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2024年9月の読書メーターまとめ

わたー
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49
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10853ページ
感想・レビュー
49
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942ナイス

2024年9月に読んだ本
49

2024年9月のお気に入られ登録
2

  • sZale
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2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

わたー
★★★★★面白かった。程度や嗜好に差はあるが4人全員、酒カス、ヤニカス、パチンカスの三拍子揃ったどこに出しても恥ずかしくないクズである主人公たちの、最高に頭が悪くて最高にハッピーな日常を描くコメディ。ゲラゲラ笑わせてもらった。成人しているだけで精神性は中学生以下、モラトリアムをいいことに遅い青春を謳歌している感じがとても良かった。同系統の作品は何作か思い当たるが、その中でもとびっきりにハチャメチャやってるのよ。特に最後。若気の至りと呼ぶには汚すぎる花火がぶち上がるところなんかは、クズなりの矜持を感じたり
わたー
2024/09/17 23:24

して私は大好き。また、3人のヒロイン(形式上ヒロインと呼ぶ)が主人公といい感じになりながらも、主人公の体質と、最後の最後でチキって一線を超えれない乙女心のせいで、コイツら卒業するときまでこんな感じなんだろうなと容易に想像できるところも良かった。ヒロインとしての可愛さを見せた次の瞬間、冷や水をぶっかけられるようなドン引きの描写が入って、でもそんなところも彼女たちの人間臭い魅力を感じられて好き。決して彼らの輪の中には入りたいとは思わないが、彼らのバカ騒ぎを遠巻きに眺めて、呆れとちょっぴりの憧憬に浸りたいなと。

わたー
2024/09/17 23:24

というわけで、ファミ通文庫さんは是非とも続きをお願いしたい。ところで、作品の出来とは一切関係ないが、試し読みのカラー口絵だけ袂が右前になっているのが気になる。製品版は左前だったので差し替えミスかな…何かの伏線かと思った。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

わたー

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:50冊 読んだページ数:12071ページ ナイス数:1480ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/471107/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
49

