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2024年3月の読書メーターまとめ

moo
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読んだページ
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感想・レビュー
37
ナイス
3593ナイス

2024年3月に読んだ本
37

2024年3月のお気に入り登録
3

  • くりのすけ
  • toshi
  • Sato19601027

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • くりのすけ
  • toshi
  • Sato19601027

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

moo
今回は元マジシャンの神尾が営む隠れ家バー・トラップハンドを訪れた女性たちに関わる謎を、神尾と姪の真世が解いていく。神尾の観察眼の鋭さとそこからの推理力に驚くばかり。普通はここまでわからないよ、と真世と同じことを思ってしまう。「リノベの女」のその後が気になったので、ここで読めてよかった。一話は短かったけれど、読み応えあり。またこの飄々とした神尾と真面目な真世の2人に会いたいな、と思う。皆さんの言うとおり、ドラマ化されそうな1冊ですね。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

moo

今年は月のまとめを早めにつぶやく、と決めていたのに早くも挫折…です。2月もたくさんのナイス・コメントをありがとうございました。今月は今ひとつ本を読みたいという気持ちになれませんが、積んでいる本もあるので少しずつ読んでいこうと思います。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:51冊 読んだページ数:14339ページ ナイス数:4970ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/567405/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
37

moo
今回は短編が3つで、サクサク読めました。毎年同じ時期に肝炎になる少年への気遣い、こんなことできるようになったんですね。鷹央の師匠が登場。MRIってそういう仕組みなんだと初めて知りました。鷹央の師匠はさすがでした。病院が守られるといいですね。クエンチした後の費用が少し心配です。小鳥遊くんは勘弁してあげてほしいなあ。
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moo
博士号を持ち実力も抜群なのに指導教官の不祥事で出世の道を閉ざされ、現在は月収10万円の私大非常勤講師の瓶子貴宣。おまけに姉が育児放棄した甥の誉を養ってもいる。なんとか正規雇用の道を!と頑張ってはいるけれど、なかなかうまくいかない。出世コースに乗れるかは運もだいぶあるようで、実際にもこんな状況で研究を続けている人がたくさんいるんだろうな。長いものには巻かれる決意をした貴宣の仕返しが地味だけど確実にダメージを与えそうで怖い。強かになった貴宣と出来た甥の誉の生活が少しでも良くなりますように。
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moo
新シリーズも18作目。かつて久蔵たちと関わった人たちが登場します。全くね、助けてもらったのにこんなことをするなんて…。「由松命」は切なかったなあ。
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moo
15周年記念書き下ろしということで借りては見たものの、表紙からめくっていくうちにやめておけばよかったかも…と後悔の気持ちが湧いてきた。読んでいくうちにどんどん気持ちはどんよりしてきて、でもこのままじゃないよなあと思っていたら案の定でさらにぐったり。そして最後にもう一撃くらいあーあ…。やっぱりね、湊さんを読むにはこちらにも力が要りますね。
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moo
