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2024年8月の読書メーターまとめ

わたー
読んだ本
50
読んだページ
12071ページ
感想・レビュー
50
ナイス
1479ナイス

2024年8月に読んだ本
50

2024年8月のお気に入り登録
1

  • ポーレ

2024年8月のお気に入られ登録
2

  • ポーレ
  • 片道三時間

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

わたー
★★★★★めっちゃ良かった。人工物からノイズが聞こえるという共感覚にも似た能力に苛まれ、自殺しようとしていた主人公。そんな彼の自殺をすんでのところで止めたのは、かつて女優として一世を風靡していたヒロイン。未来が見えると言う彼女と共に、なし崩し的に同棲生活が始まるという物語。本当に新人賞受賞作かと思うぐらい完成度の高い作品だったと思う。読み終わったあと、涙でべしょべしょになりながら、しばし呆然としてしまった。オサレだなと斜に見ていたタイトルが、もうこのタイトルしか考えられないほど作品を端的に表していると
わたー
2024/08/31 15:57

腑に落ちて、情緒が無事にぶっ壊れた。最期のその瞬間まで懸命に生き抜いた命の物語であったし、おそろしく純粋な愛を貫いた物語であった。これだから新人賞受賞作を読むのをやめられない。とりあえず読んで。

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

わたー

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:74冊 読んだページ数:17279ページ ナイス数:1786ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/471107/summary/monthly/2024/7

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
50

わたー
★★★★★面白かった。チャリごとこけそうになっていたヒロインを助けたことから、彼にウザ絡みされるようになった主人公。実は彼らは過去に出会っていて…と始まるギャルとぼっちの異文化交流ラブコメ…だと思う。いや、カテゴライズとしては間違っちゃいないと思うのだが、一途と言い切るには愛が重くてネバついてるヒロインと、アーティスト気質というか発想が突拍子もなさすぎるせいでぼっちなんじゃないかと思える主人公のせいで、テンプレが裸足で逃げ出すような無二の作品になっていたと思う。特に、見た目と中身が全く合っていない
わたー
2024/08/31 16:03

ヒロインが良かった。ただ、主人公の抱えているであろうトラウマ周りの話が持ち越しになっていたのは残念だったかな。個人的にはそのトラウマをどう対処するのか、それなしではラブコメが始まらないと思うので、解決するしないに関係なく、ストーリーラインにのせてほしかった。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★めっちゃ良かった。人工物からノイズが聞こえるという共感覚にも似た能力に苛まれ、自殺しようとしていた主人公。そんな彼の自殺をすんでのところで止めたのは、かつて女優として一世を風靡していたヒロイン。未来が見えると言う彼女と共に、なし崩し的に同棲生活が始まるという物語。本当に新人賞受賞作かと思うぐらい完成度の高い作品だったと思う。読み終わったあと、涙でべしょべしょになりながら、しばし呆然としてしまった。オサレだなと斜に見ていたタイトルが、もうこのタイトルしか考えられないほど作品を端的に表していると
わたー
2024/08/31 15:57

腑に落ちて、情緒が無事にぶっ壊れた。最期のその瞬間まで懸命に生き抜いた命の物語であったし、おそろしく純粋な愛を貫いた物語であった。これだから新人賞受賞作を読むのをやめられない。とりあえず読んで。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★☆☆Not for me.主人公は、病が完治したことで高校1年の2学期から転入することになっているヒロインと出会う。彼女の転入初日、校門をくぐった彼女が光に包まれると、ただの制服がネグリジェと高校の制服をミックスしたような衣装に変わってしまったことから始まる物語。一つ一つの要素は面白いと思うし、序盤の、それこそヒロインとの出会いから初登校前までの掛け合いとかは良かったのだが、「ゼロ年生の教室」という舞台装置に作為的なものを感じてしまって自分には合わなかった。どうにも、物語を回すため、
わたー
2024/08/26 19:24

