が続く第五弾。新年早々に開催されて、空魚の記憶から消えた新宿ラブホ女子会。反省した空魚が知る鳥子の大学生活。裏世界の館で暮らす謎の老婦人。そして依頼により行方不明の肋戸の痕跡を追う二人の前に再び出現する八尺様。お互い意識するようになって、わりとグイグイ来る鳥子と相変わらずヘタレな空魚の距離感には苦笑いでしたけど、二人の関係も物語も少しずつ、確実に前に進んでいるのを感じますね。続巻に期待。
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よっち
初期研修が終わり、専門研修を定めようとしている最中、 先輩医師に衝撃的な一言を投げつけられた美南。医者に向き不向きはあるのか?悩む美南を余所に、後輩指導、患者対応、子育てと、続々と問題は降りかかる第三弾。景見は依然として海外勤務で、籍を入れず子育てをしながら初期研修をこなしてきた美南が直面する数々の課題。真摯に向き合ってきたつもりでも傍から見たらどうなのか、どうすべきなのか、きちんと向き合って話し合わないとわからないこともありますよね。そんな様々なことに真摯に向き合って解決していく姿が印象的な結末でした。
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よっち
持ち前の視える力でまがい物を暴くことに血道を上げる有閑貴族のエリオット。美しき幽霊男爵と相棒コニーが再び怪異に遭遇する第二弾。かつてエリオットが愛した初恋の人の幽霊、司法では裁けない極悪人のみを魔法で殺す「魔法殺人」、行方不明になった従姉アレクサンドラの行方、コニーがエリオットに贈ろうとしたクリスマス怪談。エリオットの初恋相手はそうだったのか…と思いましたけど、結末が何とも印象的でしたね。彼とヴィクターやコニーといった周囲の人々がお互いを大切に思っている気持ちがしみじみと感じられた今回のエピソードでした。
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よっち
元刑事の河辺のもとにある日かかってきた電話。友が遺した暗号に導かれ、40年前の事件を洗いはじめた河辺とチンピラの茂田はやがて、隠されてきた真実へとたどり着くミステリ。過去を語るために思い出してゆく、封印していた四十年前の記憶。仲が良かった五人組の若き日々と悲劇。二十年前の再会と挫折。暗転したそれぞれの人生と苦い思いがあって、遺された暗号の意味を巡るうちに新たな事実も明らかになっていって、その真相にたどり着くまでにずいぶんと遠回りした感もありましたけど、紆余曲折の末に迎えた結末がなかなか印象的な物語でした。
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よっち
ラジオでの距離感は相変わらずで、先輩声優めくると花火に仲良しの極意を学ぶべく、一泊二日の都内旅行に出かけることになった夕陽とやすみ。そんな中で頼れる大好きな乙女先輩がピンチを迎える第四弾。予算の問題で上野動物園とかスカイツリーとかいうベタなチョイスには苦笑いでしたけど、どうにも素直じゃなくて、上手く噛み合えなかった二人にはいいきっかけになったんですかね。乙女先輩のエピソードも声優あるあるなんだろうなと思いながら読みましたが、二人らしいそれぞれの頑張り方と、そして迎えた結末にはグッと来るものがありましたね。
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よっち
アカリを連れ去った導師「陽炎」を追い、聖地へ向かうメノウ。別行動のモモとアーシュナ、マノンたちやサハラも聖地に集結する第五弾。アカリを殺すために必要な塩の剣確保のため聖地の中枢大聖堂に潜入するメノウが再会した導師「陽炎」。恩師との対決で突きつけられた現実、打ちのめされたメノウがそれでも師を乗り越えるために決めた覚悟。複数の視点から立体的に明らかにされていった、この世界の真相にはそうきたか…と思わせるものがありましたけど、アカリとしっかり向き合ったメノウなら、この展開もきっと乗り越えてくれると信じています。
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よっち
天敵のシスター・アイリスが隣の部屋に引っ越してきて、クリスマスでも池袋でコンビニ夜勤に勤しむ吸血鬼の虎木。そんな繁忙期に、新人バイトとして謎めいた美人留学生・梁詩澪がやってくる第二弾。パートナーだからと未晴と一緒にイートインコーナーで二人を監視するアイリスにはつい微笑ましい気持ちになりましたけど、妙に距離感が近くて警戒していた詩澪の正体を知っても、変わらない虎木の態度がなかなか印象的でしたね。新たな因縁も明らかになって、新ヒロインも加わった三者三様のアプローチが虎木相手に功を奏するのか、続巻も楽しみです。