駐在所に勤務する警察官の両親を持つ桐島千隼。幼い頃からお巡りさんの両親のように警察官になることを夢見ていた。途中プロの競輪選手、オリンピックメダリストを経てやっと試験に合格して26歳の新人警察官となった。とにかく警察官は正義の味方、という桐島が訟務課に異動になり、元裁判官という経歴を持つ荒城の下で裁判に臨む。真実はどうでもいい、どんな手を使ってでも勝つことを目指す荒城も、ただ突っ走る桐島も正直なんだかなあという感じだった。荒城が警察を護りたい気持ちはわかったけれど。でも続編が出たら読んでしまうんだろうな。
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moo
20代の女性の絞殺現場で巡査部長の大場が見つけたものは、幼馴染が肌身離さず持っていた物だった。こういう時、警察官の立場をとるか、幼馴染の方を優先させてしまうのか。それでいろいろ変わってしまうでしょうね。でもやっぱり警察の立場を優先させてほしい。そうじゃないと怖くて仕方ないから。はっきり証拠はないけれど絶対にこの人が犯人で、野放しにしたら被害者が増えるかもしれなくても証拠の捏造はね…。やっぱりダメだと思います。
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moo
AIを使えば業務がだいぶ軽減する、となれば使ってみたいと思うのは当然だと思う。でもそれを裁判で使うというのは、どうなんだろう?人を裁くというのは罪の大小に関わらず、やっぱり大変なこと。そこには公平で平等な目線が欲しい。崎山が言った箴言と諫言、これが全てだろうと思う。円と葛城にはこのままほのぼのとした2人でいてほしいものです。
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moo
高校の入学式の朝、荒谷伊澄は渡辺六花と出会う。病気で車椅子ユーザーとなった六花。彼女との出会いがどこか冷めていた伊澄の心を変えていく。自分でできる事は自分でしたい、という六花。彼女との会話からいろんなことを考え始める伊澄。時にはぶつかりながらも気持ちを伝え合い、考え始められる高校生たちの心の健やかさと逞しさ。他者の気持ちを想像すること、手を惜しまないこと。そうだよね、と気づかせてもらいました。これからの彼らの日々がカラフルであり続けますように。
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moo
シリーズ2作目。女絵師が殺された事件は連続殺人事件になってしまうのでしょうか?八丁堀での奥様付き合いも何やら面倒くさそうで、現在の社宅事情と似ている感じがします。桃太郎の下心、若いなあ。お汁粉、美味しそうでした。
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moo
シリーズ10作目。尚哉たちもそろそろ就職を気にしだす頃になりました。尚哉は遠山の事務所でバイトをすることに。彼が友達とワイワイ賑やかにしていたり、新しい知り合いを増やして行ったりする姿になんだか安心してしまいます。高槻も自分の過去と向き合うためにずっと近寄っていなかった実家を訪れてみたり、なんだか変化が始まった気がします。それにしても高槻の祖父ってどういう人なんだろう?何か隠れていそうで気になります。フリーライターの飯沼もいいところあるじゃないか、と思ってみたり…。難波くん、今後もよろしくね。
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moo
シリーズ2作目。北町奉行筆頭与力の妻となった元柳町芸者のおこう。嫁に優しい舅の左門と共に江戸の巷を騒がせる謎を解決していきます。一話は短いのだけれど、おこうのこまやかな気づきが事件の解決に繋がっていく。素敵だなと思っていた舅の左門はやっぱりカッコよく、前作に比べると一之進の出番が少なくなってしまった寂しさを埋めてくれます。お鈴やお由利と家族も増えて楽しいし。でももう少し一之進の活躍も見たいなあ。
青いうさぎ号
2024/03/24 09:43

おこうさんが主役だとスピンオフ感が…💦再度ドラマ化しないかなー。素敵なシリーズですよね。

moo
2024/03/24 11:44

左門も素敵だしおこうもいい感じ…でも一之進の出番が圧倒的に少ない!筆頭与力だし同心の頃のように出歩けないのはわかるけれど、やっぱり寂しいです。ドラマは知っていたけれど観ていなくて。次は「春朗合わせ鏡」を読もうと思います。

