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2024年10月の読書メーターまとめ

じいじ
読んだ本
9
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3144ページ
感想・レビュー
9
ナイス
1163ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月のお気に入り登録
2

  • まめ
  • 読書メーター運営事務局

2024年10月のお気に入られ登録
3

  • Taxxaka_1964
  • まめ
  • なにょう

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

じいじ
この日本にとって最後の戦争が終わった時、私は満4歳を過ぎた頃でした。仙台から海岸線を4・5駅北へ行った地に、母と弟と三人で疎開した。ここでのすずめを生け捕りしたり魚釣りなど、毎日の生活は80年過ぎたがよく覚えています。さて今作の主人公は、戦争犯罪容疑者として両親兄弟とも別れを告げて逃亡します。彼の正当防衛の主張も、戦に勝っていれば不問に付されるところですが、負け戦ですから徹底して追われるのは止むを得ないことだ。これまでの吉村小説より、アメリカを意識したのか、切れ味をそがれた感じがしたのは気のせいだろうか?
じいじ
2024/10/22 06:46

キムチさん 私も想い出のつまった仙台を散策したかったです。でも今の体力では諦めざるを得ません。都内、いやバスで行く二子玉川までが精一杯ですから。だらしないですが、昨日の期日前投票所へも休み休みで30分もかかってしまいました。愚痴っぽい話で申し訳ないです。(笑)

キムチ
2024/10/22 07:09

愚痴じゃ無いですよ。想いを語らないと頭はどんどん細胞が消えていく…まして私も仙台は行くことないと思います。遠きにありて思う地。名物萩の月やタンは、まがいもの(笑)笹かまと◯松が最中(笑)東京一帯もメチャ行ってましたが、惹かれない。今はせいぜい、余情に浸る時間です。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

じいじ

散歩のエリアが段々狭くなってきました。本屋も定期検診のときだけになってしまいました。でも「本」が読めるのがサイコーの幸せです。9月は読まず嫌いの渡辺淳一の『失楽園』を初読み。★写真:散歩の途中で…。★9月に読んだ本の数:10冊 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/475738/summary/monthly/2024/9

散歩のエリアが段々狭くなってきました。本屋も定期検診のときだけになってしまいました。でも「本」が読めるのがサイコーの幸せです。9月は読まず嫌いの渡辺淳一の『失楽園』を初読み。★写真:散歩の途中で…。★9月に読んだ本の数:10冊  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/475738/summary/monthly/2024/9
青いうさぎ号
2024/10/09 10:09

「渡辺淳一のすべて」が共読みです✨お気に召してよかったです。わたしは初期の『阿寒に果つ』を読んでみたいと思ってます。のちの大作家のファム・ファタルはどんな女性で、それを小説にどう昇華されているのか…でも、全集にしか載ってないみたいですね。松本清張も読みたいです!今月もよろしくお願いします。

じいじ
2024/10/09 10:57

青うさぎさん「渡辺淳一のすべて」を読んだおかげで、食わず嫌いだった渡辺淳一の長編小説を2作品も読むことが出来ました。少し遅かった気がしますが、あれだけの小説を書きあげた作家ですから良しといたします。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

じいじ
長閑な『ボケ日和』のタイトルが好いじゃないですか。常々家内や子供たちに、じいじは「まだ大丈夫だよ」と啖呵を切っている身として読んでみたくなった。「いま、認知症を治す薬はない!」と著者の先生は曰く。また、人は誰でも○十歳になったらボケるとは決まっていません。私のおやじは93歳で他界する2・3年前まではボケる気配はありませんでした。読み終えて、冷静に自分を見ると、先生の言う「認知症予備群」に、私が突入しているのが分かりました。家内は勿論、娘・息子にも迷惑をかけないで逝きたいと思いました。【図書館】
恋空
2024/10/30 14:28

名札😌助かりますよね~そうそう、皆さん同じですよ☺️

じいじ
2024/10/30 15:29

恋空さん そうですよね。日本、いや世界どこでも「年の取り方」は同じでしょうから…。

が「ナイス!」と言っています。
じいじ
𠮷原を舞台に生きる人たちの「饗宴」はオモシロかった。有馬美香子は初読み作家でしたが、期待以上でした。花魁・華舞の主人公が、器量の良さが鼻もちなりませんが、頭の良さと性格がいいので良しとします。男どもは、彼女の焦らしの手練手管に惹かれて足繁く通ってきます。小生は花魁の仕事着脱ぎ捨てた彼女に惚れました。ミステリー調の仕上げにもそそられましので、もう1・2冊、別作品も読んでみたい。松井今朝子はヒット作『𠮷原十二月』の一部ですが、何度読んでもいいです。松井さんの傑作です。今作は吉原を知るには、恰好の一冊です。
恋空
2024/10/31 14:31

私も読ませて頂きますね。ポチっ👆☺️

じいじ
2024/10/31 15:36

恋空さん おもしろいですよ。ぜひ!

