読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

Cinejazz
読んだ本
73
読んだページ
5245ページ
感想・レビュー
73
ナイス
1945ナイス

2024年5月に読んだ本
73

2024年5月のお気に入り登録
3

  • イヴ
  • バネ
  • ごーちゃん

2024年5月のお気に入られ登録
3

  • イヴ
  • バネ
  • ごーちゃん

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Cinejazz
国際的ピアニストへの登竜門として名高い「芳ケ江国際ピアノコンクール」を舞台に、自己最高の音楽表現に人生の夢を託して挑戦する若き天才ピアニストたち。その激しく震撼する葛藤を描き、直木賞と本屋大賞のW受賞の栄冠に輝いた<恩田 陸>さんによる青春群像劇。・・・〝プロとアマの音の違いは、そこに含まれる情報量の差だ。一音一音にぎっしりと哲学や世界観のようなものが詰め込まれ、なおかつ瑞々しい...それらは固まっているのではなく、常に音の水面下ではマグマのように熱く流動的想念が鼓動している。 音楽それ自体が↓
Cinejazz
2024/05/02 15:07

→有機体のように「生きて」いる〟〝・・・やはりピアニストというのは、心で弾いているのだ、と思うのはこんな時だ。 夏の高校野球のピンチの場面で、一人がエラ-するとガタガタと崩れてエラ-が続くのを見ているたび、スポ-ツは心でやっているのだと思うのだが、まさに音楽を奏でているのは指ではなく心なのだ・・・〟

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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

Cinejazz

4月のマイベスト:『心淋し川』(西條奈加).『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(米原万里).『戦場のアリス』(ケイト・クイン).『暗殺者グレイマン』(マーク・グリ-ニ-).『第三の銃弾』(スティ-ブン・ハンタ-).『私の本棚』(新潮社編) 2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:70冊 読んだページ数:5185ページ ナイス数:1948ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/52329/summary/monthly/2024/4

