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2022年8月の読書メーターまとめ

八岐
読んだ本
36
読んだページ
8805ページ
感想・レビュー
22
ナイス
255ナイス

2022年8月に読んだ本
36

2022年8月のお気に入り登録
1

  • 春一番

2022年8月のお気に入られ登録
1

  • 春一番

2022年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★★ ジュジュ様姉妹登場。マリンに衣装作るのはいわば身内同士のやり取りに含めようと思えば出来るんだろうけど、ジュジュからの依頼による衣装製作は普通に考えると仕事なんですよね。いやマリンのそれも本来なら料金貰って然るべきなんだろうが、コンセンサスはどう取ってるんだろう。必要経費くらいしか貰ってないっぽいが、五条君にとっても自分からやる趣味の範疇に入れてるんだろうか。ともあれマリン無敵かよ、である。ジュジュにあれだけ拒否られておきながら微塵もダメージ受けてないあたり、この娘のメンタルの動じなさが伺える。
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2022年8月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2022年7月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5812ページ ナイス数:237ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2022/7

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2022年8月の感想・レビュー一覧
22

八岐
ネタバレ★★★☆ 主人公の想星、キョドり過ぎて大丈夫かと心配になるくらいで、こんな少年に近づいてくるってあすみは何か裏があるんじゃ、と勘ぐってしまった。でも普通に憧れる想星にとっては、この告白やカノジョとして当たり前に接してくれるあすみの事は嬉しかったんだろうなあ。終始狼狽えっぱなしながら、浮かれっぱなしな少年の姿に悲哀を感じてしまう。今の彼は意思そのものを姉に支配されている。反抗するなんて思いも出来ない中で、嘘を繰り返して折角好意を寄せてくれた相手を傷つけてしまう事に彼自身が傷だらけになっていく。辛いなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ くあー、面白い!特に第二王女初陣編からが、王女の凡人のままの成長譚として際立ってる。ろくでなしの戯け者揃いの親衛隊の、王女への健気な忠信が泣かせるんですよね。男女の立場が逆転した世界、本作はこれをとことん硬派に突き詰めている。しかも世界観が緩い異世界じゃなくて、中世の封建社会のそれなんですよね。王に忠義を誓いながらもそれ以上に自分の収める領地に命と名誉をかける一所懸命の領主騎士達。自分の領地も持てず傭兵になるか山賊になるか、という貧乏騎士達の悲哀。騎士の誉れの何たるかを描く熱い騎士道物語だ。
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八岐
ネタバレ★★★★ アニスって自分が動いてどうにかなる事については暴走気味に積極的なんだけど、こと人間関係となると途端にヘタれるんだよなあ。初手、アル君から距離取ったのも双方の安全の為には必要だったとは言え、向き合う事からの逃亡でもあったというのは言い過ぎか。ユフィがサド気味に押しが強くなったのも、いざとなるとアニスがヘタれるのを引っ張ってあげるためと思えなくもない。アル君とは許しあえたし和解も出来てたと思うけど、でも家族として仲直り出来たかというとお互い踏み込めないままだったので、もう一度家族に戻れたのは良かった
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八岐
ネタバレ★★★★ 一気にエルゴ誕生の核心(マジか!?)へと迫ったエジプト探訪だけれども、何より注目はシオン登場である。十歳!?幼くして切れ者の様相を呈しているシオンであるが、自信満々で思いっきり的を外してる辺り、有能なポンコツ臭が色濃く滲み出てる感じがして、これぞシオン・エルトナム!て感じのお子様である。この娘なら将来路地裏行きも納得だ。新たなロード登場もさる事ながら、久々に再会したライネスの顔を見た途端、走っていって抱きついちゃうグレイのライネス好きすぎ感は実に尊い。ライネスもグレイ好きすぎなんだよなあ
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八岐
ネタバレ★★★☆ 執筆業というのは就業時間が決まっている訳ではなく、更には自宅で仕事をするという人も多かろうという事で、セリフコントロールが求められる。いつまでだって働いてもいいし、いつまでだって休んでも良い、という自由さは時として働いてる時間と休んでる時間の境界が曖昧になっちゃうんですよね。あらゆる時間に焦燥が付き纏う。だから一旦初期化(リセット)して思いっきり休んで、そして再起動(リブート)。この切替がうまくいくなら執筆業は最高だろうな。そしてそんな様々な息抜き時間を描いたのがこれであります。
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八岐
ネタバレ★★★ 闇の魔法師辞めちゃうのか。神様に直接転職願い聞き届けて貰うという事は、離職した方の神様的には意趣を持たないんだろうかとちょっと心配になってしまった。個人的には幼馴染の初心者カップルが直向きで良い子たちだったので、彼らと一緒に育っていって欲しかったけれど、このまま勇者パーティーに加入するんかね?