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よっち
ツァーラント、ガビロンと同盟し、クロード帝国へ侵攻開始したパリディーダ帝国の魔女シェヘラザード。レオナート率いる本隊はガビロン軍との決戦へと挑む第十弾。レオと同じく常勝不敗の将軍と呼ばれ、幕下に多彩な人材を抱える第三王子マルドゥカンドラの襲来。カビロンの攻略策への対処、背後で行われる情報戦、敵援軍に対する対処など、智謀の限りを尽くした虚々実々の駆け引きや、もちろん将たちが大活躍する大軍同士の激突もあって、なかなか読み応えがありました。けれど未だ危機が続く状況に暗躍もあったりで、早めの続巻を期待しています。
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よっち
デビューから早六年。未だに重版未経験もなくスランプに陥る売れない作家ホヅミ。渾身の原稿を全ボツにされ、売れ線のラブコメを書くよう担当編集に提案された彼の元に、謎の女子高生・白花茉莉が現れるラブコメディ。彼女の協力を得て夢のミリオン作家を目指し再び執筆に励むホヅミ。そしてコスプレ、デート、買い物など、積み重ねていく何気ない日々の中で距離を近づけてゆく二人。作家としてのありように葛藤する先生の複雑な想いは生々しかったですが、そんな彼を支えていつの間にか大きな存在となっていた彼女との絆がとても素敵な物語でした。
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よっち
幾人もの仲間の命を飲み込んだ電磁砲艦型との戦い。その傷も癒えぬまま、電磁砲艦型の逃亡先で現在交信可能な最後の国家・ノイリャナルセ聖教国にシンたちが足を踏み入れる第九弾。戦うことを奪われたセオ、シャナの復讐を誓うシデン、平静を失ったクレナ、共に戦う旧帝国貴族のミルメコレオ連隊と聖教国の第三機甲軍団。戦局も終盤に向かいつつある中で、様々な思惑が入り乱れる難しい戦いでしたが、未だ戦いの呪いに囚われるものがいる一方で、それぞれが少しずつ戦いが終わった後のことを考え始めてるんですね…甘えるレーナが破壊力抜群でした。
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よっち
ありえないほど顔がいいのに、それが霞むレベルでお気楽マイペースな和泉七瀬。絶妙にガードが緩いハタチのダメ女に男子高校生が付き合わされる青春ラブコメ。七瀬の先輩である姉に託され、彼女と最悪の出会いを果たした高校生穂澄。ワケありで演劇部に所属せず脚本を書き続ける彼に、毎日家に来て酔っ払いお世話されながら、意外な一面を見せていく七瀬。いつの間にかけがえのない存在になってゆく彼女がまた絶妙なダメさ加減で、穂澄にこだわる演劇部の同級生や、強烈なトラウマとなった元カノも絡めた波乱必至の展開が楽しみな新シリーズですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
女流名跡リーグ遂に開幕。両親と交わした約束を守るため、親友に貰った秘策を胸に東京へと乗り込むあい。一方、史上最年少二冠を目指し転戦する八一、銀子も四段昇段という夢を叶え多忙を極める中で転機を迎える第十四弾。八一の噂にやきもきしたり、お互い多忙の合間を縫って隙あらばイチャイチャしてくる二人には苦笑いでしたけど、そこからはあいや銀子には大きな試練の展開でした。このタイミングで予想もできなかった大きなターニングポイントを迎えて、ここぞとばかりに動き出した彼女たちも本気で、だからこそ八一の真価が問われそうですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
訳アリで自我を宿したAI内蔵人型ロボットとして生まれ、和久井秋彦に救われて彼の家に居候することになった瑛子。そんな彼女が家族の勧めで高校に入学する青春AI家族小説。作った人の趣味もあって見た目は人間らしくても、描かれるティテールに彼女はロボットなんだなと感じさせられましたが、最初友達を作ろうとして空回りする姿がヤバいなと思った瑛子が、アルバイトや部活動に挑戦したり、友人の家族問題に巻き込まれていく中で、大切な友人や家族たちに認めれられ、将来に希望を見出すようになってゆく結末にはぐっと来るものがありました。
