6日(土)バイクツーリングしてきた三方五湖(年縞博物館)。呟き忘れてたが、当地は梅の里だった。梅園を何度も目にした。梅干しなど、梅絡みの特産品を売る店も並ぶ。梅の花が咲く頃は観光客で賑わいそう。(画像は、水月湖。湖面を水鳥たちが。)
暗闇坂、茨城県でそう呼ばれている坂がありました。両側が竹林で昼間でも薄暗く、夕方はもう真っ暗闇。今ではグーグルストリートビューでも見られて、あんな小さな道に!と驚きでした。
itokakeさん 暗闇坂は、茨城県にもあるんですね。もしかしたら日本各地にあるのかもしれない。日本は平野であっても坂が多い。東京には蛇坂もあります。坂の町です。
訳者解題によると、「犬になりたい欲望を持った、犬好きではない作家」による犬の伝記。しかし、どう贔屓目に見ても、犬が描かれていない以前に、ウルフが犬になりたい欲望を持っているとも感じられない。それはそれとして虚心坦懐に読めば堅苦しくなく読める小説だと感じた。余談だが、この作品も含まれるルリユール叢書のラインアップがなかなか。
川端康成の『眠れる美女』などを折々脳裏に思い浮かべながら読んでいた。他にも(元?)AV女優の紗倉まな作「春、死なん」などもあるようで、いつかは読みたい。凄絶なガン闘病記の「われはうたえどもやぶれかぶれ」も傑作。オシッコが出ない病に苦しめられ翻弄される頑固な老作家の悪戦苦闘ぶりが、傍から見るものには哀れさを超えて滑稽ですらある。あんたが偏屈だから苦しまなくても済むはずの痛みを負ってるんじゃないの!と突っ込みたくなる。読むと苦しいが、結末は案外と明るい…。
医学の関連書、特に病気についての本を読むと(精神病の本でもだが)自分がどの病気にも当てはまる気がするのが億劫。というか、気にするとその病気になっちゃいそう。病は気から?
この冊子で、久方ぶりに「ミランコビッチ・サイクルと呼ばれる地球の公転軌道の離心率と自転軸の傾きと自転軸の歳差運動により、周期的に気候が変動することを研究したことで知られる。」のことを思い出す。年縞博物館では、ミランコビッチの本(本物)が展示されていた……慌てていて、素通りした。ミランコビッチについての日本語文献あるかな。 ミランコビッチの説は生前定説にはならなかったが、かの大陸移動説のウェゲナーが早い段階から支持していた。ドラマだ!
唐代中期の漢詩人(772年 - 846年)である「白居易の詩は中国国内のみならず、日本や朝鮮のような周辺諸国の人々にまで愛好され」た。白居易の詩文集である『白氏文集』は日本に伝来し(844年)、平安文学に多大な影響を与えた。紫式部しかり清少納言しかりである。特に、「紫式部は『源氏物語』「桐壺の巻」のほとんど全般にわたり、白居易の「長恨歌」から材を仰いでいることなどからも、当時の貴族社会に広く浸透していたことがうかがえる」という。
私は映画の方しか見ていないクチですけど,「彼女の手は彼の腕に通された」というのはかなり衝撃的です.映画のあの印象的な終わり方に対し,180度正反対の終わり方とさえ言いたくなります.へぇ,小説はそうなのですか・・・.
棕櫚木庵さん 我輩は映画は観た……が、悲しいかな印象的な終わりの場面は覚えてない。情けない。グリーンは「彼女の手は彼の腕に通された」のほうが情感(余韻)溢れると思ったのかもしれないけど、そこが大衆的作家たる所以なのでしょうか。映画……映画館で観たいな。
個人的な事情もあって、嗅覚には人一倍関心がある。けれど、正直、本書を読んで嗅覚への理解が深まったというより、一層混迷に嵌った。改めて確認すると、著者は、「認知科学者・哲学者。(中略)神経科学や感覚論における「嗅覚」の位置づけを研究している」方。そう、本書は哲学の書の色彩が強い。専門家はともかく、そうでないなら、読解力に自信のある人向けかも。
当時は東京在住で趣味と云えば、展覧会巡りくらいだったので、世田谷美術館も含め目にする機会があったのではと思えてくる。観たのか、観たが気付かなかったのか、すれ違いに終わったのか、当時マメに買い求めていた図録は手放してしまっただけにいまとなっては確かめようがない。いずれにしろ、記憶にないのだから、今になってウォリスに出会ったと思うべきなのだろう。
女の恋愛感情はいつまでという大岡越前守の問いに、越前の母親は黙って火鉢の灰をかき回したという話は有名だ(典拠は怪しいが)。瀬戸内寂聴などは、「爛」なる最新長篇小説で、「燃える女たちの波瀾に富んだ生と性を、九十一歳の著者が円熟の筆で鮮やかに描き出」してるとか。書くのは作家本人だし、性愛を卒業するのも本人次第だし、最近の作品は読んでいないのだが、折角なら生涯全身恋愛小説家を通すのも乙なものではないかと勝手ながら思う。というのも、本作品を傑作と感じたからである。
読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。生活のために仕事も。家事や庭仕事もなんとか。
読書は雑食系かな。でも、読めるのは月に十数冊なので、実際には幾つかのジャンルに限られてるみたい。
苦手なのは、専門書や法律、マニュアル本など。
小説やエッセイを書いたりしてます。
バイクでのミニツーリングを折々。
グルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、仕事や家事でなかなか実現しない。昨年(23年)末、薪ストーブ設置。庭木の枝葉を焚き火代わりに燃やしてます。薪はなくて柴だけなので、心底寒い時だけ。焔と共に柴の燃えてはぜる音が心地いい。
外部ブログも20年以上になりました:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/
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暗闇坂、茨城県でそう呼ばれている坂がありました。両側が竹林で昼間でも薄暗く、夕方はもう真っ暗闇。今ではグーグルストリートビューでも見られて、あんな小さな道に!と驚きでした。
itokakeさん 暗闇坂は、茨城県にもあるんですね。もしかしたら日本各地にあるのかもしれない。日本は平野であっても坂が多い。東京には蛇坂もあります。坂の町です。