が「ナイス!」と言っています。
じいじ
この日本にとって最後の戦争が終わった時、私は満4歳を過ぎた頃でした。仙台から海岸線を4・5駅北へ行った地に、母と弟と三人で疎開した。ここでのすずめを生け捕りしたり魚釣りなど、毎日の生活は80年過ぎたがよく覚えています。さて今作の主人公は、戦争犯罪容疑者として両親兄弟とも別れを告げて逃亡します。彼の正当防衛の主張も、戦に勝っていれば不問に付されるところですが、負け戦ですから徹底して追われるのは止むを得ないことだ。これまでの吉村小説より、アメリカを意識したのか、切れ味をそがれた感じがしたのは気のせいだろうか?
じいじ
2024/10/22 06:46

キムチさん 私も想い出のつまった仙台を散策したかったです。でも今の体力では諦めざるを得ません。都内、いやバスで行く二子玉川までが精一杯ですから。だらしないですが、昨日の期日前投票所へも休み休みで30分もかかってしまいました。愚痴っぽい話で申し訳ないです。(笑)

キムチ
2024/10/22 07:09

愚痴じゃ無いですよ。想いを語らないと頭はどんどん細胞が消えていく…まして私も仙台は行くことないと思います。遠きにありて思う地。名物萩の月やタンは、まがいもの(笑)笹かまと◯松が最中(笑)東京一帯もメチャ行ってましたが、惹かれない。今はせいぜい、余情に浸る時間です。

が「ナイス!」と言っています。
じいじ
12の短篇それぞれ個性に富んでいるので飽きません。少し長めの80頁の表題作は、全体が昏く重いのであまり人気ないようですが、敢えて私はこれを押します。無闇に人を殺めるのはいけませんが、裏稼業の「ぬけに」を邪魔する奴は、やむを得ない場合は、岡っ引きであろうと容赦しません。「持ちつもたれつの相談」に乗っていただけないときは死んでいただきます。「深川安楽亭」は命知らずの男たちのたまり場。そこを舞台に繰り広げられる人間模様が私は好きです。
が「ナイス!」と言っています。
じいじ
頑固者の私は、自分の「終活」については80歳まではほとんど考えなかった。考えたくなかったのかも…。さて、歯に衣着せぬ物言いが小気味よい内館小説は、今作も75歳の主人公・英太夫婦が、冴え渡っています。7作目の内館さんですが「面白い順」は『すぐ死ぬんだから』と、どちらをトップにするか、まだ結論がだせません。決して自分の主張を曲げない夫を見事に操縦して、夫婦が円満なのは、奥さまあってのものと思います。夫の不倫騒ぎも「この程度は火遊びのうち」と、泰然自若と構えている。奥さまの方が一枚も二枚も役者は上のようです。
が「ナイス!」と言っています。
じいじ
恋愛性愛小説は好きで、小池真理子・高樹のぶ子・立原正秋・村山由佳…らのそれは読んできたのに、渡辺淳一は「読まず嫌い」で終わるはずだった。幸いにも『失楽園』『愛の流刑地』の長編を読むことが出来た。この二作、私的にはミリオンセラーの『失楽園』より、再起を期して「小説家への夢よもう一度」と50歳を超えた男が主人公の『愛の流刑地』の方が面白かった。どちらも不倫の恋の話だが…。そこを議論すると「恋愛性愛小説」が存在しなくなるので・・・。
恋空
2024/10/12 16:08

じいじさん、そうだったんですね🤭私も初期の作品また読みたいと思います✨

じいじ
2024/10/12 17:23

恋空さん 初期の作品のおススメ小説をあたってみますね。

が「ナイス!」と言っています。
じいじ
渡辺淳一は、これまで読まず嫌いできた人気作家の一人ですが、ミリオンセラーの『失楽園』を先日読了した勢いで『愛の流刑地』を読んでみた。感想は下巻で…。
青いうさぎ号
2024/10/06 23:25

実はこちらは未読です。『失楽園』と比べてどうでしたか?レビュー楽しみにお待ちしてます✨

じいじ
2024/10/07 06:04

青うさぎさん おはようさん。こちらは上巻だけですが、こちらの方が抑えめですかね?『失楽園』ファンには必読の一冊だと思います。

が「ナイス!」と言っています。
じいじ
読書メーターの読み友さんに「この作家は、じいじさんの好みに合うと思いますよ」と言われて読み始めた北重人の三作目。1948年生まれですから私よりだいぶお若いです。残念ながら、若くして鬼籍に入られてしまった作家である。今作は「北重人遺稿集」と表題に書き添えてあるから、氏の最期の短篇集です。間近に迫ったご自分の「死」を悟られているのでは?、と思いました。既読の二作とは明らかに読み心地が違うからです。果たして北重人さんの著作は、あと何作あるのか分かりませんが、もっと読んでみたい。合掌
青いうさぎ号
2024/10/05 12:35

読み友さんの推し、クリーンヒットでしたね。わたしには未読の作家さんですが、帯を見ると葉室麟さん文が。気になりますなぁ。

じいじ
2024/10/05 13:28

青うさぎさん わたしの何倍もの本を読まれている方なので…。「帯の葉室麟さんの惹句が…気になる」さっそく手元の本を覗いてみましたら、こちらは図書館本なので帯は外されていました。機会がありましたら1・2冊読んでみてください。葉室麟・藤沢周平の時代小説とは違った味わいの作家です。

が「ナイス!」と言っています。
じいじ
やっぱり周五郎小説は面白い。12の短篇どれもハズレなしですから安心して読めます。お洒落なタイトルの表題作は、想像していた筋書きよりシビアな武家モノですが、面白いですよ。本筋は代替わりした息子・信太郎が、父親が昔受けた受けた恥辱への敵討ちを…。同時進行して語られる信太郎の恋話もなかなかいいですよ。いまでは考えられませんが、親同士が決めた許嫁同士が、16年の歳月の後に漸く逢うことに…。この短篇集は何年か後に、就寝前に一話ずつ味わいたい短篇集です。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/28(3803日経過)
記録初日
2011/02/01(5046日経過)
読んだ本
1819冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
573672ページ(1日平均113ページ)
感想・レビュー
1803件(投稿率99.1%)
本棚
235棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

「本」を読んでいる時が幸せタイム。
「読書メーター」のお蔭でステキな読友さんと出会い、面白い本を手にする喜びに感謝です。
8月に83歳になりましたが、体力の低下は否めません。
そろそろ作家の絞り込みをしなければ…と思っています。

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