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よっち
極上のメニューと占星術で迷える人の心に寄りそう、満月珈琲店の三毛猫のマスターと星遣いの店員。出会った人たちに彼女たち自身の本当の願いを気づけるよう手助けをしてゆく第二弾。今回は結婚と仕事の間で揺れる聡美、父の死後、明るい良い子を演じて居場所を見失った小雪、横暴な父のため家族がバラバラになった苦い過去を抱える純子と、ゆるい繋がりを持った連作短編集形式で、そんな迷える彼女たちの前にいつの間にか現れて、寄り添いながら本当に大切なものは何か、きちんと向き合って過去を赦す気持ちを思い出させてくれる素敵な物語でした。
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よっち
祖父の遺志を継ぎ、私設天文台の守り番となった大学生の鷲上秀星。星祭りの夜、高校生の琴坂那沙と出会った彼が、彼女に背中を押され、一度は断念した新天体発見への情熱を再燃させてゆく青春小説。祖父の新星発見を騙し取られた無念を抱える秀星がと星になりたい少女の出会い。新しい天体に彼女の名前を付けたいと思うようになってゆく秀星が知ってしまう彼女の過酷な運命。テンポよく進むストーリーの先にあった解釈の余地を残す結末は、おそらくそうなんだろうなと感じつつも、ハッピーエンドだったら良いのになと思わずにはいられませんでした。
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よっち
マラソンの世界陸上の出場権を逃した後、女子大の親切駅伝部の監督オファーを受けて引退することになった千吉良朱里。五人の部員と三年目の全国大会出場を目標に奮闘する青春小説。部活新設で文字通りゼロからのスタートで、選手集めから苦労したり、始めたばかりの指導者生活がなかなか思うようにいかない中で、周囲の助けを得たりして、地道な積み重ねが選手たちの成長に繋がってゆくのを実感できる展開はいいですよね。何が起こるかわからないレース当日もまたなかなかグッと来る展開で、朱里と教え子たちのその後をまた読んでみたくなりました。
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よっち
飛鳥姉さんの死の真相を、弥生に伝えるべきか悩む令和。折しも東高の文化祭「七夕祭」の直前、空から光と共に「東高五十面相」からの予告状が届く第二弾。死んだ飛鳥姉さんが過去に起こした事件を模倣した予告状。模倣事件を迷宮入りにして「やよいトリップ」の解決を目指す魔女と助手令和。安楽椅子探偵タマ子や、美術部の死神、アルケミー、探偵明智など、濃いメンツたちの様々な思惑が入り乱れる探偵劇はなかなかカオスでしたけど、それにしても名前を出すと相手が黙り込む芥川の存在感と、鈍感少年令和のネーミングセンスはあれですね…(苦笑)
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よっち
無視できない手紙で呼び出され、廃屋に閉じ込められた六人の高校生たち。彼らは脱出のため、七年前の花火の夜にここで死んだ恩人・真鶴茜の死の真相を暴けという命題に、あの夜の証言を重ねていく青春ミステリ。児童福祉司だった茜に救われた過去、みんなと見た花火への想い、誰かの不審な行動、そして見え隠れする嘘と秘密。誰もが秘密を抱えていて、他の人が知らなかった茜の新たな一面も見えてきて、その結末は何ともやりきれない感じもしましたけど、何とかしようと懸命に足掻く人たちの思いが報われてほしい、と思わずにはいられませんでした。
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よっち
宿敵『蛇』の尻尾を掴み、全員で敵の潜伏場所へ向かうチーム『灯』。しかしそこで想像を絶する強敵「紫蟻」が一同を待ち受ける第四弾。大戦後の今後の行く末を決める経済会議。そこで暗躍するスパイを探るため潜入するメンバーたち、そんな中唯一不安を抱えたままリーダーを託されたティア。立ちはだかった「紫蟻」はなかなかの強敵でしたけど、「灯」の面々もギリギリの局面に追い込まれても諦めない絆を信じる姿がカッコよくて、何よりティアが過去を乗り越えて成長する展開にはぐっと来て、クラウスさんは圧巻でした(苦笑)続巻も期待してます。
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よっち
