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12月の読書メーターまとめ

やいっち
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12月のトップ感想・レビュー!

やいっち
ブコウスキーが亡くなったのは94年3月、73歳で。この日記風作品が書かれたのは、彼が70歳の頃か。日記の日付けは91年になっている。売れ出して貧乏生活から抜けたしたようだ。50歳を超えての売れっ子ぶりに戸惑い気味。人目を避けて、それとも頭を空っぽにするためにか、競馬に明け暮れる。出始めたパソコン(アップルか)との相性が良かったようでペンも進む(キーボードが快調)。
やいっち
2020/12/14 21:22

ハリウッド映画嫌いのブコウスキー。夜の街と糞ったれとか悪態をつくブコウスキー。競馬場が居場所のブコウスキー。競馬場の酒の飲める席で、男たちが競馬の話に夢中。傍で子供らが音声の煩いテレビを脇にはしゃいでいる。ブコウスキーは、テレビの音が煩くて音量を下げてほしいと思う。が、男たちは黒人。そんなことを云うと、人種差別主義者と誤解されそうで言えない。彼は黙ってテーブルを離れるのだった。そんなナイーブがブコウスキーと彼が尊敬するセリーヌとは違うところ。

やいっち
2020/12/14 21:23

随所にあるロバート・クラム( Robert Crumb 「Welcome to rcrumb.com - The Official Crumb Site」 )の挿画が本作品を味わい深いものにしている。名前は知らなくとも、何処かで目にしているはず。 https://www.pinterest.jp/kinamiseiji0485/robert-crumb/

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12月のトップつぶやき!

やいっち

富山城……郷土博物館でもある。堀には水鳥が泳ぎ回る。

富山城……郷土博物館でもある。堀には水鳥が泳ぎ回る。
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12月の感想・レビュー一覧
13

やいっち
なんと13年ぶりの再読だった。生き方も絵も素晴らしい。あたら実務的な能力が秀でていたばかりに藩の要職に。国を憂え海防を唱える。世に先んじての憂国の志だったが、生前は影響は与えなかったようだ。中心愛国のゆえに海防をと警世したが、本人は画に生きたかった。画への探求心は、同時代では類を見ない存在だと自負。牢の中でも絵筆を執る。画商が絵をせっせと売って回る。謹慎の身ではあってはならないこと。それが命取りとなった。絵が命。絵が命取り。いつか、崋山の絵を観に故地へ行きたいものだ。
kaho
2020/12/30 21:20

いい所ですよ、渥美ですよね。

やいっち
2020/12/30 21:23

近い? 崋山はずっと貧窮の日々。(注文で)絵を描いては売って生活の足しに。

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やいっち
彼は、『エル・エスペクタドール』紙の記者の経験がある。カストロとの親交も長く続いたり、政治への関心も深かった。但し、「自身は「小説家の任務は優れた小説を書くこと」として、政治の舞台には一度も上がっていない」ようである。だが、本書ではコロンビア大統領を始め、政治家や役人、軍隊、警察、ジャーナリスト、文化人、一般庶民など、それぞれに生き生きと描かれている。
やいっち
2020/12/28 10:01

事件の結末が意外過ぎる。何処か奇矯な 飛びすぎた神父の自首の呼びかけにエスコバルら犯人グループが応じるのだ。それまで、大統領や相当な覚悟の有能な人物らの投降や自首への交渉に応じて来なかったのに。エスコバルは、交渉相手の体には電波発信器が埋め込まれていて、必ず位置の特定に繋がるという 強烈な思い込みがあったと著者は書いている。では、神父は? コロンビア人の神父への絶大な信頼感? 神父の祈りの異常なまでの飛びっぷり? あるいは、ギリギリまで追い詰められていた 絶妙なタイミングが<解決>に繋がったのか。