わたー
★★★★★いや、太陽がお笑いを志すようになった過去話おっも……いまのところ泥谷がただただ嫌な奴だが、その評価が覆ることがあるのだろうか…
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わたー
★★★★★シュプレヒコールの、これまでやってきたすべての漫才を伏線にしたネタに、きらめき製菓の天然由来のネタ。ライバルたちの漫才をしっかり描いているからこそ、本番直前に16個のネタの中から最適なものをぶつけるという主人公たちのやってることの異様さが際立って非常に良かった。でもここにきてネタが飛ぶとか…予選の結果はどうなる??
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わたー
★★★★★コンビを結成して日は浅いながらも本気でやってきた。その結果がこの仕打ちはあまりにも屈辱的だ。だからこそ、高校生No.1を決める大会への大きな原動力になる。動機がはっきりしているから無理なく読めて非常にいい。
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わたー
★★★★★小畑健が長年培ってきた作画力が遺憾なく発揮されているなというのが第一印象。お笑いで頂点を目指すという単純明快な目標にむかって、「笑い」をクレバーに分析している点が面白かった。特に射程のくだりが良い。
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わたー
★★★★☆プロ棋士になるために、片や3段リーグの突破、片やアマチュア棋戦の連勝という王道と邪道の両方を描いているのは良かった。
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わたー
★★★★★マガツコトノヌシと上手く共闘まで持って行ったりといろいろあったはずなのに、最後の最後でメイベルに全て持っていかれた気がする。オマケで出続けていたので、本編登場が数年ぶりって言うのが信じられなかったが、このカッコよさがいつまで続くものか見ものである。
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わたー
★★★★★後発の漫画だからこそ、アニメで印象的だったシーンを輸入することもできていて非常に良かった。具体的には、千束にじゃんけんでようやく勝てたたきなの喜ぶシーンがとても良かった。
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わたー
★★★★★元定食屋の居抜物件を事務所にしちゃうの、フレキシブルな働き方のできるデザイナー職ならではなところと、健太さんと結婚しなければ決して選ばないだろうなというところが非常に良かった。
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わたー
★★★★★最初に読んだ時はミラリスが逆恨みしているようにしか見えなくて何とも思わなかったのだが、原作を全部読んでいると、彼女の抱えていた想いがどれほどのものだったのか、それを隠して憎きオスカーに近づいていたのか、彼女に感じ入るものがあって良かった。
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わたー
★★★★★やはりお顔が大変に良いのでティナーシャの着せ替えが実に映える。互いに憎からず思っているのに、オスカーの好意がいまいち響いていない感じ、この時期の彼女らしくて実に良かった。ラナクが本格的に話に関わってきて、クスクル編も次第に佳境に。
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わたー
★★★☆☆すっかり食いしん坊なアホな娘が板についてきたなあ。主人公とは別の聖女も登場して、話が広がったのも良かった。
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わたー
★★★★☆バイクだけに飽き足らず、四輪まで…そろそろスズキに怒られるんじゃないかな……でもくっそ笑った。それにしても、すっかり旅モノになったなあ…
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わたー
★★★★★あと1歩のところでナリタブライアンとの直接対決の機会を逃すローレル。目標をクラシック2巻目の日本ダービーに変えて、前哨戦へ出走する彼女だったが…これまでメディアミックス企画の主人公たちは特別な理由のない限り、クラシック戦線を戦ってきた娘たちばかりだったので、単純に勝ち星が足りなくて出走できないというのは逆に新鮮だった。こんな状況から、競馬史に名を残す1頭になるのめっちゃいいな。
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わたー
★★★★★そして有マ記念の幕が上がる。ただ怪物を倒すためだけにひたすら牙を磨いてきた魔王。そして彼女もまた…この熱さでまだシニア期1年目なの、わけわかんないな。次回予告も、ここにきて彼と合流するの胸熱すぎるし…
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わたー
★★★★★史実を調べてはいないが、この戦も負けるんだ、と。なのにここから巻き返して中華統一しちゃうのやばいな。
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わたー
★★★★★やっぱりこのぐらい焚き付けるものがなければそうそう覚悟決まらないよなあ……でも覚悟が決まった途端に……
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わたー
★★★★★ボリューミーな軍事演習をほぼコミック1冊にまとめきったうえで、原作の良さであるあの補給線まわりの描写を損ねることも冗長になることもなく描いていて、さらに面白いってとんでもなく凄いことだと思うのだが、こう思うのは私だけだろうか。また、歴戦の老兵たちを差し置いてグスタフが王として君臨している理由と、彼が起こした御業が、ビジュアル化することによってより鮮烈になっているのがとても良かった。いやあ、満足度の高いいいコミカライズだ。
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わたー
★★★★★また誘拐されたな猫猫……それにしても、これまでの事件の裏に先帝時代から連綿と続いてきた悪意があったとか…遠大に過ぎるな…
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わたー
★★★★★かつて冒険を共にしたPCの合流。シリーズが長く続いたからこそ見ることのできた光景だと思うので感慨深い。3年の月日による研鑽で成長したミカとディードリヒが辺境の地マルスハイムへ訪れる。予期せぬ無二の親友との再会に喜ぶエーリヒだったが、きな臭い企みに巻き込まれてしまって…といういつも通りの、キャンペーンが生えてくる感じのお話。再会して早々、婿取りを賭けてエーリヒと丁々発止の真剣勝負をするディードリヒの変わらなさに一周回って愛おしさを感じた。そのあと正妻にキッチリ理解らせられていたところも含めて最高。
わたー
2024/10/08 14:10

