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7月の読書メーターまとめ

やいっち
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7月のトップ感想・レビュー!

やいっち
訳者の村上春樹氏は、「これまでの人生で巡り会ったもっとも重要な本を三冊あげろ」と言われたら、この『グレート・ギャツビー』と、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』、レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』であるという。『カラマーゾフの兄弟』などはともかく、本作『グレート・ギャツビー』については、最後まで読んでも、腑に落ちないままだった。村上氏によると、原書(英語)でないと、その深いニュアンスは伝わらないかもしれない、自分として懸命に翻訳の形で伝えようとしたというが、私にはダメだった。残念。
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7月のトップつぶやき!

やいっち

今夕も庭仕事。ようやく、農作業小屋に仮置きしていた枝葉の山を片付けた。ただ、庭の奥には倍する枝葉が片付けを待っている。それが片付いたら、庭木のメンテに取り掛かれる。画像は、今日の収穫。一昨日、採りきったのに、もうこれだけ。みんな、あげちゃった。

今夕も庭仕事。ようやく、農作業小屋に仮置きしていた枝葉の山を片付けた。ただ、庭の奥には倍する枝葉が片付けを待っている。それが片付いたら、庭木のメンテに取り掛かれる。画像は、今日の収穫。一昨日、採りきったのに、もうこれだけ。みんな、あげちゃった。
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7月の感想・レビュー一覧
13

やいっち
同じ写実絵画といっても、作品の世界は作家によってずいぶん違う。惚れ惚れする作品が幾つも。逆に上手いとは思うけど、感心できない作品も。女性を描いた写実画もいいけど、静物画や風景画も素晴らしい。中には素晴らしい風景画があった。実物、観たい。  近年は、NHKでも写実絵画の特集をするようになった。この美術界における写実画への傾斜は何を象徴しているのか?  技術と根気と研究心と対象への愛情があれば、素敵な女性のヌードを何ヵ月も費やして描くって、楽しいだろうなー。風景でもいいんだけど。
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やいっち
著者はネアンデルタール人の専門家。研究データを幅広く渉猟し、安易な図式的理解に走らない姿勢が好感を持てる。その分、結論めいた見解を求めたがる史郎にはもどかしいが、実際、分からないことも多いのだろう。なんといっても、いくら遺伝子解析が力を持ってきたとはいえ、最後は遺跡の発掘がものを云うのだ。著者は適切な時に適切な場所にいる事こそが進化の切っ掛けになり、逆に適切過ぎると今度は環境変化等々に対応できず滅びていくこともある。我々は、むしろたまたま生き残ったに過ぎないのかもしれないと語る。
やいっち
2018/07/30 02:41

Ayumi Katayamaさん まさに、現生人類はネアンデルタール人やデニソワ人などと同時代を生きた時間が想像以上に長かった。その中で、現生人類が生き延びたのは、優秀だからということより、たまたまという可能性のほうが高いようです。少なくとも必然性は見いだせていない。

Ayumi Katayama
2018/07/30 18:33

ラッキーだったんですね🎵 ネアンデルタール人が残っていれば、、、面白かったでしょうね。

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やいっち
読み始めの頃、「あちこち懐かしい地名が出てきて、読む手が止まってばかり。どの地名も、彼が在住した頃は村だった。当たり前か。東京って、何処を歩いても、作家などが息づいていた。文化や伝統の厚み。ただ、多くの若い人はそんなことには無頓着。我輩にしたって、東京を離れて、東京を懐かしみ、いろいろ知って、驚く始末」などと書いていた。井伏と太宰らとの関りがあれこれ書いてあって、なかなか興味深い。太宰が懸命に文学(による高名なること)に執心する一方、井伏の(よそ目には)余裕しゃくしゃくたる生き方や人間性が際立つ。
ぶどうの房
2018/07/27 22:37

やいっちさんのブログですか!?ざっとしかまだ見ていないのですが、これって感想というより創作ですよね。す、凄い…!『黒い雨』を読んだあとに読んでみたいです。明日仕事がないので、ちゃんと読みます!

やいっち
2018/07/28 12:47

ぶどうの房さん 下手な感想を書くより、作品を読んでのやや妄想的世界を描いてみました。ま、気が向いたらどうぞ。

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やいっち
昔、単行本で読んだはずだけど、好きなテーマの本なので、改めて手にした。  そういえば、つい先日読んだ、マーカス・デュ・ソートイ著の『知の果てへの旅』(冨永星/訳 新潮クレスト・ブックス)も同じテーマを数学者の立場で扱っていた。ソートイの本は、数式も少なく一般の平均的な読者も付いていきやすい。  一方、マルコム・E.ラインズの本は、数式に弱い吾輩にはクラクラする記述も多い。というか、ほとんど右の耳から左の耳を通過することもしばしば。
やいっち
2018/07/20 21:36