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2024年5月の感想・レビュー一覧
73

Cinejazz
〝お城のお姫さまと騎士は、結婚して、末永く幸せに暮らしましたとさ。 ・・・めでたし、めでたし! お・し・ま・い・・・〟と、ここから始まるこの絵本。 どうして、お姫様と騎士が結婚することになったのか? ・・・そのわけを、どんどん溯っていくと・・・なんと! 些細な出来事がきっかけだったことが分かる、意外な結末(いや、始まり)を、見て、聞いて愉しめる、ユニ-クなお話し絵本。
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Cinejazz
〝「お月さま、ぼく、熱があって眠れないの・・・」 おや、あの音は? あの音なんだ?... 誰かがぼくを、呼んでいる...あれはきっと、友だちの声・・・〟淡く青い月が灯る夜、熱があって眠れない少年が独り、宵闇をさまよって歩きだす・・・不思議な美しさで表現された谷内こうたサン・絵、武市八十雄サン・文による幻想の夜。 🏘🌙
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Cinejazz
〝 いつか きっと 会える・・・暑い日 砂山に 見つけた 友だち 〟・・・夏の砂山で、一匹の野良犬がめぐり会った、麦わら帽子を顔に被せた一人の少年。 眩しい太陽の陽がふりそそぐ海辺での、犬と少年の不思議な出会い・・・。1971年ボロニア国際絵本展グラフィック賞を受賞した<谷内こうた>さんの作品。
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Cinejazz
ニワトリが卵を産む...卵の殻が割れ、ヒヨコが生まれる...。 イタリアの絵本作家<イエラ・マリ>が、鮮やかな色彩で描いた、文字のない芸術的絵本。 🐓🥚🐤
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Cinejazz
一本の大木をめぐる四季の移り変りを背景に、大地と空に息づく命の詩を詠った、イタリアの絵本作家<イエラ・マリ>の芸術作品のような、文字のない息をのむ美しい絵本。🌳
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〝これに、おわすは「お犬様」に御座りまする・・・ 「皆のもの、こ奴に、なんの不自由もさせぬよう、よおく面倒をみてやるのじゃぞ」・・・珍しいものが大好きな将軍さまが飼う、それはそれは巨大な「お犬様」に臣下たちは、大わらわ・・・!〟『生類憐みの令』を皮肉った、てんやわんやの奇想天外な絵本。🐩🐕🐶
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Cinejazz
〝むかし、姫路の代官・青山鉄山の屋敷に<お菊>という綺麗な娘が働いておりました。ある日鉄山は、家宝の皿を出してきて「これお菊。この十枚の皿をお前に預ける。決して失くしたり、割ったりしては、ならんぞよ」「かしこまりまして、御座います」・・・〟怪談『播州皿屋敷』を紙芝居で読む、大笑い落語劇場版。皿を数えるお菊さんの幽霊を見ようと、見物人まで出るようになって、夜店の屋台には<お菊饅頭><お菊煎餅><お菊最中>に<お菊政宗>というお酒まで売りだされ、今夜も大盛況!…「待ってました―っ! お菊さ―ん、日本一!」。
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Cinejazz
ドイツ中西部タウヌス地方、2007年春。 殺害されたホロコ-スト生き残りのユダヤ人は、司法解剖の結果、遺体の刺青からナチス武装親衛隊員だったことが判明。 現場には、血染めの「16145」の数字が・・・! 第二、第三と発生する凄惨な連続殺人事件に翻弄される、地元ホーフハイム刑事警察署の刑事たちの苦悩と活躍を描く<オリヴァ-&ピア>シリ-ズの第三作目は、開幕早々から真相解明までの緊迫感と〝60年経っても癒えない深い疵〟の強烈な余韻の残滓に慄える衝撃の長編警察小説。
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Cinejazz
クマとリスの友情絵本『そばにいるよ』『そばにいるよ、わたしも』のシリーズ第三作目は、「パーティをしよう! 思いっきり楽しもう! どう?」と持ちかけたリス。「いいよ、いいけど・・・どうすりゃいいの? 友だち呼ぶの・・・」と、クマさん 大げさなパーティは気が進まなかったけれど、友達の顔を見たら、もう大丈夫。みんなと歌って踊って、あぁ楽しい! ところが、リスの姿が見えなくなちゃった。一体どうしちゃったの?・・・ 大勢の友達と関わりと、どんな時も寄り添ってくれる友だちの存在を語られたこころ和む絵本。
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Cinejazz
堅い友情で結ばれている(はずの?) <クマ>と<リス>の『そばにいるよ』の続編では、<ニワトリ>が登場!・・・ある日、二人でバンドの練習をしていると、元気いっぱいのニワトリが「ねえ、なに、してんの? わたしも混ざりたい! 」って、言ってきた。 「ごめん、君は素敵だけど、ぼくらは二人がちょうどいいんだ、三人なんて多すぎる・・・」「そうか! そういうことなら、私は私の道を行く!」 と立ち去るニワトリ。ちょぴり心の痛い二人。やがて、一人になったニワトリが窮地に・・・! 本当の仲間となる試練の巻。🐻🐿🐓
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Cinejazz
<おっきなクマ>と<ちっちゃなリス>の、心いやされる友情物語・・・きみが何処へいこうと、ついていく。きみが何をしようと、そばにいる。どんなに機嫌が悪くても、ばかみたいな時も、調子のいいときでも、わるいときでも、楽しい時も、悲しい時も・・・そうする、そのつもり・・・見守ってくれている友だちがいるのって、最高だよね !! 🐻🐿
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〝私たちのベッドは二段ベッド。お兄ちゃんが上で、私は下。どうしてかな? 「私も上に寝たい」と、言ったら「上はとっても危ないんだ。お前には、まだ早い」と、お兄ちゃん。 それは本当のことだった・・・〟それぞれの段で眠りにつく前に交わす、ちょっとした会話・・・天井裏のお化け、幽霊街、ジャングル探検、嵐の中の難破船…兄と妹が夢中になって話す冒険談の数々。やがて、二段ベットが、三段、四段と積みあがっていく圧巻のラストは必見です。👧🛏🛏👦🛏🛏🛏
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Cinejazz
岬に一本、灯台が建った。生まれたての灯台だ。夜になったら、灯りをクルクル、海をピカピカ、光りは船の目印になった・・・漁船や客船、魚や鯨が毎日行き交う。 知らない何処かから来て、何処かへ行く・・・。遠い国の驚くような話を、渡り鳥からたくさん聞いた灯台は、自分は何処にも行けないことを痛感する。 ある冬の日のこと、灯台は大嵐に襲われることに。・・・吹きすさぶ雨風のなか、灯台に課せられた役割とは、いったい・・・?
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Cinejazz
〝私は春。私が目を覚ますと、寒さはだんだん和らいできます。冬の処に行って、こう云います「そろそろ交代ね」。 冬は決まって、こう云います「あら、一年ぶりね。春がきたわ」...それから何ヶ月かすると、夏がやってきて「ようし、秋が来るまでがんばるぞ」と、夏は云うのです。...「秋? そういえば、私は秋に会ったことがない・・・そうだ、秋に手紙を書こう」〟春は、バトンタッチすることがない秋との往復書簡をとおして、めぐるめく春夏秋冬への思いが描かれた、日本の柔らかな風物物語。🌸🌞🍂⛄
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Cinejazz