無能に見えたコンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた驚きの真の姿。子育てに自信をもてないシングルマザーが、博物館勤めの女性に聞いた深海の話。不動産会社の契約社員・正樹が関わってゆく伝書鳩の過去、何の気なしにSNSに上げた珪藻の写真から始まった縁、原発の下請け会社を辞めた辰朗が、茨城の海岸で出会った凧揚げをする初老の男。希望を見出だせない登場人物たちが、ふとしたきっかけから出会った人々とのやりとりを交わす中で、それが少しずつ転機に繋がってゆく、なかなか印象的な連作短編集でした。
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よっち
大手広告代理店での激務とパワハラで、三年たたずに退職した未谷千晴。働く自信と希望を失った彼女が、叔母が経営する人材紹介会社で「転職の魔王様」という異名を持つ凄腕キャリアアドバイザー来栖嵐と出会うお仕事小説。一年間試用期間として来栖について仕事をすることになった千晴。彼女が直面する岐路に迷う派遣社員、同じような境遇の広告代理店の人、来栖の元カノが来社した理由、トラブルで転職歴が多い人など、なぜ来栖が今のような人物になったのか、その過去も絡めながら、千晴もまた自らに問いかけてゆく展開はなかなか良かったですね。
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よっち
とある事件をきっかけに書けなくなった高校生小説家・綴喜に届いた『レミントン・プロジェクト』 の招待状…極秘の国家計画に参加した彼が、同じような元・天才たちと出会う青春小説。若き天才を集め交流を図る十一日間のプロジェクト『レミントン・プロジェクト』の驚くべき内容。世間から見放された元・天才たちが受けるセッションで突きつけられる過酷な現実。それでも栄光を取り戻したいのか、これでいいのか、彼らの生々しくて複雑な想いが描かれていましたが、葛藤と向き合い導き出されたそれぞれの選択と結末がなかなか印象的な物語でした。
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よっち
高校生限定SNS「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、デジタルな世界と未分化な感情が織りなす青春小説。全国配信の料理コンテストでの悲劇の後遺症に悩む蓉、母との軋轢により絶対真実の愛を求め続けるオルタネート信奉者の凪津、高校を中退し音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志。オルタネートへのスタンスも異なる三人を軸に繰り広げられてゆく、本作の世界観ならでは人間関係は興味深くて、それぞれが上手く行かない葛藤に自分なりに向き合い、その決着を付けてゆく群像劇的展開はなかなか良かったですね。
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よっち
コロナ禍を追い風に変えて成長を加速させているGAFA企業群に対し、日本企業はこれからどうすべきなのか。「スケールフリーネットワーク」をベースとした考え方でこれからのあり方を考える一冊。DX=デジタルトランスフォーメーションという言葉を最近よく耳にしますが、それをどう見てこれからどう考えていくべきなのか。圧倒的に見えるインターネット企業群の独占状況も現時点ではデジタル上のごく一部で、ここからの未だ手を付けられていないものづくりから得た資産をどう活かしていくべきか、それをわかりやすく示唆してくれる一冊ですね。
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よっち
就職に失敗して希望もない日々を送る25歳のフリーター・海帆。ひょんなことから高校生活をもう一度やり直すことになった彼女が、記憶にないクラスメイトの龍禅寺光と出会うタイムリープ小説。窮屈だった交友関係をキッパリと諦めて、好きなように孤高の高校時代を生きることにした海帆。そんな彼女の周囲にするりと入り込む龍禅寺がいて、かつての友人たちの知らなかった過去を知ることになって、やり直した過去が現在に反映されてゆく展開でしたけど、向き合って変わったこと、変わらなかった想いの先にあった結末がなかなか印象的な物語でした。
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よっち
