ネタバレ★★★★★18歳と8歳の姉妹は、母親と母親の恋人から逃げるように2人で暮らすことを選択する。ヨウムのネネと周囲の人々と共に過ごした40年の物語。特に何かが起こるわけではないけれど、ネネを中心に流れる日々が愛おしく感じる。姉妹が大人になると、周りの大人も年を取る。出会いと別れの儚さに切なくなってしまった。人は人に助けられながら、人と一緒に生きていくんだね。もちろんネネも一緒にね。「誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ」自分の差し伸べた手が、誰かの何かを助けることができたら本当に素敵なことだ。→

ネタバレ★★★★★オリアナとヴィンセントは恋人だった。しかし17歳の春に2人とも謎の死を迎えてしまう。気がつくとオリアナは7歳の頃に巻き戻っていてー…。漫画→小説の流れで手に取った。オリアナがヴィンセントを守るために勉強してくっついて、でもヴィンセントが１人でいる談話室には入らなくて…死の影に怯えながらヴィンセントを守ろうとする姿がどうしようもなく切なくて涙。そんなオリアナに惹かれながらも《ヴィンス》に嫉妬するヴィンセントが微笑ましい。ついに恋人同士か！…という時、あのラストに呆然。誰が命を狙ってるんだろう…

ネタバレ★★★★★18歳と8歳の姉妹は、母親と母親の恋人から逃げるように2人で暮らすことを選択する。ヨウムのネネと周囲の人々と共に過ごした40年の物語。特に何かが起こるわけではないけれど、ネネを中心に流れる日々が愛おしく感じる。姉妹が大人になると、周りの大人も年を取る。出会いと別れの儚さに切なくなってしまった。人は人に助けられながら、人と一緒に生きていくんだね。もちろんネネも一緒にね。「誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ」自分の差し伸べた手が、誰かの何かを助けることができたら本当に素敵なことだ。→

ネタバレ★★★☆☆《KU》初恋の人に懇願され妹の代わりに、毒に満ちた異界の番人となったウィステリア。ある日、空から初恋の人に瓜二つの男が現れてー…。初恋の人に「妹の代わりにー」と言われるのもキツイけど、良くしてくれていた養母にもそう思われてるってとてもキツイ。実子に生きてほしいというのはわかるけれど、それでも辛いなぁ。ウィステリアが生きていることを妹夫婦は知る時がくるのだろうか。その時はどう思うんだろうか。その辺りがとても気になる。

ネタバレ★★★★☆シュバルツ達を巡ってダンケルフェルガーと宝取りディッターで勝負したり、意図せず第二王子の恋愛事情に巻き込まれたりー…。自分の間違いを指摘してくれる存在は有り難いよね。耳に痛いし希望した通りにならなくても、そのまま正されないままだったら間違えたまま進んじゃう。ローゼマインは素敵な側近に恵まれて良かったね(辞めた1名を除く)久しぶりのルッツ達の登場に嬉しくなったけれど、挿絵の成長したルッツの姿にビックリ！こんなに大人っぽくなってたのかーーっ！！！親戚のおばさんのような気持ちになってしまった。

ネタバレ★★★★☆約２年の眠りから覚めたローゼマインは貴族院へ入学するがー…。ハリポタ感があるこの巻。登場人物増えた！ちゃんとキャラを把握したいから頑張らねば。ヴィルフリートの発言で図書館へ行くため“手段を選ばない”ローゼマインに「そうだった、そういう子だった」と改めて本への情熱を再確認。他者から見たら領主候補の横暴のように見えるという指摘には頷いてしまった。巻き込まれた1年生がちょっと可哀想。ハートの手紙を貰って喜ぶおじい様が可愛い。そしてシュバルツ達も可愛い。

ネタバレ★★★★☆《KU》両親を亡くし、叔父家族に虐げられる日々を送っていたヒロイン。冷徹と噂される次期公爵のセドリックと契約結婚することになりー…。“溺愛”というよりも“優しさ”というか“不器用な愛情”というか、なんていうか。ヒーローは拗らせ男子なんだけど、ヒロインを害する者には容赦ない所が好感度大。そして虐げられてもひねくれることなく、真っ直ぐな優しい心を持ち続けたヒロインが私は好きだ。枕カバーといい、弟のことといい、ヒロインは女神だね。私も不眠気味なのでヒロインが刺繍した枕カバーが欲しい！