主人公とヒロインに明確な障害を与えるために舞台を整えましたよって、作者の思惑が透けて見えるような感じを受けたんだよなあ……また、これは個人的な趣味趣向が大きいが、二人の関係をそうするならば、それを意思があるかもわからない超常の存在がアシストする形になっているのもモヤモヤする。お膳立なんてしなくたって、主人公はちゃんと結論を出せたと思うよ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆漫画で読むと会長の変わり身の早さが余計にヤバいなと。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★完結。あまりにもきれいな終わり方だったのでちょっと泣いちゃった。まさかXXX(自主規制)をたくさん描いていた氏に泣かされる日が来るなんて…
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わたー
★★★★★面白かった。原作ゲームの序盤で倒されるキャラとして転生したが、特に自分の運命を変えようともせずに生きてきた主人公。そんな彼が、本来は悪墜ちして倒される非攻略対象なのに人気はあるタイプの少女と出会ったことから、彼女が不幸になる未来を変えようとする物語。導入部分こそ悪役転生モノでよくある形ではあるものの、ヒロインをどこか記号的に見ていた彼が、その世界に生きている彼女自身に惚れたことでシナリオを変えていこうとするところは良かった。他のゲームヒロインたちは記号的に見がちにみてとれたので、彼女だけが
わたー
2024/09/10 09:40

特別なんだとわかったのもグッド。特別なただ一人の女の子のために頑張る主人公っていいよね。

わたー
2024/09/10 09:40

特別なんだとわかったのもグッド。特別なただ一人の女の子のために頑張る主人公っていいよね。実際、ヒロインの置かれていた境遇を自分の持っているもの全てでブッ飛ばしたうえで、彼女に惚れてもらうように研鑽を重ねていたし、好感が持てる。ただ、強いていれば原作主人公がやや露悪的に描かれ過ぎていることは気になったかな。まあ、エロゲ主人公的ムーブをしていると言えばその通りなのだが…

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わたー
★★★★☆在人くんと詩衣奈ちゃんの、カップリングとしてはこの組合せしか考えられないのに、くっついたところが全く想像できない感じ、とてもカリノ先生らしさを感じて好き。
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わたー
★★★★★モブの子がやけに物語に絡んでくるじゃん。さては…と思ったのに、特にレギュラー化とかはしなかったでゴザル。演劇部のモブたちはキャラ濃いめだったので、面白かった。
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わたー
★★★★★ブラゴが復活したことへの安心感よ。で、復活して早々、往年のシェリーとのコンビネーションが見れるなんて…むしろ、シェリーの方がまごついているぐらいだったの、シェリーのこと大好きすぎんか?と。また、まさか奴が復活するとはだれも思わなかったので笑った。なのに、ちゃんと成長をみせてくれるのズルくない?
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆付き合い始めたとしても距離感を測りきれなくて全然進展していない感じ、初々しくていいなと。ただ、コイツらこれで社会人なんだよね…どこで純粋培養されたんだよと。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★いくら土地の権利書がウィークポイントだとしても、読んだだけで自動で攻撃するスタンド仕込むことある???用意周到を通り越して最早、気持ち悪いんだけど。とはいえ、緊迫感があっておもしろくなってきた。
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わたー
★★★★☆新しい部下をもったことで、この一年での経験がリセットされたかのようなポンコツっぷりをみせる先輩が可愛かった。
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わたー
★★★★☆完結。赤坂アカ原作らしいコメディが面白い作品で、これからどんどん楽しくなっていくと思っていたのに終わってしまうのは残念だ。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★なんだかすごく、わくわくざぶーんな1冊だったなと。水着回なんてなんぼあってもええですからね。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。魔術学校に通いながらも真面目に授業を受けず、実技においても常に手を抜いている素振りを見せ、C級の烙印を押された主人公。実は彼は最強…というわけでなく、真の実力を隠している行動をとることを趣味にし、そんな振る舞いをする自分自身に快感を覚える真正のド変人だったのだ、と始まる物語。「実は最強クラスの実力を持っているが故あってそれを隠している」主人公はよく見るが、「隠している風を装っているだけで実は弱い」主人公は流石に見たことはなかったので、どんな物語になるのか興味があったのだが、
わたー
2024/08/24 09:57

主人公のアレさとは裏腹に至極真っ当に楽しめた。正直、出オチ的な感じになるかと思いきや、元々、魔術師の適性がないにもかかわらず狂気的な努力を積み重ねて一芸に特化してみたり、強大な敵に対し口八丁で立ち向かってみたりと、ただの変人と切って捨てることのできない熱さがあって良かった。動機はアレだとしても、その熱が彼と関わった側にも伝播するのも納得。これは続きも読んでみたい。ところで、個人的には例のドラゴンさんは不憫可愛いヒロイン枠だと思うのだが如何に?

