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2022年11月の読書メーターまとめ

やいっち
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感想・レビュー
14
ナイス
6378ナイス

2022年11月に読んだ本
14

2022年11月のお気に入り登録
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2022年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やいっち
「島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。」というもので、遠藤周作が17世紀の日本の史実・歴史文書に基づいて創作した歴史小説である。
Johnnycake
2022/11/02 06:23

この作品には色々思い出があるのですが、数年前のマーティン・スコセッシの映画は公開時に劇場で観ました。70年代の映画は未鑑賞です。大半が「キチジローが嫌い・受け入れられない」としていたアメリカの学生達の反応がヴェトナム戦争以降変化したという論文が面白かったです。

やいっち
2022/11/02 13:38

Johnnycakeさん 確かに本作ではキチジローが(演出次第では)狂言まわし的存在ですね。嫌われ軽蔑されるように上手く演技したら、ドラマ性が高まりそう。作家もその辺り意図してるのかな。

が「ナイス!」と言っています。

2022年11月にナイスが最も多かったつぶやき

やいっち

やったー!

やいっち
2022/11/24 00:12

ドイツに逆転勝利!

が「ナイス!」と言っています。

2022年11月の感想・レビュー一覧
14

やいっち
「『その女アレックス』のカミーユ警部が、ファンの熱い声に応えて、富豪刑事ルイ、巨漢の上司ル・グエン、猫のドゥドゥーシュらとともに一度だけの帰還を果たす。『その女アレックス』と『傷だらけのカミーユ』のあいだに挟まる「カミーユ警部シリーズ」第2.5作。」というもの。スピンアウト的?
やいっち
2022/12/01 02:31

変態母子。実際にいるんだろうなー。

やいっち
2022/12/01 02:32

ジェナ@🗿私は輝かない星だから大きな岩さんの感想が的確。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「あの日二五歳だった私はいま、三三歳になった――。事件、そして声をあげて、「それから」の日々を綴った待望のエッセイ集。突然、心の奥底で解除された感情。繊細でしなやかな友情。家族との時間。生まれていったつながり……日本の#MeTooを切りひらいた著者が、「ただの自分」の声を見つけるまで。」(本書カバーより)という本。
yomineko@猫と共に生きる
2022/12/01 07:59

おはようございます😊厚労省もですね!

やいっち
2022/12/01 14:04

そうそう厚労省も、ですね。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
活発な言論活動を続けているジャーナリストの望月 衣塑子。「アメリカのニューヨーク・タイムズ紙の記事によると、官邸会見で望月の質問が報道室長によってしばしば妨害されたり打ち切られたりすると紹介したうえで、「会見で政治家へ鋭い質問をぶつける」という多くの国で記者が当然の仕事として行っていることが日本では当たり前ではないために、逆説的に望月が著名人になっている、と皮肉を込めて報じた」(Wikipedia参照)など、目立つだけに賛否交々なのは当然か。
やいっち
2022/11/30 06:19

既述したが、スリランカ難民で入管に強制的に拘束されていたウィシュマさんのケース。テレビでは伝えない詳細な記述に衝撃。入管職員の残虐無道な仕打ちには怒りで怒髪衝天。彼女は入管の職員に、つまりは日本国家に、ひいては座視する日本国民に惨殺されたのだ。

やいっち
2022/11/30 06:19

読むべき本の一冊として紹介しておく。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
三度目なのだが、今回は通読するのがこれが最後だろうと、二週間を費やした。 「物質的想像力の概念を導入して詩論の新しい地平を切りひらいてきたバシュラール」の世界をゆっくりじっくり味わった。235個に渡る原注訳注も余さず。訳者によるあとがき等も目を通した。
やいっち
2022/11/25 02:54

高校時代の終わりだったか、J・M・G・ル・クレジオの『物質的恍惚』を読んだことがあった。小生には何が書いてあるか、さっぱり分からなかった。  もしかしたら、このタイトルに魅了されていただけなのかもしれない。どんな詩よりも小生を詩的に啓発し瞑想を誘発してくれた。

やいっち
2022/11/25 02:54

その本の中に、「すべてはリズムである。美を理解すること、それは自分固有のリズムを自然のリズムと一致させるのに成功することである」という一節がある。小生は、断固、誤読したものだ。美とは死であり、自分固有のリズムを自然のリズムに一致させるには、そも、死しかありえないではないか、と。  不毛と無意味との塊。それが我が人生なのだとしたら、消尽と蕩尽以外にこの世に何があるだろうか。  そんなささやかな空想に一時期でも耽らせてくれたバタイユに感謝なのである。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
23日読了した。書店で見出し、即手にした。正直、中を捲ることなく。加藤陽子の素養を知りたくて。中身は違った。彼女の専門分野である日本近現代史に軸を置いた文献を扱っている。大半が吾輩には今後も手にしえない書かもしれない。
やいっち
2022/11/25 02:48

