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2023年2月の読書メーターまとめ

八岐
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感想・レビュー
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252ナイス

2023年2月に読んだ本
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2023年2月のお気に入られ登録
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2023年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★☆ 見た目とは裏腹の徹底したロジカルじゃないかこの娘。曖昧を許容しきれず感性よりも論理を優先する在り方故に他者との交遊も拒否して自ら孤独を選んでいるのか。彼女が行おうとしているのは生涯をかけた籠城戦だ。その為に必要な物を金銭も含めて現状から掻き集めようとしている。一方主人公は方向性としては義妹と同じながら、徹底抗戦ではなく妥協を選んだ人間だ。故に義妹を理解でき、同類でありながら世界との橋渡しも出来ようとしている。義妹にとっては甘い毒だなこれ。しかし唯一の理解者であり味方として受け入れてしまいそう
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2023年2月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2023年1月の読書メーター 読んだ本の数:40冊 読んだページ数:10667ページ ナイス数:244ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2023/1

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2023年2月の感想・レビュー一覧
22

八岐
ネタバレ★★★☆ ルークさん、猫なんだけどわりと性格とか性質犬っぽいですよね。気儘で気まぐれマイペースな猫とは程遠い気配り屋さんでマメで忠誠心高めですし。高次世界では人間の格は低めで動物の方が高く、中でも猫が最上級に偉い、つまり神様はみんな猫、という世界観は真理かもしれない。四足歩行よりも二足歩行の方が馴染んじゃってる猫は猫でも招き猫体型なルークさん、可愛いは可愛いんだけどその可愛さは本来の猫のそれとは別系統じゃないの!?と思えてしまうのだけど、心根健やかな猫さんと猫好きな人達との微笑ましい交流譚。癒やされますw
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八岐
ネタバレ★★★☆ 前巻でも世界樹ダンジョン観光資源になってたけど、あれが洗練された観光地だったというのがよく分かる残念地方町おこしダンジョンでした。余程の見返りがなかったらワーム系ばかりって遠慮したいな。同じ事の繰り返しだとダンジョン攻略自体が楽しくないし。でもエントリーシートの無職無職農相の並びは笑えたw 今年も祭りで喫茶店開店、だったのがメンバーも増えて魔王組も参加して規模は更に大きく。大家族になると一緒に何かやる事が難しくなるので、偶には皆で一緒に取り組むイベントはあった方がいいなあという話には大きく頷く。
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八岐
ネタバレ★★★★ 一度目の人生で死に戻った勇者と前世の記憶がある転生者な賢者。これが同一人物じゃなく、姉と弟に分かれているのは二人の個性を引き立たせていて面白い。能天気で勢い任せで弟を振り回す姉だけど、一周目の酷い体験の為に明るい姉が嘘のゆに変に大人びたり闇を垣間見せる部分もあって、弟としては気が気じゃないんですよね。姉弟二人で協力して最悪の未来を覆していくのが痛快で、うんお姉ちゃんは元気一杯に笑っているのが一番だよ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 初手からエグい展開。善良な人達ですら裏切る酷薄な世界で儚い容姿と喋れないハンデから凄まじく侮られ危害を加えられやすいカナリアの境遇と、それを物ともしない実力を示す、必要な根本が全て詰まった冒頭シーンでした。優しさと容赦なさを兼ね備えるカナリアですけれど、彼女の優しさとか甘さって余裕と同時に他者への関心の無さにも見えるんですよね。本当の意味で大事なのは相棒の絡繰シャハボだけ。そんな彼女に今後他に大事なモノが現れるのか。依頼の護衛対象のお嬢様キーロプはその試金石になりそうだけど……。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 見た目とは裏腹の徹底したロジカルじゃないかこの娘。曖昧を許容しきれず感性よりも論理を優先する在り方故に他者との交遊も拒否して自ら孤独を選んでいるのか。彼女が行おうとしているのは生涯をかけた籠城戦だ。その為に必要な物を金銭も含めて現状から掻き集めようとしている。一方主人公は方向性としては義妹と同じながら、徹底抗戦ではなく妥協を選んだ人間だ。故に義妹を理解でき、同類でありながら世界との橋渡しも出来ようとしている。義妹にとっては甘い毒だなこれ。しかし唯一の理解者であり味方として受け入れてしまいそう