それでも、主旨は明瞭で、話題も、物理の話題が幅広く、数学や物理の歴史的経過を踏まえた理解が望める。  理解できたかどうかは危ういが、読後感は充実している。

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やいっち
筆者は、輪姦され、やっとの思いで逃げ出してきた。  ひたすらレイプ犯への恨みと、いつか奴らを殺してやるとの思いで辛うじて生きぬいてきた。  人生が捻じ曲げられた彼女。何が悲しいって、やっと逃げてきた彼女を父親も母親も、ただただ責めるだけってこと。だから、病院へも行かないし、警察へも訴えない。親が許さないことを知っているから。家庭も学校も何処にも逃げ場がないのだ。
やいっち
2018/07/19 21:43

そんな彼女だからこそ、ヤクザや買春野郎たちとの出会いを重ねる。  女の乳や尻や穴に固執する男たち。ひたすら嫌悪と軽蔑の念で男たちの欲望を処理する。彼女は常に男の振る舞いや性癖を冷静に観察している。  そんな中、買春野郎との交情と、やがての結婚を通じて、性の喜びを知る。そんなはずはない……のに、深みに嵌っていく彼女。それでも、レイプ野郎たちを許したわけではないし、輪姦の苦しみを忘れたわけではない。  

やいっち
2018/07/19 21:43

本書での彼女の特徴は、彼女がやがて介護(看護)への関心を深めていくことだ。障碍者であっても、性的欲望は健常者と同じようにあることを知る。対処する。男女の性のドロドロを知り尽くした彼女だからこその人間への洞察。  著者は、こんな悲惨な体験がなければごく普通の人生を送っていたのかもしれない。  精神科医の和田秀樹氏が解説を担っている。トラウマを含めた被害者感情について、非常に参考になる。本書を元に映画も撮るとか。

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やいっち
何十年来、一度は読まないとと思いつつ、内容の重さを思って、手が出なかった作品。  読みながら、憤怒の涙を何度も。こんなことがあっていいのか、と。  ところが、解説を読んでびっくり。ドキュメントとは言わないまでも、患者や家族らへのインタビュー、ルポを元にしての文学性高き書なのだと思い込んでいたからだ。読み終わるまで。でも、内容のほとんどは作者による創作なのだとか。  となると、詩人の資質のある作家による文学作品なのだ。
やいっち
2018/07/17 21:24

ネットで関連情報を検索していたら、以下の記事が上位に:「なぜ水俣病患者は「チッソを許す」と言い始めたか〜皇后美智子と石牟礼道子のものがたり(山折哲雄,高山文彦) 現代ビジネス 講談社」 一読、非常に興味深い記事である。けれど、違和感も覚えた。水俣病患者が「チッソを許す」と言ったというが、患者すべてが許すと言ったわけではないだろう。苦悶の果てに亡くなった当人や、その遺族はどう思っているんだろう。  

やいっち
2018/07/17 21:24

死んだ者は何も言えないのだ。  というより、皇族にチッソ企業の関係者がいるのでは、タブーもあるし、口を堅く閉じるしかないのではないか。

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やいっち
カフカ的不条理とは、かなり位相を異にしているも、一人の非力なものたる人間には、何処をどうやっても鵺のような、取っ掛かりのあるようでない町では途方に暮れるばかり。全貌を理解するなど、土台人間にはできっこないことなのだ。その不透明さは、ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』を想わせるようでもある。
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やいっち
一度は愛した人、己のものにした彼女。失って初めて気づく、愛おしさと、身近だったころには自覚しきれなかった鬱陶しさ。その人の謎を探ろうとすると、彼女について全く予想外の<真の姿>が垣間見える。が、見えてきた姿が真相だったという保証など、何処にもない。現実は一つしかない。真実だって一つしかありえない。 ただし、では我々がその過去の真相をこれと確定できるかというと、そんな保証などどこにもない。
やいっち
2018/07/12 22:01

自分の知り得ぬ過去のある時点を証言する人が、さぞこれが本当だったんだよと、その詳細を語ってくれたって、今度はではその彼(彼女)を信じていいのか、何を以て裏付けるのか……。  羅生門的状況は、常にある。どんな単純な過去の場面でも、その場を行き過ぎた誰彼には他人には窺い知れない悩みや喜びを抱えていたりする。ただ、他人の横顔にそこまでの胸中を読み取れないだけのことなのだ。  一体、過去には何が本当にあったのか。いや、そもそも本当の過去って? 真実なんて、玉ネギの皮むきのようなもの?

