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2023年12月の読書メーターまとめ

Ikutan
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感想・レビュー
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ナイス
2087ナイス

2023年12月に読んだ本
20

2023年12月のお気に入られ登録
1

  • となりのトウシロウ

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ikutan
今回は京都が舞台。優れた内視鏡技術を持ち、大学病院で活躍していたマチ先生。亡くなった妹の一人息子を引き取るため、今は、京都の町中で内科医として働く。今まで、命を救うことに腐心してきたマチ先生。新たな気持ちで取り組む今度の仕事は、終末期医療や看取り。『細分化』や『専門化』で最先端の医療を提供する大学病院と、患者に『安心』を提供する地域医療。どちらの現場でも真摯に向き合い、尽力するマチ先生の姿が素晴らしい。緊迫感溢れる医療現場と生死に向き合う複雑な思い。そんな中、京都の名店の和菓子の数々に、ほっと心が和む。
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2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

Ikutan

今頃、11月のまとめを(笑)忙しくてあまり読めませんでしたが、新しく図書館ができてテンションが上りました。子育て支援施設と一緒なので、来年は孫と出掛けたいです。クリスマス前にりりぃも散髪。トリミングのbefore afterです。皆様素敵なクリスマスをお過ごし下さい。11月の読書メーター 読んだ本の数:17冊 読んだページ数:5348ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2023/11

今頃、11月のまとめを(笑)忙しくてあまり読めませんでしたが、新しく図書館ができてテンションが上りました。子育て支援施設と一緒なので、来年は孫と出掛けたいです。クリスマス前にりりぃも散髪。トリミングのbefore afterです。皆様素敵なクリスマスをお過ごし下さい。11月の読書メーター 読んだ本の数:17冊 読んだページ数:5348ページ  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2023/11
Ikutan
2023/12/25 08:59

わぁ!ガジュマルさん、そうなんですか?うちの娘は二人とも天王小の卒業生ですよ😊

さく
2023/12/25 09:10

Ikutanさーん❣️近所ですー!年明けもっくる行こうと思っています🤭💕

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2023年12月の感想・レビュー一覧
20

Ikutan
一年の締めくくりはこちら。Book of the year 30冊中 既読は13冊でした。プラチナ本の『スピノザの診察室』は丁度読み終わったところで、編集部寸評に共感したり、頷いたり。貫井さんとマハさん、宮木さん、町田さんはこれから読む予定。伊岡さんの『精算』も読んでみたい。西さんのインタビューや小川さんとシゲアキくんの対談がよかった。湊さんの『人間標本』も楽しみになったし、2024年の隠し球には読みたい本がいっぱい。来年も素敵な出会いがありますように。
ぶちたま
2023/12/31 20:27

わお!表紙が神木くん♡ 良いお年をお迎え下さい。

Ikutan
2023/12/31 20:38

はーいヽ( ・∀・)ノぶちたまちゃん、いつもありがとう!来年もよろしくお願いします😊

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Ikutan
今回は京都が舞台。優れた内視鏡技術を持ち、大学病院で活躍していたマチ先生。亡くなった妹の一人息子を引き取るため、今は、京都の町中で内科医として働く。今まで、命を救うことに腐心してきたマチ先生。新たな気持ちで取り組む今度の仕事は、終末期医療や看取り。『細分化』や『専門化』で最先端の医療を提供する大学病院と、患者に『安心』を提供する地域医療。どちらの現場でも真摯に向き合い、尽力するマチ先生の姿が素晴らしい。緊迫感溢れる医療現場と生死に向き合う複雑な思い。そんな中、京都の名店の和菓子の数々に、ほっと心が和む。
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Ikutan
東家の父親は占い師。母親は保険会社の外交員。跡継ぎは次男の真次郎で、父親が営む占い店『東泉堂』で働く。三男の優三郎は会社勤め。イケメンだが、繊細で虚弱。仕事は倉庫内軽作業。四男の恭四郎は大学生。クレープ店でバイト。年の離れた長男の朔太郎はちょっと遅れて登場。早くに家を出て九州で苔の研究に勤しむ。そんなちょっと変わった東家の面々の日々。いやぁ、占いって、あんまり興味がなかったけれど、古来から受け継がれてきただけあって、奥が深いんですね。大きな事件はないけれど、さらっと読めて、それぞれの心の動きが楽しい一冊。
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Ikutan
いやいや、なんともインパクトのあるタイトル!丸山さん、作風が変わったのかしらと思いながら読み始める。学生時代の軽はずみな行動から一緒に危機を脱したことで仲良くなった三人。子持ち専業主婦の友里香。仕事もバリバリ頑張りたい麻矢。離婚して自由を楽しむ璃子。たまにしか会えない彼女たちの話題は夫の悪口。とんでもないあだ名で、こき下ろされる友里香の夫。そして事件が..。桐野さんの『OUT』を彷彿する展開にドキドキ。いつも弱者に寄り添う丸山さん。まだまだ、社会で女性は弱者ということでしょうか。あとがきラスト2行が強烈!
ぶちたま
2023/12/30 07:58

