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2023年6月の読書メーターまとめ

八岐
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感想・レビュー
23
ナイス
267ナイス

2023年6月に読んだ本
27

2023年6月のお気に入られ登録
2

  • のっくん
  • ☆よいこ

2023年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★★ そうだよなあ、真樹君だってまだ十代の子供なんだよね。前巻ではグチャグチャになりかけていた海のメンタルケアで彼女に寄り添い続けた真樹だけど、彼もまた両親の離婚に不安定になっている繊細な心の持ち主なんですよね。彼もまた、ずっと我慢してきた子なのだ。そんな真樹がぐらついた時に彼の不安に寄り添って弱った心を抱きしめた海のそれは、もう恋を超えて愛に至っているようにすら見えた。海一人じゃなくて、海の家族みんなで辛い気持ちに絶えられなくなった真樹くんを受け止めてくれたのって、大きいよなあ。
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2023年6月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2023年5月の読書メーター 読んだ本の数:40冊 読んだページ数:10364ページ ナイス数:296ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2023/5

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2023年6月の感想・レビュー一覧
23

八岐
ネタバレ★★★☆ 原作通りに破滅を目指す悪役令嬢は見かけるけど、原作を知らない庶民の少女が代役として悪役令嬢を演じて破滅を目指す、というのは初めて見た。報酬として難病の妹を救えるからという理由があるから、覚悟はガンギマリなんだけど元々善良な娘だから悪役を演じるのほんと辛そうなのが、こっちも辛い。本物の悪役令嬢の方も単に身代わりで代役を彼女に押し付けたのではなく重要な理由あっての事みたいで、ヒロインの子と仲良くなれずに嫌われなければならないというオーダーは揺るぎないだけに、苦しいなあ。しかし、それが面白い。
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八岐
ネタバレ★★★★ 渾名が狂人って、こいつアタマおかしい以外の意味がないじゃないですか。実際その通りなのですが。前世持ち故の価値観の違いとかじゃない。ゲームと現実の区別がついた上でゲーム基準を現実に当てはめてしまえるブッチギリにヤバいヤツである。表紙絵だと普通に爽やか青年に見えるけど、基本眼が奈落みたいな黒い虚だからなあ、こいつ。これで普通に社交性とか倫理観があるので、ダンジョンに潜らないとそのヤバさがわからないというのは結構な地雷じゃないだろうか。あと、ノームの子をあそこまで無理やりヒロインにするとは思わんかった
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八岐
ネタバレ★★★★ 承認欲求モンスターだぁ! シアちゃんの本性が中々ぶっ飛んでいて大笑いだったんだが、醸し出すポンコツ臭を諸共せずにその推理の瞬発力の高さで見事な名探偵っぷりを披露してガンガン名誉挽回してくれた辺りは格好良かった。未咲と得意分野が違い、だからこそクライマックスでお互いを補いながら相手を論破していくシーンは大いに盛り上がった。しかし、一番仰天させられたのは、やっぱりあの人の正体が明らかになった時でしたけど。これ、今の所メインヒロインってシア単体じゃなくて、双璧になるんじゃないの!?
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八岐