マルギットとミカもバチバチで、何度も身体を重ねていることのみ辛うじてマルギット優勢な、拮抗した状況なのが第三者として見ている分には楽しくてしょうがない。知らぬはエーリヒばかり…また、知らぬ間にディーくんとカーヤ嬢の関係もしれっと進展しているところも良かった。関係を進めるために、敢えてディーくんに自分を襲わせようとしてみせるとか、彼女も随分と染まってきたなと。いや、これまでのヘンダーソンスケールでその片鱗は見えていたので納得ではあるが。また、可哀想な状況に陥って弱っているディーくんが良いと、

わたー
2024/10/08 14:10

若干性癖を拗らせている感じもとても良かった。ここまで書いてまだ前半1/3程度なのだから、今回も実にボリューミーで美味しく頂けた。今回のヘンダーソンスケールは、衛星国家の1つとして国王になるエーリヒ。いやいやいやいや、あなた、農家の四男ですよね???と思ったが、まあアグリッピナ氏に頼ったのならそうなるのも納得かな。本編中は最後まで頼ろうとしないが、頼ったら最後、ヘンダーソンスケール一直線の鬼札なら使わないのも当然と、本編の補完になっていたのもニクい演出だなと。

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わたー
★★★★★面白かった。他人を嫉妬せずにはいられないヒロインを探偵役に、思ったことが顔に出ることで嘘を吐くことができない主人公を助手にしたライトミステリ。学校を舞台にした日常系ミステリと呼ぶには、起きている事件が犯罪まがい、というかただの犯罪と思えるものばかりだったが、探偵、犯人ともに行動の奥に「嫉妬」という昏さが含まれていたので納得、というか寧ろこの程度で済んでよかったなと。狂言回しである主人公とヒロインの掛け合いも軽妙で、シリアス一辺倒になりがちなところをマイルドにしてくれていたのも良かった。
わたー
2024/09/25 13:33

謎自体は小粒で容易に想像がつくものではあったが、嘘の自白によって罪を減じようと足掻く犯人たちを、推理の刃で以って両断する姿は気持ちが良かった。ミステリというよりは、その事件を起こすに至った嘘や欺瞞にまみれた人間の醜さに対比するような主人公たちの関係性を楽しむタイプの作品だったかなと思う。

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わたー
★★★☆☆まあまあ。いいとこのお嬢様として有名な先輩をタチの悪いナンパから救ったことをキッカケに、彼女と飲み友達として交流を深めていくラブコメ。ヒロインは魅力的に描かれているし、いい甘々ラブコメだとは思うものの、上流階級というには彼女の実家周りの設定が曖昧すぎて目に付いた。また、流石にトラックにはねられてもぴんぴんしているのはギャグにしか見えないんだよね。この作品で何を書きたかったのかはわかるけど、土台までしっかり整備してほしかった。
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わたー
★★★★★は?ここで終わり???そんなご無体な……その美貌で国の中枢を掌握し、稀代の悪女として悪逆の限りを尽くすセラフィナに殺されたはずのアーヴェル。気が付つくと彼は、彼女と初めて会ったときにタイムリープしていたことから、不幸な未来を回避するために行動していくやり直し系ファンタジー。はじめこそ、幼い少女と本当の家族になっていくとても暖かな物語が紡がれて、やり直した結果、着実にいい方向に向かって言っていることを描いておきながら、三人が三人とも相手に幸せになってほしいって、ただそれだけを望んでいるだけなのに、
わたー
2024/09/24 09:19

世界が、環境が、それを決して許さないんだという容赦のなさにやられた。なんでだよ、そのまま素直に幸せにしてやってくれよと、無事に情緒がお亡くなりになった。そして、彼が覚悟を決めてからの後半がまた素晴らしい。明らかにこれまでとは違うものの、決定力に欠けるというか、核心を突いていないような彼の行動に違和感を覚えたのだが、それが一気に氷解し彼が何を犠牲にしたのかが明らかになる終盤は涙無しには読めなかった。これは純粋な愛の物語だ。