ただ、数年前に読んだことのある大西巨人著の大作『神聖喜劇』の書評は、本書の性格を再認識させてもらった。他、勉強になることばかり。

やいっち
2022/11/25 02:49

目次だけ示しておく: Ⅰ 国家 国家の役割~個人のために国家は何をなすべきか Ⅱ 天皇 天皇という「孤独」~戦後史からひもとく天皇の役割 Ⅲ 戦争 戦争の教訓~人は過去から何を学び取ったのか Ⅳ 歴史 歴史を読む~不透明な時代を生き抜くヒントを探す Ⅴ 人物と文化 作品に宿る魂~創作者たちが遺した足跡をたどる

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
21日に読了。少なくとも2016年1月以来の再読。中国やアジアの古今を、つまりは足元を見るべし。本書に限らず、加藤陽子の本や、倉沢 愛子著の『増補 女が学者になるとき: インドネシア研究奮闘記』 (岩波現代文庫 )を読み始めたのも、その一環である。
やいっち
2022/11/25 02:47

アメリカ追随というか従属して恥じない日本。ウクライナ情勢について大本営発表のような報道をどのマスコミも当たり前な風にやっている。これは危ない。戦争で一方だけが悪かったという事例があるのかどうか知らない。が、ウクライナ侵攻にはロシアなりの言い分があるはず。アメリカやEU側、その走狗であるウクライナ大統領の言い分ばかり垂れ流して、軍事予算を今の倍にしようと企んでいる。

やいっち
2022/11/25 02:47

アメリカの都合以外に何があるのか。中国を敵視して日本に何のメリットがあるのか。別にロシアに味方するということではなく、もっと視野を広めるべしと思う。中国については、15年戦争を知る世代が少なくなり、戦争の悲惨の現実を伝える人も消えつつある。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
書店で発見即入手。彼の本なら間違いないし。ミチオ・カクの本は、『アインシュタインを超える』以来、『サイエンス・インポッシブル』など、これまでも数冊は読んできた。吾輩のように数式に弱い人間にも分かるように(分かった気にさせてくれるように)平明に、それでいて基本は踏まえて語ってくれる。本書もその典型のような本。
やいっち
2022/11/21 02:22

著者は:「ニューヨーク市立大学理論物理学教授。ハーヴァード大学卒業後、カリフォルニア大学バークリー校で博士号取得。「ひもの場の理論」の創始者の一人。(中略)『フューチャー・オブ・マインド(The Future of the Mind)』 は『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー1 位に輝く。BBC やディスカバリー・チャンネルなど数々のテレビ科学番組に出演するほか、全米ラジオ科学番組の司会者も務める。最新の科学を一般読者や視聴者にわかりやすく情熱的に伝える著者の力量は高く評価されている。」

やいっち
2022/11/21 02:22

翻訳家の斉藤 隆央もニック・レーン『生命、エネルギー、進化』などで吾輩にも馴染みの方。  本書を契機にひも理論、万物の理論、究極の理論の探究というブラックホールに嵌ってみる?

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「2019年4月、ブラックホールの存在が初めて画像で直接証明された。「いくら見つめても足りない。素晴らしく新しいが、なぜか懐かしい」プロジェクト実現のため、世界中の電波望遠鏡のネットワーク作りに奔走した研究者が語る、壮大なサイエンスノンフィクション。」
sheemer
2022/11/16 14:35

これ、世界同時プレスリリースが行われ、みていました。相当に互いに気を使っているな、と感じました。さらに精緻な画像になることを期待しています。

やいっち
2022/11/16 17:48

sheemerさん 世界の科学者らの長年の努力と協力の成果です。今後も研究は続きますね。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
【統一協会との絡み(?)もあって手にした】読書メーターの某氏の読後感想で、犯人が今話題の韓国系宗教団体との関係が疑われるという、ある意味で時宜を得た本なのではと感じ、過日の久々の書店での物色にこの一冊を急遽加えた。
雨季💘なきうさ
2023/08/21 17:22

いまの日本は、国民に目隠しをしている。これじゃまるで、北朝鮮や

雨季💘なきうさ
2023/08/21 17:22

中国と変わらないです❗

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「直観像と共感覚をもつその男は,忘却を知らなかった.電話番号を舌で感じ,コトバの音から対象の意味を理解する.想像によって手の体温を変える.直観像を利用して課題を鮮やかに解決する一方で,抽象的な文や詩の理解はひどく困難.特異に発達した記憶力は,男の内面世界や他者との関わりに何をもたらしたのか」といった内容。
やいっち
2022/11/11 02:30

ランボーに共感覚や尋常ならぬ直観力があったかどうかは分からないが、本書での被検者はその域を遥かに超えている。本書は詩的センスのある人が読んだなら、凡人の吾輩には思いもよらないどんな感想を抱くか聞いてみたいものだ。

やいっち
2022/11/11 02:30

著者アレクサンドル・ロマノヴィチ・ルリヤ:「1902‐77年。カザン生まれ。カザン大学を卒業後、モスクワ大学心理学研究所に室長として勤務していた折にヴィゴツキーと出会い、ヴィゴツキー、レオンチェフとともに高次精神機能の文化・歴史的理論を創設した。(略)モスクワ第一医科大学に入学し、失語症に関する研究を始め、学位を取得。長年の失語症研究を基礎に、心理学の新しい分野である精神心理学を切り開いた。1945年より、モスクワ大学教授として、研究・教育の両面で広範な分野にわたって活躍した。」