ネタバレ★★★★☆ スノウに続く燈色にとっての二人目のヒロイン・緋墨登場。何気にこの二人に関しては百合掛け合わせしないんですよね、燈色。そして決して百合を認めぬ燈色にとっての不倶戴天アルスハリヤ降臨。現状こいつは邪悪以外の何者でもないんだが。ゲームの主人公月檻とヒロインのラピスとレイの百合展開を推し進めようとして、逆にラブコメのメインとして彼女達の積極的なアプローチに食い破られ、見事に甘酸っぱさの餌食になり断末魔をあげる燈色が面白すぎる。ラピス達のスルー力も半端ないですよね、これ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 2年ぶりの新作。正直もう続き出ないのかと思っていたら、アニメ化ですって!? 素材としてはべらぼうに良きだけに、あとは料理法だよなあ。と、久々に読んだけれどこのシリーズやっぱり面白いですわ。読みはじめの冒頭からグイグイと引っ張り込まれてワクワクしながら振り回されていく。前回学園編だったのが今回は監獄編ですか。どんな場所でも変わらないベルトールの自由さが楽しい。何気に高橋は皆勤で行動共にしてますね。今回は彼女が主人公と言っても良かったかも。お姉ちゃんな黒竜も加わり主要メンバーは出揃ったのかしら。
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八岐
ネタバレ★★★★ タイトルで「友達の売り方」など不穏さを見せつけてきた作品ですが、ビジネス=金儲けというシンプルなイメージを覆す、ハートに訴えてくる熱量の物語でありました。ビジネスとは単なる商売、単なる金儲けじゃない。それは世界を変えるためのツール。主人公が自分でビジネスを動かす経営者じゃなく、コンサルなのはそのビジネスというツールをその本質を多くの人に伝えるため、ビジネスを成功させることによってたくさんの人を助けるため、幸せにするためという目的がねえ、痺れたねえ。それを十全理解して実行する事になるヒロインも。
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八岐
ネタバレ★★★★ 60年代のまま200年が経過したような冷戦下ソ連。心まで凍えるような寒々しい都市の中で人として扱われぬ非合法の掃除屋として生きる男。殺伐とした毎日の中でしかし男は血の繋がらない弟妹達に囲まれ、一人の愛する女性と過ごす日々を生きている。ヒロインの娼婦の少女と初めて結ばれた時のあの「あなたのお金と私のお金、合わせれば少しは具のあるボルシチが作れますから」という台詞は、買う買われるだけじゃないその後の彼らの関係を、この冷たい世界でも確かに温もりがあると確定された、凄く胸に響くシーンで忘れられない
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八岐
ネタバレ★★★☆ バルカくん、真面目で一途すぎるでしょ!? いやバルカとシビーユ二人共拗らせすぎじゃね? モテ男を気取って逆に軽佻浮薄でモテない男になってるの、明らかにワザとですしねえ。しかしこれだけシビーユに一途なくせに、最後の一線を超える事はシビーユにすら許さないって、厳しいなんてもんじゃないでしょう。シビーユ、エリッサの甘言に乗ってしまうと、好きな男と結ばれるために覇権を握ろうとする女になってしまうんだがw
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八岐
ネタバレ★★★★ そうだよなあ、真樹君だってまだ十代の子供なんだよね。前巻ではグチャグチャになりかけていた海のメンタルケアで彼女に寄り添い続けた真樹だけど、彼もまた両親の離婚に不安定になっている繊細な心の持ち主なんですよね。彼もまた、ずっと我慢してきた子なのだ。そんな真樹がぐらついた時に彼の不安に寄り添って弱った心を抱きしめた海のそれは、もう恋を超えて愛に至っているようにすら見えた。海一人じゃなくて、海の家族みんなで辛い気持ちに絶えられなくなった真樹くんを受け止めてくれたのって、大きいよなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ これ偽装でも付き合っている体なので、ヤキモキする関係を続けている事を周囲は知らないので、周りから後押しがないんですよね。だから、二人の関係は二人だけで進めなければいけないので、いい加減誰が見ても相思相愛なのに変な所で止まっちゃってるんだよなあ。その意味ではまゆ子達の甘酸っぱい恋人未満の関係の応援をする事が図らずも十色と正市の刺激になって後押しになったのか。しかしこれ、十色達に限らず周囲の連中も恋人ムーブの定義おかしくないか? ひたすらベタベタしてないと恋人じゃない、というのは偏見じゃね?
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八岐