わたー
2024/09/24 09:19

惜しむらくは、投票期間中にこの作品を読まなかったことと、この1冊の中で完膚なきまでのハッピーエンドまで導いてほしかったことかな。

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わたー
★★★★★今回の表紙はToLOVEる。内容もToLOVEるリスペクトした回があったので、まさか狙ってやったのか、と。他にも渓流釣り回がガチすぎて笑った。著者出しゃばりすぎぃwww
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わたー
★★★★★今回の表紙はバクマン。しかも、平丸さんの表紙をもってくるとか、成程なかなかいいセンスをしている。
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わたー
★★★★★岩田先生の新作。多数の作品を出されていることは勿論知っているが、実際に読むのは初めてかもしれない。やりたいことしかやらないをモットーに、趣味で小説を書いている主人公。彼に対し、二作目を切望されている小説家で書評動画をあげるインフルエンサーの後輩、鵯華が彼の作品の編集者になることを申し出るも、すげなく断ることから始まる創作系ラブコメ。目新しさのない題材なれど、この、やりたいことしかやらない主人公というのがなかなかのクセモノかつ我の塊のような奴で、彼の存在という点を以って他作品とは一線を画す
わたー
2024/09/24 09:20

物語となっていた。主人公のくせにお前が物語を引っ掻き回すんかい、と。だが、主人公に振り回され続けるヒロインがかなり魅力的に描かれていていたのは印象的。鵯華虐じゃないけれども、打てば打った以上に響くというか、いじればいじるほど輝くというか、そりゃあ主人公も彼女に影響されるよなあ。彼女の抱えていた屈託周りもキチンと回収されつつ、あのまとめ方にしたところもベテラン作家らしい巧さを感じて良かった。そもそも作品の構成自体、作中でヒロインが言っている三幕構成に準じていたし、そういう細かい部分がちゃんとしているの好き。

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わたー
★★★★★原作既読。コミカライズとしての出来は百点満点で言うことなし。ただ、1巻時点でフェアリーテイルなどの糸ちゃん語録がまだ出てきていないスローな立ち上がりなところは気になる。この作品は原作最終巻部分まで描き切ってこその作品だと思うので、どうにか連載が続いてほしい。それはさておき、このあたりの描写がいかに冬くん寄りの、彼にとって都合のいい見え方になっていたのかがよくわかって時間差でダメージ受けてるな私。楽しいだけの青春を過ごして自分の中では円満に別れた相手であるという認知の歪みがある中で、
わたー
2024/09/21 09:13