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moo
新章スタート。阿部部長が亡くなり、山根は次の刑事部長に。SROの室長には麗子が就任、川久保は亡くなり教団に取り込まれた木戸は退職し今は教祖の第三夫人に。そして人手不足なSRO に夏目が異動してきた。なかなか問題の多い夏目だけれど、案外有能?事件を解決してしまいました。房子は亡くなり、しっかり麻友が後を継ぎました。彼女もなんの躊躇いもなくサクサクと殺して処理して…。今後が怖いです。針谷も尾形も嫌な人たちに目をつけられてるし、教団の方もまだ解決してないし、まだまだ問題は山積みです。
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moo
将来NASAのエンジニアになりたい佐倉ハル、小6。クラスからなんとなく浮いているハル。ひょんなことから同じくクラスから浮いている金髪の転校生・イリスに懐かれてしまう。ハルはなぜクラスから浮いているのか?両親と上手くいっていないのか?そんな疑問を持ちながら読んでいた。彼の作る風船ロケットについては理科オンチな私にはさっぱりわからず、各種手続きを含め簡単にこなしてしまうハルにただびっくりするばかり。そんな彼とイリスが抱えていたもの。タイトルのペンギンの意味が最後にわかると、確かに応援したくなりました。
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moo
あまり読んだことのなかった作家さんですが、読み友さんのレビューに惹かれて読むことに。最初は本の厚さに不安になりましたが、読み始めてみれば全く問題なし。面白さにグイグイ読み進められました。高波に襲われて壊滅状態の深川。そこから消えた喜多川歌磨の妻、おりよ。この事件に関わったのが仙波一之進でなかったら…。時は寛政の改革の真っ最中、なんとも息苦しい時代です。鬼平は悪役だし、魅力的な人物もたくさん。一之進、好きだなあ。歌麿もね。まだこのシリーズを読めるとは嬉しい。
moo
2024/03/23 01:37

なんで今まで読んでいなかったのか…と思うほど面白かったです。このシリーズ、順番に読みますよ!

青いうさぎ号
2024/03/23 09:04

わたしもすごく面白い!と思ったのを覚えてます。webで検索したら2009年にドラマ化されてました。歌麿は水谷豊、一之進さまが当時の橋之助さん(今は芝翫さんね)!こんなにシリーズが続いてたとは知りませんでした。手を出してしまいそう(笑)

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moo
今回は元マジシャンの神尾が営む隠れ家バー・トラップハンドを訪れた女性たちに関わる謎を、神尾と姪の真世が解いていく。神尾の観察眼の鋭さとそこからの推理力に驚くばかり。普通はここまでわからないよ、と真世と同じことを思ってしまう。「リノベの女」のその後が気になったので、ここで読めてよかった。一話は短かったけれど、読み応えあり。またこの飄々とした神尾と真面目な真世の2人に会いたいな、と思う。皆さんの言うとおり、ドラマ化されそうな1冊ですね。
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moo
前作の阿片流出事件について日本から査察が入った。でも隠された狙いがあるようで…。待ってたシリーズ3作目。やっぱり面白かった。囚われてしまったゴメスを助けるために子分たちの頑張ること!ゴメスの過去も少しだけ見えてきた。江戸国はここからどう復興していくんだろう。十助が戻ってきたらそれはみんな喜ぶだろうけれど、朱緒がいなくなってしまうのは寂しいなあ。続きはあるのかなあ…。あったらいいなあ。
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moo
シリーズ12作目は2人が結婚してから宅配を始めるまでの物語。短い日程で繰り返す新婚旅行。懐かしい人を訪ねて、美味しいものを探して、きれいな景色を巡って。豪華ではないかもしれないけれど、2人らしい幸せに満ちた旅です。そこで見つけたおいしい物を詰めた北海道巡り弁当。お弁当の観光マップ付きなんてなお嬉しい!食べながら幸せな気持ちになれること間違いなしだろうなあ。読み終わって幸せな気持ちになれるこのシリーズ、やっぱり好きだなあ。
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moo
シリーズ3作目。前回のドラマが好評で次作にも出演が決まってしまったアル。その撮影のためにアメリカへ。パスポートもないのにどうやって?と思ったらきた時と同じ方法で。でもレンジで解凍は少しかわいそうな気もする。懐かしい家族との再会に加えて、唯一の吸血鬼仲間のキエフとも再会。あるについて調べに行ってくれてたなんていいところもあるじゃないか。わかったのはアルは相当珍しいタイプだということ。先のことを突きつけられるのが嫌なのはわかるけど、アルは少し暁に甘えすぎでは?暁の様子も変だしね。さて、次は帰国編かな。
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moo
「追憶の烏」の衝撃が強くてずっと読めずに積んでしまった。今作は奈月彦の異母兄・長束とその周囲の人たちに焦点が当たっている。奈月彦の味方でいようとしてくれた彼だが、やはり見えているものは奈月彦とは違っていた。路近については前から危ない人だと思っていたけれど、一応彼なりの理屈はあるようだった。(危ない人に変わりはないけれど。)翠寛もただ気難しい人なわけではなく、彼のこれまでの人生はなんて過酷なものだったことか。みんな山内を守りたいという気持ちは同じなのに…。心して次巻を読まなければ。
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moo
遺体で発見されたのは元小学校教員の87歳の小村。自首してきた三嶋も同じく87歳。殺人の経緯については素直に自白するものの、なぜか動機だけは頑なに話そうとしない。60年来の知り合いだという2人に何があったのだろう。動機について丹念に捜査を続ける岩倉。その結果たどり着いた真実はとても悍ましい。小村の隠していた性癖で傷つけられた人たちは、何年経とうと苦しみ続けていることを思うとこの結果はもう仕方ないと思ってしまう。気の毒なんて感情は全く湧いてこない。そして捜一に戻ると決めた岩倉の次の活躍が楽しみです。
ミカママ
2024/03/14 21:40