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八岐
ネタバレ★★★★☆ 激動の内乱編。流石のカエサルでもこの短期間で政変を確勝させる仕込みは出来なかったか。むしろ五分五分まで持っていけたのが凄かったのか。今回は市街戦に野戦に籠城戦とガチ戦争のオンパレード。血みどろの戦い故に、略奪をしなければ兵が収まらないという現実が、言葉ヅラではなく実感として襲いかかる。現代の倫理を持ちながら、しかし一兵士として生死の瀬戸際で戦ったからこそ、この時代の有り様を否定できなくなる主人公の苦悩が沁みる。団長も本当は嫌なのだ、というのと仲間が彼の気持ちを尊重してくれたのは一つの救いだなあ
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八岐
ネタバレ★★★☆ vtuberという文化そのものに馴染みがないので興味深く読ませて貰った。これがVTuber界隈のスタンダードなのかわからないけど。ひっきりなしに炎上している主人公だが、本人が一切気にしていないのは強いよね。いやなんで炎上したのか理由はわかるがなんでそんなんで?と思ってしまうのだけど人気商売は往々にしてそういうものなのか。語り口は一人称で情景描写は最小限、というのはペラペラな薄い表現になりそうなんだけど、妙にこのあっさり風味の語り口が癖になったなあ、不思議。
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八岐
ネタバレ★★★ 主人公のレア、ニュートラルなキャラだ。善にも寄らずかと言って悪に染まっているかというと別に邪まなメンタルでいる訳じゃない。まあ前から騙してPKやってたくらいなのでゲーム内で倫理を尊ぶ方ではないのだろう。でもあくまでゲームだ。本人は徹底してゲームで遊んでいるというだけ。普通ゲームで遊ぶ時にロールではなく本気で善悪を鑑みる事は無いだろう。他のプレイヤーを陥れたり悪意で甚振ったりというのは悪意だろうけど、彼女はただ状況に合わせていたら魔王ロールになってたのですしね。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ うわぁ、何これメチャ面白いぞ!? 常備兵紛いの冒険者ギルドメンバーとして魔物退治や戦争に駆り出される転生少年の奮闘記。鍋が武器て! いやでもろくに装備も持てないまま地面を這いつくばるように戦う戦場描写が素晴らしいの何の。一方で必要以上に暗くなく、キャラもテンポもどこか明るくノリが良くて、青息吐息になりながらも奮闘する主人公の姿をどこか愉快に見ていられるんですよね。周囲の人間も世知辛く容赦ない世界観の割に気持ちの良い連中で、ヒロインのイリスがまたグッとくる可愛さよ。展開もこれ凄い事になりそう
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八岐
ネタバレ★★★ 農業内政ネタ、ストーリーラインからハズレて個別の番外編みたいになってて、本編と殆ど連動出来ていないのは勿体ない。主人公の研究者気質な所も個性のエッセンスという位であまり話に関係なく、政争に関しても主人公は大体周囲に言われた通りに動いていて、彼女が主導して物語を動かしていくという感じもなかったですからね。見初めてきた第一王子と普通に仲睦まじくしているだけで。特徴的なのは、対立陣営の人格的醜悪さと愚かさ。まあ見ていて気持ちの良いものではありませんでしたね。一応ザマァになるのかこれ。
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八岐
ネタバレ★★★ これほぼ洗脳だよね。ただベースとなる倫理観が一応正常だからまだ踏み外していない。ノエイン自身、自分が人倫や人心を頭で分かってても実感として感じ取れていないんじゃないか、という疑念をもって慎重を期している所もありますし、領民に対して対面でいつも対応を確かめているのも大きいんじゃないかと。今は領民の顔全員覚えているくらいの小コミュニティだからこそノエインは正常を保っているけど、これ街が大きくなればなるほど彼の幸福思想は先鋭化していきそうで危なっかしい。今は兄貴分としてユーリが見てるので大丈夫そうだが
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八岐
ネタバレ★★★★ 猫猫が壬氏様の尻の皮を引っ剥がしたくてウズウズしてるの、火傷治療の為とは言え壬氏様の顔の良さも相まって絵面が笑えて仕方ないんですがw しかし猫猫も心情的にこれだけ壬氏様に入れ込んでるのに、いざアプローチしてくると本気で連れなくするの、いい加減可哀想ですよ?いや最初から壬氏様は割と可哀想だったけどさw あの馬閃が里樹と予想外の進展があっただけに尚更に。馬閃君、壬氏様色恋に関しては君の想像より遥かにダメダメよ?