そもそもにぶちんな彼が、あんなまぶしい笑顔を向けられたら目が曇るのも無理はないのかもしれないが。

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わたー
★★★★★敵と味方が混沌としているなか、さらに西ノ村なる別勢力まで出てきてさらにわけが分からなくなってきた。が、面白いんだよなあ。
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わたー
★★★★★吹雪との再会。郎党でもあり師でもあった彼を攻めあぐねる逃若党の面々。戦でその対応は甘すぎると思っていたが、案の定な結果になってしまって救いようがないなと…
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わたー
★★★★★どの回も面白かったが、強いて言えばXX心を失くす回と、読者の考えた魔法を採用した回が良かった。前者はこの作品らしい緩さ満点のコメディになってたし、後者は4バカがひっついてペタペタ下りてくるあの玩具にさせられるという、似顔絵回とかマイクラ回にも似たインパクトが良かった。
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わたー
★★★★★サンドラ君、最後の最後で商機に戻るんじゃないよ。ゼツランも満更じゃなかったし、最後までぶちまけていたら何かが始まったかもしれないのに……と身悶えるような恋模様が読めるとは思わなかった。
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わたー
★★★★★ようやくクターニッド戦かと思いきやギミック解放だの、数段階の変身だの、シャンフロのゲームデザイナーは攻略させる気が全くないな。だからこそ、物語としては面白いのだが
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わたー
★★★★★そうかRAIDか…と1発で理解できたので、仮にも講師のナサくんがなんでわかりやすく説明できないのか、違和感があったのだが、そういうことだったのね。そりゃあ時間がかかる…というかそれを自作できてしまうのは多才ってもんじゃないぞと。
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わたー
★★★★★Twitterで見かけて興味を持ったので読了。飽くなき性への探求心によって阿呆なことをしでかす輩は世界が違えど共通だということは理解がしやすかったし、ファンタジー世界的な要素の入れ込み方が絶妙だったので面白かった。
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わたー
★★★★☆いつもならば1冊かけて新しい展開を描いていくのだが、なんだか今回は話が進まなかったなという印象を強く受けた。
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わたー
★★★★☆人に歴史あり。とはいえ全く予期していなかった人物の過去にスポットがあてられて、しかもそれが戦争絡みの、どう転んでも厄いものだったのがなんとも…
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わたー
★★★★☆いよいよ各々が恋心を隠しきれなくなってきて、恋のさや当て未満のあわよくば主人公といい感じになりたいみたいな、駆け引きも楽しめて良かった。ただ、アポロの正体という謎1コだけでは、引き延ばすのはそろそろ限界なのではと思わなくも…
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わたー
★★★★★面白かった。タイトルからは、大判作品でよく見かける追放、内政、スローライフものだという印象を受けて普段はスルーしがちなのだが、その印象と中身が全く違う、ベテラン作家である著者の技量がふんだんに盛り込まれた骨太なファンタジーになっていたと思う。傑物である兄姉の出涸らしと称され、様々な官庁をたらい回しされていた主人公は、尚書(大臣)である長兄から田舎への左遷を命じられる。膨大な仕事から解放されることを喜ぶ主人公であったが、餞別として渡されたのは、亡き親友たちの忘れ形見で、初恋の人の面影を色濃く写す
わたー
2024/09/21 12:34

皇位継承権第一位の皇女様。彼女を「娘」と偽っての田舎暮らしが始まるという内容。登場人物たちを現実に生きている存在として、丁寧に描いている点がとても良かった。確かに、スローライフと銘打たれた作品において、ヒロインを狙った暗殺者と主人公が対峙することなんてないのよとは思ったし、タイトル時点で長兄の意図が丸わかりなのだが、強いて言えばそのぐらいしか引っかかりを覚える部分がなく、終始、納得感があった。これは続きも楽しみ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★童貞卒業、兄姉たちとの会食、前世の仲間だったハイエルフとの再会。原作を読んで知っているはずなのに、一つ一つを丁寧に描いているせいで初めて読んだ時のような胸糞悪さを覚えた。特にあのシーンは、もっとぼかしてもいいんじゃないかと思うぐらい衝撃的で実に良かった。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。程度や嗜好に差はあるが4人全員、酒カス、ヤニカス、パチンカスの三拍子揃ったどこに出しても恥ずかしくないクズである主人公たちの、最高に頭が悪くて最高にハッピーな日常を描くコメディ。ゲラゲラ笑わせてもらった。成人しているだけで精神性は中学生以下、モラトリアムをいいことに遅い青春を謳歌している感じがとても良かった。同系統の作品は何作か思い当たるが、その中でもとびっきりにハチャメチャやってるのよ。特に最後。若気の至りと呼ぶには汚すぎる花火がぶち上がるところなんかは、クズなりの矜持を感じたり
わたー
2024/09/17 23:24

して私は大好き。また、3人のヒロイン(形式上ヒロインと呼ぶ)が主人公といい感じになりながらも、主人公の体質と、最後の最後でチキって一線を超えれない乙女心のせいで、コイツら卒業するときまでこんな感じなんだろうなと容易に想像できるところも良かった。ヒロインとしての可愛さを見せた次の瞬間、冷や水をぶっかけられるようなドン引きの描写が入って、でもそんなところも彼女たちの人間臭い魅力を感じられて好き。決して彼らの輪の中には入りたいとは思わないが、彼らのバカ騒ぎを遠巻きに眺めて、呆れとちょっぴりの憧憬に浸りたいなと。