ある日、ルイスとお姉ちゃんのサラが、森に出かけた。 すると、大変なことが! ルイスが「ベロベロ怪獣ゴクリン」に食べられちゃった! ・・・サラは、大急ぎで後を追いかけた。あとちょっとで追いつく、ってところで「バサバサ怪獣ムシャドン」に、ゴクリンが食べられちゃった! サラはムシャドンを追いかけた。ムシャドンは「ヌメヌメ怪獣バクリュウ」に、バクリュウは「トゲトゲ怪獣モグルス」に、モグルスは「フサフサ怪獣ガブゴン」に食べられちゃった! ・・・さて、ルイスの救出や果たして・・・?
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Cinejazz
詩・谷川俊太郎さん&絵・和田誠さんのコンビで語られる、「森に棲む熊と屋根裏の(或いはアンティークショップの)テディベア」の切ない行く末のお話し絵本。〝森の熊は、歳をとる。目をつむり、落ち葉の上に横たわり、静かな溜息、ひとつして・・・〟〝屋根裏のテディベアは、歳をとらない。ただ擦り切れるだけ。綻びるだけ。だんだん値段が高くなるだけ・・・〟🐻🧸
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Cinejazz
〝昔ばなしの中の道を歩いて行った。 大きな山があった 山を越えた。 大きな川があった 川を超えた...怖ろしい魔女に会った。 魔女は「友達になりたい」と言った。僕は騙されなかった...そこへ悪魔が来て、魔女を殺した。 悪魔は「友達になりたい」と言った。 僕は、昔ばなしから逃げ出した・・・〟詩・谷川俊太郎さん&絵・和田誠さんのコンビで描かれた、人を喰ったような、奇怪でユーモアあふれる大人のファンタジ-。 ♄
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Cinejazz
〝買ってもらった青い傘。 クル クル クル。 青い空には、空いっぱいに青い傘...「なかなか、雨、降ふらないなあ~」...ポッ ポッ ポッ...雨の音...ポト ポト ポト...ザザ―...風がどんどん強くなって 「あっ!」...青い傘 飛ばされた...「もしも、びしょ濡れおじさんに拾われて、知らない処へ連れていかれたら、どうしよう」・・・〟新しい傘を手にした、少女の浮き立つ喜び、傘さしたくて雨を待つ少女、風に飛ばされた傘を探す少女・・・素朴な絵と語りの、優しさに包まれた絵本。 ☂👧
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Cinejazz
〝一平くんは、絵を描くことのが好きな男の子。クラスの中でも独りぼっちなりがちですす。 「ぼくは、独りぼっちには慣れている」 学校から家に着いたら、鍵が閉まってた。寒いし、お腹が空いたし、膝がひりひりする...「ぼくが、こんなに辛い思いをしていることを、誰も知らない・・・」 「そうだ! お母さんを迎えにいこう!」・・・〟人は、誰でもみんな、独りぼっち。 でも、あることがきっかけで、人との触れ合うことの喜びと、一人でいる時の思いの違いを悟り、成長していく大人の絵本。
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Cinejazz
ぼくの大好きなパパは、して欲しい事、なんだってやってくれるんだよ! ・・・雨合羽になるし、飛行機や荷物掛けにも、ガードマンだって、クッションにも、お馬さんや目覚時計にだって・・・ほんと重宝してます。 好き好きパパ、大好き! 👨‍👦
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Cinejazz
今日は坊やの誕生日です。ママがバースディ・ケーキづくりの電話をかけました。「はい、承知しました」 「では、よろしくね」・・・ママのキッチンへやってきたのは…ショベルカ-、ブルド-ザ-、働く車を操縦する沢山の小人たちでした!! ・・・バタ-、小麦粉、砂糖を混ぜて、こねて、焼いて、クリ-ム塗って、出来上がり! 「お待ちどうさま」・・・ケーキ製造工事の様子を、詳しく紹介した奇想天外な絵本です。🎂🍰
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Cinejazz
〝皆さんもご存じのように、第十二次世界大戦があり、文明が破壊されてしまいました。町も、都市も、村も、地上からそっくり消えてしまいました。森も林も全滅しました。そして全ての庭も・・・ある日、それまで花をいちども見たことのなかった若い娘が、たまたま世界に残った最後の花を目にしました・・・〟アメリカの画家・文筆家<ジェームズ・サーバ-(1894-1961)が、平和への願いを込めて、第二次世界大戦の直前に描いた痛烈な風刺作品を、<村上春樹サン>の新訳で復刊された大人のための寓話。 🌹
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Cinejazz
早逝した美しい母、末期癌で余命幾ばくもない父、遺伝子解析会社に勤務すり長男の泉水(イズミ)、グラフィティアーティストの次男春(ハル)の家族は、辛い過去を抱えていた。その記憶が消えない兄弟の周辺で、奇妙な連続放火事件が発生する。謎の解の解明に乗り出した兄、春をつけ回す美人スト-カ-、彼らが交錯しあい遂に直面する驚愕の真相とは・・・。画期的で独創的な文体スタイルとスト-リ-展開に翻弄されながら、溢れ出る感動の読書体験が堪能できる新機軸満載の傑作長編小説。
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Cinejazz
「ドーナツの穴」は、いつ、どうしてできたのか? ・・19世紀中ごろ、アメリカ人の船のコック見習いだった16歳のハンソン・グレゴリ-が、朝食を作っているときに、思いつきから出来上がったもので、最初の名前は「穴あきケーキ」と呼ばれた。水夫たちに大好評となり、世界中に広まっていき、みんなの大好きなドーナツになったってわけだわ!・・・「ドーナツの穴」発見と、その後の紆余曲折が描かれた、ユニ-クなノンフィクション絵本。🍩🍩🍩🎆
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Cinejazz
眠れない夜、羊を数えても眠れないリーセンは、人形と一緒でないと眠れない...「ママ、お人形を持ってきて!」「自分で取ってらっしゃい」...リーセンは、お人形をもってきて、ベッドに入れた。すると人形は、熊の縫ぐるみがないと眠れないと言い、熊は犬を、犬は猫を、猫は兎をと・・・ベッドは、リ-ーセンの縫ぐるみで満員に!・・・「ママ、あたしの寝るところがなくなちゃった!」「あら、あら、可哀そうに」・・・ママは、お人形だけをベッドに残して、みんなを連れだし「おやすみ、リーセン」・・・。👧🧸🐶🐱🐰
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Cinejazz
〝いつもと同じ夏の日、町が目を覚ましました。でも、少しだけ違うところがありました。 町が、ちょっぴり…水びたし!  でも大丈夫、心配いりません。水はそのうち引いて、すぐ元通りになると決まってるから・・・。町の動物たちは学校に仕事に、いつもどおり暮らしていました。たった1匹を除いて・・・〟町を襲った洪水の災難。「なんとかしないと!」一匹の小さな声は、みんなに届くのか? ・・・ 災害は忘れる間もなくやって来る! ・・・町のみんなの力を合わせて、困難に立ち向かう勇気を奮い立たせよう!
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〝ある村に、パホ-ムという名の農夫がいました。 パホ-ムは働き者で、毎朝、夜明けとともに畑に立っていました。 ある日、町で暮らす奥さんの姉さんが来て「よくこんな暮らしをしているわね。町ではお金さえ出せば、何だって自分のものになるのよ」 奥さんは、畑仕事がどれほど楽しいか話します。 「でも、幾ら偉そうなこと言ったって、自分の土地じゃないんでしょ」・・・パホ-ムの一番気にしていることを言われ、「そうだ、自分の土地だと、もっとやり甲斐がある。 土地さえあれば、何だって怖くない。悪魔だって・・・」 悪魔が↓
Cinejazz
2024/05/14 08:00