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八岐
ネタバレ★★★☆ 主人公、本気で女の子かと思った。女に間違えられるという主人公は多いけど、マジで間違えるわ。お得意様からの依頼を通じて、領主の娘とともに冒険者ギルドという今まで存在しなかった組織を一から立ち上げる事になったアオイ。今までになかった概念と魔物の討伐を金銭に変える方策と技術を提供するアオイだけど、実務の方は本気でさっぱりなのでこれ具体化してくれるユーティが居なかったら何にも実現しなかったんじゃなかろうか。ただこれアオイの技術に頼り切りで独占には有利だけど彼がいないとギルド立ち行かなくなるんじゃ…
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八岐
ネタバレ★★★☆ 勇者の心の芽生え、人としての成長はタイミング悪すぎましたよね。まさに命の掛かった渦中での勇者の力の減衰。もし時間の余裕があればクレトもじっくりとメルダの心と向き合えたのでしょうけれど。2巻でうまく話自体は纏めつつ、肝心の所はちゃんと描く余裕なかったよ、という比喩も籠もってるんだろうか。魔族と人間の価値観の違いは、人意が介在してるからこそむしろ拗れそうだなあ。長年に渡って堆積した恨みや憎しみは意識の奥底にこびりついて離れないからねえ。そこが突破口になるのか、或いは地獄の釜の蓋を開いてしまったのか
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八岐
ネタバレ★★★☆ 天馬は全然自分が△の一角に居る自覚がないんだよなあ。今回は麗良にスポットを当てたお話で凛華は控えめというかサポートに。ただ一人一人一巻かけて掘り下げるのは悪くはないのだけれど、この作品の場合三人でという関係を重視した物語だけに、三人で居てこそ三人だからこその離れがたい関係というエピソードに乏しく、主人公↔ヒロインのラインばかり強化されてしまうと、普通のラブコメと変わらないだけに、次回からはそこをメインに見たいなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 五条くんから心寿にコスプレしてみませんか、と提案するのは感慨深いですよね。海夢に引っ張られ、自分で歩きはじめ、そして前に進めないでいる誰かに手を差し伸べられる男になったのか。資金面という最大の難関を前に、俺が何とかしてみせます、と断言して見せた五条くんはかっこよかったよ。ほんと気配りと配慮の男の子だよなあ。高校生であれだけ中学生の女の子に言葉まで選んで気を使える子なかなか居ないよ。そして心寿を連れて家で二人で居た事に嫉妬してしまう海夢が年相応で可愛かった。
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八岐
ネタバレ★★★★ ジュジュ様姉妹登場。マリンに衣装作るのはいわば身内同士のやり取りに含めようと思えば出来るんだろうけど、ジュジュからの依頼による衣装製作は普通に考えると仕事なんですよね。いやマリンのそれも本来なら料金貰って然るべきなんだろうが、コンセンサスはどう取ってるんだろう。必要経費くらいしか貰ってないっぽいが、五条君にとっても自分からやる趣味の範疇に入れてるんだろうか。ともあれマリン無敵かよ、である。ジュジュにあれだけ拒否られておきながら微塵もダメージ受けてないあたり、この娘のメンタルの動じなさが伺える。
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八岐
ネタバレ★★★★ キャパ完全にオーバーして限界に達して自分の至らなさに苛まれ泣きながら、それでも頑張れたのはあの人に喜んでほしいから。顔を歪めて泣きながらそれでも道具を手繰り寄せて作り続ける五条くんの姿が尊い。ここが彼にとってのブレイクスルーだったのだろう。勘違いとはいえ彼に無理を押し付けてしまった申し訳無さに泣いてしまったマリンにも心打たれる。この娘が凄く相手の事思いやり慮れる事がよくわかるシーンで、二人の心がしっかりと繋がった大事なシーンだったんですねえ
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八岐
★★★★ 海夢の人物造形はこうしてみても凄いなあ。この娘は五条くんという人馴れしていない子にとっても途轍も無い未知だけど、一般的に見ても重点が未知すぎる。どうしてこういう娘になっていったんだろう。ってかどういう経緯を辿ってギャルになったんだ!? オタク方面の友達全然居なさそうなんだが、それに関しての疎外感や孤独感を一切纏わりつかせてないんですよね。何も感じてない訳じゃなさそう(五条君という受容者が出来た時の喜び方からすると)なんだが、後々見ても前向きさ加減が尋常じゃない。兎角凄い娘だ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 陛下、自分で納涼祭誘えんかったんかよー。この陛下、帝として非常に有能だけどこういうヘタレな所可愛らしくてホント好き。結局、親しくなった妃達の策略と噂の占い師の動向を探るために沙耶が自分から参加して、しかも陛下のパートナーの座につくことになり当日陛下度肝抜かれる事になって、めちゃ動揺するのホント可愛い。普段から戸部入り浸って凄く気安い関係になってるのに肝心な事は言い出せないんだから。あれだけ好きなのにねえ。瑞兆の件で正妃は安易に決められないとはいえ、グズグズしちゃって可愛いなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ シリル先輩がねえ、なんかもう凄く可愛い人なんですよ。怖くて堅物で厳しくて、でもどこか脆くて本当は優しくて下手くそだけど心籠もった気遣いをしてくれる。どこか臆病な、自分でも分かっていないモニカへの淡い気持ちを覚束ない様子で、でも大事そうに抱えている姿が本当に可愛い。それはどこかモニカに似ていて……。前回でフェリクスに大きく心傾いたんだけど、今回物凄くシリルの方に揺り返してしまいました。彼の過去も含めた頑張る現在の健気さに萌ゆる。しかしモニカ、一度完全に壊れてたんだなあ。虐待の影響が想像以上だった