わたー
2024/09/17 23:24

というわけで、ファミ通文庫さんは是非とも続きをお願いしたい。ところで、作品の出来とは一切関係ないが、試し読みのカラー口絵だけ袂が右前になっているのが気になる。製品版は左前だったので差し替えミスかな…何かの伏線かと思った。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★今回の表紙は幽白。なんだか妙に様になっていて良かった。キセキの世代って言いたいだけだろ、な同窓会回は流石に無理があるだろとか、通称が名前になっとるがろやいとかツッコミポイントが多すぎて笑った。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★祝!連載100話越え!!それを記念した話が大乳如来なの、頭悪すぎて最高に好き。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★☆☆疎遠になっていた幼馴染から、自身がVtuberとして活動していることをカミングアウトされた上で、なし崩し的に彼女のゲーム配信に出演することになった主人公。その配信で彼女を盛大にボコって煽り散らかしたことにより、自分もVとしてデビューすることになったことから始まる物語。流行りにのっかっているのは別にいいとは思うのだが、バズるだけの面白い配信をしているか、という部分は大いに疑問が残る。というか、私とギャグセンス…コメディの琴線のようなものが違い過ぎるので、Not for me.だったかな。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★☆☆☆☆HJ文庫公式レビュワープログラム。Not for me.魔力の矢を生成できるユニークスキルを持つ主人公が、新たに目標物に必ず攻撃が当たる必中スキルを手に入れたことから、両者のコンボでどんどん強くなっていくという現代ダンジョンもの。1個、根本的な指摘をさせてもらうのならば、他人の作業ゲーを見ることのどこが面白いのか?ということだろう。強くなって結果的に作業ゲーっぽくなるならまだしも、自分が強くなっていく序盤からずっとそれなのは目が滑って仕方ない。レベルアップのアナウンスで文字数増やすぐらいなら、
わたー
2024/09/11 22:43

ざっくりカットしてもいいよ。この作品でどうしても気になるのは2点。男の子じゃなくて実はボーイッシュな女の子でしたー、は現在の時系列でやるもんじゃないってことと、敵があまりにも小物すぎるってこと。1周回って唯一無二の読書体験だと思えてきたな。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★☆☆聖女によって断罪されるも、時が戻ってやり直しの機会を得た主人公。前の時間軸の記憶を保持する第一王子とともに破滅の未来を回避しようと、聖女に関する謎に迫っていく、ミステリ仕立ての作品。だが、如何せん作中の経過時間が長いせいで、主人公サイドがアクションを起こしていないように見えてしまって、タイトルと悪い意味でのギャップを感じてしまった。このタイトルだったら、謎をパワフルに粉砕するぐらいのバイタリティは見せてほしいかかな。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆凡そ1巻を読んだ時に想像していたとおりの真相ではあったものの、ふたりっきりの姉弟で頼るものもいない異国の地で逞しく生き抜いてきた彼女たちがようやく迎えることのできた幸せな未来だと思うと、感慨深い。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かったのだが、ネタバレ無しで面白さを伝えきるのが難しい作品だったなと。とある事情によりバスケを諦めた主人公が、山で死にたがりの少女と出会う。名前も覚えていない彼女を「セミちゃん」と名付けるも、彼女が見えているのは主人公だけのようで…と始まる現代伝奇モノ。ミステリ要素を多分に含んだ作品で、序盤から違和感を感じる描写がしばしば。その違和感が決して読みにくさに繋がるというわけではなく、次第に現実と非現実の境界線が曖昧になっていくような不可思議な感覚を覚えた。そしてそれらの違和感が一つに収束しながら
わたー
2024/10/11 09:11