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白いけど、後述する理由から万人には薦めにくい作品だった。ホラーの名手である著者の新作は、深夜の小学校で行われる、学校の怪談未満の怪異たちの世話係「ほうかごがかり」として選ばれた小学生たちの物語。ホラーというよりは伝奇モノの割合の方が強めの印象で、ホラーに苦手意識を持っていた私でもするりと読めてしまったのは良かった。また、怪異に名前を割り当てるとか、子供は7歳までは神の子だったとか、作品の下地になっている伝承や概念が、これまで私の読んできた作品でも使われるようなポピュラーなもので、
わたー
2024/08/30 07:00

理屈が理解しやすい点もよかった。その一方で、本来は庇護されるべき小学生たちがほうかごがかりに巻き込まれるなどの、彼ら自身に解決できない理不尽に曝されていることは、個人的な趣味嗜好として好きではない。理屈がしっかりしているからこそ、理不尽がより鮮明になっているようにも思えて、悪趣味が過ぎるなと。だが、面白いのは間違いないので続きも読もうとは思う。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった、そう手放しで言えるレベルの作品であることに加え、ある一点を以って実に著者らしいオンリーワンな作品だったと言わざるを得ない。ヒロインの名前の読みが全部同じなラブコメなんて見たことねえよ!!閑話休題。とある事情から打算的に生きると決めた主人公は、環境を変えるためにとある中高一貫校へ外部入学する。その学校にはかつて彼にトラウマを与え、その後の彼のスタンスを決定づける要因を与えた少女と同じ「ナツキ」という名の少女が複数人いたことから始まるラブコメ。キャラ同士の掛け合いはコミカル。
わたー
2024/08/27 11:11

だけど、どこか仄暗さというか作者らしい捻くれた感じが滲んでいる、ただ明るいだけじゃないところが良かった。主人公は打算で人間関係を築くと嘯き、自分の労働力を対価に学園の困りごとを解決する便利屋のような活動をするのだが、根っこの部分の善良さが隠しきれていなかったり、中学時代の失敗を経ての処世術がそれだというところに、痛々しさと青臭さを感じたのでグッド。確かに主義主張はブレブレだが、カッコ悪くて未熟ながらも努力して足掻いている様は好感が持てて良かった。ヒロインズの中で言うと、主人公にトラウマを与えた彼女が

わたー
2024/08/27 11:11

好きだが、無自覚にかつての出来事に胡坐をかいていそうな感じがしていて、最後には負けそうな匂いがするのがなんとも……また著者を殴りにいかないといけなくなるかも……物語としてはまだプロローグではあったものの、雰囲気はわかったし、面白かったので続きも読みたい。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★原作2巻の途中まで。やっぱりすごく丁寧にコミカライズしていて満足度がバリ高い。アニメ化も控えているし、早々に終わりそうにないので安心して読めるなと。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆隙あればいちゃいちゃいちゃいちゃ…本人たちに言わせてみればこれでも自制をしているらしいが、これで自制しているっていうんなら、自制をやめたらどうなるんだと思うぐらいにはいちゃついている。伏線等々の作品へのフックとして用意していたものは全て使い切ったので、あとはいちゃつくのみ、ということだろうか。こうも見せつけられ続けると、これはこれで作品の方向性としてはアリなんじゃないかなと思えてくるのだから不思議だ。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。10人に1人、伝承上の存在の特徴を薄っすらと持つ「ミューデント」がいる世界で、主人公とサキュバスである先輩が「文芸部()」としてお悩み相談をする物語。令和だからこそ出せた新しいタイプの謎部活モノといった印象。オイオイオイ、学校でゾイド組んで塗装までしちゃう年上幼馴染のお姉さんの何が不満だ?最高じゃろがい!!と序盤は素直に思っていたのだが、明るい描写のなかにどこか蔭のようなものを感じて、その昏さがいい味を出していた。主人公の舌鋒が鋭い、ミューデントを特別視せずに一律で塩対応なところに、
わたー
2024/08/22 14:26