これ、結構話題やんね? タイトルで惹かれる奥様たちが多いのかな。(笑)

Ikutan
2023/12/30 09:01

ぶちたまちゃん、そうみたいやね。世の奥さまたちの胸のうちを代弁している?!(笑)皆さんカバーを付けて読んでるみたいやで(笑)

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Ikutan
軽い謎解きを楽しみつつ、和菓子の知識もついちゃうシリーズ第四弾。椿店長が栄転で、東京デパートのみつ屋を去り、新しい店長がやって来た。色々戸惑うアンちゃんだったが...。乙女な立花さん。バイト仲間の桜井さん。愉快なメンバーに加えて、新キャラ登場でまたまた賑やかになったみつ屋ですね。そして、いつも真摯に仕事に向き合うアンちゃんに、今回は転機が。後半、もう会えないかと思っていた椿店長が登場し、更に、地元大阪と何度か訪れたことのある白浜にテンションが上がります。眼福な装丁を眺めつつ、幸福マシマシな気分で読了~。
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Ikutan
シリーズ第四弾。花実ちゃんも中学三年生、進路を考える年令に。そんな中、お母さんに災難が。第一章は、花実ちゃんのお金に対してのシビアな思考が綴られる。いつもながら、お母さんと大家さんの会話が面白くて、何度も笑っちゃったのですが、第二章では、日記で綴られたタツヨさんの過去が重くて、読み進めるのが辛くなってしまった。最後は花実ちゃんの優しさに救われたけれど、お母さんがタツヨさんにあそこまで冷たいのも納得。色々思うところはあるけれど、お母さんが前向きで明るく、花ちゃんが優しくて思いやりのある子になってよかったな。
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Ikutan
掲示係になった小学生三人が壁新聞の題材として、七不思議の謎を探っていくというストーリー。殺された従姉妹が遺した七不思議の謎を解いて、従姉妹の死の真相を明かしたいのは、弁護士の娘で成績優秀な学級委員のサツキ。オカルト好きでクラスの注目を浴びたい酒屋の息子、ユースケ。転入生で今一つ、素顔が分からないミナ。オカルトをバックにした本格ミステリ。子どもたちの青春と冒険ストーリーも絡めた内容ですが、彼らの知識や推理力にびっくり。更に後半、危機が迫っても冷静なのは、無理があるのではと思いつつも、意外な真相まで楽しめた。
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Ikutan
今の時代を切り取る四つの短編。武田さんらしい丁寧な心理描写で、さらっと読めるけれど独特な後味が残ります。ツイッターでの暴言や悪意。子どもの視点と大人の視点。結婚への微妙な心の揺れ。どのお話も鋭い視点にドキリと。特に最終話の『呪縛』は説得力があって、じっとりと嫌な読後感が残った。"無条件に優しさを差し出す行為は、時として他者から軽んじられる理由になる。善意を注がれ続けた人間は無意識の内に傲慢さが肥大し、やがて歯止めが利かなくなる″
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Ikutan
報道局からイベント事業部に異動になった守谷は不本意だったが、六年目の吾妻と共に新しい企画立案に向けて動き出す。吾妻が提案したのは、祖母から譲り受けた作者不明の一枚の絵の展覧会。彼女の心を捕らえたこの絵のルーツを探ることで、二人は秋田のある一族の想像を越えた秘密に辿り着く。大正から昭和の「石油王国」秋田を舞台に、油田開発から石油産業の繁栄、そして土崎空襲が描かれ、時代に翻弄された一族の秘められた真実と芸術が招いた悲劇に息をのむ。正義の意義も問う内容は骨太で読み応えあり。胸が熱くなるラストに直木賞候補も納得。
Tomo
2023/12/24 12:31

私も読んだところ!骨太で、これまでの作品の印象とは違ったねー。ラストも良かったよね😊

Ikutan
2023/12/24 14:52

わぁい!、また、一緒だったんですね😊うんうん、シゲアキくん、どんどん進化して凄いよね!!

