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2025年1月の読書メーターまとめ

来条
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感想・レビュー
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ナイス
531ナイス

2025年1月に読んだ本
24

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

来条
学連選抜、じゃないんだ、今は学生連合チーム。記録が残らない、ってのも初めて知った…。この何年か、箱根駅伝を見ているのだけど全然色々と知らない。惜しくも予選会突破が叶わなかったものの連合チームに呼ばれた学生と箱根駅伝を放送するテレビ局のディレクターとが視点人物。でも、あれやこれやを描いた群像劇。さすがというか、安心して読める~(最近、内容ともかく文章もうちょっと…ってなることも多くて)。不穏さはありつつもとりあえず選手は選ばれ、いざ大会は下巻へ。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

来条

先月受けた健康診断の結果が送られてきて、要観察とか軽度異常とかがちらほら。…いやまああれだ。油物と甘い物と酒を断てばまだ手遅れではないのだろうけど…無理だなあー体に悪いものほどおいしいー。でもまあ減らす努力はしよう…。しかし、体重が前回と全く同じで吃驚。身長は何故か縮んでたけど(笑)。

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2025年1月の感想・レビュー一覧
24

来条
連作短編? 各章の語り手は違うけど、最終的にはほぼ同じ時間と場所に集約される。閉校の決まった小学校で開かれた秋祭りの終わり、夕方の音楽が流れる頃に。誰も彼もが、隣の青い芝生を見ているような、そもそも根本的に共通する「問題」が横たわっているような。どこか重苦しく、押し付けられる圧がある。その中で、最後の豹変には吃驚…。しかしつくづく、こういうのを読むと、ああ今暮してるところは田舎じゃなかったんだなあ、と思う。
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来条
実在したという、社会主義者が自活するための文筆を生業とした売文社。社会主義者に対する世間、というよりは政府の、対応に唖然とする。そんなことがまかり通っていたのか。大正デモクラシーのうねりの前に、こういったものがあったのか、と。今までの著作を鑑みるに、参考資料からかなりがっつり事実を引いてのこの小説だろうと思うと、本当にうすら寒くなる。この話自体は面白かったし、上向いたようなところで終わっているのだけど、まだまだ続く重苦しい時代を考えると…。
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来条
怪談集…なのだけど、いや…ほんと、この人自身が大丈夫なのかなってなってくるのだけれども…。敢えてこういうところに身を置き続けているからなあ…。
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来条
た、田中さん―! いろいろ急展開。表紙、兄のそのひっそり具合なんだ、って笑ってる場合じゃなかった。何か、昔からの因縁がありそうな感じで、もしかして田中さんもそこに絡んでくるのかなあ。続きが気になる。
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来条
そう言えばちゃんと読んだことなかったかも、と。原文に当たってもいいのだけど。円城塔だし!と。本文もだけど、あとがきと解説もとても面白かった。
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来条
ホラードラマを作成しようとしたら、重なるように奇妙な符号が…ということだけれど、スローテンポな始まりだと思っていたらそれが四分の三くらい続き、最後の方でいきなりの急展開。うーん、どんな話でもだけど、畳み方って難しいんだなあ。あとついでに言うなら、主人公も渦中なのだろうし、そちらも心配した方がいいのでは…と、余計なことを考えてしまう(苦笑)。
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来条
面白かった。結局のところ、主人公が素直だから。捻くれていたはずだけど、根っ子のところ。絵画修復かと思い込んでいたら、復元模写だった(苦笑)。文章も好みで、二作目が楽しみ。
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来条