→こっそり、それを聞いていたことを、パホ-ムは知りませんでした・・・〟文豪トルストイ原作の“人間のとどまることを知らぬ欲望と野心”を諫めた、ロシアのある地方に伝わる民話を絵本化。 土地(領土)の拡大を巡る争いは、人類の歴史が始まって以来、今日も絶え間なく続いている・・・。

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Cinejazz
〝この冬最後の寒さが、やって来た日・・・ドドドド ドド どっす—ん!! ・・・森で一番背の高い欅の木が倒れました。森で一番歳をとっていたのです。 「この森で、一番大きくて、一番空に近づいた、そんなあなたが、なんてことだ! 今では空から、一番遠い木になってしまった」と、昔馴染みの橡の木が、淋しがりました・・・〟地に倒れてから土に還るまでの欅の思いを、やさしいまなざしで静かに見つめた絵本。
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ある日ある時 「おーい、おいで」と、誰かに呼ばれて、ぼくは生まれた。名前は<フクマル>。ぼくを、この世界に呼んでくれたのは、誰?...家に着いたぼくを、しっかり抱いてくれたのは<お母さん>「お前の目は、まるで哲学者みたい」だって...うふふ。蝶々や蟻んこ、小鳥に蜜蜂もいる! 空いっぱいの綿雲。お兄ちゃん、お帰り! お姉ちゃんはシャボン玉...生まれてきて、みんなと出会った。会えてよかったよ、みんな...ぼくを呼んでくれたのは、<あなたたち>だったんだね・・・。
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〝暑い暑い、夏の日のプール。「わあい! プールだ!」 ザップ—ン! 潜れ 潜れ 潜れ! あぶくぶく ぼこ 泡 泡 わあい! 蝶々みたいに、イルカみたいに、わたしは泳ぐ。弟はまだ泳げないけど、わたしは飛びこむ! ・・・〟太陽のぎらつく光と水飛沫が、子どもたちの大歓声と一体になって、辺り一面に跳ね返る、絵の綺麗な夏の絵本。
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Cinejazz
〝ある日の夕方のこと。小さな小さな野良猫が女の子と出会う「独りぼっちなの?」野良猫はニャ-ンと泣いた「あなたって、豆大福にそっくりね」...女の子が家に連れて帰り、お母さんに「ねえ、うちの子にして、いいでしょ?」「う―ん、うちは和菓子だし、猫はどうかしらね」・・・〟お店で踏まれそうなり、街の通りへ出て行った先々では、仔猫を美味そうな豆大福と間違える人が次々と現れて、追いまわされる羽目に・・・。果たして、豆大福の結末や如何に!?
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ドラゴンの<フランクリン>と、友だちの<ルナ>は本が大好き...今日は、606歳になるフランフリンの誕生日です。サプライズ・パーティ-の準備のため、町外れの本屋さんにフランクリンを連れ出しました。ところが、友だちの亀の<アームストロング>が消えた!...後を追いかけているうちに、お伽話の本の中に飛びこんだルナとフランクリンの運命や如何なことに・・・〟物語の登場人物や、月から駆けつけてきたフランクリンの従弟のドラゴンたちを交えての、ハプニング連続のビックリお誕生日会の始まり、始まり!
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〝本が大好きな<少女ルナ>とドラゴンの<フランクリン>、亀の<アームストロング>は、仲間を探すため、世界中を旅することにしました! ・・・雪男や巨人、妖精、など、さまざまな生き物たちと出会いながら、行き着いた先とは?!・・・フランクリンの従弟たちが棲む月世界でありました!・・・〟『フランクリンの空とぶ本やさん』に続く第2弾は、宇宙に飛び出たスペ-ス・アドベンチャ-どす!
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〝本が大好きな<ドラゴンのフランクリン>は、寒い夜でも本を読めば、心も体もポカポカしてきます。 岩穴にあるフランクリンの家は、本だらけ。フランクリンは、誰かに本を読んであげるのも、もの凄く好きなんです。町の人たちにも本を読んでもらいたい!と思っているのですが、怖がって逃げていってしまうのです。...そんなある日、森の木の下で、本を読んでいる少女の<ルナ>と出会います・・・〟アーサ-王のお話、お菓子の作り方、音楽、宇宙の物語・・・夢いっぱいの「フランクリンの空飛ぶ本屋」の大冒険が始まりです。
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〝むかし昔、砂漠の真ん中に、わるい、わるい王さまがおりました。 我儘で、意地悪で、二言めには「首をはねてやる! 」が口癖でした・・・愛想をつかした家来たちは、みんなお城から逃げていってしまい、王さまは独り暮らしを愉しむのでした「ああ、せいせいしたわ!」・・・やがてある時、領地の通行料の代わりにと<しあわせの実>がなる種を貰った王さまの行く末は・・・〟権力者の傲慢さを戒める寓話は、いつの時代も庶民の味方です。