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八岐
ネタバレ★★★☆ 一巻では二人きりの閉じた世界で繰り広げられるどこか古風で大時代的な雰囲気での甘酸っぱい時間が描かれていたけれど、この2巻で友人との繋がりが出来た事でまた一気に雰囲気変わりました。作者の千羽さん、これまでもグループでワイワイ賑やかにしている描写が楽しかっただけに、今回もしっとりとした空気感から華やかで陽気な空気になってこの変転は面白かったです。また終盤は親友同士の情熱的な熱いスポーツモノへと変貌して、不器用な男の生き様とそれを見守る女の包容力というカップル感が滲み出て、何とも味わい深い話でした。
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八岐
ネタバレ★★★★ ほんと、最後の最後までめっちゃ楽しい、のまんま行ってくれました。妊娠から出産、赤ん坊の育児にと大変な出来事満載でしたけれど、全部全部ほんとに楽しんでやってのけましたよ、この二人。何より、オタクとしても楽しみ抜いた。咲月さん、こんな風に産みの苦しみを楽しんで苦しむ人をはじめて見ましたよ! そして、あらゆる意味でパーフェクトな隆太さん。マジでこんな完璧な旦那できる男、どれだけいるんだろう。それでいて、ドルオタとして全身全霊注いでるんですよ。推しの為にここまで泣けるって、好きの極みだよなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 銀次さん切ないなあ。小さい葵を見守ってきたという意味では彼も大旦那様と変わらないですし、葵が幽世に来てからは一番傍で彼女を支え続けたのは銀次さんなんですもんねえ。それでも、葵の大旦那様への想いをもそっと支え、自分の想いをひた隠しにして二人に尽くすその姿は切なくも愛に溢れていて胸が震える。無私の愛だよなあ。一方で折角想い人と結婚したのにうまく行っていなかった春日。まだ幼い二人の可愛らしい夫婦なんだけど、その幼さ故にまだまだ関係が初々しくて、これ恋人以前の問題だったんだよなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ おおお、ようやく全体像が見えてきたぞ。それに合わせてフェリクスの本当の目的も。これほどの覚悟を秘めながらも、どうしても吹き出してしまう魔法への、沈黙の魔女への憧憬。ただ魔法を好きな学生で居られたなら、どれほどキラキラと目を輝かせて学園の日々を過ごせたのだろう、この子は。これまで動きを見せなかったブリジットが今後の最重要人物になりそう。そして、これまで現実から逃げるように目の前の数字にかまけて来たモニカ。そんな彼女が強い意志と共に誓う。果たしてこの三者の覚悟が交錯する事で何が起こるのか。
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八岐
ネタバレ★★★☆ よりにもよってとんでもない名前を娘につけたな、あの二人。さて盾、あの二人の娘というからどんなハイブリッドかと思えば、普通じゃね? 奇跡的に普通に常識的じゃね!? 車ぶつけられて大怪我して攫われてるのに頓着しないのを普通というのか疑問かもしれないが、世界観の相対的に頗る普通である。機能的にアレな部分もあるけど、中身が普通というのは偉大だよ? そんな彼女の初めての母方の親族達との邂逅。周りの濃い大人に子供らちょっと引いてるよねこれ。でも普通に仲良くなれて良かったね、と。首切られたりしてる子もいますが
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八岐
ネタバレ★★★☆ 文化祭だよ変態集合の章題は酷いな! それが誇張でも何でもないのがさらに酷いな! ミニスカメイド服自体は珍しくもないのだけど、それにガーターベルトが付くだけでメチャクチャえちーになりますなあ。文化祭アウトレベル。こうしてみると書道部廃部とケーキの生徒会流出の危機を乗り越える上で書道部が5人で成熟したグループとして完成した感があるなあ。一方で書道部以外のキャラも良く出来上がっているんですよね。男嫌いの長瀬の苦手克服の為にケーキが集めた海パン一丁の男三人衆とババ抜きで盛り上がる絵面が面白すぎるw