幽霊なんていないと主張するユーチューバーとそのファンブック企画を持ち込んだフリーの編集者。と、妙なものが見えてしまうフリーライター。それぞれに語られる怪奇譚が、少しずつ重なり合ってでも全く同じではなく、それが余計に不穏さを醸し出す。因縁モノ、に、なるのかなあ。それにしても、冒頭の写真記事部分が気合入ってて、本物っぽい!ってなった(笑)。
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来条
三本収録。捜査一課にいる主人公。当然のように事件の話…だけど、眼目は事件そのものの解決ではなく、わかりやすい筋書きから零れ落ちた人の感情や関わり合い。どうしてそこに至ったのか、どうしてそうなったのか。雑誌掲載作品だった前二本は、犯罪の筋書きとそこから削がれた物事の居心地の悪さがあったけど、書き下ろしの最後はそれらとは少し違った気がする。人がこわいという主人公の気持ちは、わかる気がする。
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来条
現代で発見された白骨死体を基に、江戸時代の事件を探る。ただ、歴史が変わってしまいかねないから、遺体は掘り出せないしお江戸の人たちにもどう説明したら、というのは恒例で理屈のつけ方が読みどころの一つ(笑)。しかし、月命日の夜は…好き勝手やっているなあ(笑)。最後に出てくる男二人の考察合戦(?)が、結構楽しみ。ただ、おゆうが全然魅力的に思えないところが難点なのだけど…。
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来条
連作短編。鎌倉時代、名の知れた盗賊だった老人が請われ、昔の話をする。そんな形式での、謎解き。どうやって盗んだのか、どういった事件だったのか。橘成季や運慶、後鳥羽上皇など歴史上の有名人を聞き手に語り…というそれだけでも成り立っているのだけど、最後の数行にやられる。言うなれば、そのための前振り。そして小殿は、あの時の女性の心境に至っただろう。毎度、物語自体や構成もだけど、選ぶ人物が巧い。凄いなあ。
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来条
これ、わけがわからないのはAIと仏教を融合させてしまったからなのか、そもそも仏教が訳がわからないのか、が、わからない(笑)。毎度のように、楽しい、だけど訳がわからない。いや、まだわかりやすい方かな? そもそも意味を求める意味がないのかな。まあ何にしても、面白いと思ったのでそれで十分(笑)。仏教概略としてもそこそこ成り立っている気がするのだけど、どうなのだろう。
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来条
短編集。結婚して子どもも生まれた「彼女」は、やはり好奇心に負けるけれど、それでもブレーキの存在を意識しているような気がする。それだけでも差異は出る。
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来条
テクノロジーがテーマの短編集。話自体に相関性はないのだけど、書いている人が一緒だしそう意識しているのとで、何と言うか、なるほどなあ、という感じ(どんなだ)の一冊。最後の話が、作者もあとがきの自作解説で書いてるけど青春味とか爽やかさとかがあってとりわけ好き。苦みもあるけど。それにしても、小説を書いたときの状態と認識と結果できたものとが結構バラバラなんだなというところがくっきりと見えるようで面白い。まあ、何と言うか、ご本人はとても大変そうではあるのだけど。
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来条
違う、陶淵明の詩そのものよりも陶淵明の伝記みたいなのが読みたかったんだ、と気付いた一冊(爆)。少しは触れているのだけど。入門編という感じでもないし、かといってそれなりに触れている人にはつまみ食いみたいなものだろうし、不思議な一冊。
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来条
奇怪なバイトとそれを受けた顛末(末、は抜けているか?)とをまとめたような一冊。さくさく読めたし、それなりに面白かったなーとは思うものの、最初と最後の外枠の話って必要だったかな、とは思ってしまった。最初はともかく、最後ってなんだか中途半端というか。
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来条
呪詛、というか、妖事全般では? という、内部にも極力秘されている呪詛対策班の話。二人+一匹と、担当検事。三事案収録。怪異やら呪詛やらが実在するのを前提とし、尚且つそれを使って詐欺やら犯罪やらを犯す人をどうにか法で裁こうとする(結構無理筋の力業)。メイン二人の事情にはほぼ触れていないから、そこはこの先ということだろうな。呪詛自体はおぞましいのだけど、読後感が悪いわけではない。しかし、大庭さんの能力はちょっとずるいな(笑)。