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
題名は『愛書狂の本棚 異能と夢想が生んだ奇書・偽書・稀覯書』。が、決して貴重な意味での稀覯書を集めたわけではないので、注意ご用心。ひたすら好奇心で手にした。やたらと重たい。重さの割に本としての綴じ方の強度が足りない気がした。
やいっち
2022/11/11 02:33

「人の皮で作った本のブーム、フセインの血のコーラン、国を挙げての大騒動となった宝探しの本、秘密結社の奇抜な規則が書かれた本、非常に美しいでっちあげの図鑑、宗教にまつわる突飛な奇蹟、偽予言者の本、地獄を描いた本、誤った科学を伝えた本、巨大な本、極小の本など。」

やいっち
2022/11/11 02:33

書架を飾るには最適かな…?

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
〈近代初の現代語訳〉誕生の裏側を探求するもの。「『新訳源氏物語』と『新新訳源氏物語』——晶子の生涯を貫いた「源氏」に賭ける情熱の軌跡! 翻訳はどのようにして完成したのか。 新資料の数々をもとに訳業の具体像を明らかにする」
やいっち
2022/11/07 02:35

本書を読んでから、「世界文学全集 源氏物語 上巻・下巻」を読めば、(ウエイリー版を読んだ経験もあるし…ちなみに本書によると、ウエイリー訳は晶子も早速読んでいて、こんなんじゃあかんと発奮したとか)さぞかし、味わえただろうと、ちょっと悔しい気がした。

やいっち
2022/11/07 02:36

著者の神野藤 昭夫 (カンノトウ アキオ)について: 「1943年、東京都文京区生まれ。 都立小石川高等学校。 早稲田大学第一文学部。 早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。 跡見学園女子大学名誉教授 北京日本学研究センター、国文学研究資料館、放送大学の客員教授、早稲田大学、お茶の水女子大学、京都大学・聖心女子大学・駒澤大学・青山学院大学・日本大学・山東大学(中国)の各兼任講師を歴任。またNHKラジオ第二放送(古典講読)、NHK教育テレビ(古典への講師)などの講師をつとめた。」

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
漢詩の好きな(でも白文は読めない)小生、漱石の漢詩に予てより関心があり、書店で、「漱石 漢詩」で検索して本書を発掘。装丁が地味だが、帯に漱石の写真と共に、「吾輩は小説よりも、漢文学で身を立てたかったのである」というキャッチ―な言葉。
やいっち
2022/11/02 03:35

「そもそも漱石の漢詩は、彼のあらゆる文学作品の中で、最も純粋に自己を表現した文学である。人に読ませるために作ったものでもなければ、人から勧められて平仄を合わせたわけでもなく、全く自分自身の要求に従って表現したものだからである。漱石の本音はその漢詩にのみ吐露されていると言ってよい。」

やいっち
2022/11/02 03:35

(続き)「だから漱石を研究しようとするならば、彼の漢詩を無視することはできないはずである。それだのに漢学者も国文学者もこれを研究の対象として採り上げようとしない。よし、それならおれが一つやってやろう、と菲才を自ら揣(はか)らず、無鉄砲にも頭を突っ込んだのが昭和十一、二年の頃からであった。」

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。」というもので、遠藤周作が17世紀の日本の史実・歴史文書に基づいて創作した歴史小説である。
Johnnycake
2022/11/02 06:23

この作品には色々思い出があるのですが、数年前のマーティン・スコセッシの映画は公開時に劇場で観ました。70年代の映画は未鑑賞です。大半が「キチジローが嫌い・受け入れられない」としていたアメリカの学生達の反応がヴェトナム戦争以降変化したという論文が面白かったです。

やいっち
2022/11/02 13:38

Johnnycakeさん 確かに本作ではキチジローが(演出次第では)狂言まわし的存在ですね。嫌われ軽蔑されるように上手く演技したら、ドラマ性が高まりそう。作家もその辺り意図してるのかな。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/04(3342日経過)
記録初日
2005/04/30(6937日経過)
読んだ本
1685冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
595044ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
1577件(投稿率93.6%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
現住所
富山県
外部サイト
URL/ブログ
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
自己紹介

読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。生活のために仕事も。家事や庭仕事もなんとか。
読書は雑食系かな。でも、読めるのは月に十数冊なので、実際には幾つかのジャンルに限られてるみたい。
苦手なのは、専門書や法律、マニュアル本など。
小説やエッセイを書いたりしてます。
バイクでのミニツーリングを折々。
グルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、仕事や家事でなかなか実現しない。昨年(23年)末、薪ストーブ設置。庭木の枝葉を焚き火代わりに燃やしてます。薪はなくて柴だけなので、心底寒い時だけ。焔と共に柴の燃えてはぜる音が心地いい。


外部ブログも20年以上になりました:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/

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