どんな風を思い浮かべて風という字を書くかなんて考えたこともなかったです。そんな指導をしてくれる書道教室なら楽しく通えたかも。力と遠田の会話も楽しく、ずっとこの世界に浸っていたいと思えるような心地良さでした。面白かったです。

物事の本質を知ろうとすることが大事だと改めて気付けたし忘れないようにしたいです。ちょこちょこ出てくるロシアのことわざも面白かったです。「犬が吠え、風が伝える。それでもキャラバンは進む」他人の言うことにとらわれがちなわたしの胸に留めておきたいことわざだな。

栞子の父、登の登場が嬉しい。大輔と似た雰囲気…！智恵子の若かりし頃はなんだか可愛らしく見えたけど登視点だからよりそう感じられたのかな？

どんな風を思い浮かべて風という字を書くかなんて考えたこともなかったです。そんな指導をしてくれる書道教室なら楽しく通えたかも。力と遠田の会話も楽しく、ずっとこの世界に浸っていたいと思えるような心地良さでした。面白かったです。

わかったり、わからなかったり、時々心が揺さぶられたり、それが何だか癖になるような1冊でした。感想は難しいけど表題作と「生存」、「土脉潤起」がよかったかな。野人になったお姉さんの経緯とか暮らしをもうちょっと詳しく読みたいです。

今回も無事に大円団！勘違いしてウェイターの梶さんの感じが悪くなったり宝塚風の野呂さんを想像して笑いました〜。それぞれの優しさや気持ちがあたたかくて心地良いです。

柚木麻子さん初の児童書ということで楽しみにしていました！メッセージがたくさん詰め込まれまれていて、生きづらさを感じている人のお守りになるような1冊でした。年齢や性別など問わずいろんな人に読まれていくといいなぁと思います。魔法で髪や瞳の色を変えたりしておしゃれを楽しむマリが素敵〜！

読み始めは蒼子のストレスが伝わってきてバナミさんのこと嫌だ〜と思っていたけど読み進めるごとに好きになっていきました。こんなにハマるとは思っていなかった！表題作も良かったけどバナミさんの中1の夏を描いた「アイアムア・ハッピーフォーエバー」がさらに良かったです。めっちゃ青春してたことに驚き。15歳の時が気になりすぎるのでいつか読める日が来てほしいです。

全体的には爽やかで清々しいけど少し重い部分もあってそのバランスがちょうどよく面白かったです。本ソムリエ、なんて素敵な蔵書検索のシステムなの！使ってみたいです。わたしは高校の図書室の記憶がないのでもっと利用しておけばよかったなぁーと思います。

個性豊かな筆子たちのピンチに十蔵が走り、十蔵のために筆子たちも走る。ドキドキハラハラの展開もありとても面白かったです！登場人物たちも魅力的で読後感も良く楽しい読書時間になりました。