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2022年9月の読書メーターまとめ

やまおじさん
読んだ本
18
読んだページ
3823ページ
感想・レビュー
18
ナイス
275ナイス

2022年9月に読んだ本
18

2022年9月のお気に入り登録
1

  • 月長石

2022年9月のお気に入られ登録
1

  • 月長石

2022年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やまおじさん
挿画が牧野伊三夫さん(牧野さんとは、ちょっとしたご縁がある)ということで、だいぶん前に買ってあったのを、ようやく読んだ。群ようこの本は、昔、何冊か読んだ記憶がある。この短い小説は、映画のためのストーリー(シナリオ)のようで、映像が目に浮かぶ、巧みな描写。映画化されたものは観ていない。根っからの悪人が出てこなくて、読後感はさわやか。やや物足りなさも感じるが、佳作。
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2022年9月にナイスが最も多かったつぶやき

やまおじさん

2022年8月の読書メーター 読んだ本の数:25冊 読んだページ数:6068ページ ナイス数:288ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/466409/summary/monthly/2022/8

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2022年9月の感想・レビュー一覧
18

やまおじさん
ネタバレ内澤旬子さんのツイッター投稿で知った本。近くの図書館にあった。アラスカからカナダにかけて先住するアサバスカ系語族「グウィッチン・グループ」。遊動生活をする彼らのグループから捨てられたふたりの老女の話。飢餓にみまわれて、"姥捨て"のように置き去りにされたふたりが、潜在的に持っているサバイバル能力を発揮して、生き延び、やがて元のグループと和解するまでのいきさつが、淡々と描写されていて感動的。現代の私たちには真似できそうもない、真の意味での”サバイバル”生活に驚く。著者はアラスカ生まれのネイティブ・アメリカン。
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やまおじさん
挿画が牧野伊三夫さん(牧野さんとは、ちょっとしたご縁がある)ということで、だいぶん前に買ってあったのを、ようやく読んだ。群ようこの本は、昔、何冊か読んだ記憶がある。この短い小説は、映画のためのストーリー(シナリオ)のようで、映像が目に浮かぶ、巧みな描写。映画化されたものは観ていない。根っからの悪人が出てこなくて、読後感はさわやか。やや物足りなさも感じるが、佳作。
が「ナイス!」と言っています。
やまおじさん
瀬川拓郎さん(旭川市博物館学芸員から旭川市博物館館長を経て、現在は札幌大学教授)が監修しているので読んでみた。しっかりした内容、カラー図版が豊富。「ゴールデンカムイ」への言及も多い。「第6章 アイヌと縄文人」「第7章 アイヌの歴史」が興味深く、新鮮だった。「ニブタニ文化(時代)」という、瀬川氏が提唱した時代区分には、なるほどと思わせられる。巻末の「厳選アイヌ・ライブラリー」「アイヌを学べる博物館」の紹介が役に立つ。
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やまおじさん
再読。3年前に一度読んでいるが、内容は忘れている。コミック版全31巻を通読した後で読んでみた。あとがきにあるように、「ゴールデンカムイ」を読んでアイヌ文化に興味を持った人には、おすすめ。巻末のブックガイドや、本文中のウェブサイト紹介も役立つ。私の場合は、以前からアイヌの歴史・文化、アイヌ語に関心が深く、コミックは最近になって読んだ(3年前に途中まで初読)。本書は2019年3月刊行なので、「ゴールデンカムイ」完結の3年前。カバーのアシㇼパの絵が、たまらなくいい。
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やまおじさん
ネタバレ最終巻、読了。8月25日から通読、約2週間で全巻一気読み。この最終巻では、五稜郭から逃れ函館行きの列車に乗り込んだアシㇼパ一行と、それを追う鶴見一行の乱闘が、これでもかと展開される。土方と鶴見は、とうとう死亡。土地権利書は、なんとかアシㇼパの手元に。後日譚として、アイヌが得たとされる土地の一部は、のちの国立公園・国定公園になったというが、このあたりの史実は? 最後は大団円。生き残ったアシㇼパ、杉元、白石らのその後が描かれていて、めでたしめでたし、といったところか。読後感はよいが、たぶん再読はしないだろう。
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やまおじさん
ネタバレ壮絶な五稜郭攻防戦。沖合からの艦砲射撃と、函館山からの応戦(函館戦争の時に隠された大砲!)。鶴見の兵に包囲された五稜郭から、かろうじて脱出したアシㇼパたち。それを追う鶴見ら。最後まで防戦していたソフィアが命を落とす。アシㇼパが持ち出した土地の権利書は、はたして無事か? いよいよ最終巻へ。
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やまおじさん
