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2024年9月の読書メーターまとめ

Cinejazz
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感想・レビュー
65
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1253ナイス

2024年9月に読んだ本
65

2024年9月のお気に入り登録
2

  • 榊原 香織
  • mochiomochi

2024年9月のお気に入られ登録
2

  • 榊原 香織
  • mochiomochi

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Cinejazz
直木賞を受賞した『火垂るの墓』と『アメリカひじき』の二作を含む、野坂昭如氏 (1930-2015)の短編集6編。文節の切れ目がない独特の文体は、救いのない感情、逃げ込める余地のない、不条理な世界へと突き落とされ、心打ち砕かれる戦争文学。〝昭和20年9月21日深夜、虱だらけの清太の着衣を調べた駅員は、腹巻の中に小さなドロップの缶を見つけ出し、蓋を開けようとしたが、錆びついているのか動かず、缶を振るとカラカラと鳴った...駅員は駅前の焼跡の暗がりに放り投げると、落ちた拍子に蓋が外れ、白い粉が↓
Cinejazz
2024/09/25 15:56

→こぼれ、小さい骨のかけらが三つころげ、草に宿っていた蛍が驚いて、二,三十あわただしく点滅しながら飛びかった...白い骨は清太の妹、節子4歳...三宮駅構内で野垂れ死にした清太は、他に二,三十はあった浮浪児の死体と共に、布引の上の寺で荼毘に付され、骨は無縁仏として納骨堂におさめられた・・・〟

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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

Cinejazz

8月のマイベスト:『落日の宴 勘定奉行・川路聖謨』(吉村昭).『小説に書けなかった自伝』(新田次郎).『草花たちの静かな誓い』(宮本 輝).『秘録 島原の乱』(加藤 廣).『死を告げられた女』(イングリット・デジュ-ル) 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:70冊 読んだページ数:4015ページ ナイス数:1386ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/52329/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
65

Cinejazz
<アーダ>と<コーダ>の双子の船長が、それぞれの航海中に見つけた割れない「たまご」をめぐる不思議な物語絵本。谷川俊太郎さん作、大野彰子さん絵による「ガチャピンとムック」の誕生秘話が描かれた、親子で楽しめる絵本です。
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Cinejazz
谷川俊太郎さん作、三輪滋さん絵による、子ども目線で表現されながらも、大人社会への痛烈な皮肉が込められた三作品。認知症の老人を抱える家族の現状を捉えた『おばあちゃん』、孤独を好む少年心理を追った『ひとり』、戦争を繰り返す人間の愚かさを描いた『せんそうごっこ』、いずれも大人たちの心の深層を抉る絵本。
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Cinejazz
開高健氏(1930-1989)の芥川賞受賞作『裸の王様』を含む、偽善・虚栄・打算に塗れた社会に生きる人々の、葛藤と自律、再生の心理メカニズムが描かれた、四編の骨太文学。〝太田太郎は山口の紹介で、ぼくの画塾へくることになった...想像していたより太郎は、ひどい歪形を受けていた...不器用だから画が描けないのじゃない。描くべきものを持っていない、孤独な少年、母親に禁じられて、粗野で不潔な仲間と交わることが出来ず、いつも独りぼっちでいた・・・〟
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Cinejazz
直木賞を受賞した『火垂るの墓』と『アメリカひじき』の二作を含む、野坂昭如氏 (1930-2015)の短編集6編。文節の切れ目がない独特の文体は、救いのない感情、逃げ込める余地のない、不条理な世界へと突き落とされ、心打ち砕かれる戦争文学。〝昭和20年9月21日深夜、虱だらけの清太の着衣を調べた駅員は、腹巻の中に小さなドロップの缶を見つけ出し、蓋を開けようとしたが、錆びついているのか動かず、缶を振るとカラカラと鳴った...駅員は駅前の焼跡の暗がりに放り投げると、落ちた拍子に蓋が外れ、白い粉が↓
Cinejazz
2024/09/25 15:56

→こぼれ、小さい骨のかけらが三つころげ、草に宿っていた蛍が驚いて、二,三十あわただしく点滅しながら飛びかった...白い骨は清太の妹、節子4歳...三宮駅構内で野垂れ死にした清太は、他に二,三十はあった浮浪児の死体と共に、布引の上の寺で荼毘に付され、骨は無縁仏として納骨堂におさめられた・・・〟

