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2023年10月の読書メーターまとめ

やいっち
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感想・レビュー
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5895ナイス

2023年10月に読んだ本
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2023年10月のお気に入り登録
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2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やいっち
ファンなのかな、ウエルベックの作品は大半を読んできた。「セロトニン」には圧倒された。あれ以上どう深化させるのか…と怪しんでいたが、なるほどスケールアップの面白さ。把握している領域が幅広い。政治から下世話までヒリヒリするほどの表現。上巻、さすがの場面で終わってて、さっさと下巻に移るしかない。憎いぞウエルベック!
が「ナイス!」と言っています。

2023年10月にナイスが最も多かったつぶやき

やいっち

曇天の空。今にも雨になりそう。自転車を転がして買い物へ。帰り道、公園で奇妙な花? 実? を観た。赤い実の房かもやっとした薄い幕に包まれているような。この木自体は前から見かけていたんだが。 …雨、帰宅した直後にザーと降りだした。

曇天の空。今にも雨になりそう。自転車を転がして買い物へ。帰り道、公園で奇妙な花? 実? を観た。赤い実の房かもやっとした薄い幕に包まれているような。この木自体は前から見かけていたんだが。
…雨、帰宅した直後にザーと降りだした。
やいっち
2023/10/05 19:24

一応、我が家にも向かいの家にも木蓮はあるのですが…。

やいっち
2023/10/05 21:03

コブシかな。

が「ナイス!」と言っています。

2023年10月の感想・レビュー一覧
16

やいっち
「極限ともいえる過酷な環境で、深海の研究を続けてきた海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者たちが、深海を研究しなければわからない、生物や地球のしくみ、地震との関連や人類との関わりについて解説。深海生物だけでなく、海底下生物、生命の起源、地球外生物にまで及ぶ生命のことから、巨大地震後の海底変動から見えてきた地震のメカニズム、海底の鉱物資源や、地球温暖化との関係など、あらゆる「深海」がわかる1冊!」
やいっち
2023/10/31 19:09

僅か3年前に読んだばかりだが、敢えて再読。つい先日読んだ「DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか 」(ブルーバックス)の前段のような内容なので一層の理解に資するかと。宇宙もいいが、地球…海や海底さらに地底も未知との遭遇が待ってる。

やいっち
2023/10/31 19:41

それにしても、地球の半径6500キロ。人類がドリルで掘れた穴は10キロ余りがやっと。海底だって探索できたのはほんの僅か。未知の世界のほうが遥かに広く深い。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
トリプル安になって、最早日本は移民先にはまるで適さなくなったのでは。選ばれない国。それどころか意欲ある若者は日本を実限ってオーストラリアやアメリカへ出稼ぎに……戻らないから日本の若者が移民になるのか?!
やいっち
2023/10/31 18:58

「少子高齢化による労働力不足や排外主義の台頭もあり、移民は日本の大きな課題となっている。本書は、感情論を排し、統計を用いた計量分析で移民を論じる。たとえば「日本に住む外国人の増加により犯罪が増える」と考える人は6割を超えるが、データはその印象を覆す。こうした実証的な観点から、経済、労働、社会保障、そして統合のあり方までを展望。移民受け入れのあり方を通して、日本社会の特質と今後を浮き彫りにする。」

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やいっち
法外な(?)期待に背かぬ作品。(主に欧米だが宗教や経済、政治など)世界の動静、科学技術、(夫婦や家族親族といった)男女の有り様など、卑近から高邁に渡る視野と関心(取材勉強)が土台になった構想力がある。「素粒子」に衝撃を受けて以来のファンとして今後も期待大。
やいっち
2023/10/30 19:35

解説に、スタンダール、バルザック、ゾラに連なるリアル社会への関心(取材)に裏打ちされた物語性ってのは頷ける。時にえげつないほどの性描写も、サービス精神というより、だってこれが実際でしょう!って考えなのかな。