ままならない世の中に対する彼の反抗心、意地のようなものを感じたところが特に良かった。というか、君さあ、ひねくれて捻じ曲がってしまっているけど、彼女のこと大好きじゃんと。彼女の方も彼女の方で、全てわかっているうえで敢えて奔放に振る舞っているようにしか見えないところに、彼に対する全幅の信頼を感じて良かった。二人ともが行間に大感情を抱えているの、大好きでしかないんだよなあと。過去回想があったことで納得はしたけど全然解決していない先輩との関係をこれからも読みたいので、是非とも続きを。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★正直、世界観を広げるための脇役たちを中心にした短編集ね、と高を括っていたのだが、学生時代のオズヴァルドの話に不意打ち気味にやられた。折に触れて話には挙がっていたが、まさかこんな淡い恋の物語を持ってこられるなんて…
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★そういえばこんな面白ドワーフいたな。原作でもあっさり退場したから全然覚えてなかった。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆リュエルの実の採取と印刷機の改良。魔物との戦闘があるとはいえ、比較的地味な内容だったが、地味だからこそエピソードを丁寧に拾って描いているという印象を受けた。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。著者の作品の中で一番好きかも。我儘放題に育ったせいで思考がナチュラルに悪女である主人公。聖女に嫌がらせをしたせいである意味順当に断罪された彼女は、気が付くと乳児からやり直していた。1周目で自分が断罪されたのは、我が身を省みず自身に尽くす有能な配下がいなかったからだと結論付けた彼女は、孤児たちを引き取って加減を知らないスパルタ指導をしていく…という逆行転生モノ。たとえ死んだからといって、彼女のアライメントが「悪」であることが変わらない、生き様は変えれても本質は変わらないというのは、
わたー
2024/08/30 10:56

納得できる論理だった。加えて、人生2回目という単純な時間経過の積み重ねで、精神的に成熟することや1周目の激情が持続しないことも納得感があった。ロジックがしっかりしているからこそ、彼女の配下への無茶ぶりがより際立って見えたのだと思う。そんなコメディ的な面白さを楽しんでいたところに、急にブッ込まれる逆行転生の真実。余りの温度差に震えが止まらなかったし、終盤は涙でべしょべしょになった。忘れたころにタイトルの意味を分からせられるの、良くないよ…情緒に……

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★これは面白い。愛する王太子のため、亡き父と兄に代わり戦場で華々しい成果を上げるも、男に当たり負けぬように肥え太った姿から「醜女将軍」と蔑まれる主人公。敵国の罠にまんまと引っかかった王太子の尻ぬぐいをするために、10人の手勢を率いて大軍を相手取り、敵大将と壮大な相打ちの末に死んだはずだった彼女が、神の慈悲によって恩恵とともに死の淵から蘇り、その膂力と絶大なカリスマで第二の生をつき進んでいく物語。長く戦場にいたことで獲得した、元公爵令嬢とは思えない主人公の豪放磊落さが読んでいて気持ちが良かった。
わたー
2024/08/27 22:42

それはまさしく傾国すら出来そうな圧倒的なまでの「正」のカリスマで、彼女を信奉する者がどんどん増えていくのも納得しかなかった。人の命が軽い世界観で、友誼を結んだ相手であってもあっけなく死んでしまう物語ではあったが、自分の死を悼み、意思を継いでくれるであろう彼女の存在ただ一つを以って、読後感は非常によかった。1巻時点ではまだ地方貴族を懲らしめすらしていないのにこう思わせてくれるなんて…このあと私の感情はどうなってしまうのだろうか……

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★☆☆異世界転移したクラスの中で唯一生き残り、死闘の果てに異世界を救って現代に帰ってきた主人公。時折、当時の中二病全開な言動がフラッシュバックしては悶えていた彼だったが、かつて率いた秘密結社「ヘルヘイム」のメンバーが異世界で暴れていると神に告げられ、再び異世界転移を果たすことになる物語。なんだろう、決してつまらなくはないんだけれど、私の琴線を刺激しないというか、絶妙にフックが引っかからないというかなんというか……Not for meとまではいかないまでも、あまり刺さらなかったかな…
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。ほぼ全編掲示板の書込みとボイスレコーダの書き起こし風の文章という、構成の段階から尖っている本作で描かれるのは、地球外生命体による侵略戦争の記録。それも、「特務」と呼ばれる人物が、一人で戦争の在り様を変えていく様を一般兵の目線で間接的にというこれまた尖った内容でありながら、ちゃあんと面白いのだから始末に悪い。この特務が正しく書いて字の如くワンマンアーミーで、ガンダムに例えるとしたら、アムロとドモンとヒイロを混ぜてアストナージも追加した感じ。ガンダム知っているとちょっと何を言っているのか
わたー
2024/08/19 21:57

