最近読んだ小説、エッセイ類の中でやたらと目についた本作、これは読むタイミングなんだろうという事で、長い間積読本となっていたのをいよいよ読んでみた。面白いんだか何だかよく分からなかったのだが、何故か読み耽ってしまう不思議な感覚。しかし一度読んだだけでは理解できたとは言い難い。これはいつか再読するつもり。次は、結構なヴォリュームの注釈を確認しながら再読しよう。

最近読んだ小説、エッセイ類の中でやたらと目についた本作、これは読むタイミングなんだろうという事で、長い間積読本となっていたのをいよいよ読んでみた。面白いんだか何だかよく分からなかったのだが、何故か読み耽ってしまう不思議な感覚。しかし一度読んだだけでは理解できたとは言い難い。これはいつか再読するつもり。次は、結構なヴォリュームの注釈を確認しながら再読しよう。

長編小説を読む傍ら、短編やエッセイ類を並行でちょっとずつ読んでいますが、面白い本だと一気に読んでしまいます。本作もそういう一冊でした。あまりに面白くて一気読み。「かもめ食堂」撮影中のフィンランド滞在の日々が、面白おかしくも生き生きと描かれています。独特の個性をお持ちのはいりさん、行動力も凄いです。並ではない。もう一冊のエッセイを続けて読もう。

本作も、「あの本読みました？」で著者自身のインタビューを見て興味を持った。読む順番によって物語の印象が変わる6つの短編小説。それぞれ単体でも面白かったが、確かに読む順番で大きく印象が異なるのだと思った。少し時間を置いて再読してみようと思った。

自分が生まれた頃のエッセイに興味を惹かれ読んでみた。当時のアメリカ文化が紹介されていて、ネットのない時代の日本の若者たちには、こういう雑誌の情報は貴重なものだったのだろうなあ、と感じた。

想像のつかない展開と衝撃的なラストに唸った。程良いページ数ながら濃厚な物語に大満足でした。二人の運命は、この後どうなったのだろう。読了後も想像が膨らむ。

序盤、どうも面白さを感じられず中々ページが進まなかったのだが、アルマが登場してから俄然物語が面白くなり、ラストまで一気に読んでしまいました。何十年も前、忽然と映画界から津堅を消した俳優の謎に迫るミステリー。作中劇の「マーティン・フロストの内なる生」が、これだけで一冊の小説になる程の面白さで、何ともお得な作品だった。面白かった。

メチャクチャ面白かった。歴代監督の中でも断トツの成績を収めながらも、周囲から理解されずに孤立する天才の姿が凄まじい。プロ中のプロ、落合の凄さが良く分かる素晴らしいドキュメンタリー。落合監督退任後の中日の成績を見ればその差は歴然。勝ってなんぼのプロの世界、勝たなきゃ意味もないし給料も上がらない。ロマンなんかおまけで良いんじゃないか？と自分は思います。

今年読んだ本の中で一番面白かった。何きっかけで読もうと思ったのか忘れましたが、読んで良かった。何の予備知識も無かったので、序盤は本当のドキュメンタリーものかと思って読んでました。ジュリアンが実在の人物かと錯覚してしまうほど生き生きと描かれているのと、実在の小説家の面々との絡みが最高に面白い。ラストのジョージの日記にはホロりとさせられました。それにしても、また読みたい本が増えてしまったなあ。

好きだからと言うだけでできる程、書店経営は簡単ではないんだなあ。出版業界の流通の仕組みが分かって興味深かった。極めて日本的というか、保守勢力を変えて行くのは並大抵の事ではないだろうな。小さくても良い本屋さんが増えて行けるようになれば、この国も少しはまともになるのではないだろうか。この本が出版されてから約８年、現状はどうなってるんだろ。