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来条
猿彦も海斗も、桃太郎だって、一途で健気で…。いや…九重主だって見ようによってはめっちゃ一途で健気なのだけど。それが怖い。ていうか、偽彼氏設定そのまま行ってしまったのか!(笑) 緩急つきすぎてガンガンに揺さぶられて意外性も楽しい。桃さん復活して、と思うけど、でも絵面的にはひよこのが断然和んで目に(心に)優しいんだよなあ…(苦笑)。
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来条
父が冤罪のまま獄中死し、息子は叔父を殺したとして取り調べを受ける。その状況に陥ったのにはある企みがあり…と。視点人物は、リストラを敢行していたら最後に自分も首を切られて現在無職の男性(病まなくて良かったよね…)。警察や検察の取り調べが読んでてきつい。帯の「リアルホラー」は言葉の選択を間違えてると思うなあ。冤罪での逮捕、起訴を現実に起こりうる恐怖、ということでの惹句だと思うけど、多分、ずれてる。
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来条
実話と創作混じってる? 全部創作? 文章がしっかりしすぎて、どっちか判らない(苦笑)。若干、私とは文章のリズムが合わないような気配…。
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来条
ざくっと。大体知っていた(けど実際ターゲットになったら慌てそう)。ただ、海外からの謎電話、かけて一体何になるのかと思ったら、コレクトコールみたいな感じになってる、の? で、通話料のキックバックを受け取ってる? てことは、海外から電話のかかってくる心当たりがない現状、「+」表示の番号は取らない方がいいってことかな。…以前知人が、かかってきたらつなぎっぱなしにしようかと言っていたけど(相手が通話料分損するだけだからと)、やっちゃダメなやつか。
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来条
短編集。ごく短い掌編も。どれも、日常のどこかにありそう。良かった。表題、うそをつくことにともなうあれこれ。あーわかるー。そういえば今日会った友人と、まさにこんな、嘘を吐くならばれないようにしろ、すぐに露見する嘘って意味ないだろ、な話をしたなあ。この設定で丸っと一冊読んでみたかった、けど、この二話できちんと完結してしまっているからなあ。
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来条
ネットだからこそ?発展した怪談について。うわあ、作者と同い年だーでもネットに触れてるのはこの人の方が早いし、私は全然このあたりのリアルタイムの体験(?)ないなあ…。製作者が判っているものが一部が切り取られたり転載されることでそこが抜け落ち、本物の怪異のように扱われる…というのはネットあるあるのようだけど、それはそれで興味深い。
が「ナイス!」と言っています。
来条
学連選抜、じゃないんだ、今は学生連合チーム。記録が残らない、ってのも初めて知った…。この何年か、箱根駅伝を見ているのだけど全然色々と知らない。惜しくも予選会突破が叶わなかったものの連合チームに呼ばれた学生と箱根駅伝を放送するテレビ局のディレクターとが視点人物。でも、あれやこれやを描いた群像劇。さすがというか、安心して読める~(最近、内容ともかく文章もうちょっと…ってなることも多くて)。不穏さはありつつもとりあえず選手は選ばれ、いざ大会は下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/09/18(4172日経過)
記録初日
2006/01/25(6965日経過)
読んだ本
5043冊(1日平均0.72冊)
読んだページ
1274619ページ(1日平均183ページ)
感想・レビュー
5043件(投稿率100.0%)
本棚
6棚
現住所
兵庫県
自己紹介

絵は友人作。

接続がPC限定なので、あまり即時性はないです。
(ようやくスマホデビューしたけどあまり使う気がない…)

かまってもらうのは歓迎だけれど、なかなか自分からは動けない。
重度の図書館利用者で自転車族。

本の感想は、基本は読んだことがあるもののみ、気になったものに☆を飛ばして(?)います。

お気に入り登録は、読んでいる本が気になる方を勝手に登録しています。気に障ったならご一報を。

…本だけ読んで生きていきたい…。

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