わからないと思うのだが、まじでこんな感じなんだって!!最初は、兵士の間で話題に挙がるほど凄い人物がいるんだというところから、様々な人物による伝聞を重ねていくことで、特務の実像が結ばれていって、どんどん彼の特異性の解像度が上がっていくところが面白くて読むのが止まらなかった。それにしても特務、何回か時間をループさせてやり直してない?

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★泣いた。めっちゃ泣いた。これが読めただけでもシリーズを追いかけてきた甲斐があった。どれだけ言葉を尽くしても良さを伝えきることが出来そうにないのでとりあえず読んで欲しい。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★☆☆Not for me.総合的に見て面白い部類には入るとは思うのだが、絶妙に私向きではなかったかなと。気が付くとハーレムラブコメの悪役になっていた主人公による、青春やり直し系の物語。原作では主人公の後を追って悪役になってしまい破滅する、主人公の幼馴染の少女をメインヒロインに据えているのだが、この子がとにかく可愛い。主人公に素っ気ない態度を取られてもめげずに絡みにいったり、主人公のギャルは嫌いだという一言で清楚な見た目にイメチェンしてみたりと実に健気。それだけでも私の好きそうな要素なのだが、
わたー
2024/08/19 14:17

当事者意識の薄い主人公のスタンスがどうにも合わない。元はフィクションの世界由来だとしても、既に現実になっているのだから一人の人間として扱って然るべきなのに、どうも、ただのキャラクターとしてしか見ていないように感じる。なのに、ヒロインに惚れたとか言われても、まず次元を落として、同じ土俵に上がってから出直してくれとしか思えないなあ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★前回から引き続き、Vtuberのパーンちゃんの話から。登録者云々はともかく、今は個人が手軽に発信のできる時代になったので、こうやって草の根的に間口を広げようとする活動は素直に応援したいな。図書館ネタとしては、特殊装丁の本のブッカーをどうつけるのかと、入荷するのが難しい本の取扱いが興味深かった。そして、白井君の休日の過ごし方がとても共感性が高くて好き。社会人だから最低限社交的に振る舞うこともできるけど、そこにエネルギー使うぐらいだったら本を読みたいんだよねと。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。堅物な生徒会長の主人公と、親譲りのスター性を持ち誰にでも優等生な態度を崩さないのに、主人公に対してだけはウザ絡みするヒロイン。そんな二人が特別な「夢」によって両想いであることがわかるも、夢の内容を覚えているのは主人公だけのようで…と始まる両片想いラブコメ。かつてこんな両片想いラブコメがあっただろうか。堅物過ぎるが故に恋愛方面に全くむいていない人物を主人公にするにあたって、相手からの好意が直接伝えられているからこそ、彼の積極性がちょうどいい塩梅に発揮されていた。また、夢での出来事を
わたー
2024/08/19 22:04

彼女だけが覚えていないことで、夢の中では両想いのイチャラブを安心して楽しめ、現実では、何故か急に積極的になった先輩にドギマギするヒロインというラブコメ的なドキドキを楽しめるという、欲張りセットになっていた。これは正しく舞台設定の勝利なのだが、その恐ろしく高度であろう技術を感じさせずに、普通に楽しいラブコメとして提供されているの凄いとしか言えない。続きも読みたい。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆完結。主人公の抱えていたもの、ヒロインの抱えていたもの両方にしっかりとケリをつけた上で、主人公はヒロインじゃないといけないし、ヒロインは主人公じゃないといけないことをキチンと示してくれた良作だった。原作が刊行されなくなってから随分経ってからのコミカライズではあったが、それでも良いコミカライズだったと言える。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆やっぱりクノンは自分の実績を正しく値付けできていなかったか。そのあたり、根っからの研究者気質というか、お金とか名誉とか特段興味はないんだなと再認識できて良かったものの、それはすなわち自分の影響力を正しく理解していないという証左なので、早晩、大変なことになるだろうな……と思っていたのだが、早速やらかしていて笑った。まあ、その結果、羽ペン皇女が本編再登場したのだから、こちらとしては嬉しいけど。と、物語自体には不満はないのだが、文字が詰まっていないこととページ数が少ないことで相対的に満足度が一段
わたー
2024/08/22 13:04