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〝今日はクリスマスイブ。 でも、男の子は独りぼっち。お母さんが、街の小さなレストランで、夜おそくまで働いているのです。男の子は、夕食を済ませると、お母さんが大切にしているスノ-ド-ムを覗いていると、雪がドームいっぱいに舞い上がり、橇に乗ったサンタクロ-スが浮かんだと思うと、外に飛び出してきて「いっしょにおいで! わしの仕事を手伝ってくれるかな?」・・・〟「遅くなってごめんね」Xmasケ-キを買って帰ってきたお母さん「アラッ、起こしちゃった?」・・・ “とびっきりのクリスマス” の夜のお話し絵本です。
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〝兎のジャスパ-は、ニンジンを食べている時が、いちばん幸せだった...奴らが畠から家の中までやって来るまでは・・・!!〟畠のニンジンは、大きくて甘くて、いつでも食べ放題。 でも、それも、不気味な奴らがつけ狙ってくるまでだった・・・ ハロウィ-ンの時期にぴったりの、アメリカで数々の賞に輝いた『恐怖のおばけパンツ』と並ぶ、こわおかしい傑作絵本。
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兎のジャスパ-は、ママとパンツのお買い物。「ママ、これ、欲しい!」 ジャスパ-は言った。「ちょっと気味悪くない?」 ママは言った。「ぜーんぜん。つうか、カッコいいし。ぼくはもう、大きなお兄ちゃん兎なんだよ」ママは.一枚だけ、買ってくれた。・・・その夜、ジャスパ-は、かっこいいパンツをはいて寝ると・・・!〟妖しく光る緑のパンツ。 寝ている相場じゃなくなったジャスパ-とオバケ・パンツとの、闘いの火蓋が落とされた!・・・。
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〝「ねえ、兄ちゃん、なんでお握りは、こんなに旨いの?」小鬼(コオニイ)が聞きました。「うーんと、えーっと、そうだ! きっと、名前におにって、つくからだ」「あっ!やっぱり。鬼のつくったお握りだから美味いんだ」〟鬼の子たちが始めたお握り屋さん。ひと口食べただけで、美味しいと大評判に。ちょうど売り切れたときに現れたのは大鬼(オオオニ)だった。さて、どうしようか。みんなで知恵を絞って出来上がったのは、超特大でっか—いお握りでした。お握り食べて、みんな仲良しグル-プに!
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Cinejazz
〝ポムは悪戯好きな熊の仔。 今日もこっそり蜂蜜を盗っていたら「こらっ―!! いっつも、いっつも、許さないわよ—!!」蜂の仔ナナに見つかったポムは、素早く逃げて行く「あっかんべーだ」「熊なんて、大っ嫌い!!」・・・〟蜂蜜を狙う森の熊たちに憤慨したナナが思いついた事とは?「蜂蜜の種」で熊たちと仲良くするこことができるのか?・・・ポムとナナの友情が花ひらく、ほのぼの絵本です。🐝🐻🌺
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Cinejazz
〝「ヘソの実」は、子どものお臍を雲に埋めると、生えてくるんだ。昔は、子どものお臍を盗って食べてたんだが、今は「ヘソの実」があるから、盗らなくなったなあ~」〟・・・子どもの頃、稲光が鳴ると、カミナリさんにお臍を盗られるから、お腹を隠して家の中に隠れるように言われたことを思い出す・・・。カミナリのピカリに連れられて、雲の上でヘソの実料理をご馳走になった少女ハナのお話し絵本。 ⚡⛈
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
高畠 純さんの『あはっ!』と並ぶ 10話の「4ページえほん」。登場するキャラは、動物の家族や友だち、自然との関係をユーモラスに描いた、ほのぼのとした余韻の残る大人の漫画です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
アフリカ大陸の月夜に、さまざまな動物たちが「影絵」となって「オレ、誰だ?」って問かけてきます。さあ、よい子のみんなは、いくつ名前を言えるかな? わかったら、元気よく手を挙げて。ハイ!・・・「ハイ、ハイ、ハ-イ」って声が聞こえてきそうな絵本です。🦒🐘🦇🐊🐒🦁🦓
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝なんて、いい日!・・・くるくる踊り、くるくる回り、ゆらゆら揺れて、どんどん踏んで、どんどんどん!・・・口笛ふいて、でんぐり返しに、かくれんぼ・・・こんなに素敵な空だから「な・ん・て・い・い・ひ!」って、さけんじゃおう・・・〝雨の中、子どもたちは傘を差しながら、踊ったり歌を歌ったりと、楽しそうに散歩する。やがて雨が止み、青空が子どもたちを包みこむ・・・生命力があふれる子どもたちの姿を、『なみ』『かげ』『せん』のスージ-・リ-が躍動的に描いた爽やかな絵本。
洋書好きな読書モンガー
2024/05/10 18:09