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昭和24年夏、男女共学となった、名古屋の新制高校3年生らが遭遇する、怪奇密室殺人事件! 戦後日本の混乱期に、学内の「推理小説研究会」と「映画研究会」の面々が、青春のほろ苦い体験をとおして挑む、昭和レトロな推理小説。
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立派な白髭が自慢の「お城爺様」と黒ひげ自慢の「おくろ爺様」・・・。 どちらの髭がカッコいいか決めるために、勝負することになりました。ふたりが選んだ方法とは?・・・。 全国のお城が登場する「おしろ絵本」シリ-ズの開城です。
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外国から来た「おしロックのジョー」は、みんなの憧れのロックスター。ジョーに会えて、大興奮の日本のお城たち。日本の食べ物をふるまったり、ジョーを温泉につれていったり、大盛況のお城祭りです。さまざまなお城が、お国自慢をしながら登場する「おしろ絵本」シリ-ズの一冊です。
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長年、山の家に一人で棲んでる「トムサお爺さん」。時々遊びに来る「オコジョのタッチイ」。クリスマス・イブの夜、お爺ちゃんのお客様は「孫のヤーコポ」。年に一度、ささやかなクリスマス・パ-ティで、再会を喜びあっていました・・・でも、ある冬の到来の前、お爺さんは山を降りて、町に住むこととなり・・・。 温かい心を持った者たちの、こころ和む絵本です。
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人から尊敬されてる、お医者さん。子どもの頃は、みんなと同じように、お医者さん嫌いだったのです・・・子どもの「お医者さん」への恐怖心を和らげ、治療への理解を深める、親子で楽しめる絵本。
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〝わたしの好きなことは、絵を描くこと、図鑑を見ること、不思議な物を見つけたら、ノートに絵を描いて、よーく観察するの・・・不思議な卵から生まれた、不思議な生き物「メロウ」。わたしは、メロウのことが知りたくて、観察日記をつけはじめたの…〟好奇心、探求心が嵩じて研究に精を出せば、いつかノーベル賞受賞も夢ではない!・・・好きなことを、とことんつきつめたら、大きな成果が待っている! 未来の科学者たちへの励みの絵本。
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Cinejazz
地下100階でのパーティに招待された<クウちゃん>は、火山の麓にある「地下100階建ての家」を探していると、ウサギさんのおうちに落っこちてしまった!・・・さて、地下100階には誰が棲んで、パ-ティの支度をしているのかな?。・・・いろんな動物たちが登場してくる、縦に開き見の『100階建ての家』シリーズ絵本。
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〝森のちかくに住む、音楽大好きの<オトちゃん>が、お気に入りのハープを練習していると、何処からか、不思議な音が聞こえてきた。「音は、森に咲く花から出てるみたい。あれ? あっちにも!」花を辿って奥へと進むうちに、どんどん音が大きくなって、1本の大きな木にたどり着いてみると・・・〟森の大きな木の「100階建ての家」に暮らす、森の生き物たちと触れ合いをとおして、絵本の空想の世界が楽しめるシリーズ本。
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仔猫のニャムは<ゆみちゃん>と大の仲良し。今日も一緒に、ライオンの絵本を読んでいます。…お話しがすすんでいくうちに、ニャムは奮起一発!「ゆみちゃんを助けなくゃ!」・・・仔猫のニャムが、憧れのライオンのように勇気を出して頑張ります。ニャムは「ねこライオン」になれるでしょうか?
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Cinejazz
獣医さんが、子羊に「メ―ッって、鳴いてごらん」と言うと、子羊は「ブーブ-」と鳴いてみせて…「ぼくは、子豚なんです」…姿は子羊、心は自由な子豚という、ジェンダー飛び越えの世界。
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〝今年、はじめて実をつけたドングリの木。この実を食べてもらうことを楽しみにしていたところ、実がまだ青かったため、一口食べたリスに「ぺっぺっ、不味い!」と言われてしまう。それ以来、ドングリの木は自信をなくし、やがて実をつけなくなってしまった… 〟長所も短所も、ありのままの姿を受け入れてくれるリスと出会いによって、ドングリの木の心が開いていく様子を描いた心温まる絵本。
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Cinejazz
〝昔、ペル-の山間部の貧しい村に、お腹を空かせた姉弟がいました。二人は、ジャガイモの花を咥えた小鳥が飛んでいるのを見つけ、あとを追いかけます。「小鳥さんは、ジャガイモ畑から来たんだわ。ジャガイモを食べられたらどんなにいいでしょう」…。ところが途中で「魔女アチケ」の家に招きいれられて…〟飢えに対する切実な願いと祈り、自然の恵みへの感謝が伝わってくる、ペル-の昔話絵本です。
洋書好きな読書モンガー
2024/09/12 08:46

じゃがいも🥔はクローン栽培をする植物(種では無く芋を植える)なので1種類だけを栽培すると19世紀のアイルランドの様にじゃがいも飢饉(病気で収穫がほとんど無くなり100万人が餓死、100万人がアメリカへ移民した)が起きてしまう。気候の厳しいアンデスで何千年もじゃがいもを主食にして来た人々は15種類位のじゃがいもを植えるそうです。病気も害虫も天候不順もあっても半分収穫できる様にしっかり保険を掛けている。この知恵は輸入しなかったのか。

