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2025年2月の読書メーターまとめ

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2025年2月に読んだ本
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2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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秀吉の元で政に関わった五奉行たち。決して仲がいいわけではない、気が合うわけでもない。けれど秀吉のために、豊家の威信のために、それぞれの得意分野で力を発揮し働く人たち。優秀だけれど変わった上司を持つと下の人たちは大変だ。でもこういう上司ってなんだかわからない魅力があるからみんな頑張ってしまうんだろうなあ。何かと誤解されがちな石田三成と大谷吉継の関係性がいいな。本当に三成が不憫だし家康は狸だし、伊達政宗は頭の中で謙さんに変換されカッコよかった。本の厚さの分だけ楽しく読ませていただきました。
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2025年2月にナイスが最も多かったつぶやき

moo

おはようございます。1月もナイス、コメントをありがとうございます。青山さん、町田さんはいつ読んでも好きだなあと思います。「夜を跳ぶ」シリーズは続きが読みたい!と思うし菰野江名さんは追いかけようと決めました。2月もよろしくお願いします。 2025年1月の読書メーター 読んだ本の数:45冊 読んだページ数:13587ページ ナイス数:4063ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/567405/summary/monthly/2025/1

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2025年2月の感想・レビュー一覧
36

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シリーズ7作目。神社の縁日からテキヤが排除されたと聞き、詳しい話を聞きに神社を訪れた日村。近くのお寺を訪れて聞かされた話も世知辛い。神社も寺も檀家や氏子が減ったり、鐘を撞くなと苦情が来たりもう大変。何かと口を挟んでくる警察も、それが仕事とはいうもののもう少しなんとかならないものか…と思ってしまう。そこに宗教ブローカーが絡んできた!どうするんだろうと思ったら、解決したのは古い繋がり。寺や神社についての健太郎たちの言葉が嬉しいな。
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シリーズ9作目。変わらず淡々と過ぎていくキョウコさんの日常。なんとなく増えてしまうお腹周りをなんとかするため、と言いながられんげ荘の草むしりを一生懸命やってしまうあたりやっぱり真面目なんだなあ。チユキさんは大きな決断をしましたね。確かにあんな態度を取られたら嫌かもしれない。
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鎌倉署に常駐する心霊現象が絡む事件を担当するR捜査班。幽霊は登場するけれど悪さをする訳ではなく、逆に解決へのヒントをくれたりもする。あくまでも事件を起こすのは人。怖いものは1体いたけれどしっかり祓ってしまったので、優秀なんでしょうね。
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シリーズ2作目。途中で出会った次郎丸から力を引き継ぎパワーアップしたお梅。少しだけなら宙に受けるし、首と胴体を切り離せるし、瘴気だってパワーアップ!なのにどうしてこうなる?負の感情を強めて人を争わせてあと一歩、というところで全部ひっくり返ってしまう。またもや人助けをしてしまう。えっ、そうだったの!という展開もあり今作も楽しんだ。お梅の天敵はカラスと猫でしたね。
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「消失屋敷〜」のコンビ再び。ノンフィクション作家が取材旅行後行方不明になった。その行方を調べることになったフリーライターの新城誠と編集者の中島好美。彼の行動を調べるうちに浮かび上がる数々の謎。妻が隠そうとしていること。提示されたことから想像を巡らせるけれど、作家さんには当然敵うはずもなくおー!という結末が。お金があるっていうのも考えものだなあなんてことを思いました。
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かつて屋敷に立て篭もった人たちが包囲した官憲たちの前から消えてしまった事件が起きた日影荘。ここに住んでいると思われる覆面作家・黒碕冬華を訪ねてやってきた人たちが巻き込まれた事件。過去の事件も頭を過り、注意しながら読んだけれどしーっかりと騙されました。わかってみれば、そうなのかと納得。「闇に消えた男」の登場人物がこちらに出ているということで読んでみました。読んだ本はまだ数冊、少しずつ読んでみようかなあ。
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世界各地でありとあらゆる問題が起き、この世は末期的状況となり混乱に陥った。これらは人工知能「天軸」の暴走によって起こったものらしい。五十九彦・三瑚嬢・蝶八隗の三人の任務は先生の残した絵画「楽園の楽園」をヒントに先生と天軸を探すこと。本は薄く挿絵もあって随分薄いなあなんて思ったりしたけれど、読んでいくうちに薄さは関係なくなってくる。登場人物と一緒に旅をして出会ったもの、たどり着いた風景に圧倒され、、人間のちっぽけさを思う。いろんなものを開発しても敵わないよなあって。手元に置いておきたいな、と思いました。
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「知ってた?三小の高村先生、亡くなったんだって」長年教職をつとめ引退後も相談役として活躍していた先生の死。かつての教え子や教え子の保護者、推し活で知り合った女性や友人の孫たちの目線で語られる先生の姿。小さな出来事やほんの一言でもそれが救いや励みになっていたことがわかる。そんな先生も娘との関係だけが複雑だったのはなんともいえない。近すぎるからこそ…だったのかな。偲ぶ会が開かれることからもどれほど慕われる存在だったかがわかる。お世話になった先生を懐かしく思い出したりした。