余命数ヶ月の親友・狭山殉を思ってもみない形で亡くした鳴海浩弥。殉の知り合いだという謎の少女・奥城灯と出会い、子供を助けようとしての溺死を、トリックを用いた自殺だという彼女とその原因を調べ始めるミステリ。二人で調べてゆくうちに明らかになってゆく、連続猟奇殺人事件との不穏な繋がり。殉の死の意味も絡めながら事件の真相に迫る展開で、調査を通じてどこか絆めいたものをお互い育みながら、二人が迎える急展開と結末にはやるせなさも覚えましたけど、一言では言い表せない彼らの大切な相手を想う気持ちがとても印象的な物語でしたね。
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よっち
連日報道される千葉県にある公立高校・緑陵高校での奇妙な事件。生徒会長・安原の懇願を受け、麻衣がいつものメンバーと調査に向かう第四弾。学校内ではおびただしい数の怪談や怪奇現象が囁かれ、生徒たちは「ヲリキリさま」と呼ばれる奇妙な占い遊びに熱中、さらに生活指導教員の松山の高圧的な態度もあって難航する調査。集まってはみたもののお約束的役割に終始するいつもの面々の中で、麻衣は夢で見た光景もあってか、今回はなかなかの活躍が印象的でしたね。危機的状況にどうなることかと思ったら、うまい落とし所でその結末にも納得しました。
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よっち
格差の極大化と中間層の貧困への転落は世界的にすすみ、行きづまった資本主義はどこへ向かうのか。いま「社会主義」がなぜ注目されるか。池上彰さんとマルクス研究の第一人者による社会主義論。コロナ禍で露呈した資本主義の限界。拡大成長が前提の資本主義では格差が生まれる中で、そもそも社会主義とは何かソ連や中国、東欧や中南米の事例をあたりながらの解説はなかなか興味深かったですけど、欧米各国などの現状も踏まえつつ、資本主義で足りていない部分を社会主義的要素で修正してゆく選択肢は、確かに一考に値するかもしれないと感じました。
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よっち
名探偵を取り戻す。そんなあり得ぬ奇跡を起こすため、シード討伐の手がかりを得るために、君塚と夏凪が再びロンドンへと飛ぶ第四弾。四年前と同じ道中の飛行機での遭遇。巫女の予言とロンドンでの君塚・夏凪それぞれのミッション、フウビとシャーロット、コウモリと斎川唯の特訓と、目的に向けて準備している状況での急襲。途中まではいろんな意味でいい雰囲気も感じられただけに、現時点での力の差を突きつけられたというか、何とも厳しい結果になってしまいましたけど、最後には驚きの展開が待っていて、ここからの巻き返しに期待が高まりますね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/23(2749日経過)
記録初日
2013/07/27(2776日経過)
読んだ本
7122冊(1日平均2.57冊)
読んだページ
1994125ページ(1日平均718ページ)
感想・レビュー
7016件(投稿率98.5%)
本棚
60棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
埼玉県
外部サイト
URL/ブログ
https://yocchi.hatenablog.com/
自己紹介

こんにちは。普段は図書館と書籍仕入れに関わるお仕事をしています(近刊情報収集/出版物流関係/在庫システムなども担当)。仕事のついでに面白そうな本がないか探していて、とりあえず自分が読みたいと思った本さえ読めてさえいればわりと幸せと思える行動原理が少し残念な人。

好きなジャンルはボーイミーツガール、青春小説、部活小説、お仕事小説、ミステリ、冒険・中華ファンタジー、歴史・戦記、SFなど。コメディ調より落ち着いた雰囲気の物語志向。意外な展開や難解さがウリのお話も嫌いではないですが、どちらかというとベタで王道な構図が分かりやすい、最後は良かったなと思えるお話が好みです。

基本的には著者買いが多いですが、興味を持ったらテーマやジャンル・作家などにはあまりこだわらず何でも読みます。人に本を薦めるのが趣味の雑食系読書廃人。

娘(11年4月生まれ)の読書記録用アカウント。
http://bookmeter.com/u/562586

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