子供の頃って雨の日の行き帰り、水溜りにわざと入ってビチャビチャとかしたよね。好奇心旺盛だったせいかな。雨の日もなんか楽しくて、でもちょっと物悲しい。子供と雨の日というと「隣のトトロ」が観たくなるのは私だけでは無いはず。きっと。

が「ナイス!」と言っています。
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子どもはよく笑う。 わけもないのに、よく笑う。 何でもない事でも、嬉しくて笑える・・・そんなシーンを集め、詩人・谷川俊太郎さん+19人のアーテイストたちの挿絵と写真で綴った、生きていることの喜びの瞬間。〝目が覚めた。いい臭いがしてくる・・・ご飯の炊ける臭い...雨上がりの蜘蛛の巣...プフ-! 寝たきりのお爺ちゃんのオナラ...ぼくの蒔いた種、芽をだした...なんだか嬉しい・・・〟
が「ナイス!」と言っています。
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〝トロル村の決まりでは、涙を出しては、いけないことになっている。涙が出そうになったら、こみあげる涙を、ぐっと飲み込まなくちゃならない。一粒でも涙が落ちると、長老たちがやって来て、誰にも見られないうちに、涙を掬い取って湖に捨ててしまう・・・〟北欧の森に棲むトリムの大好きな父さんが、重い病気で急死してしまう。 その時出た「ナミダ」から、悲しみや喜びを閉じこめずにいられる、素直な気持ちが現れ出る素敵なもの、と教えられるトリム。〝あなたの父さんもあたしも、いつも、あなたと一緒にいるのよ。姿が見えないだけなのよ〟
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
アメリアカ陸軍レンジャ-部隊の軍曹(バン・ショウ)は『家に帰って来て欲しい、出来ることなら ― ドノ』という手紙を受け取り、窃盗や偽造の方法を教えられて育てられた、プロの泥棒の祖父(ドノバン)の家のあるシアトルに、急ぎ帰郷した。 何故、会いたがっているのか? 胸騒ぎ覚えながら家の扉を開けると、銃で頭を撃たれ、瀕死の重傷を負った祖父の姿を目撃する!・・・ミステリ賞三冠を制したという本作・・・出だしの好調は続かず、哀愁色に染めあがる結末まで、まどろっこしさに振り回された翻訳小説でありました。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝寂しがり屋の魔女がいました。お誕生日なのに、今年もまた独りぼっちでした。 そこで魔女は、ケーキを焼いて人形をこしらえました。その人形に “ハッピバ-スデイ” を歌って、ダンスを踊って、ニコニコ笑顔を見せるよう命令しました。 それから、魔女の家の掃除や洗濯、用事を全部やるようにと・・・「さて、その後で」と魔女は言いました「お前を食べるとしようかね」・・・〟食べられそうになったケーキ人形が、いかにして魔女を虜にし、素敵で楽しいお誕生日を過ごしたのか? それは見て、読んでのお愉しみ!・・・。
が「ナイス!」と言っています。
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〝目立つの嫌い。 恥ずかしがり屋。 景色(絵本)の中に隠れて暮らしている<カクレンボ・ジャクソン>。 それは、背景に溶け込む色柄の服を纏ったカメレオンのよう。・・・でもこの絵本の読者は、どのページからもジャクソンの姿を見つけることが出来るでしょう。〝ある日、カクレンボ・ジャクソンに手紙が届きました。「女王様のお誕生日パーティ-に、あなたをご招待いたします。今度の土曜日、お城へ来てください」〟・・・煌びやかな金と銀の布に、輝く宝石を縫いつけた宮廷服を纏ったジャクソンは如何なことに・・・?!
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝仄暗い木陰の、そこかしこに輝く光を見つめながら、小さな命が、それぞれの想いを抱いて、生きています。・・・今を生きる私たちのように・・・「わたしは、ここで、生きるしかない。でもやっと、分かったの。いつも同じじゃないって。 今は信じられる。いつかまた、光がくる。その時のために、葉を広げておきましょう。どんな小さな光にも、ちゃんと触れられるように」〟木洩れ日のおちる場所の草花たち・・・光と影、風の囁き、ひたすら耐えて生きるものたちへの命の賛歌。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝「ねえ、トラビス・・・わたし、今度生まれ変わったら、陽だまりになりたい。何処にいても、あなたが、いつも暖かいように・・・」 何言ってんだと、トラビスは笑いとばした 「じゃあ、おいらは、青空になるぜ。さきに青空になって、おめえが、何処でなにしてても、見守ってやっから」 朝陽を浴びながら、トラビスは大きな欠伸をした・・・〟乱暴者だった猫のトラビスの魂が、陽だまりの光の中で、慈しみの愛に目覚めていく・・・切なさと癒しの心に沁み入る絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝大きな河の真ん中に島がある。その島に、ライオンの親子が釣りをしようとやってきた。「パパ、お魚釣れるかなぁ」「ハハハ、もちろんじゃ。なんたってパパは、この草原でいちばん偉いんじゃよう~」「パパすご—い」...そこにゴリラの親子もやってきた「父ちゃん、あっちでも誰か釣ってるよ」「なあに、父ちゃんは森でいちばん偉いだど~。魚釣りだって、いちばんなんだど~」「父ちゃんすご—い」・・・〟意地の張り合い、陣地争い、紛争、自然の脅威、協調から和睦へ・・・人間社会を戯画した笑うに笑えぬ一冊。
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Cinejazz
19世紀のパリ。 印象派の画家エドガ-・ドガ(1834-1917)が、オペラ座のバレリ-ナのバックを自分のものと間違えて持ち帰ってしまう。 今夜の公演までに間に合わせようと、ドガの画家仲間をたち(モネ、ルノワ-ル、カイユボット、カサット)に助けられながら街中を駆け巡る踊り子の目をとおして観る、パリ印象派絵画への招待。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝むかし昔、ある処に庭のない街がありました。庭どころか、一本の木も、小さな草むらさえも見当たりません。街の人たちは、みんな家に引きこもったまま。そう、そのとおり。とっても味気ない街だったのです・・・〟ある日、好奇心いっぱいの少年リーアムは街を歩いていて、使われなくなった鉄道の線路あとに小さな草木を発見。せっせと草木の世話を始めたリーアム・・・いつしか、街の多くの人の手が加わって、コンクリ-トで覆われていた街が、緑あふれる世界へと変わっていったという、マンハッタンの高架鉄道をモデルにしたお話し絵本。
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Cinejazz
〝サンタさんは体が大きいのに、どうやって煙突を降りるの? 煙突を降りる時って、頭から?足から?もしかしてお尻から? 途中でつっかえたら、トナカイに押し込んでもらうの?・・・煙突のない家にはどうやって入るの?〟「サンタさんって、ホントにいるの?」 なんて疑問に思うずっと前の、誰もがいちどは不思議に思ったことのある、サンタさんの究極の謎に挑んだクリスマス絵本の決定版!
洋書好きな読書モンガー
2024/05/04 11:07

サンタクロースはいつから北ヨーロッパ諸国で広まったのだろう。ヴァイキングの時代の家(ロングハウス)には煙突無いし14世紀の中世の英国の家にも煙突無いし、16世紀エリザベス1世の時代にジェントリー層というお金持ち階級が出て来て彼等は煙突とガラス窓を家につける様になって煙突の普及が始まった。農民の家にはまだ煙突が無い。どうするサンタさん🎅?