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シリーズ5作目。慎介の修行仲間の弟子・一平が加賀からやってくる。長く料理人を続け酷使してきた腕が痛み包丁を握れない慎介に変わり、料理を手伝う一平の腕の確かさに驚くちはる。久馬がまた悪事を働き、ちはるの気持ちは乱れるけれど、父の味を自分がここで甦らせると新たな決意が生まれる。怜治とちはるの両親の関わり、火盗改を辞めた理由もわかった。何やら迷っていたおふさも朝日屋で仲居を続けることに。みんな新たな気持ちで一つになって店を盛り上げていこうという決意が見える。行方のわからない久馬が気にかかる。
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シリーズ3作目。総選挙が決まったなか、SNSに法務大臣・坂本の殺害予告が投稿された。高丸と縞長は機捜231の大久保と共に選挙事務所に潜入することになる。怪しい人物が数人浮かぶなか大久保が何者かに拉致されて…。大掛かりな捜査が行われるなか、真相がわかってみるとあらら…となんだか肩透かしな感じ。正直物足りない。大久保の存在が特技共々面白く、次に期待したいと思います。
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秀吉の元で政に関わった五奉行たち。決して仲がいいわけではない、気が合うわけでもない。けれど秀吉のために、豊家の威信のために、それぞれの得意分野で力を発揮し働く人たち。優秀だけれど変わった上司を持つと下の人たちは大変だ。でもこういう上司ってなんだかわからない魅力があるからみんな頑張ってしまうんだろうなあ。何かと誤解されがちな石田三成と大谷吉継の関係性がいいな。本当に三成が不憫だし家康は狸だし、伊達政宗は頭の中で謙さんに変換されカッコよかった。本の厚さの分だけ楽しく読ませていただきました。
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東中野の商店街にひっそりと店を構える喫茶おおどけい。いつもの時報とは異なる響きの鐘を鳴らすと悩みを抱えたお客さんがやってくる。店主のハツ子さんと孫の颯くん。レトロな雰囲気の喫茶店、行ってみたくなります。過去へタイムスリップしてそれぞれが気づきを得て前に進む力をもらう。クリームソーダにプリン・ア・ラ・モード、オムチキンライス、ミルクセーキ、どれもみんな懐かしい。ハツ子さんがこれまでどんなふうに生きてきたのか、ちょっと気になる。
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どれも少し寂しくて、優しさに満ちていた。みんなどこにでもいそうな人たちで普通の人たち。幸せになれないこともあるかもしれないけれど、物語の中だけは温かな幸せに満ちていてほしい。読み終わって温かな気持ちになれる、そんな幸せな一冊をくれた村山さんに感謝です。
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moo
新シリーズも21作目。「恩返し」するならこういう方法の方がいいよね。「助太刀」の黒木裕一郎もいい青年でした。両親がいい人たちだったんだろうなあ。「いじめ」はもう腹立たしい。主人も番頭もしっかりしてよ、という感じ。大助が通りかかったのが幸いでした。大助の活躍は嬉しいけれど、無茶しないでと心配な気持ちもあったりして。「手討ち」はもう、こんな奴には思いっきりやってしまえ!と平八郎を応援しました。今回も安定安心の面白さでした。
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moo
シリーズ4作目。朝日屋に大阪から長逗留のお客さんがやってきた。今回はこの孫兵衛が大活躍でした。彼のおかげで綾人の絵図を前もって用意することになったり、自信のなかったおしのが前向きになれたり、「朝桜」では大店の番頭を長く勤めた力を発揮して大活躍。彼がいてくれてよかったと思いました。朝日屋でみんなの力になるうちに孫兵衛も自信を取り戻して引退撤回。まだまだ頑張ってくれそうです。このまま朝日屋にいて欲しかったなあ。日の出大福も美味しそう😋。詩門さんも無事でよかった。
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moo
シリーズ完結編。ルナノートの休刊をきっかけに、それぞれに転機が訪れる。東京に異動になる人が多くて寂しいけれど、きっとみんなそれぞれの場所で頑張ることでしょう。高屋も桜子も変わったなあ。(いい意味です)柿崎さんだけはちょっと気の毒だったけれど。占星術の奥深さも教えてもらえたシリーズでした。
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moo
今回はコロナ禍で起きた事件。会社経営者やYouTuberがまだ未承認のワクチン接種後に亡くなった。あの頃病気を抱える身としてはコロナになることがとても怖かったことを思い出す。お金があるから優遇されるのかと憤ったり、よくわからないことで不安を募らせて、それが過激な行動に繋がったり。どんどん不安が増して気持ちが落ち込んで…。そんな事を思い出しました。でもね…もっと光崎教授の出番が欲しかったし、渡瀬さんや古手川くんが出るならもっとガツンとしたものが読みたい!と思ってしまった次第です。
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シリーズ13作目。1997年新宿区の路上で会社員が殺害された事件。犯人は逮捕されたものの最高裁で無罪が確定した。そして5年前に目黒で起きた強盗事件。この二つの事件を西川と沖田が調べ始める。年月が経ちすぎて捜査が難しいと思われた事件と、5年前の強盗事件がいつしか絡まっていき…。今回出てくる疑わしい人物たちは本当にもう全員悪だった。冤罪で逮捕されてしまった人物を思うと、やりきれない。謝罪され賠償金を受け取ってもね…。失った時間は戻らないもんなあ。美也子さんの喫茶店修行がどんどん進んでいて喫茶店開業が現実的に。
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山東京伝と2人の妻の物語。後妻のゆりにしてみれば、できた前妻の菊の存在を気にするなと言われてもそれは無理でしょう。店のあちこちに、菊を知る人たちの心の中に菊がまだいるといろんな瞬間に感じてしまうでしょう。死に別れの方が辛いというのは本当ですね。それでも頑張って居場所を作るゆりが健気です。そして京伝の漢っぷりの良さときたら!人柄よく才能に恵まれ粋で。みんなが会いに来るのもわかります。それに比べて滝沢馬琴、なんて憎らしいんでしょう!妻ともどもなかなかの存在感でした。
えんちゃん
2025/02/14 15:00