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2024/09/12 10:58

ジャガイモもの、こちらもオススメです https://bookmeter.com/books/15846471

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Cinejazz
〝暗くなってきた。わたしは、お茶を呑んで、歯を磨いて、パジャマに着替えた。 ママは、ご飯を食べて、髪をとかし、コートを羽織った。ママは、これから大切な仕事に行く…。夜のあいだ、いろんな人が、仕事をしている。町の安全を衛る警察官や、大切なニュースをつたえるレポーター…。わたしが寝ている夜も、たくさんの人たちが働いていて、みんなの暮らしを支えてくれている 〟普段は、なかなか目にすることのない、夜に働く人たちの仕事を、子ども優しい目線で表現された絵本で、イラストも目め惹かれる美しさ。
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Cinejazz
〝ある晴れた日、冬の昼下がり。小さな女の子が、お家の前で日向ぼっこをしています。そこへ、お兄ちゃんが「散歩に行こう!」とやって来ました。…水辺の小さな町で、小さな兄妹の初めての散歩。今日は、世界で一番美しい日・・・〟何気ないスト-リーに物語の奥深さを醸し出す、<ふじたしんさく>さんの華麗なイラストが際立つ、幻想とファンタ-ジーへの誘いの世界。
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Cinejazz
〝ぼくは、この素敵な家に、パパとママと犬のテレシクと住んでいた。ある日、戦争が始まった!…家は、必死にぼくたちを守ってくれた。 お陰で、ぼくたちは助かった。でも、家は助からなかった。だから、何処か別の家を探さないといけないんだって…〟2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻が始まったその朝、砲撃の音で目を覚まし、数日後には実家に避難したウクライナの女性ジャ-ナリストが、戦争で「いえ」を奪われ、行く当てのない大勢の子どもたちに、明日への希望を抱かせようと書き上げられた絵本。
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Cinejazz
〝<シカクさん>は 毎日 ほら穴へ行ってな 四角い岩を 外へ運びよる。ほんでな 山のてっぺんまで 押し上げるんや 「あー おもた」 そこへ<マンマルさん>が ふわふわ やって来よった「シカクさん!あんた天才やわ! いややわあ 知らんかった。彫刻家やったん」…「あの― 彫刻家って なんですのん?」〟この絵本は<シカクさん>についての お話しです。 シカクさんの友だち(?)の<マンマルさん>のお話しでもあります。それにシカクさんが、マンマルさんみたいに、まん丸なものを創ろうする、お話しでもあります。でも、↓
Cinejazz
2024/09/08 16:38