ネタバレ舞台は函館五稜郭。アイヌたちと蝦夷共和国(榎本武揚軍)が交わした契約書(北海道=蝦夷地=アイヌモシリの権利書)。そして、ついに金塊が…。鶴見中尉率いる第7師団と、土方・杉元・ソフィアたちとの攻防。終わりの始まり。
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やまおじさん
ネタバレ杉本の回想――入隊前にこんなことがあったのか。そして、鶴見とアシㇼパによって、ほぼ同時に、金塊の隠し場所の謎が解ける。残り3巻。どんな結末が待っているのか、期待は高まる。
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やまおじさん
ネタバレアシㇼパとソフィア・ゴールデンハンドは、鶴見一行に拉致され、監禁される。そこで、鶴見の口から彼の意外な過去と、アシㇼパの父ウイルク、キロランケとの因縁が明かされる。アイヌにとって金塊は必要なのか? 「ゴールデンカムイ」という言葉が鶴見の口から…。いよいよ終焉に向かうのか。残り4巻。
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やまおじさん
ネタバレ札幌麦酒工場での大捕物(切り裂きジャック)。そして、奇想天外な大活劇が繰り広げられる。海賊房太郎に奪われたアシㇼパは、どうなる?
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やまおじさん
ネタバレ全勢力が札幌に集結。刺青人皮に隠された暗号解読の鍵は、アシㇼパの記憶? 切り裂きジャックの模倣犯?の正体が明かされそうになるところで、次巻へ。この巻でも石川啄木記者が活躍。
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やまおじさん
ネタバレ札幌での連続娼婦殺人事件。ロンドンでの”切り裂きジャック事件”(Jack The Ripper)の模倣だと石川啄木記者は喝破する。牧逸馬の「世界怪奇実話」を思い出す。(教養文庫851 牧逸馬『世界怪奇実話Ⅰ 浴槽の花嫁』所収「女肉を料理する男」/光文社文庫 島田荘司・編『牧逸馬の世界怪奇実話』にも所収)
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やまおじさん
ネタバレまたひとり、あらたな刺青の脱獄囚があらわれる(人間離れした潜水技術の持ち主)。新聞記者の石川啄木がチョイ役で登場(あまりいい人に描かれていない)。身重のインカラマッを奪還した谷垣。アイヌコタンでの出産(このシーン、アイヌの出産習俗をよく研究している)。いやあ、面白い。
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やまおじさん
ネタバレ鶴見中尉らの追跡を逃れて樺太を脱出したアシㇼパ、杉元、白石、謎のロシア脱走兵? 北海道に戻って、謎の砂金堀り一行に遭遇。またひとり、刺青人皮の脱獄囚が。
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やまおじさん
ネタバレ物語は急展開をみせて、中盤からいよいよ後半へ。鶴見中尉の陰謀? 杉元とアシㇼパは、鶴見一行から脱出? …<杉元! 相棒なら これからは「するな」と言うな!! 何かを「一緒にしよう!」って前向きな言葉が 私は聞きたいんだ!> アシㇼパ、かっこいいな。
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やまおじさん
ネタバレようやく20巻目。尾形の謎も解けない。鯉登の幼少期の追想(鶴見との出会いシーン)が突飛。ますます混迷をきわめる展開に。
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やまおじさん
キロランケが…。謎は深まる。
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やまおじさん
ネタバレこの18巻からは初読。樺太のニヴフ民族登場。ロシア革命前のパルチザン。興味深い展開の予感。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/05/29(3861日経過)
記録初日
2009/03/26(5751日経過)
読んだ本
999冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
288788ページ(1日平均50ページ)
感想・レビュー
667件(投稿率66.8%)
本棚
20棚
性別
現住所
東京都
URL/ブログ
https://www.facebook.com/iriyamah
自己紹介

雑多な読書をしています。年間100冊読破を目指すも、なかなか。とくに好きな作家と作品は、池澤夏樹(静かな大地)、船戸与一(蝦夷地別件)、宮部みゆき(時代小説群)、五木寛之(初期の小説群、エッセイ)など。民俗学、社会学の本もよく読みます。南方熊楠、塩見鮮一郎、赤坂憲雄、内田樹など。エンタメノンフと呼ばれるジャンルも好き。なかでも高野秀行、角幡唯介。関野吉晴、長倉洋海なども好きな書き手です。最近は桐野夏生の小説に嵌っています。

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