ちょうどこの前読んだ木内昇さんの雪夢往来でも、京伝と馬琴のライバル関係が描かれていました。お勧めです😊

moo
2025/02/15 10:23

「雪夢往来」予約中です。こちらにも京伝と馬琴が出てくるんですね。楽しみに待とうと思います。😊

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moo
フリーライターの未散が追う過去の事件。どれも当時の印象とはまるで違う景色が見えてくる。未散にヒントを与えたのは、高校の同級生だった古沢福子。3年間で4人を殺した逃亡犯だった。罪を犯したら償うのが当然だと思う。でも福子に肩入れしてしまう自分がいる。途中に挟まれる描写に若干のグロさはあるけれど、いつもと比べるとだいぶ控えめに感じられ読みやすかった。自分も知らずに彼らと似たようなことしていないか、と考えてしまう。それにしてもそんなにも自分を知って欲しいと思うのはなぜだろう。
きゃる
2025/02/13 18:18

犯人がという意味なら、ありきたりな答えとしては承認欲求かな、と思います。

moo
2025/02/14 06:53

そんなにたくさんの人に覚えていてほしいという気持ちが理解できなくて…。怖いなあと思ったり、気持ち悪く感じたりしました。

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moo
雷に打たれて突然鎌倉時代に飛ばされてしまった18歳のヒロ。次第にここの生活にも慣れてきたけれど、唯一の不満が音楽がないこと。そんな時ヒロの住む村を一遍たち時衆が訪れる。そこで彼らの踊り念仏を見たヒロは「これはロックだ!」とすっかり魅了され彼についていくことに。一遍とともに旅をしたヒロから見た一遍という人物と彼を取り巻く人たちの変化。何もいらない、とらわれない、そんな一遍の生き方。お見事でありました。
Misa
2025/02/14 16:16

mooさま はじめまして。今村さんが推薦されている帯が目を引きました。「海を破るもの」もまだ「読みたい本」のままですが、こちらも面白そうです。読んだ事ない作家さんで気になります。