→ やっぱり、この絵本をしっかり見ないことには、丸くおさまりそうにありません! □〇◇●

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Cinejazz
〝ある日<サンカクさん>どっか 行きよる。「シカクに 悪さしに 行くねん 見ててみ 面白いことに なるで」…〟この絵本は<サンカクさん>についてのお話しです。サンカクさんの友だち(?)の<シカクさん>のお話しでもあります。どんな「悪さ」をしに行ったのか?…これはもう、この絵本を「どっぷりと見る」しかありません。▲□▽■
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Cinejazz
〝ある処に、とても威張りん坊の殿様がおりました。この殿様の鼻の下には、八の字の髭がついていました。ある日、この髭は「もう、こんな威張りん坊の殿様の髭なんて、嫌だ‼」と言いおいて、ぴょんぴょんと逃げて行ってしまいました。追いかける家来たちに、髭はなかなか捕まりません。トカゲの尻尾に付いて、黒いリボンの振りをしたり、アヒルの胸で黒い蝶ネクタイになったり、禿頭のオジサンのちょん髷になったり。そしてついには、女の子の鼻の下へ⁉ 〟…さて、どのようなことに? 読んでのお楽しみに…。
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Cinejazz
〝今日は、お化け保育園の遠足です。空はどんより曇って、真っ暗闇。「お化けの遠足に、ぴったりの夜ね」と<もむみ>先生が言いました。もくみ先生は、ふかふかの煙りお化けです。みんなは、闇シロップを集めながら、夜空を飛んで行きました。浜辺に着くと、お鍋岩にシロップを入れて、お化け風闇鍋作り。へそ餅、毒キノコ、ぼちぼち豆など、それぞれが持ってきたものを入れて、みんなで食べました。最後は、海坊主の子どもたちと一緒に、昆布綱引きで盛り上がりましたとさ〟お話しの舞台は長崎県だそうで、眼鏡橋など長崎の風景が描かれています。
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Cinejazz
〝お化けは、蜘蛛の巣が大好物⁉…。今日は日曜日。「いい蜘蛛の巣が、たくさん採れたわ」と、お化けのお母さんが、たくさん嬉しそうに言いました。「蜘蛛の巣ゼリ-に、蜘蛛の巣オムレツ、それとも蜘蛛の巣ソーメンにしようかしら。ねえ、さくぴ-ちゃん、お婆ちゃんのうちにも、たくさん蜘蛛の巣を届けてくれない?」…。お姉ちゃんの<さくぴー>は、弟の<たろぼう>を連れて、夜のお使いに出かけて行くのでした〟蜘蛛の巣料理のレシピと、お化けの通り道の地図がついた、アットホームなゴ-スト・スト-リ-です。
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Cinejazz
〝ある日のこと、狐は、まるまる太った蜂を捕まえて、大きな袋に入れると、お婆さんのいる家に行き、友だちの家に寄りたいので、袋を預かって欲しいと頼みました。「いいですとも」お婆さんは応えました。「けど、おいらの袋の中を絶対覗くなよな」と念をおしました。が・・・〟狡猾な狐の袋の中身は、蜂から雄鶏、豚へ、そして小さな男の子へと交換されていき、さて、どうなったかな? …貪欲な狐の物語。
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Cinejazz
戦国の世に、周囲三方を強国(駿河・遠江の今川家、尾張の織田家、甲斐の武田家)に取り囲まれた三河の三河の弱小大名であった家康が、どのようにして天下を手中にし、しかも260年も続く政権を築けたのか?歴史学者<磯田道史>氏が、史実と伝説をふるいにかけて解き明かした、弱者の戦略に学ぶ歴史講和。▷三河武士の赤誠と忠勤によるもの ▷家康の優れた外交力(三大国に囲まれて、いかにして生き残るか―すべてを敵に回さず、最低一つ、できれば二つと同盟を結ぶ) ▷よいと思ったものは、敵からでも積極的に学び取ること。
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Cinejazz
〝サラは、朝起きるとママの部屋に向かう。ママは、かわいい足音で目を覚ます。布団にもぐったまま、姿を隠れる。サラとのじゃれ合いで始まる母と子の一日。…サクサク朝ごはん、幼稚園のサラ職場のママ、夕方のお買い物、お風呂の用意、夕ご飯、お休み前のひと時…日常生活の些細な出来事を、左のページはお母さん、右のページをサラの目線で描かれた、父親の存在がなくとも、長閑で静かな時間が流れる絵本。
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〝この間ぼくらは、お母さんに「さよなら」を言った...お母さん、何処へ行っちゃんたんだろう?...ときどき、お父さんとお姉ちゃんとぼくで、お母さんにお花を持っていくんだ...でも、お母さんは,ちっとも、とりに来てくれない。...お母さんがいなくても、ぼくらは家族で、やっていかなくちゃ、いけないんだよね...天国に、聞こえるかなあ。ずっと、ずっとお母さんのことが、大好きだよ…〟現実を受け入れられずにいた男の子の心情を、優しい目で見つめた絵本です。
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庭の桜の木のそばに、小さな穴を見つけた。この前、遊んでいたときに、ボ-ルがその穴に入っちゃんだ...ぼくは、穴の中を覗き込んだ。でも、なにも見えなかった...この穴の中には、きっと何かいると思うんだ。ネズミかな? カエルかな? それともドラゴン!?... ひとつの穴から、パパ、ママ、お姉ちゃん、友だち、お爺ちゃん、お婆ちゃんを巻き込んで、みんなが思い思いの想像をめぐらす、賑やかな絵本。
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Cinejazz
〝ある日のこと、二人のお母さんが、赤ちゃんを見失ってしまいました。 一人は、人間のお母さん。もう一人は、羊のお母さん。お母さんたちは、あれやこれやと忙しかったので、くたびれて眠り込んでしまったのです…。目が覚めた時、二人のお母さんは、すぐに赤ちゃんを探しましたが、いたのは別の赤ちゃんでした‼ 悲しみにくれていたお母さんたちは、思わずその赤ちゃんを抱き上げ、うちに連れて帰り、自分の子のように面倒をみるのでした…〟赤ちゃんは、みんな天からの贈りもの。みんな同じに、愛おしいもの。そんな繊細な心を描いた絵本です。
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〝「パパ、わたしの名前、いっぱいありすぎて、はみだしちゃう」と、アルマは言いました。アルマの名前をぜーんぶ書くと、<アルマ・デイジ-・ソフィア・エスペランサ・ホセ・プーラ・カンデラ> たしかに、長すぎます。なんで、こんなに長いのか、って? それにはね、なが―いわけがあるのです。「この名前にはね “物語" があるんだよ。 聞いてみないか?」… 〟名前に込められた家族の物語を、パパがアルマに語り始めます…。
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Cinejazz
〝学校からうちへ帰る女の子が、ライオンにお願いしました「いっしょに、うちに帰ってくれる? お喋りしてたら、途中で退屈しないから」…ライオンは無言のまま、女の子を背中に乗せてくれました。 途中、保育園に預けられている幼い弟と、晩御飯の材料を買って(料金は後払いで)帰りました。女の子はライオンに 「ご飯をいっしょに、食べってね。ママが工場から帰ってくるまで、よかったら待ってて…帰りたくなったら、帰ってもいいけど…。呼んだら、また来てね」〟貧しさにめげず、懸命に生きる子どもの姿を描いた感動の絵本。
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ある日、私たちは辿り着きました。故郷から遠く離れたこの町に…。パパがお仕事を探す間、私は学校へ…。転校生の私は、クラスのみんなからジロジロ見られて、変な虫になった気分…。みんなと同じように行動できないし、並べばいちばんチビ。お迎えが待ち遠しくて、学校の柵に噛り付いていました。帰り道も、知らない虫がいっぱい歩いてます…。でも、そのうちに学校にも、すっかり慣れて、虫に見えてたクラスメイトが、普通の男の子や女の子の姿に見えるようになりました。…ここは故郷から遠い町。ここで私は、生きることを学んだのです…。
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〝昔々、山の一軒家に親子三人が住んでいた。冬のある日、娘っ子に留守番を頼み、夫婦は山の畑へ出かけたて行った。女の子は、おやつの栗を食べては、皮を囲炉裏の灰の中にペッぺとはいて、寝てしまった。…昔から囲炉裏は生活を支える大切な場所とされており、囲炉裏の精霊が怒って騒ぎ出した‼…目を覚ました女の子は、たくさんの小人たちに囲まれ、狙われる破目に…〟どんなものでも大切に扱うことを諭した、日本の民話を題材にした絵本。
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〝すずちゃんは、いつも一緒にいてくれる、お婆ちゃんが大好きです。「すずちゃん、今日は、なにして遊ぼうかね?」 外へ出ようとしたお婆ちゃんが、急に立ち止まりました。「お婆ちゃん、お婆ちゃんどうしたの?」…「風邪ひいたのかな。頭がくらくらするの」・・・〟風邪を引いたお婆ちゃんのために、薬箱を持ってきたり、毛布を引きずってきて被せてあげたり、タオルを水に濡らして、おでこに載せてあげたり、一生懸命に看病をしながら、すずちゃんが赤ちゃんの時、いつもお婆ちゃんが歌ってくれた子守唄を唄いました「ねんねんころりよ~ ↓
Cinejazz
2024/09/06 18:40