回収される終盤と、彼女が迎えた結末は見事というほかない。この感覚は読んでもらわないとわからないと思うので、是非読んでもらいたい。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。最近よく見るゲーム転生系かと思いきや、いやカテゴリとしては間違っていないが、中心にあるのは家族愛の物語だったなと。ギャルゲの脇役に転生したものの、ゲーム本編には極力影響を与えないようにしていた主人公。しかし、ゲームの攻略対象である義妹が辛そうにしていることを見過ごせず、幼馴染からの喝を入れてもらったことをきっかけに、お兄ちゃんとして奮闘していく物語。ゲームを攻略した知識というアドバンテージはあれど、それに頼り切って最適な選択肢を選んでいくというわけではなく、あくまでも家族として、
わたー
2024/09/25 13:31

手探りで義妹とぶつかっていく姿が良かった。義理の兄妹という冷たいラベルの付けられた関係から、ありのままの彼女をそのまま受け入れてくれる本当の家族となっていく、そんな温かさを感じて良かった。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★物語としては文句なしに面白い。それだけに、中途半端なところでブツ切りされているこの巻の構成はちょっとどうかと思う。ダンジョンの最奥で全滅しかけるも、主人公の活躍によって辛くも生き残った一行。だが、その代償は主人公の左足と右目だった。剣士としては致命的な大怪我を負わせたことにより、これまでの関わりで敷設されていた地雷が盛大に炸裂して、メンバー3人ともが三者三様に病んでしまうことから始まる物語。これは病むのも仕方ない。過去回想の形で、主人公とヒロインたちとがどのような関係を築いてきたかを懇切丁寧に
わたー
2024/09/10 12:58

描いているので、彼女たちの現状には説得力しかなかった。あとがきでヒロインの曇らせを書きたかったのだと豪語するだけのことはある。実にいい性格をしているなあ。だからこそ余計に、この巻だけだと主人公が彼女たちをこれ以上悲しませないという意気込みまでしか語られていないのは納得できない。シリーズとして続けるんなら全部晴らせとまでは言わない。でもせめて、兆しだけでも見せてくれ。元はWEBで発表されていることも知っているが、書籍にするなら最低限、キリのいいところまで描いてほしい。

わたー
2024/09/10 12:58

少なくとも最後に関わった事件は解決まで書けただろ???とはいえ、続きは気になるのでぜひ読みたい。それさておき、主人公の親友の騎士さんのムーブが大好き過ぎる。軽薄そうに振る舞っているのにその実、国でも屈指の実力者で主人公に並々ならぬ思いを抱いているとか、急にそんなキャラを出すな。ただでさえヒロインたちからの愛が重いのに、完全に不意打ちを食らったわ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★当初の予定通りの円満な終わり。でも、SEED FREEDOMの劇場公開と絡めたエピローグがかなり良かったので、番外編として18年の想いの丈をぶちまけたSEED FREEDOMに関する話がもっとあっても良かったかな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/12(3817日経過)
記録初日
2013/10/01(4071日経過)
読んだ本
7782冊(1日平均1.91冊)
読んだページ
1779925ページ(1日平均437ページ)
感想・レビュー
7773件(投稿率99.9%)
本棚
9棚
性別
職業
技術系
現住所
静岡県
外部サイト
自己紹介

ライトノベルが好きです。最近はライトノベルばかり読んでいます。読メ登録は2014年6月からです。
常に面白いラノベに飢えており、積ん読が沢山あるのに新作に手を出したりしています。気軽にお気に入りしていただけると嬉しいです。
ちょこちょこと感想をあげていきますが、基本的に採点は甘めです。自分が後で見やすいためだけに、星5段階で評価しています。

好きなシリーズ
キノの旅
その他時雨沢作品全て
俺ガイル
SAO
AW
HO
禁書
ロウきゅーぶ
天使の3P
青春ブタ野郎
ウチの娘~
エロマンガ先生



好きなシリーズは多いので隙を見て更新していきます。
(2017年1月更新)

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