老舗高級ホテルの派閥争いから他いろいろの要素が絡み合うドタバタ劇、主役はそうG。登場人物の名前からギャグですよって示してて、章タイトルの「Gエンド」に笑ってしまった。内容はまぁリアリティなく（同じ日に重要なイベント重なり過ぎじゃない？）、Gを●すことで自身を超えていく、という展開はわかるようなやっぱりわからない。一気に読んだ方が疾走感保ててよかったかも。よく出てくる「悍ましい」は読めるようになりました！

4～5pの短い物語と、その中に出てくるレシピが載っている短編集。連作ではないけど、たまにあの人かも？と予想もできて。やたらかつお節が出てくるな？と思ってたら、にんべんだしとのコラボなのかな。とても簡単にお出汁がとれるレシピを教えてもらえて、やってみる！がんばっている人がほっと出来るお話が多くて、疲れている時に読んでもよさそう。

老舗高級ホテルの派閥争いから他いろいろの要素が絡み合うドタバタ劇、主役はそうG。登場人物の名前からギャグですよって示してて、章タイトルの「Gエンド」に笑ってしまった。内容はまぁリアリティなく（同じ日に重要なイベント重なり過ぎじゃない？）、Gを●すことで自身を超えていく、という展開はわかるようなやっぱりわからない。一気に読んだ方が疾走感保ててよかったかも。よく出てくる「悍ましい」は読めるようになりました！

WOWOWで放送中のドラマがとても良くて原作も読みたくなった。ザ少女漫画という絵柄もかわいらしい。作者の方が「感情を1つ1つ丁寧に描きたい」と仰る通りに書かれているなぁと感じる。にしてもモテる男は性格も良い！

逃亡くそたわけの続編。花ちゃんとなごやん2人とも結婚して家庭をもち、お互い富山に住んでおり再会する。時はコロナ禍。病気持ちの彼女たちは不安が強まりながらも、全人類がそうという状況に少しほっとなったりもする。土地の細かい描写が心地よくて、なごやんは名古屋の人だから馴染みのある地名やスーパーの名前が出てきてちょっと嬉しくもなる。まともじゃなく、まっとう。そうやって続けていくしかないんだ、生活を、人生を。絲山さんの文章はクスっとなるお気に入りがいつも見つかる。「これはもう愚痴師と呼んでもいい（前後略）」