やいっち
2020/12/28 18:15

骨太且つ繊細。

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やいっち
漱石は、「坊っちゃん」など印象的な作品はあるが、ストーリーテラーという印象は薄い。「彼岸過迄」は世評は低いか。修善寺の大患からの回復期で、期待に応えねばと漱石はかなりのプレッシャーがあったようだ。数編の短編を組み合わせて複合的に人物を描こうとする、そんな工夫を凝らしたり。その努力が実ったかどうか、危ういところだ。が、本巻を読んで感じたのは、併載されている講演集との(ある意味での)類似性。
やいっち
2021/01/04 19:06

朝日新聞の社員だった頃に。

Ayumi Katayama
2021/01/04 19:53

知らなかった。読んでみたいですね。

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やいっち
読了しての感想だが、なかなかまとまらない。まず、内容案内で示される語り手の設定だが、「地上から人が消え、最後の一人として生き残ったケイト」とある。それがまず真に受けていいのか分からない。語り手は自分でも幾度となく、”正気“を失っている(out of mind)”と認めている。ウィトゲンシュタインの愛人。語り手は、同性愛の彼に愛人はいないと断言するが、同性愛だって(同性の)愛人が居たっておかしくない。あるいは、小学校の教師だったことのある彼は子供に性的な悪さはしなかったのかどうか。ま、本筋ではないのだが。
やいっち
2020/12/24 20:56

彼女は、数多くの哲学者文学者画家と共にスピノザの名も折々挙げるが、むしろ、ライプニッツの窓のない「モナド」をこそ言及してほしかった。窓はない。が、モナドには予定調和の夢もあるからだ。窓はなくとも、蟻の這いまわる余地はある。現にウイルスは抜け道が無数にあると教えてくれている。そこが我々が生きる世界の怖いところであり、凄いところだと思う。

やいっち
2020/12/25 01:14

昨日のブログでも感想めいたことを書いている: http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/2020/12/post-882d6d.html

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やいっち
28年前刊の本。つい先日、古書店で発見し即ゲット。初めから古いことは分かって入手。それでも買ったのは最近のサイエンス本でも本書が時に参照されることがあることもあるが、非常に分かりやすい記述に惹かれた。
やいっち
2020/12/22 21:03

ダークマターが問題になって間もない頃であり、,ニュートリノがその候補に挙がり、盛んに研究され、間もなく、スーパーストリング理論で、ジョン・シュワルツやマイク・グリーンらによる画期的な理論が登場して超弦理論が脚光を浴び、物理学での一番の話題になっていた頃。同時に超えられない難点に期待が凋みそうになった頃でもある。古いと言っても、門外漢の吾輩は素人にも分かりやすい、それ以上に(訳者が苦労するほどに)文学的でもある記述を楽しませてもらった。

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やいっち
書店で「「宇宙の音楽」を聴く」という表題に目が奪われ、内容を確かめることなく手にした。古代ギリシャなど西欧の音楽に限らない歴史を辿る。「宇宙の音楽」はピタゴラスなど、近代に至るまで意識されていたが、やがて地上の音楽に偏していくことで、背景に退いていった。楽譜(記譜)の精緻化を通じ、音楽は科学に似た通俗化を得た。記譜されない音楽は廃れる一方、西欧(特にクラシック)中心の音楽が普遍化していった。
やいっち
2020/12/21 21:48

著者は、指揮に際し、楽譜を徹底分析し、それぞれの演奏者に細かな指示を事前に提供し、全体での演奏の場で最短の時間で合理的に指揮者の目指す音楽を作りだす。が、詐欺に遭ったことを契機に頭ごなしの合奏法に限界を覚える。それは人生の転機でもあった。もっと奏者一人一人の発想を大事にする音楽。やがて生き方自体の変貌を迫られる。そのヒントをインドなど東洋の音楽や宗教に得ようとする。

やいっち
2020/12/21 21:48

一旦は封印されていた「宇宙の音楽」に際会する。残念ながら、肝心の「宇宙の音楽」の探求自体の成果は見えなかった。なので、誤解だとしても、海外などでビジネスに成功した体験記という印象に留まってしまった。ちょっと残念である。