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Ikutan
警視庁刑事部捜査第一課『尾張のうつけ』こと係長の織田信子は潜入捜査も辞さない方針で、彼女が率いる第五係の面々も個性派揃い。柴田勝代、木下秀美、明智光葉、森欄、そして、新たに徳川康子が加わった。女尊男卑のこの業界を舞台に、彼女たちが次々おこる事件に挑む。と今回の横関さんは戦国武将をモデルにしたコメディタッチの軽~いミステリ。描かれるエピソードや人物像に思わずクスリと笑えちゃう。ミステリとしては突っ込みどころ満載だけれど、エンタメとして軽く読むにはお勧めです。横関さん、きっと楽しみながら執筆されたんだろうな。
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Ikutan
「無人島に三つ持っていくとしたら何を持っていく?」そんな話から、バーで知り合った八人がマスター所有の無人島にやって来た。ところが、一夜明ければ、マスターとヨットが消えて、八人は生き残りと賞金をかけてバトルロワイヤルを繰り広げることになってしまう。軽〜く始まり、次々人が死んでいっちゃう。まぁ、王道通りの展開だだけれど、それでもドキドキ。サクサクテンポよく読めるエンタメ小説でした。面白かった!
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Ikutan
柚月さん初めてのエッセイ。作品にまつわるお話は何れも興味深く拝読。作品のイメージとは異なる私生活も垣間見れます。幼少期は引っ越しを繰り返し、若くに結婚、出産され、40歳を過ぎてからデビューされたこと。東北の出身で、ご両親を震災で亡くされたことなど、たくさん作品を読んできましたが、知らないことばかりでした。特に震災後の内容は重く印象的で、あの日を境にして柚月さんの心情が大きく変わったことが分かりました。柚月さんのなかに流れるふたつの時間。そこから生まれる新たな作品を楽しみにしたいと思います。
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Ikutan
白麗高校を舞台にした青春群像劇、第三弾。高三の時の担任、水野先生のお葬式で卒業後7年ぶりに再会したクラスメートたち。母校で司書をする優菜。作家デビューを目指す華。大学院生の彩海。公務員の一木。銀行員の望月。話題は学生時代のダブル告白事件や水野先生激昂事件とその後不登校になった船守くんのこと。彩海は秘密を抱え、優菜はいじめの傷の深さに苦しみ、一木は恋愛感情を持てないことに悩む。それぞれの悩みがリアルでモヤモヤした読み心地。読後はすっきり爽快ではなかったけれど、彼女が自分の気持ちを言葉にできたのはよかった。
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Ikutan
1月から始まって12月まで、世界の絶景が365も!分厚くて重たいのがちょっと難だけれど、どの頁を開いても、溜息が出るほど美しくて癒やされます。お気に入りは、クロアチアのプリトヴィッツェ湖群国立公園、チェコのモラヴィアの大草原、ドイツのクロムロー、ギリシャのメリッサニ洞窟、フィリピンのエルニド。モネの家(ジヴェルニー)もあります。ノルウェーのシェラーボルテンにはドキっとしちゃった。自然や建造物の他、ゴリラやヤギ、シロクマなどの野生動物の姿には思わず頬が緩んじゃいます。これは日常を忘れて眺めていたい一冊です。
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Ikutan
ネタバレ亡くなった伯父が遺した無人島をリゾート化する計画が持ち上がり、父親の視察旅行に同行することになった浪人生の里英。視察旅行の参加者は、関係者九人。そして視察中、驚くことが判明し、不穏な空気の中、殺人事件が。「この島にいる間、決して殺人犯をみつけてはならない」課された十の戒律に従うことを余儀なくされた八人の運命は...。方舟の最後が衝撃的だったので、今回はラストのどんでん返しもそれほど驚きはなかったけれど、最後の1ページに爆弾が。あぁ、これ『方舟』の続きだったんだ。ということは、次作品もありそうね。
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Ikutan
愉快!痛快!面白かった~‼学生時代は全く交流の無かった元優等生の照子と元不良少女の瑠衣。同窓会のある事件がきっかけで急接近、親友になった。70歳になった彼女たちは逃避行の旅に立つ。照子は妻を見下す夫を捨てて、瑠衣は老人ホームの派閥争いに嫌気がさして。その潔さが爽快!行き先は、使われていないと思われる他人の別荘。不法侵入しちゃうふたりに、「えっ大丈夫?」と心配したけれど、照子がそこに決めたのは、理由があったんだね。パワフルなふたりにワクワク。老後もまだまだ、こんな風に楽しめると希望が湧いてくる楽しい一冊。
Tomo
2023/12/07 21:21