→ おころりよ~ 坊やは良い子だ~ ねんねしな…♪」って。

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Cinejazz
〝ついにぼくは、この星にやって来た‼地球からはるばるここまでやって来たのには、わけがある…。そう、宇宙人を見つけるためだ‼ 「宇宙人なんていない。きみはおかしい」みんなはそう言うけど、ぼくは信じている。ぼくが必ず見つけて見せる❢ …〟果たして、宇宙人はいるのか、いないのか⁉…その答えは、この絵本を最後まで見たあなただけが知っている! 夢と冒険にあふれた、ユーモア・スペ-ス・アドベンチャー絵本!
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Cinejazz
ある朝、ネイトが目を覚ますと、天井から<ハンタイお化け>が見下ろしていた。「降りてきて!」と、ネイトが言っても、ハンタイお化けは、反対のことをするので、降りてこなかった…。ネイトが学校へ行くと、ハンタイお化けが現れて、悪戯を仕掛けられる 「どうしたの、ネイト! いつもは、もっとキチンとしてるのに」と、先生に注意される…。そこでネイトは考えた。ハンタイお化けの正体を突きとめ、ハンタイお化けに反対のことをさせる方法を…。このお話絵本を終わらせないためには、どうすればいいのかを…。「終わり!」だよ。
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五人兄妹の末っ子のマドリン・デイジ-は、元気な爺ちゃんが大好きでした。でも、爺ちゃんは歳をとって、もう寝たきりです。毛布にくるまって全然歩かない、しわしわ…よれよれ…93歳…。マドリン・デイジ-は、料理の本で読んだ凄いジュ-スのことを思いだしました <これを飲むと、元気もりもり! あっという間に、超元気に!>…夜が明けて…爺ちゃんは、走ってます。速いです…「うそ、爺ちゃん! まさか! うそ、ジュ-スが効いた⁉・・・」 爺ちゃんは、跳んでます、もう止まりません…。
が「ナイス!」と言っています。
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〝長く厳しい修行を重ね、「眠らないこと」を究めた “眠たくない仙人” は、300年間毎日寝ないで、好きなことばかりして過ごしてきた。ある日のこと、「お昼寝」を究めた“お昼寝仙人”から強引に勧められて、蒲団とパジャマのセットを借りて帰ることになり、半信半疑で試しに使ってみると…⁉〟 心地よい眠りの世界をすっかり忘れていた仙人の、 落ちそうな瞼と必死に戦う姿が爆笑を誘う、お休み前の健康推進絵本です。
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Cinejazz
〝黄色いお城で暮らす王様は、大きな悩み事を抱えていました。一人娘のお姫様が、欠伸ばかりしていることでした。いつも口が開いているので、寒がりのハエや、うっかり者のハチドリやら、紫の蝶々までもが、口の中に飛び込む始末でした。おまけに、欠伸はうつります。王様もふあア、お妃様もふあア、大臣もふあア、犬も、猫も、ふあぁと欠伸をし、お城中の人が、いつも口を開けていました…〟ぐっすり寝ても、ご馳走をいっぱい食べても、面白い話を聞いても、お姫様の欠伸が止まらない…さて、お姫様の口を閉じさせたのは…⁉
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Cinejazz
〝ある晴れた日、マカロン夫妻は “完璧なこども” が欲しくて<こどもストア>を訪れると、ちょうど在庫があったので、家に連れて帰りました。名前は<ピエール>という、可愛くて、賢くて、礼儀正しくて、マカロン夫妻にとって、完璧なこどもであったはずなのですが…⁉〟親と子の関係について、皮肉とユーモアたっぷりに描かれた、フランスの翻訳絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝「パパ、大変!冷蔵庫にマンモスがいるよ‼」「こら、ノエ。バカなことを言ってないで、さっさとご飯を食べなさい」...「でも、クマ家ホントだってば。ほら❢」...「ギャアアア――‼み、みんな、離れろ!噛みつかれるぞ!」「ママ、すぐ消防署に、電話するんだ!」...ウーウー!ウーウー!ウーウー!「失礼します。マンモスを捕まえにきました」「はい、お願いしまーす」…〟家庭用冷蔵庫に隠れられるマンモスは、いったい何処からやって来たのか?そんな野暮なこと考えてるうちに、どんでん返しが待っている、感嘆符がいっぱいの絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝貨物船の船乗りのお父さんが、海難事故にあい、仲間を助けようとして力尽き亡くなったあと、ぼくに木登りや、いろんな遊びを教えてくれたお爺ちゃん。そのお爺ちゃんが、ケガをして入院してしまい、丘の上に建つ病院にいる。ぼくは、どうしたらお爺ちゃんが元気になるか考えた。そして、素晴らしいことを思いついたんだ…〟祖父と孫との心のつながりを、温かい眼差しで見つめた絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
ぼくは、いつもお爺ちゃんと一緒。園に出かける時も、帰る時も、バスの止まるところまで来てくれる。お風呂に入るのも、寝るのも、ぼくはお爺ちゃんと一緒。お爺ちゃんはお風呂につかる時、口癖みたいに「極楽 極楽」と言う。「極楽って、なに?」 「幸せな気持ちになることだよ」と教えてくれた。ぼくも真似をして「極楽 極楽」と言ったら、心の中まで温かくなった…。お爺ちゃんは、ある日突然、仏様の国に行ってしまった…。お風呂に入って 「極楽 極楽」と言うと、お爺ちゃんの顔が浮かんでくる。 悲しいけど、幸せな気持ちになる…。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
ロシアによるウクライナ侵攻により、妻子とともに避難生活を余儀なくされている絵本作家が、一語の言葉を使わずに「戦争」の絶望と恐怖を、爆弾と鉄条網を黒と灰色で、祖国の国旗(青と黄)を掲げ、希望と命の象徴を黄色い蝶々の舞いで、平和への祈りを託し、沈黙のなかの叫びを表現した絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝この間の話なんだけどね。お腹が空いてバナナを食べようと思ったんだ。バナナの皮をむいてみたら「うんうん」…チョコバナナだったんだ!「噓だあ!」…やった―!と思って食べたんだけど、のどが渇いてきてさ。ジュ-スを飲もうと思ったんだ。うちのジュ-スはさ、水道の蛇口から出るんだ!「嘘だあ!」…次々とエスカレートする次元を超えた噓八百に拍手喝采!!
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
紀元前三世紀、地中海世界の覇権を賭けて敵対した古代ローマ帝国と北アフリカのカルタゴ。 そのカルタゴの稀代の知将ハンニバルが、ローマによるコルシカとサルディニア略奪の積年の怨念を晴らすため、アルプス山脈を超えローマに迫った!ローマの名家出身の若きスキピオは、敗走を続ける祖国ローマの存亡を賭けてハンニバルとの決戦に挑む、壮大無双な歴史小説。〝もはや戦争は地中海全域で行われ、いよいよ世界大戦の風を呈してきた。東西南北の全方位で戦わなければならなくなった。男という男が出払ったのも、全部で25軍団が動員されていた↓
Cinejazz
2024/09/04 18:45