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やいっち
デモクリトスや特にエピクロスの影響を受けた彼は、全ての根源に原子を想定し、一切を原子に基づく因果関係で捉え、彼なりの自然観を叙事詩の形で表現した。彼のスポンサーらしき人物への語りかけの形式をとりつつ、一般への啓蒙書として書かれたようだ。とはいっても、我輩の常識からしても、地震についても雷鳴、火山(噴火)、病気(疫病)、魂、精神と肉体など、自然現象や精神や肉体について荒唐無稽な説明が展開されて、理解は及ばなかった。
やいっち
2020/12/15 21:12

ただ、徹底して因果関係で捉え、考え尽くす姿勢は、現代の自然科学の本が早晩 専門書の文献目録に辛うじて残るかどうかだろうが、本書は今後も何世紀に渡って読み継がれるに違いない。三度目の再読となったが、じっくりゆっくり読んでよかった。

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やいっち
ブコウスキーが亡くなったのは94年3月、73歳で。この日記風作品が書かれたのは、彼が70歳の頃か。日記の日付けは91年になっている。売れ出して貧乏生活から抜けたしたようだ。50歳を超えての売れっ子ぶりに戸惑い気味。人目を避けて、それとも頭を空っぽにするためにか、競馬に明け暮れる。出始めたパソコン(アップルか)との相性が良かったようでペンも進む(キーボードが快調)。
やいっち
2020/12/14 21:22

ハリウッド映画嫌いのブコウスキー。夜の街と糞ったれとか悪態をつくブコウスキー。競馬場が居場所のブコウスキー。競馬場の酒の飲める席で、男たちが競馬の話に夢中。傍で子供らが音声の煩いテレビを脇にはしゃいでいる。ブコウスキーは、テレビの音が煩くて音量を下げてほしいと思う。が、男たちは黒人。そんなことを云うと、人種差別主義者と誤解されそうで言えない。彼は黙ってテーブルを離れるのだった。そんなナイーブがブコウスキーと彼が尊敬するセリーヌとは違うところ。

やいっち
2020/12/14 21:23

随所にあるロバート・クラム( Robert Crumb 「Welcome to rcrumb.com - The Official Crumb Site」 )の挿画が本作品を味わい深いものにしている。名前は知らなくとも、何処かで目にしているはず。 https://www.pinterest.jp/kinamiseiji0485/robert-crumb/

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やいっち
著者の「専門は、巨大ウイルス学、生物教育学、分子生物学、細胞進化学」。多数の著書があるが、『巨大ウイルスと第4のドメイン』や『生物はウイルスが進化させた』などを読んできた。巨大ウイルスが描く細胞像というのが、本書の特色だろう。本書は本年の9月末に書かれたという。まさにコロナ禍の真っただ中。
やいっち
2020/12/10 21:31

細胞は生物の最小単位というのが従前の生物学におけるセントラルドグマ。が、本書を読んで感じるのは、細胞というのは、ウイルスが感染し、増殖する場としての最小単位なのではないかという疑義。この世界の主役は昔も今も、変わらずウイルスだったのではないか。「ウイルスを無視して細胞を語ることができないのであれば、ウイルスを無視した生物学もあり得ない。細胞はまさに、ウイルスのために存在する」という本書の結語が重い。

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やいっち
「門」については、谷崎や田山らの評価と批判はあっても、当時としては群を抜いた作品だろう。  続いて「思い出す事など」を読んできた。漱石の闘病(病牀)日記……記録。何度も死の淵に。医者からも見放されたことも。端からは意識を失なって危篤状態と診なされ、医者が付き添う人にもう危ういと発言。なんと漱石は意識朦朧ではあったが、意識を失なってはおらず、医者の不用意な発言に内心憮然としていた。医者としては軽率だな。
やいっち
2020/12/08 20:19

死の淵にあって、幽霊などこれまで関心の外だったスピリチュアルな領域にも、弱気になった漱石は興味を抱いたり。すぐに気を取り直すのはさすが漱石だが。本巻所収の「変な音」は「思い出す事など」に続くようなエッセイで、味がある。早速、『角川書店版 夏目漱石全集〈9〉』へ。とにかく、つくづく漱石は読みごたえがあると感じるばかりである。