やいっち
2023/10/30 19:38

政治の裏舞台も興味津々だが(ある有力な大臣と親交がある)、介護や医療の現場もあられなく。

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やいっち
ネタバレ再読。3年ぶり。前回は作品を1つも読んでなかったせいか、味読できてなかった。今回までに幾つか読んできた。年初に亡くなられたこともあったからか、まるで初読のような感が強かった。住みくらした場所が重なってることもあり、何より作家の気迫を感じた。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
ファンなのかな、ウエルベックの作品は大半を読んできた。「セロトニン」には圧倒された。あれ以上どう深化させるのか…と怪しんでいたが、なるほどスケールアップの面白さ。把握している領域が幅広い。政治から下世話までヒリヒリするほどの表現。上巻、さすがの場面で終わってて、さっさと下巻に移るしかない。憎いぞウエルベック!
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
良書。自閉症の理解をかなり豊かにさせてくれる。今年の(学術系では)トップ5かも。
やいっち
2023/10/21 21:22

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』は未読。早く読みたい。

やいっち
2023/10/22 14:12

『白鯨』は19世紀でも傑出した作品。自分がなぜこの作品に凄みを覚えたのか分からずにいたが、その一端くらいは垣間見えた気がした。

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やいっち
海に惹かれる。海底となればなおのこと。本書は深い海の底を掘削して未知の生物圏を探求案内してくれる。宇宙に生命の誕生を探るロマンも好きだが、直下の岩盤やマントルに生命の想像を超える世界を探るのもロマンあるよね。
やいっち
2023/10/19 23:14

本書のカバーの色合いが好き。

やいっち
2023/10/20 12:06

海底下の掘削調査で採取された「地質コア試料」から発見されたさまざまな微生物群。 海底下深部からの地質コア試料から培養された古細菌(アーキア)には、御年・数千万歳を超えるものも!! 120度以上の高温、海底下2000メートルの高圧世界でも生き続ける!

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やいっち
再読。何年ぶりだろう。実験物理学は、地味? でもその功績は大。ノーベル賞を取り損ねた(?)秘話が面白い。夫人からのひとことが巻末に。長い!
やいっち
2023/10/18 21:32

内容案内 「イタリアに生れ、フェルミと共に新興物理学のリーダー役を果たした著者は、若くして自然の秘密を実験で明かすことにあこがれ、宇宙線、高エネルギー物理学、地球周辺プラズマ空間、X線天文学のパイオニアとして活躍してきた。戦時中は亡命先の米国で原爆製造にかかわる。「実験によって自然が想像を絶する姿をかいま見せるとき最も興奮する」という実験家の真髄が語られる。付録で夫人が綴る著者の素顔は、本文に彩りを添える。」

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やいっち
我輩にとってウエルベックの初の評論集。彼の人柄が如実に浮かび上がる? 論旨より自らの関心(小説そして人間)に引き寄せる。反骨というより天の邪鬼っぽさを感じた。作家は最後は作品なのだ。
やいっち
2023/10/23 14:54

(続き)それはあらゆる否定性を引き受けることだからです。そして実際にこの行動は人類のすべての罪を引き受けたキリストと関係があるのです。したがって実際に、[キリストの犠牲と]類似性があるのです……なかなか良い締めくくりではないでしょうか。

やいっち
2023/10/23 14:55

(以下は、吾輩のモノローグ)まあ、キリストとの関係云々は我々日本人(少なくとも吾輩)には理解の及ばない微妙な点だが……。

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やいっち
これまで与謝野晶子版やウエイリー版を読んできた。当時の貴族らの風俗風習宗教などイラストで描かれ参考になった。いつか誰かの版で読む際にも参考にしたい。
中村です
2023/10/14 00:00

やいっちさん、瀬戸内寂聴さんは自分が読めたので安心してオススメできます。一番最近の現代語訳は角田光代さんでしょうか?私はまだ読んでないのですが、こちらも大丈夫だと思いますよ😊。

やいっち
2023/10/15 09:06

中村さん  ありがとうございます。

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やいっち
AIやロボットなど最新の科学技術を自家薬籠の物として卓抜なSF作品に仕立ててる。再読必至。
やいっち
2023/10/13 09:56

〈本書収録作〉 「商人と錬金術師の門」*ヒューゴー賞、ネビュラ賞、星雲賞受賞 「息吹」*ヒューゴー賞、ローカス賞、英国SF協会賞、SFマガジン読者賞受賞 「予期される未来」 「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」*ヒューゴー賞、ローカス賞、星雲賞受賞 「デイシー式全自動ナニー」※初訳 「偽りのない事実、偽りのない気持ち」※初訳 「大いなる沈黙」※初訳 「オムファロス」※初訳 「不安は自由のめまい」※初訳