→からだ。それなのに、ひとつ防衛線が崩れるや、直ちに双方向から挟み撃たれる危険と、常に背中合わせなのだ...ハンニバルには勝てない。仮に負けないでいられても、勝てない。それは今も変わりない。勝てない限り、いつまた、どのように切り返され、再びカンナエの目に遭わされないとも限らない。やはり勝つための方法を考えなければならない...スキピオは震撼した。閃きが訪れた。 「ハンニバルだ!」 兵法でも戦史でもない、最高の手本がハンニバルだ。ハンニバルに勝つには、ハンニバルに学ぶことだ!…。

石油監査人
2024/09/05 10:17

Cinejazzさん、ナイスをありがとうございました。

が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝はる君は、ゆき先生が大好きです。でも、なかなか「ギュ-ッっ、して!」 と言えません…すると、先生が「サンドイッチ、ギュ-ッしようl 先生はね…パンになるよ! みんなは、なんのサンドイッチになりたい?」って言いました。卵、ハム、チーズ、レタス!…はる君「ぼく…ハンバ-グ!」…みんな合わさって、ギュ、ギュ、ギュ―ッ!! …楽しい保育園のひとコマです。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝「わたしって、ときどき、ひとりぼっち・・・かな」 ひとりで過ごすのが大好きな女の子<はなちゃん>。休み時間、ひとりで本を読んでいると、友だちがドッジボールしよと誘いにきます。「どうしよう・・・」と迷っているうちに、いつのまにか、はなちゃんはまたひとり、ぽつん。「わたしもドッジボ-ルやりたい」って、はっきり言わへんから・・・。 ひとりも好きだけど、なんだかもやもやしています〟 ひとりでいる時間、友だちとの時間、どちらも楽しい時間の過ごし方。偏らない日々のひとコマの絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝「もうすぐ体育で縄跳びが始まるって・・・あーあ、いややなあ―」・・・<ともちゃん>は、運動は得意ですが、縄跳びだけは苦手でした。親友の<あいちゃん>にも「できない」と言えずに、つい強がってしまい…〟 自分の弱さと向き合い、がんばっている子どもの前に進む姿を描いた、くすのきしげのり作、ふるしょうしょうこ絵による、さわやかで心温まる物語です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝わたし、このごろ思うねん。わたしには「ええとこ」なんか、ひとつもないって。・・・小学1年生の<あいちゃん>は、背が低くて、足も遅くて、100点なんか1回もとったことがない。 学校からの帰り道、親友の<ともちゃん>に、そう言うてみた。そしたら「そんなことないよ!」って、言うてくれた。「それなら、わたしのええところ教えて!」って、言うと「えーっとなあ、えーっとなあ・・・明日までに考えてくるわ」って、言いながら帰ってしもた。 あ-あ、やっぱりわつぃには、ええところなんか、一つもないんや・・・〟↓
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2024/09/04 08:44