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やいっち
2011年に訳本が刊行。原書は2009年刊。やや古いか。本書が書かれたころには既に複雑系フィーバー(?)は終わっていたという声もある。観方を変えれば、研究が熟成の時代に入ったとも言えるか。
やいっち
2020/12/06 21:02

ノーバート・ウィナーのサイバネティクス、アンリ・ポアンカレらのカオス理論、ルネ・トムによるカタストロフィー理論、スタニスワフ・ウラムとジョン・フォン・ノイマンが発見したセル・オートマトン力学(計算)理論、イリヤ・プリゴジンによる自己組織化理論(散逸構造論)、ウンベルト・マトゥラーナとフランシスコ・バレーラらによるオートポイエーシス…などなど。

やいっち
2020/12/06 21:02

ミッチェル・ワールドロップやスチュアート・カウフマンさらに本書の著者であるメラニー・ミッチェルら(日本では、佐々木正人ほかによるアフォーダンス)による複雑系は、「いくつかの異なる流れをたどったものが統合的に整理されて形を成したもの」とも云えそう。本書でもガイドツアーの名の如く、その大半が触れられている。可能性は大だが、風呂敷を広げすぎているという批判もある。上記したように本書(原書は10年以上も前の本。その後の展開が気になる。

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やいっち
「残虐きわまる拷問、戦慄が走る刑罰。足枷、水責め、緋文字、猿轡など、およそ考えつくかぎりの身体刑が席巻した暗黒の中世ヨーロッパと新大陸の世界を、多数のエピソードと社会的背景の考察に、近代の刑罰学との比較もまじえて照射する」というが、かなり手抜きした本に感じられる。著者紹介なし、訳者紹介なし。索引や解説もなし。訳書は1995年に出たが、あるいは他社で出された古い本の焼き直しかとすら邪推したくなる。我輩のような低俗下世話な奴向けの、興味本位の本なのか?
やいっち
2020/12/04 20:47

口やかましい女性は、水責めの刑罰だって。現代であれば、香港の周庭さんのように、権利を主張する目覚めた女性は、嘗ては煙たがられて水責めにされたんだろうな。男性に都合のいい社会。権威に逆らわない奴が善き人とされる社会。無論、女性だけが責められたわけではないが、女性の口うるささがしばしば書かれている。よほど、つつましくない女性は嫌われていたのだろう、闇黒の社会。

やいっち
2020/12/04 20:49

こういったテーマの本はいろいろ出ているはず。敢えて本書を読む意味はあるとは思えない。それなりに載っている刑罰の様子を描いたと思われる銅版画(?)を眺めつつ妄想すれば、少しは暇つぶしになるかどうか。

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やいっち
自説である大陸移動説に自信を持ちつつも、反対もあって次第に追い詰められていく中、少しでも傍証を得ようと懸命な姿が垣間見られて感動というか、悲壮感すら感じた。  なんと彼が亡くなって半世紀ほど過ぎて、劇的な復活を遂げたのである。
Ayumi Katayama
2020/12/19 15:31

これは、ウェゲナー自身の著作なんですね。ブルーバックス、やるじゃん。私も読んでみたい。その時は解説から、ですね。

やいっち
2020/12/19 15:47

解説からが正解だったようです。我輩は、まともに冒頭から読んで、叙述の細かさにやや辟易の感も。懸命に自説の傍証を得ようとするウェゲナーの孤軍奮闘ぶりが痛々しい。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/04(2151日経過)
記録初日
2005/03/10(5797日経過)
読んだ本
849冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
307469ページ(1日平均53ページ)
感想・レビュー
790件(投稿率93.1%)
本棚
10棚
性別
年齢
66歳
現住所
富山県
外部サイト
URL/ブログ
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
自己紹介

読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。
読書範囲は、哲学や文学から物理学や天文学、生物学、古代史、考古学、絵画や音楽と幅広く。
苦手なのは、法律やマニュアル本など。
自分で小説やエッセイを書いたりしてます。
旅行やグルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、こっちはなかなか実現しない。

外部ブログも15年以上になります:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/


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