下がってしまったのは残念かな。定期的に新刊を出してくれることも大事ではあるが、出すなら出すで分量も伴っていてほしいな…と思ってしまうのは高望みだろうか。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★今回も甘々で大満足ではあったのだが、作中と季節が逆転しているせいで、作中に出てきた料理をすぐに試すことができないことがツラい……私もカキのオイル漬けとお酒で優勝したい……
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★中学3年生になった双子ちゃんたちとの日常を描く、全編エピローグのような構成の1冊。ひたすらに多幸感に溢れていて、思わずホロリと涙するぐらいよかった。手放しにこのシリーズを読んでよかったと思わせてくれる内容だった。ありがとう。次回作も期待している。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★これはまた、とびっきりに凄まじい作品が出てきたなと。小学生のころの初恋を拗らせている主人公は、その初恋の相手が白昼堂々と駅前で濃密なキスをしている場面を目撃する。その翌日、没交渉だった彼女から告白される主人公。その理由は、キスをしていた相手とセフレを今後も継続したいからというもので…という導入の作品。ここまでだったらまだ耐えられたが、主人公と仲のいい女友達が、件のセフレ君と付き合っていることが明らかになるという、必要最小限の人数で的確にオトコノコの柔らかい部分をぐちゃぐちゃに掻き回して、
わたー
2024/08/09 09:36

元には戻らない感じゲロ吐くかと思った。よくぞこんな地獄のような設定を思いつくものだと感心すらした。しかもこれがまだまだ序盤の、ほんの上澄みのような部分だというのだから始末に悪い。続く後半部分も、情緒と倫理観を恋愛と言う名の猛毒でぐちゅぐちゅに溶かされて、ああ、一生、この作家を追い続けるんだろうなと、わからせらせた。デロデロに甘いだけのラブコメを読んで癒されたい。というか、かなり個人的な理由でこの主人公には共感性がクッソ高くて、余計にダメージを負ったまである。で、続きは何処で読めるんです?

わたー
2024/08/09 09:36

ここで終わりだなんてそんなご無体な……

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★アリアという巨大なスタァとのパフォーマンス対決によって、各人の課題が浮き彫りになる5巻。当然ながら全員がそれぞれにオーデイションに来るまでの人生があって、その想いがパフォーマンスに乗ってくるのが堪らなくいい。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★ここまで生き残った仲間たちでカルトもサイコもぶっ潰そうぜと、なんとか未来に向けてのささやかな希望を見せてから、ダリルの駆るパーフェクトガンダムがそれを嘲笑うかのように壊していくの、悪夢でしかない。サンダーボルト宙域から続く因縁もついに最終局面、次回も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆新キャラが真正のクソ女っぽい雰囲気をだしていたので、今後の展開にも期待したい。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆変に奇を衒わず、こういうのでいいんだよと。なんで母親が去ったのか等々、圧倒的に情報量が足りな過ぎるが、それを補って余りあるほど娘ちゃんが可愛いのでヨシ
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★事務所を構えているレイヤーとのコスROMを売り捌いて三百万稼ぐ。ド底辺の生活からようやくちょっと上向いたかなと思った矢先に、あれよあれよと同人AVの出演者一歩手前まで堕ちるの、ヤバすぎて目も当てられないんだが…堕ちた先にかつての仲間がいたとか、更にクるよね……
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★☆☆最終的に相手を自陣への多いこの作品の孔明にしては、なんだか直接的に相手を害している気がしないでもないが…また、次回予告のアレ…確かに横山三国志は私も好きだが、作品の中で使うのはなんだかなあ…
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆そろそろ夫さんを一発ぶん殴りたくなってきた。結婚して子供までこさえたんなら、たとえ分不相応であろうとも、役者不足であろうとも、彼女を幸せにする努力をしろよ、と。妻の元カレに浮気がバレて、やっと劣等感から解放されるとホッとするのは、キャラの解釈としては理解できるが、納得できるわけがなかろうよ。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆これで付き合っていないのは嘘だろ……というかどう考えても気持ちが通じ合っているんだから、さっさとステップアップしろよと思わなくも…
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★めっちゃ良かった。平への気持ちをようやく自覚した東。自覚した途端、今までと同じ行動をどうやってとればいいのか全く分からなくなってしまって挙動不審になるとか。恋の熱に浮かされてしまっている感じが非常に良かった。ただ、彼の反応をうけて、その方向に舵を切るのはよくないよ……大事なものをとりこぼしちゃうよ…
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★☆☆原作1巻ラストへ向けての助走的をしているような印象を受けた。原作は1冊にまとまっているので気にならなかったが、間延びしているようにも見えるのは何とかならなかったのかな…
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★達観していて立ち回りの上手い萌子パイセンの、年相応に未熟で弱い部分が見えたことで、より彼女のことを好きになった。そんな彼女のスキに対し、うろたえるだけで励ましの言葉すらかけることのできない市川が、実に彼らしくて愛い。直前の回まで誰がコンドームを落としたかでわちゃわちゃしていたとは思えない緩急…いいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★あのさぁ…君たちもうさっさと結婚しちゃいなよ。と思うほど互いを想いあっていて、例え季節が3つ分しか経っていないとはいえ、ここまでじっくり丁寧に描いているんだから、もうゴールしちゃってもいいと思うんだが…
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★付き合い始めたら当然キスやハグ以上へステップアップすることも見えてきて、だけど、下手したらこれまでの関係を崩しかねなかったり、自分の中の性欲を直視しないといけなかったりと、かなりセンシティブな話題なので摺り合わせがこれまで以上にできなくてじれじれする感じがとても良かった。この作品らしい丁寧さで各人の心情が描かれていることで、より読者をやきもきさせてくれているのもまた良いなと。また、前回の反省から、自分の進路についてより意識した浅村くんが、生きたい大学を見つけ出すところもリアリティがあったし、
わたー
2024/08/09 09:29