楽しかったよね〜(⁎˃ᴗ˂⁎) 不法侵入はどうなのと思ったけど、理由も納得だし、最後もきちんとしていたし、二人のことが好きになったよ😊

Ikutan
2023/12/07 22:46

うん、うん楽しかった🎵Tomoちゃんの11月のベスト入りなのも納得だよ(*´・ω-)b めちゃ期待して読み始めたけれど、裏切られることもなく一気に読めちゃいました。荒野さん、今回は最後まできちんとスッキリ(笑)だったね😅

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Ikutan
トップノート、ミドルノート、ラストノート。時間差で三段階に変化していく香水の香りを人生に当てはめた、ミドルノート世代の物語。食品会社の同期三人。妊娠出産後、復職した菜々。ワーキングマザーの先輩で、出世頭の愛美。早々に会社を辞め、自分の道を模索する麻衣。そして三人と同世代の派遣社員、彩子。コロナ禍の息苦しさも含めて多様化する女性の生き方が、丁寧な心理描写で描かれる。同世代だったら、何処か共感できるのでは。ラストノート世代の私は、懐かしさと共に、今の時代ならではの新鮮な感覚に娘夫婦を思い浮かべながら読んだ。
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Ikutan
下町のフレンチレストラン、ビストロ·パ·マル。スタッフと共に、このお店でおこる日常の謎を解き明かすシリーズ第四弾。今回は感染症の影響を大きく受けた飲食店業界の苦労がリアルだったな。それでも、テイクアウトメニューを考えたり、お料理教室を開いたりと、新たな挑戦で乗り越えてくれて嬉しい。一番印象に残ったのは『幻想のフリカッセ』。手の込んだ料理を作ってくれていた母親が、ある日から完璧に家事をこなすことを辞めた理由は目から鱗だった。このシリーズは、サクサク読めて、謎解きと共にシェフの絶品料理が楽しめるから大好き。
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Ikutan
満州で生まれ育った女性の視点で描かれた戦中戦後の満州。豊かな生活を送る日本人と、満人と呼ばれた中国人たちの虐げられた生活。軍事機密として働いた工場での作業。戦後、日本に引き揚げるまでの過酷な情況。「尽忠報国」「一億玉砕」「五族協和」を信じて疑わなかった日々。そして、真実を知ってからの葛藤。李太太の勇気と悲しい末路。風船爆弾、731部隊、戦後無かったことにされた恐ろしい国策。ただ運が悪かっただけで失われていった沢山の命に言葉もない。第七章でタイトルの意味が突き刺さる。重い内容だけれど読むべき一冊だと思う。
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Ikutan
家出してきた光希は、足場工場会社社長の須田に拾われ、見習い社員として働くことに。見かけによらず優しい先輩たち。金髪ヤンキーの奥さんは博学で、寡黙な頭島さんは機転が利く。実は光希は幽霊が見える。そして、頭島さんは見えないけれど触れることができることが判明。そんな彼らの元にさまざまな依頼が舞い込む。幽霊以外のトラブルも解決するので、なかなかリアルで楽しい。彼らの活躍もいいが、人物みんなが魅力的なのがいいね。特に、須田社長のペイフォアードの精神は素晴らしい。一歩を踏み出した光希。頑張れ!Get a Life !
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/15(3833日経過)
記録初日
2013/11/07(3841日経過)
読んだ本
3148冊(1日平均0.82冊)
読んだページ
899532ページ(1日平均234ページ)
感想・レビュー
3058件(投稿率97.1%)
本棚
10棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
大阪府
自己紹介

本を読んでいると本当に知らないことばかりだなと思います。知識はもちろん 考え方、価値観、言葉、表現・・・
読書を通じて、無限の世界を彷徨いながら、新しい何かに出会えるのは素敵なことですね。
そして、そんな楽しみを皆さんと共有できるのは読メのおかげです。
ナイスやお気に入り登録ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします(^_^ゞ
2014 8 31

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