→ 元小学校教諭の著作による『ええところ』は、道徳の教科書(小1)に掲載された、揺れ動く子どもの心境に寄り添った、こころ温まる絵本です。

が「ナイス!」と言っています。
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〝あたしは、家族のなかで一番小さい。名前も<テン>だし…。みんなは、あたしのこと、おチビさんで何にもできない、と思ってるんだ。 ある日、学校に<マル>くんというテンよりも小さな男の子が転校してきた。小さなマルくんは、いじめっ子に狙われている。 さて、どうしよう…。小さなテンは、マルくんを助けようと思い「ねえ、それって、意地悪だよ!」って、言ってやった。いじめっ子は、あたしのことギロッと睨んで「だから、意地悪なんなんだよ、ちーび」と言ったので 「あたしは、ちびじゃない!」と、割れんばかりの声を張り上げた。↓
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2024/09/04 08:40

→ …周りがシーンとなって、誰も動かなくなった…〟小さいけれど、声をあげることを決して恐れない母に捧げた、元学校教師だった絵本作家のデビュ-作。(令和6年の課題図書)

が「ナイス!」と言っています。
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〝遠い昔、ある森に、孤独なフクロウと空を飛べないコウモリが棲んでいました…。寂しがり屋の一羽と一匹が、夜空に浮かぶお月さまの下で話を交わすうち、気の合う仲間どうしになるはずだったが、思いがけない展開に…!〟お月さまが絡んだ三角関係のこじれ、行き違いとすれ違いをユニ-クな世界で描かれた『ふかふか』の<おの かつえ>さん作・絵による作品です。
が「ナイス!」と言っています。
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〝お母さん、眠ってるの? 葉っぱの色、あっちも、こっちも変わったよ。お母さんの背中、ふかふか…〟秋の木々が色ずく季節、クマの子が嬉しそうにお母さんに呼びかけます 「ねえ、お母さん」。 お母さんの背中や腕の中は、ふかふかで、温かくて、優しくて、ふっふって笑っているようです…〟銅版画の色彩に温かみのある文章で語られる、クマの母子の平穏なある一日が描かれた<おの かつこ>さんの絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
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〝「お話してくれる?」「なんのお話がいいの?」 「ほら、あのお話。クマさんの」…。カナダのウィニペグという処に<ハリ-・コ-ルボ-ン> という獣医がいました。1914年、ハリ-は軍馬の面倒をみるため、イギリスに向かう途中の停車駅で、子熊を連れた猟師を見て 「あの子熊には、なにか特別なものを感じるぞ。その子熊を20ドルで売ってくれんか」…。これが、のちに世界一有名になった「クマのプーさん」との運命の出会いとなりました 〟ロンドン動物園での、クリストファ-・ロビンと父親のA.A.ミルンらが登場する絵本。
が「ナイス!」と言っています。
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ちっちゃな<トガリネズミ>さんが、世界の人に聞かせたいことある。だけど、世界は、とっても騒がしい。・・・ドシン バタン ガチャガチャ ペチャクチャ ワイワイ ガヤガヤ・・・「シイイイッ! 地球が 平和になる ための 秘密を 知っているんだよ!」・・・だけど、誰にも聞こえない。世界があんまりうるさくて・・・<トガリネズミ>さんは、諦めない。やがてはいつか、きっと誰かが聞いてくれる、ということを。「シイイイッ!」
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〝皆さんは知ってますか? ペンギンは南極にいて、北極にはいないってこと。ところが!南極に棲んでいたペンギンのブラウンさん一家が、ピクニックに出かけて、道に迷ったことに気づかないでいました・・・ 「ここで何してるの?」 気立てのいい北極熊のホワイトさんが言いました・・・ 「ピクニックの最中なんだ、南極で」・・・「ここは北極だよ。南極は20,004キロ先だがねえ・・・まあ、間違いは誰にでもあるさ。 私もときどき、夢を見るよ。 南極に行く最初の北極熊になりたいってね!」〟極点を結ぶアドベンチャー絵本です。
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〝宇宙から来る、誰かさんへ「地球がどんなところか知ってる? ぼくがきみに、教えてあげる」・・・地球には70億よりたくさんの人がいる。人は頭の中で、いつも何かを考えてる。何を考えてるかは、顔を見ても分からない。でも、気持ちは顔に出ちゃうんだ・・・地球には、いろんな天気がある。人を嬉しくする天気もあれば、困らせる天気もある・・・人と人とが、傷つけあうこともある。それよりも、互いに助け合うほうが、気持ちいいよね・・・地球に来たら、ぼくの部屋に泊まっていいよ・・・「ところで、地球にいつ来てくれる?」・・・〟↓
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2024/09/02 14:55

→コールデコット賞を二度受賞した絵本作家<ソフィ-・ブラッコ-ル>が、地球にいるすべての人たち、世界のさまざまな場所で出会った子供たちに贈られた、雄大壮美な絵本。