ネタバレ★★★☆ 光のギャル聖女再び。こうしてみると銀華の方も大変なカリスマ持ちなんですなあ。しかしその光は強すぎて、浴びた人を魅了し夢中にさせてしまう。まさに闇の中の光に群がる虫のように。銀華の師匠がむしろ賛美や崇拝者こそが一番危険と指摘したのもこれならよくわかる。役割を終えた組織の仕舞い方というのはホントに難しいもので、皆悪い人じゃないだけに善意で地獄への道を舗装し兼ねなかった所で、琉花の善意と好意だけが一際一味違ったというか常に一方通行じゃなかったんですよね、きっとこれは。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 怒涛の展開だったけれど、様々な謎が一気に明らかになってスッキリした。いや世界の正体そのものには非常にびっくりさせられたけれど。人間が化物に変わってしまうのは、そもそも人間じゃなかった方式か。それにしても黄泉の国だったというのは驚かされたけれど。彩葉もママというには幼すぎる性格だとは思ってたけれど、むしろ子供達が育ての親だったというのは……何気に登場した親の中で一番真っ当に子育てできた親だったんじゃなかろうか、子供達。あと、ジュリよりロゼの方が想いの熱量高かったのね。
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八岐
ネタバレ★★★★★ 辺境の村の何でもない日々を、こんなに色鮮やかに描ける人がどれだけいるだろう。多幸感が半端ないや。サティとベル、なし崩しに結婚して子供も居る熟年夫婦になってしまったので、改めて結婚式をやってちゃんとプロポーズさせたのは実に良かったと思う。幸せが満ち満ちている。さらに村に新たな発展の可能性が生まれ、ベルがギルマスにという流れは、穏やかな日常が続くままにどんどんと未来が広がっていくようで、思わずワクワクしてしまった。アンジュもまた、違う土地を旅して見て回りたいという夢が生まれ、世界が広がっていくなあ
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八岐
ネタバレ口ぶりこそ貴人の執事だけあって丁寧だけれど、この主人公ってガラ悪いですよね。いや、可愛いお嬢様をイジってからかい遊ぶのは双方同意の上なのでイチャイチャでいいんですけど、他の人に対しては慇懃無礼だしわりと短気で頭に血が上りやすいしすぐに暴力で解決しようとするし、かなり危ないヤツだぞコイツw 相思相愛でお嬢様に愛を囁くことを厭わない主人公ですけれど、愛の言葉含めて従者としての説教にしても彼の言葉は自分にはあんまり響かなかった感じですね。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ どストライク。これは好きだわ。三雲先生の趣味に走った作品、自分の好みのど真ん中ですわ。これ寝とれと命令されてますけど、誰から寝取れという話なのかと思ったら命令した皇太子当人からじゃないか。寝取らせじゃん! しかも皇太子の正体は元婚約者の皇女様で今も相思相愛だから、皇女様からすると好きな男を自分に結婚相手に寝取らせる、という二重の寝取らせじゃん! これで皇女様が恋愛なんて割り切れる徹底した理性の人、自分も駒に出来る陰謀家というのなら兎も角閑話みるとめっちゃ乙女やん! ラスの事大好きやん!
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八岐
ネタバレ★★★☆ 神輿として担ごうと思ったら、神輿の上からガンガン命令してきて逆らえずに、担ぎ手としてこき使われる羽目になった旦那の実家、ご愁傷様である。でも出る杭としてどう足掻こうと打たれる運命だった以上、イリューテシアの担ぎ手に徹する事が侯爵家の生き残る目だったんですよね。しかし、この王妃様は権威の使い方を下手な王族よりよっぽど承知してるなあ。権威に現実と実行力を上乗せして完全に自分の武器として使いこなしている。現状、旦那が病弱で何もしてないのは間違いないんだよなあ。何か出来る体調じゃないのですが。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 真理亜、やたら皆無と深い関係が見えたにも関わらず世界観の紹介や皆無の為人の見せ駒として本人登場すらせずに物語から退場となった時は、モブにも濃密なキャラ設定を仕込むのか、と少なからず皆無のショックに共感を得ながら感嘆させられたんだが、怒涛のように復活してきて、強烈なリリスに負けずの存在感をぶつけてきて、一瞬で対抗ヒロインの座に強行着陸してきたのはいっそ天晴のパワフルさだった。リリスもここでママ味を山盛りに盛り付けてきたり、と間断なく可愛さを重ねていただけに、両巨頭体勢出来た所で打ち切りは実に残念だ
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八岐