やいっち
2018/07/12 22:02

そうして、それでも何かを見極め知り尽くしたいという切望の念がある種の人びとを文学や音楽や芸術へと向かわせるのだ。  本巻でいよいよ作家プルーストのデビューの場面に遭遇する。なんだか、ミーハーレベルでわくわくする。

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やいっち
本書について、下手な感想を書くのも僭越というか、難しい。  ただ、本書の末尾に載っている、ブラジルの作家カルロス・ドルモン・デ・アンドラーデの詩をここに再掲しておく。栗色のアネモネは何を暗喩しているかは言うまでもないだろう:
やいっち
2018/07/10 21:58

あなたの荒れた庭に咲く、栗色のアネモネ  情熱的な手を休める。よく気をつけなくては。  どの花びらも、どの花弁も、ゆっくりと愛撫しよう、  この世のものとは思えないものを。そしてよく見なくては、  口で味わう前に、心の中で味わうように、  愛すべき、何もかもが尊い、このみずみずしき花を。

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やいっち
恥ずかしながら、本書を読んで初めて、清少納言の『枕草子』の意義やすばらしさを教えられた気がする。  これまでは、古典だからとにかく読んでおこうという程度。尖がった才能や美的センス、などなどは感じても、それほどまで感心できなかった。  清少納言の男気や、どん底に追い詰められた、そんな逆境で書き始めたってことに尊敬の念さえ(今更だけど)覚えてしまった。
やいっち
2018/07/11 00:04

Sakiさん 詳しいですね。天皇の歴史を辿る本では載っているでしょうね。吾輩には不勉強で語るべきことはないです。

Saki
2018/07/11 07:13

あ、いえ!すっかり熱く語ってしまい、すみませんでした~(>_<)

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やいっち
ボリス・ヴィアンの名は、戦後フランスの混乱期に登場し活躍した、サルトル、ジュネ、ブランショ、アルトー、エルンスト、フックス、、ツァラ、ジャコメッティ、コクトー、バタイユ、ジュリエット・グレコ、デュシャン、マン・レイ、デュビュッフェ、エーコ、さらに戦中に活躍したセリーヌらも含め、彼らの活躍をたどる中で折々は目にしてきた(ここに名前を挙げた人物の一部については、本ブログでも採り上げたことがある)。
Ayumi Katayama
2018/07/07 18:55

ああ、ごめんなさい。ちょっと読み違えてしまいました。

やいっち
2018/07/07 20:37

すみません。紛らわしかったかも。

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やいっち
著者は数学者。素人の目には、物理学と数学は似ているように思われがちだが、数学者の認識からは全く別物。物理学の世界は、どんな理論も、何かの新たな発見や着想から、その理論やビジョンが根底から変わる可能性が常にある。多くは、ニュートンの重力論がアインシュタインの相対性理論の一部として包摂されるのみがが、往々にして過去の理論は捨て去られ、新たな展望へと移行する。
やいっち
2018/07/04 21:20

一方、数学は、一旦、数式や証明などが確定したなら、多少大げさに言えば未来永劫変わらないし、せいぜいより広い数学の理論体系の世界の一部にはめ込まれるのみ。  一旦、証明されたなら、地球上だろうが、宇宙の果てでも通用する。  物理の理論は、場合によっては別の宇宙では定数どころか、数式の形も変わる可能性があるのとは大違い。

やいっち
2018/07/04 21:20

そんな数学の万能性を知悉する数学者であるマーカス・デュ・ソートイが、宇宙や時間や意識、さらには数学さえも知の果てを探り展望しようとした。  さすが、欧米の学者らしく、ギリシャやエジプトの昔からの偉人らの認識にも目配りしつつ、数学や物理の探求をたどっていく。  知の限界はあるのか。あるのかもしれない。それでも、科学の世界の新しい章、頁を捲るべく探求をつづける。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
訳者の村上春樹氏は、「これまでの人生で巡り会ったもっとも重要な本を三冊あげろ」と言われたら、この『グレート・ギャツビー』と、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』、レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』であるという。『カラマーゾフの兄弟』などはともかく、本作『グレート・ギャツビー』については、最後まで読んでも、腑に落ちないままだった。村上氏によると、原書(英語)でないと、その深いニュアンスは伝わらないかもしれない、自分として懸命に翻訳の形で伝えようとしたというが、私にはダメだった。残念。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/04(1265日経過)
記録初日
2008/07/02(3701日経過)
読んだ本
429冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
160448ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
369件(投稿率86.0%)
本棚
10棚
性別
現住所
富山県
外部サイト
URL/ブログ
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/ 
自己紹介

読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。
読書範囲は、哲学や文学から物理学や天文学、生物学、古代史、考古学、絵画や音楽と幅広く。
苦手なのは、法律やマニュアル本など。
自分で小説やエッセイを書いたりしてます。
旅行やグルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、こっちはなかなか実現しない。

外部ブログも10年以上になります:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/


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