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〝「猫が飼いたい」と、ねだり続けて427日目…。パパたちが、とうとう許してくれた「ただし・・・餌はちゃんとやってね!トイレの躾もするんだぞ!ノミなんか、ぜーったいに、・・・ナシね!毎日必ず、20分は本を読むこと!」・・・保護猫シェルターから引き取っってきた猫のマックスは、てんで愛想がない臍曲がり猫だった!!・・・諦めかけていたとき、本を読み聞かせたら、体をすり寄せてきて⁉・・・〟アメリカの保護施設で、猫を相手に本を読み聞かせるボランティア活動をヒントに描かれたハッピーなお話絵本。🐈📖
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〝森の奥に、クマが棲んでいました。ある朝、クマは目を覚ますと、窓を開けました「ふっふっふ、いい天気!」 クマは深呼吸をすると、畑を耕し始めました。「何してるの?」と森の友達が質問しても「勝手だろ!」と、すげない返事ばかりでした…。暫くすると、畑には色とりどりの花が満開になり、クマは、みんなに花を届け出かけるのでした…〟勝手気ままなに生きるクマの、やさしい心根が描かれた絵本。🐻🌹💐
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〝ある処に、それは立派なたて髪と、遠くまで轟く勇ましい声をしたライオンがいました。その立派なたて髪を見たくて、ネコたちは毎日集まって来ました。そんなネコのためにライオンは、何かご馳走をしたくて、空を飛んで獲物を獲りに出かけていくのでした。「さすがライオンだ」 ネコたちは、やんやの喝采を浴びせまくりました…が、やがてライオンは、疲れが溜まってきて、ついには起き上がれなくなってしまうのでした…〟『100万回生きたねこ』の<佐野洋子>さんが、頑張り過ぎてしまうライオンのお話を、頑張っている人へ贈られた絵本。
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昔々、神様が森の動物たちを集めて言いました。「正月の一日の朝、御殿に来なさい。来たものから順に十二番まで、その年の大将にしてあげよう❢」…ある日、猫が鼠に尋ねました「鼠どん、神様の処へ行くのは、なん日だっけ?」 「えーっと、正月の二日だよ」 鼠はわざと一日遅らせて猫に教えました。…12種類の動物が、どのようにして決まったのか? 猫が入ってないのは何故か? そして猫が鼠を追っかけるのは何故?…。<いもとようこ>さんの絵と語りで楽しく学べる『十二支のはじまり』の日本昔話。
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大きな、大きな、木がありました。 大きな木には、大きな穴が開いていました。その穴の中に入って、ひと休みすると、みんな不思議な夢をみるのです…。遊び盛りの子ウサギが、ずぶ濡れになったキツネが、年老いたクマさんが、穴のなかで癒される夢をみて…。 ある日、悩めるひとりの青年が、旅の疲れを癒そうと穴の中で眠っていると、大きな木が囁きました 「わしも、小さな木だった頃は、はやく大きくなりたくて焦っとった。でも、大きくなるのは大変じゃった...強い風には、吹き飛ばされそうになる。雨が降れば、流されそうになる。↓
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2024/09/01 09:11

→やがて、わしは気づいた。大きな木になるには、しっかり根っこをはらなければならん、とな…」

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壊滅したベルリンの街、非ナチ化、難民、闇市、売春など戦争という狂気の救いなき惨状のなか、アメリカ人将校の殺害を闇に葬り去ろうとする謀略が暗躍する背景には、宇宙ロケットの開発研究に関わっていたドイツ人科学者らの争奪戦が絡む政治的陰謀が隠されていた!…。〝「人を殺しておいて、ぬくぬくと生きているやつはどうするんだ? もうたくさんなのか?」「なあ、人を殺しといて、ぬくぬくと生きてるなんて、別段珍しくもなんともない話じゃないか。 自分の周囲を見てみろよ。 とりわけここベルリンを。 そういう時代なんだよ!」〟↓
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2024/09/01 09:08

→…1945年8月、広島・長崎に原子爆弾投下、ソ連対日宣戦布告、ポツダム宣言受諾し日本は無条件降伏。 (原題「THE GOOD GERMAN」 模範的なドイツ人)

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1945年7月、戦前にCBS放送のベルリン駐在員だったアメリカ雑誌社の特派員<ジェイク・ガイスマ->は、戦勝国三巨頭によるポツダム会談の取材のため、廃墟と化したベルリンの街を訪れた。彼は、ソ連軍侵攻の前に別れた、ドイツ人数学者の人妻<レ-ナ・ブラント>を忘れらず、再会できる望みを捨てきれずにいた。だが、ポツダム会談の直前、アメリカ陸軍公安部の中尉の不可解な死に遭遇し、米ソの新たな戦争の発火点となりかねない殺人事件の調査にのめり込んでいくことに・・・。終戦直後の激動のベルリンを舞台に、歴史・謀略・↓
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2024/09/01 09:05

→諜報・ラブロマンスを融合させて描かれた、サスペンス長編小説。〝「戦争は終わったんです教授。 何かを引きずっていない人間なんていない」「違う、戦争のことじゃない。ここで何があったか?...グル-ネヴァルト駅、奴らはそこから列車を出発させた...貨車には何千人も詰め込まれていた。子どももいた。彼らが休暇旅行にでも出かけるように見えたとでも思うか? 私はこの目でしかと見た。我々はこの罪をどう償えばいいんだ。どうしてこんなことが起きてしまった? どうして奴らは、あんな真似ができたんだ⁉」〟

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読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/13(5423日経過)
記録初日
1966/03/01(21478日経過)
読んだ本
8607冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
1715654ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
4200件(投稿率48.8%)
本棚
21棚
性別
血液型
O型
自己紹介

風の吹くまま 気の向くまま CinemaとJazzバラ-ドに 酔い痴れながら 思いの丈を綴った読書遍歴・・・

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