moo
2025/02/15 10:28

Misa さん、こんにちは。白蔵さん、面白いですよ。おすすめです。😊

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moo
シリーズ3作目。今まで泊まり客は二組だった朝日屋だけれど、絵師の白花、小田原の伝蔵のおかげもあって泊り客が増えて店は人手不足に悩むことに。最初に雇った人は人間関係を壊していくとんでもない人。次はとっても人見知り。3人目のおふさは大店の不良娘だったけれど、接客や礼儀作法はしっかりできる娘さん。家族がやたらとちはると比べるのはいけないなあ。でもこの2人、いいコンビになれるかも?主人の代理でお伊勢参りに向かう途中の犬が泊まったことが更に評判を呼んでいいこと続きに思えたら、最後になんだか不穏な気配が…。
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シリーズ5作目。皇妃として何かせねばと考えたジルはライカ太公国へ留学。学生のつもりだったのに教官になっていたのはヴィッセルの思惑?嫌がらせ?おかげで異母弟のルティーヤともしっかり関わることに。この国の人たちもラーヴェへの思いをしっかりと拗らせていた。ジルみたいな教官がいたらそれは鍛えられるよね。ジェラルドとナターリエっていいと思うんだけどこちらもすんなり行かないだろうし、フェイリスの即位も公になったし。そもそも最初から齟齬があった2人の神、どう解決させるんだろう。
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moo
シリーズ4作目。結婚の許しを得るためにクレイトス王国を訪れるジルとハディス。真の目的は和平交渉だけれど、思惑があるのはあちらも同じ。政治的な思惑があって当然なのに、実家ということもあってか年齢のせいかジルの甘さが目立ちます。竜妃はあくまでも竜帝の盾としてだけ扱われていたとしたら、歴代竜妃が王妃への嫉妬に苦しむのも無理はない。守りたい思いと消せない嫉妬と自己嫌悪をうまく女神に突かれてしまったのかな。クレイトス王家の隠された秘密もエグい。秘密を知ったナターリエはどうするだろう。
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moo
公園の池のほとりにある「ハレのヒ食堂」は朝ごはん専門店。店主の晴子の作るご飯はとっても美味しいのに、いまいち流行っていないのはなぜ?偶然の出会いから店を手伝うことになった深幸と一緒に少しずつ改善していくことに。そりゃあご飯を美味しく食べるには雰囲気も大切だよね。今までの環境から自分はダメだと思い込んでいた深幸が変わろうとする姿がだんだん頼もしく思えて、前向きな晴子のガッツもすごい。深幸が両親を納得させてやりたいことを始められたらいいな。それがハレのヒ食堂だったらもっといいな、と思う。
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moo
総合支援課シリーズ3作目。柿谷が苦手でちょっと積んでしまった。轢き逃げ犯を捕まえようと追った人物が体当たりで車を止めて事故を起こす。彼はYouTuberでこの事故で再生数を稼ごうと考えるような人物。こんな人でも支援しないといけないのか…。そして支援課OBの謎の失踪もあり、事件の解決がなかなか見えない。柿谷は相変わらずの働きぶりだけれど、すこーし周りへの配慮が感じられてきたような気もする。支援課の仕事って終わりがなくて大変だなあ。追跡課の2人にガンさん、失踪課の明神も登場。
いつでも母さん
2025/02/13 20:15