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八岐
ネタバレ★★★☆ 天使じゃないよ、完全に小悪魔だよ! 明らかに意図して周の情緒を擽り、理性を破壊し、情動に訴えかけてくる。えっちです、真昼さんえっち過ぎます。周の性格上絶対に狼にはなれないと分かっているけれど、なってもいいんですよという完全開放。これこそ最大限の好意の表明でしょう。これだけカムカムされてるにも関わらずグズグズしてる周は流石にヘタレすぎた。いい加減辛抱切らして堂々と体育祭で公に自分の気持ちを明らかにしてみせた真昼さんは、もうオトコマエですらありました。
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八岐
ネタバレ本人たちがそれだけ何回も何回も愚痴りたくなる位迷惑かけられているのはわかるんだけれど、一度言った同じ話を何度も何度も繰り返し語られるのはいい加減うんざりしてしまった。この辺整理するだけでも大分分量スッキリしたんじゃないだろうか。折角仲良くなった面々とも愚痴りあっているばかりであんまり動きなかったし、相手の連中はNPCみたいに同じセリフしか言わないしで、折角の逆転劇もむしろ愚痴る割に手を拱いて遅々として抜本的な対処にあまり動かなかったためか、やっとかという疲労感を抱いてしまった。
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八岐
ネタバレ★★★ レプリカに乗っ取られた人がどうなるか、というの主人公が果たしてサンプルケースとして機能してるんだろうか。レプリカは本体を乗っ取ろうとするもの。じゃあなんで主人公はレプリカ側であるにも関わらず、それを阻止する方向で動いているんだ? と、継陽の事情が概要しか分からないだけにもどかしい所はあった。久良羽の話として見れば、レプリカは彼女にとっての未練だった。諦めではなく、得たいものを新しく見つけて、決別できたのか。タイトルはある意味、その言葉通りだった訳だ。彼女はもうみんなのアイドルじゃなくなった。
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八岐
ネタバレ★★★★ こうしてみると双子と一人。幼馴染三人が家族同然に仲良くという関係が恋愛によって脅かされる事への当事者達の怖れをここまで重点的に繊細に主軸として描いている作品は中々なかったなあ。いつも三人一緒ではなく、それぞれにコミュニティを築いている事もまたエッセンスになってるんですね。また只の幼馴染じゃなく双子というのが分かち難い関係として意味をなしてきている。そしてどちらかを選んでもそれが終わりじゃ全然ないのだ、きっと。それで割り切れるのなら、最初から縒れてないもんねえ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 有希は妹バレ、オタバレしてもまだ本性バレというのを残しているあたり、仮面度高いよねえ。正直、あの本性見た際の皆の反応が一番楽しみだったりする。しかし父親も疑うほど兄妹仲の良さヤバいのか。まさかと思うが可能性は無きにしもあらずなのか。催眠術で明らかになった溺愛っぷりを見るとねえ。しかし、こうしてみると短編で細かくスポットがアたった方が個々のキャラクターの濃さがよく分かるなあ。本編だけだと割りとニュートラルな学園ラブコメ寄りだと思うんだけど、焦点あたるとかなりギャグ度高いんですね。
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八岐
ネタバレ★★★★ 慣れない都会に臆しながらもそこで引っ込まずに勇気出す沙紀ちゃん頑張ってるなあ。こういう所凄く好感を抱いてしまうし、周囲にも伝わるのだろう。沙紀は触媒になるのかと思っていたけれど、相棒という関係を大切にしているせいで意識的か無意識か問わず男女という関係からの自分達から目を背けがちな隼人と春希にとって意識せざるを得ない女の子な沙紀という存在は予想以上の刺激物となってしまうのか。一輝の方もこれ一筋縄じゃ行かなさそう。惹かれてる姫子は決して彼の理解者ではない。でも恋の相手が理解者である必要もないんだよな
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八岐
★★★ これ舞台が現代だったのか。ダンジョンが出現するようになってしまった世界で覚醒者にダ攻略が義務付けられた世界。中々吝い時世なんだが、年季明けするまでおっさんは他で働いた事なかっただろうか。初対面の歳下の女の子達に対しての態度がひねたガキみたいで大人らしい配慮が見られず、非常にダサく見えてしまった。これ通常運転なのか、チンピラじゃあるまいし。ただガラは悪いものの、長年生き残ってきたベテラン特有のクレバーさで、能力の高さに頼らず生存の為のノウハウをJK達に教授していく展開は普通に面白いんですけどね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(6005日経過)
記録初日
2000/01/07(9119日経過)
読んだ本
13939冊(1日平均1.53冊)
読んだページ
3578375ページ(1日平均392ページ)
感想・レビュー
3109件(投稿率22.3%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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