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Cinejazz
〝オオカミの真っ暗なお腹の中で、ネズミが泣いている「おうおうおう、もうおしまいだ!一巻の終わりだ!」・・・「静かにしてくれよ!眠れないじゃないか」・・・〟オオカミに食べられてしまったネズミが、オオカミのお腹の中で生活しているアヒルと出会う!・・・ ここでは、パンの実やジャム、ベッドとなんでもある。 オオカミに食べられないかと心配しなくてもいい。 外の世界には戻りたくない、とアヒルは言う。そんなとでことで、ネズミも一緒に暮らすことに。・・・そこへ、猟師が鉄砲もってやって来た! それからは?
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〝あり得ないことには、いろんな種類の鳥たちが、電線の上で羽を休めながら、お喋りしているところに「ねえ、ピータ-に伝えてくれないかしら? “そろそろ晩ごはんだから、帰っておいで”って」...「ピータ-くんに伝言で―す。 “そろそろ晩ごはんだから、ええっと・・・ホームラン打って、早く帰っておいで” だって」「ピータ-くんに伝言で―す “そろそろ晩ごはんだから、飛行機に乗って帰っておいで”ってさ!」・・・〟がんばれ! 烏合の衆!
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『暗殺者グレイマン』の続編は、ロシアとスーダンが舞台。 ロシア・マフィアから、悪名高いスーダンの大統領の暗殺を依頼されたグレイマン(人目につかない男)の前に、CIA時代の上官が現われ「大統領を暗殺するふりをして拉致せよ。 成功すれば、今後命を狙うことはない」と、横槍が入る。ロシア側の暗殺依頼を受けたように見せかけて、内戦下のスーダンに侵入するも、二重三重に仕掛けられた思いがけぬ展開が待ちうけていた!・・・相変わらずのド派手なアクションシ-ンの連続、非情な殺戮の合間に見せるグレイマンの正義感↓
Cinejazz
2024/05/03 11:36

→・・・シルバ-シ-トに座して読み耽るには、気力・体力を消耗し過ぎて、ついていけません・・・!

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〝「ねえ、アナ。ぼくお腹が空いて、フラフラだよ・・・」「フラフラならフラダンスでも踊れば、ペギ-!」「そんな意地悪言わないで、ぼくにチョコケ-キつくってよ!」「やだ~! でも一緒に作るのなら、いいよ!」・・・元気でお茶目な女の子アナは、縫ぐるみ達とチョコケーキを作り始めたのですが・・・〟とんでもないハプニングが連続、キッチンはシッチャカ・メッチャカ、チョコクリ-ムまみれの大乱闘!・・・縫ぐるみたちと作ったチョコケ-キ、お味のはいかが?!・・・。
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〝「トラさん」は、いつも行儀よくしていることに、ウンザリしていました。 皆は「いまのままでいい」そう思っていました。トラさんは「弾けたい、騒ぎたい・・・いっそ、遊ばれたい」と思いました。 そしてある日、森へ入っていって、思いっきり暴れました「ワアオ—オウ—!!」・・・でも、独りぼっちでした。友だちに会いたくなりました。街が懐かしくなりました。家に帰りたくなり、戻ることにしたのですが・・・〟アメリカの絵本作家<ピータ-・ブラウン>は 「僕の経験から言うと、みんな、すこしは暴れたほうがいい」って・・・。
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〝「ママ! 外にライオンがいる!」 ハンハンは、待っている。ずっと窓の外を見て、待っている。ケガをしたライオンや象、鶴がハンハンの処にやって来る。 手当てのあとは、動物たちと肩を並べ月を眺める。 そんなある日 「ママ!外に誰か来た!」ず―っと待っていたお父さんが戦地から帰ってきた! 傷を負って・・・。「ぼく、毎日、月を見て、パパのことを考えてたんだ」「パパもだ。毎日、月を見て、おまえたちのことを考えていたんだ」・・・〟戦争、平和、愛と憎しみ、すべては同じ空の下、月の輝く下でおきている・・・。
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西瓜がユラユラと海を旅をしていました。...ラッコが西瓜を見つけて 「これは、いい枕だ。ちょっとお昼寝」 目が覚めて、ラッコは行ってしまいました。...タコはペタリと抱きつき、ひと休み。...アザラシ、ペンギン、クジラが顔を出し、西瓜とユ~ラ、ユラ。 のんびり旅は続いていくのでした・・・。🍉🐙🐧🐋
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なんにも考えず、ただ漫然とページを繰っていると・・・「あはっ! あはっはっ!」 って、笑いがこぼれてしまう。動物たちとの何気ない日常の風景を、ほのぼのとしたユーモアで描かれた、1話が4ページで完結する、全10話の大人向き絵本。
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国際的ピアニストへの登竜門として名高い「芳ケ江国際ピアノコンクール」を舞台に、自己最高の音楽表現に人生の夢を託して挑戦する若き天才ピアニストたち。その激しく震撼する葛藤を描き、直木賞と本屋大賞のW受賞の栄冠に輝いた<恩田 陸>さんによる青春群像劇。・・・〝プロとアマの音の違いは、そこに含まれる情報量の差だ。一音一音にぎっしりと哲学や世界観のようなものが詰め込まれ、なおかつ瑞々しい...それらは固まっているのではなく、常に音の水面下ではマグマのように熱く流動的想念が鼓動している。 音楽それ自体が↓
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2024/05/02 15:07

→有機体のように「生きて」いる〟〝・・・やはりピアニストというのは、心で弾いているのだ、と思うのはこんな時だ。 夏の高校野球のピンチの場面で、一人がエラ-するとガタガタと崩れてエラ-が続くのを見ているたび、スポ-ツは心でやっているのだと思うのだが、まさに音楽を奏でているのは指ではなく心なのだ・・・〟