mooさんも柿谷苦手でしたか😁

moo
2025/02/13 21:05

苦手です〰️。今までは発売日に買いに行ってすぐ読んでいたのに、今回は買ったもののずっと積んでました。次はすぐに読んでみようかなあと思うくらいにはなりました。😅

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moo
シリーズ2作目。前作で茉名を助け鷲塚旭伝を討った求馬。そのことで恨みをかい、追っ手に命を狙われることに。公儀御用役として働くと決めたけれど、その結果が自分の思いとは違ってしまうこともあると気づく。武士の論理が優先されてしまうから、と言っても納得はいかないだろうなあ。徳前屋はまた逃げてしまったようだから、また求馬を狙ってくるんだろう。蓮台寺の迅之助、求馬の味方になってくれなかったなあ。彼とは敵対してほしくないのだけれど。
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moo
シリーズ6作目。今回は今までの相関図がついていたけれど、残念ながらなんとなくしか覚えていなかった。これはいずれ読み返した方がいいな。本作で一段落させるとのことなので、次が始まる前には必ず読もう。土星回帰、ちゃんと知っていたら…と思ったけれど私はきっと途中で成るように成るさ、と思いそう。みんなモヤモヤしていたものが解決したようでよかった。些細なことでもいいから自分を自分で褒めてあげること、自分を認めてあげること。心にとめておこう。
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シリーズ9作目。周囲からの自分への印象を守り続けようとした片山さん。男の面子って面倒くさいなぁとちょっと思ったり、人を試したり振り回したりする人が多くて、ちょっとすっきりしなかった今回。前向き頑張るマリアはとても気持ちのいい学生さん。また登場してほしい。付き合いはじ得たとは言え今までと変わったところがあまり感じられない2人だけれど、まあこの2人はこれでいいんだなと思う。キノコはやっぱり素人が手を出すのは怖い気がします。
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第二の故郷と思える場所で進められた開発のせいで村は二分し、親友と思った友との関係も微妙なものに。そんな時目の前で地滑り事故を目撃したことで失声症となり鬱病を患い退職。家計を顧みず罪滅ぼしと桜の植樹に夢中になる夫を妻は支えきれなくなる。それはそうだろう。生活の安定や子供の将来について考えないような夫は必要ないと妻が思うのも無理はない。捨てられたわけではないと子供たちが知ることができたのはよかったけれど…。妻からしたら困った人だなあ、という感じだろうか。素直に感動とならないのは、私が捻くれているんでしょうね。
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moo
親の認知症と免許返納問題。頭を悩ませない家庭があるんだろうか?移動手段が主に車でこの武のような人物に免許返納を納得させるのは大変だ。そんな時に起きた轢き逃げ事件と父の衝撃的な発言。そこからはやることが全て裏目に出て妻や子供の信頼まで失ってしまう。最後に明かされた妻の本音にそれまでにも相当の我慢をしてきたことがわかる。そもそもダメだったんだな、この人たち。
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共働き家庭の佐久間家。小5の晴翔が学校に行きたがらない様子が気になるものの、日々の忙しさに追われる母・美保。ある日晴翔が学校のベランダから転落して怪我をした。息子はいじめられていたの?自分の過去の体験を思い出して母親がそう考えてしまうのも無理はない。誰だって自分の子供は可愛いのだから。でも彼女の学校やカウンセラーへの考え方は少し違和感があった。正義感からの行動も行き過ぎればそれは人を追い詰めないだろうか?被害者、加害者を簡単には決められない。江梨から送られたメールの内容が重く、苦しい思いが残った。
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moo
二十四節気に沿って語られる24篇のショートショート。本のサイズも小さめで装丁も合わせて可愛い感じがする本だけれど、中身はそんなに甘くなかった。励まされるもの、ハッとさせられるもの、少し寂しさの残るものやドキッとするものなどなど。いろんな味わいを感じられる一冊でした。
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moo
今回の旅で訪れたのは、福島、佐賀、長崎、鳥取の四箇所。初めはドキドキだったひとり旅もだいぶ慣れてきて、なんだか余裕を感じます。近年イカの不漁についてよく聞くけれど、ここまで活イカを食べ損なっていると本当に獲れなくなっているんだなあと感じます。旅慣れてきたのと同時に仕事の方もうまくいっているようで何より。あの係長はしっかり反省してきてくれるといいけれど…。
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moo
またこのタイトルに戻ってきました。捜査一課に異動して期待に胸を膨らませたのも束の間、コンビニ強盗の犯人を取り逃した責任を取らされ窓際の日々を送る真帆。そんな時に来た有沢からの駐米公使の極秘護衛の依頼は嬉しいものだった。一方で新堂班長が村田に頼んだ交通事故の再捜査が真帆の護衛の方にも絡んできて…。真相がわかってみれば、身勝手な女性にみんなが振り回された感じだ。こんな人のために人生を棒に振るなんて…と思ってしまった。そして新堂班長への周囲の信頼の厚いこと。早く荻窪に戻してあげてほしいなあ。
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moo
シリーズ3作目はアライスとツェドカの夢。多くの人に愛されながらも父から愛されることを諦めきれなかったアライス。ただ1人思いを寄せた人の願いを叶えるために生きたツェドカ。2人にもっと互いの気持ちを話せる時間があったなら、未来は少し変わっただろうか。ツェドカの側にサファルがいて、彼を認めてくれたことがせめてもの救いだ。アライスが良い王になってくれますように。そうでなければ彼らの思いが浮かばれない。アーディンたちが描かれる外伝がとても楽しみです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/15(3609日経過)
記録初日
2015/01/04(3710日経過)
読んだ本
7359冊(1日平均1.98冊)
読んだページ
2327293ページ(1日平均627ページ)
感想・レビュー
6616件(投稿率89.9%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
現住所
神奈川県
自己紹介

読書メーターを利用し始めてから5年たち、今まで読むことのなかった時代小説を読んだり新しい作家さんを知ったり楽しい読書生活を過ごしています。図書館も地元と近隣併せて4館を利用し、返却期限と場所を間違えないかがちょっと心配な今日この頃。好きな作家さんを追いかけつつ新たな出会いを期待して、本のある生活を過ごしたいなあと思います。 2020年 春🌸

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