ネタバレ★★★ ちょっとその性癖はレベルが高すぎてついていけないんですけど! これまでのエロダンジョンって全年齢版でもOKよ、というくらいのヌルいモノだった所からいきなりオナラはステップアップしすぎである。そりゃ規制的には何の問題もないかもしれないけど!? 自分エロゲでもこれは流石に見たことないんですが、よっぽどハードコアなヤツだとあるのか!? 表紙のアイヴィちゃん主体だけど、いい加減キャラ増えすぎて個々の出番が目減りしちゃってるのが気になる。エロダンにも関わらず付いてきてくれた結花はエロ健気ですなあw
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八岐
ネタバレ★★★★ 一般人という事もあり、これまで中途半端な立ち位置だったニイナだけど、今回自分の出自を活かして、政治顧問、軍師参謀として祐人の知恵袋としての立ち位置を確保したのは上手いなあ。何気に脳筋寄りが多くて、その辺間隙になってたんですよね。駆け引きやネゴ、陰謀などで祐人をサポート助言出来る人材ってそう言えばいなかったですからね。実質単騎独行出来てしまう祐人にとってそのポジは相棒足り得るんだよなあ。未だ祐人との記憶を取り戻していないという点もむしろ上がり目を抱えているとも言える。今回実はニイナ回だったんじゃ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 春華の水着姿は公の場で見せるにはやばすぎる。 ちょっとエロすぎない!? 待ちの姿勢ではなく、自分から誘って、という心一郎の勇気を出した泊りがけの遊びのお誘いはホント頑張ったと思うよ。イベントってのは自分で発起しないと。でも正直ラブコメイベントが逆行してるというか、真っ先に相手の親に告白挨拶して、次に家でのお泊りイベントして、そのあとに夏休みに海に友達と一緒に遊びに行く、というのは流れとしては逆じゃない!? いきなりゴール直前に行き着いちゃってる感があるからなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ ラゼ、一時の青春の終わり。悲しいのは大人たちの思惑や願いと違ってラゼ当人はこの一時の学生の身分を泡沫の夢のように捉えていた事だろう。友情も思い出も本物だけれど、それを置いていく覚悟を彼女は常に秘めていた。それだけに、全力で学生生活を楽しんでもいたんですけどね。学園祭はその最たる物であり、しかしその楽しさはラゼによりフォリア達を、友人達の日常を守るために軍人として日の当たる場所から退く覚悟を深めさせてしまったのは、大人達にとっては痛恨だろうな。それでもなお大人達はラゼを再び戦場に送り込むのだ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ これまで普通に男の子に見えていたアークスだけど、髪が伸びてこれ男装の令嬢にしか見えない! 凛々しいんだけど長髪の男の子には見えないよ? これまで革新的魔導具開発や戦場で武勲をあげるなどとてつもないキャリアを積み上げながら、今から学校通うんだ。自分の開発した魔力計が、魔力を数値化して可視化する事で自分の魔力の少なさを周知させてしまい差別の引き金になっているの、逆マッチポンプみたいだな。何だかんだと同世代の友人が増えるのは彼の世界も広がってイイ事なんじゃないかと。
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八岐
★★★★☆ モングレルさんが面白おじさん過ぎる! 昨今スローライフものってありますけど、このモングレルほどのんびり無理せず楽しく毎日を過ごすスローライフやってる人見た事ないんですよね。程よく働き程よく遊び程よく趣味に生きる。基本ソロで活動してるんだけど、友達も多いし後輩への面倒見も良いし、割と交友関係広いんですよね。実は強いんだけど、その強さを見せる場面は殆どなく、変な武器を買ったり道具を自作したり料理に凝ったり、とほんと自由に毎日楽しそう。どこか抜けてて愛嬌あって、見てるのが楽しい面白おじさんなのである
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(6003日経過)
記録初日
2000/01/07(9117日経過)
読んだ本
13937冊(1日平均1.53冊)
読んだページ
3577755ページ(1日平均392ページ)
感想・レビュー
3108件(投稿率22.3%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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