やいっち
2023/10/13 09:57

「テッド・チャン『息吹』ついに発売! 翻訳・大森望氏によるあとがきを公開します|Hayakawa Books & Magazines(β)」 https://www.hayakawabooks.com/n/n15666c94bb73

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やいっち
「発掘された人骨から取り出した、DNAの遺伝情報を分析する古代ゲノム学。絶滅生物のDNAを追った創成期や、ネアンデルタール人のゲノム解析で明らかになった複雑な人類の進化史を解説する。縄文人ゲノム解読で分かったその系統など、日本における最新の研究成果も紹介。未知の人類デニソワ人の復元にも触れ、古代ゲノム学の今後を展望する。」
やいっち
2023/10/12 18:00

現代の生物人類学では、「人種(race)は存在しない」ということが常識になっている。なぜならホモ・サピエンスはごく最近誕生したまさに「新人」であり、遺伝的多様性は小さいから。よって「人種」は、既に生物学的な根拠がないカテゴリーとして死語となっている。

やいっち
2023/10/12 18:02

表紙のアダムとイブの絵は、アフリカ人をイメージしてるとか。

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やいっち
「人類社会を形作るもの、それは「砂」。 その砂はいま、地球から姿を消そうとしている…… 私たちの暮らす建物、通勤する道路。携帯電話、シェールオイル。 現代人に不可欠なこれらのものはすべて「砂」からできている、 または砂がなければ得られないものだ。」
やいっち
2023/10/07 23:45

「砂」を巡ってこんなにも驚くべき話が。環境問題に関心があるなら(なくても)一読必須。

やいっち
2023/10/08 08:42

採掘できる砂はほぼ取り尽くした。世界中で合法非合法を問わず争奪戦が始まってる。環境への負荷などお構い無し。新たな建設ラッシュが加速する一方で、既存の建設物もとっくに寿命が来てる。さあ、どうする家康。コンクリートは高騰する一方だよ。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
数学についての本は数知れず。本書はユニークの極み。数式がないのは別にして、テーマがいい。数学者も普通の人間であり、違うとしたら生きる人間の感覚や想像力を幼児のままに空想のままに伸び伸び膨らませた。自分が風船だったらどんな感覚を持つか。部屋の反対側から自分を見たらどんなふう? 全く稀有な本で我輩には説明できない。一読の価値あり。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
5月号ようやく。中身が濃い。日本の歴史も研究が着実に深まってる。思いがけない研究も。みんな読めたらいいなー。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
何も高性能のロボットでなくとも、ヌイグルミやダッコちゃん人形でも人は思い入れしてしまう。南極や遠洋航海にだっちワイフ(?)を持ち込むとか。人間には想像(妄想)力がある。別に淋しさをまぎらわすためってことじゃなく、一つの新たな慰安のツールとなりうるか。それで人間関係が傷付くとか稀薄になるとかもないのでは? 自分が試すかは別だけど。
やいっち
2023/10/04 22:35

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』も。

やいっち
2023/10/04 22:43

「鉄腕アトム」を忘れちゃあかんな。星新一の「きまぐれロボット」やチャペックの「ロボット」、「鉄人28号」….。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/04(3581日経過)
記録初日
2005/04/30(7176日経過)
読んだ本
1828冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
639075ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
1705件(投稿率93.3%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
現住所
富山県
外部サイト
URL/ブログ
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
自己紹介

読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。生活のために仕事も。家事や庭仕事もなんとか。
読書は雑食系かな。でも、読めるのは月に十数冊なので、実際には幾つかのジャンルに限られてるみたい。
苦手なのは、専門書や法律、マニュアル本など。
小説やエッセイを書いたりしてます。
バイクでのミニツーリングを折々。
グルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、仕事や家事でなかなか実現しない。昨年(23年)末、薪ストーブ設置。庭木の枝葉を焚き火代わりに燃やしてます。薪はなくて柴だけなので、心底寒い時だけ。焔と共に柴の燃えてはぜる音が心地いい。


外部ブログも20年以上になりました:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/

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