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水平線を眺める、子どもたちがいる・・・今日も日が昇る。 船がとおるのを待っている。 ロバが来るのを待っている。 雨上がりを、夏を、ラクダが来るのを待っている。 雪が降るのを、お祝いの日を、夜が明けてるのを待っている。・・・いつもの風景、季節の移ろい、繰り返す日々のなかで、子どもたちは、いつもなにかを待っている・・・。 煌めく色彩で、子どもの心の内を描いた<荒井良二>さんの夢想。
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〝まんまるお月さま...美味しそう、食べたいな...。愛くるしい子狸がお月さまを眺めています。とろ...とろとろ...「わあ!」...とろ―り...「あれれ?」...月が溶けて垂れてきた!・・・〟慌てた小狸、フラインパンに月の雫を受けて、バターを入れて、ジューュージュージュー。ひっくり返して、ジュージュー。なんと「お月さまのパンケーキ」の出来上がり! 夜空のお月さまからのプレゼント・・・想像力が膨らむ、不思議な食べ物の絵本です。
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「お宝パン」という、とっても美味しいパン屋さんがありました。 ある日、ひとりの男が店の看板を見て「お宝パンだって?...お宝がたくさんありそうだ」・・・夜になって、裏口から忍び込んだ男は、引き出しや戸棚の中を覗いて、宝物を探しまわりましたが、何処にも見当たりません。しまいに、パンを焼く竈の中に入り込み、灰だらけのまっ黒けに「げほ げほ ごほ」・・・〟泥棒を見つけたパン屋の親方いわく「宝が欲しければ、ここで働けばいい。まじめに働けば、いつかきっと、手に入るだろう」・・・パンを食べた人たちの笑顔がこぼれます。
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海で採れた魚介類、畑で採れた山菜を持ち寄って、集まった人たちのお喋りが交わされる朝の商いの場に、潮の香りと土の匂いが立ちこめる・・・1980年に刊行された「輪島朝市」の絵本は、令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた被災地の復興への願いを込めて復刊された・・・ 震災で不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災地の一日も早い復興を祈願してやみません。
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〝ある日、足し算と引き算の授業のとき、あたしは手をあげた。黒板に答えを書いた(3+2=5)。 ベンソン先生は言った「ローズ!・・・3に0を足して2を引いてと言ったのよ」間違いない、算数では★はもらえない!...★が絶対欲しかったんで、朗読の授業のとき、手を上げた。でも、一行読んだら、先生が言った「ローズ!・・・もっと大きな声で読まないとね」大きな声で読んだつもりだったけど、間違いない、朗読でも★はもらえない・・・〟ベンソン先生の導きで、ロ-ズの不安と葛藤が霧消する、温かさにくるまれた絵本。
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〝ぼくのいちばん友だちは、縫ぐるみの兎の「ジャンプ」。 なにをするときも、いつも一緒なんだ! そんなある日、ジャンプと砂浜で遊んでいたら、トーマスという子と出会った。ぼくたちは夢中になって、帰る時間になるまで遊びまくった「また明日も遊ぼうね」と、トーマスと約束して別れた。ママの車の中で、いつの間にか眠ってしまったぼくは、はっとして目が覚めた・・・次の朝はやく、ママが砂浜に連れて行ってくれた。でも、ジャンプは何処にもいなかった・・・〟気持ちがかよう友だちとのふれ合いが描かれた、心優しい絵本です。
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〝今日は何をしよう? 何処へ行こうかな。 家でじっとしてる? それとも遠くに行く? でも、その前に、何を着るか決めなくちゃ!・・・〟朝の目覚めから夜眠るまでが、新しい創造をめぐらす一日。毎日、いろんなことが出来る! カラフルなイラストに囲まれて想像が広がる絵本。特別な一日の過ごし方を決めるのは・・・あなた!
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〝チクタク チクタク 時計の音が聞こえてくるよ。時計やカレンダ-の数字は、時間や月日を教えてくれる。 でも「時間」って何だろう?・・・時間は、木かも知れないね。木が育つように、君も育つ。 花が咲くことかも知れないし、思い出かも知れないね・・・。みんな同じ「時間」なのに、いろんな顔を持っている。「時間」は、進んでいくもの? ぐるっと回るもの?・・・〟目には見えない「時間」を、今を生きる君たちへ、綺麗なイラストで親しみやすく描かれた絵本。
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ノ-スカロライナ州の湿地帯で、家族から見捨てられ、ひとり置き去りにされた6歳の少女<カイア>。 ・・・いつか、帰って来てくれるはずの家族を待ち焦がれながら、〝湿地の少女〟と村の人々に蔑まれ、孤独と偏見に耐えながら、生物が自然のままの姿で生きる「ザリガニの鳴くところ」 に思いを寄せ暮らしていた。 ・・・やがて、思春期の少女の夢と希望を無惨に打ち砕いた、村の青年の不審死事件の容疑者となったカイア。 過酷な環境下のカイア、身を焦がす疼痛に耐えるカイア、その凄まじい生きざまに魂を打ちのめされ、感涙に咽び泣く↓
Cinejazz
2024/05/01 08:39

→著者華生の長編小説。〝みなさんなら、これまでの偏見を脇に置いておくことが出来るはずです。彼女は、同級生たちから嫌がらせを受けたために、たった一日しか学校へ行っていません。にもかかわらず、彼女は独学で知識を身につけ、自然をよく知る博学の作家となりました。我々は彼女を〝湿地の少女“ と呼びましたが、今ではあちこちの研究機関が彼女を “湿地の専門家“ と認めています。 ...みなさんなら、憶測や作り話をすべて忘れて評決を下してくれるはずだと。 今こそ私たちは、湿地の少女に公平な態度を示さねばならないのです〟

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/13(5424日経過)
記録初日
1966/03/01(21479日経過)
読んだ本
8607冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
1715654ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
4200件(投稿率48.8%)
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性別
血液型
O型
自己紹介

風の吹くまま 気の向くまま CinemaとJazzバラ-ドに 酔い痴れながら 思いの丈を綴った読書遍歴・・・

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