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八岐
ネタバレ★★★☆ 一番可愛い子である所の夕ちゃんが自分の影響力について無頓着で周囲の空気を読めない所を見ると、朝凪がかなり丁寧に調整役として振る舞っていた事がわかる。でも、評価もされないし基本報われない努力になりがちなんですよね、そういうの。誰よりも夕の影響下にある事のしんどさが澱のようにメンタルに積もってたんだなあ。夕は全然悪くなく凄くイイ子で別に朝凪を無意識にも搾取してる訳でもなく親友としてこの子は真摯に心から朝凪を慕っていただけなんだけど、人間関係難しいよなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ ああ、可愛いなあ。男の子も女の子もみんな初々しくて本当に可愛い。この純真な初々しさは中学生特有の可愛らしさですよね。この年代はとかく精神の不安定さが取り上げられがちだけれど、小学生よりも成熟していて高校生よりも幼気な中学生達は何でこんなにも初々しく真っ直ぐなんだろう。恋愛にしても打ち込む部活動にしても、迷い悩みながらも純粋に希う。水希、魚見先輩からの告白への答え方はあれパーフェクトだったぞ。失恋が傷にならず誇らしい想い出になる、そんな答えだった。誠実に思いやるというのはこういうのを言うのだろう
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八岐
ネタバレ★★★ これは主人公の斗和以外の人、大体グロテスクだなあ。特に絢奈の家族は元凶だ。親から強いる幼馴染とか聞いた事ないよ。政略結婚ならまだ理由がはっきりとしてるんだろうけど。こうして見ると修はまだ受動的で環境が悪い被害者と言えなくもないんだけど、自身の性根が卑しい部分が見え隠れしているだけにあまり擁護出来ない。絢奈は抑圧され過ぎて歪み出した所に解放者である斗和と出会ってガス抜きしかけた所に彼を巻き込む形で事件が起こり、壊れてしまった。今の所原作そのままの流れなんだが、斗和に転生した意味はココからになるのか
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八岐
ネタバレ★★★☆ 小さい頃に魔物を前に幼馴染を置いて逃げてしまった、というのは強烈な体験だよなあ。往々にしてそこで心の歪みが決定的になるのだけれど、彼はそうならなかった。前半は苦悩の旅、そして後半は役割から解き放たれ偽りの勇者ではなく無辜の人々を自由に助けるヒーローとして戦うフォイル。幼馴染のユウとメイがまたホントに良い子でね、だからこそフォイルが体張って名誉も捨てて守ろうとする事に納得が行くんですよね。しかしこれ、思いっきり死んだと思ったライバルが間一髪助けてに来てくれる仮面のヒーローだよなあ。
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読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(6003日経過)
記録初日
2000/01/07(9117日経過)
読んだ本
13939冊(1日平均1.53冊)
読んだページ
3578375ページ(1日平均392ページ)
感想・レビュー
3108件(投稿率22.3%)
本棚
9棚
性別
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B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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