彼らしさを感じられて良かったが、つい、大学選びなんてもっと気楽に考えたっていいんだよと言いたくなるレベルで悩んでいたので心配になった。まだ波乱がありそうだよなあ。それにしても、読売先輩のあの台詞…まさか???いや、でも、理解はできてしまうが……

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。TS逆行転生を果たした百合豚の主人公。来たるべきVtuber全盛期に向けて自分の才能を磨いてきた彼女は、所属Vを全員堕とすことを目標に、前世で箱推しだったV事務所からデビューすることから始まるVtuberモノ。例えオタク受けを狙って作ったキャラがブレたとしても、女性Vを堕とすという野望は決してブレない、という一本筋の通った主人公が非常に良かった。いや、言ってることとやってることは人としてどうかと思うが、そんな冷静なツッコミを吹き飛ばすようなパワフルさがいっそ清々しい。
わたー
2024/08/06 17:58

特に、ものの100ページぐらいで2人堕とすとか、手が早いってもんじゃあないのよ。で、定期的にコラボ配信をすることで堕とした後のケアも万全。釣った魚にもちゃんと餌を与えるところに、主人公の本気さを感じて良かった。TSではあるが、女性として生きてきた16年間の積み重ねがあるからか、百合モノとして楽しめたのも個人的にはグッド。ただ、主人公がVになったことで正史で2期生だった子たちがどうなったのか、そのあたりの言及があるともっと良かったかも。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/12(3817日経過)
記録初日
2013/10/01(4071日経過)
読んだ本
7785冊(1日平均1.91冊)
読んだページ
1780853ページ(1日平均437ページ)
感想・レビュー
7774件(投稿率99.9%)
本棚
9棚
性別
職業
技術系
現住所
静岡県
外部サイト
自己紹介

ライトノベルが好きです。最近はライトノベルばかり読んでいます。読メ登録は2014年6月からです。
常に面白いラノベに飢えており、積ん読が沢山あるのに新作に手を出したりしています。気軽にお気に入りしていただけると嬉しいです。
ちょこちょこと感想をあげていきますが、基本的に採点は甘めです。自分が後で見やすいためだけに、星5段階で評価しています。

好きなシリーズ
キノの旅
その他時雨沢作品全て
俺ガイル
SAO
AW
HO
禁書
ロウきゅーぶ
天使の3P
青春ブタ野郎
ウチの娘~
エロマンガ先生



好きなシリーズは多いので隙を見て更新していきます。
(2017年1月更新)

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