立て続けにみなさんのレビュー読んでます🎵楽しみ\(^o^)/

moo
2024/03/14 22:19

今回はなかなか真相が見えなくて読み応えがありました。が、真相がわかってみるとなんとも言えない気持ちに…。

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moo
シリーズ5作目。今回は揺れるお竜さん。確かに笑って過ごせる穏やかな日々もいいと思うけれど、もう少しお竜さんの裏の仕事人としての姿を見ていたいと思ってしまいます。そして兄弟子がいたとは驚きでした。彼らの暮らしも守られてよかった。
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moo
シリーズ3作目。膿は出されたとはいえ、まだまだ警察の隠蔽体質は変わらない。事件の真犯人と思われる人たちが次々に殺されて真相は藪の中。隠蔽を指揮しているのはコンシェルジュと呼ばれる謎の人物?警察を辞めた天海は阿久津に穏やかに暮らしてほしいと願うけれど…。今作の殺害方法や犯人の行動が気持ち悪すぎて、薄目で文章を読むような読書になってしまった。本当の黒幕までは辿り着けないし、犯人を捕まえるためとはいえこんな経験を繰り返して阿久津は大丈夫なのかな…。なんだか天海はまた警察に戻ってきそう。
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moo
シリーズ9作目。タイトルの別れという言葉が気になって仕方なかった。大人になっていくとできることも増えるけれど、苦しい思いも増えていくものですね。仕事を任される喜びと、責任の重さ。自分の今後について考えろと言われる苦しさ。一つ一つが大変だけれど、料理人への夢を諦めずに一歩一歩歩んでいく姿が見えるようです。そしてお小夜の決断。彼ら家族が新天地で幸せであれと願います。時代はまたこれから大きく動くでしょう。紅屋のみんな、がんばれ〰️。
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moo
おいしいご飯とお味噌汁があれば、おかずは「ご飯のおとも」で確かに十分かも。だってその「ご飯のおとも」がとびきり美味しいのだから。ご飯に合うものはパスタにも合う、というのはなるほどなあという感じ。今日は簡単にすませたい!というときはここに登場したようなおともがあったら便利だろうな、と思いました。
酔拳2
2024/03/12 22:58

ご飯に合うものはパスタに合う、ですか。そうかもですね。でも、パスタに合うものがご飯に合うとは限らない、という気がします。。。なぜだ

moo
2024/03/13 06:46

本当だ!パスタでおいしくてもご飯にのせたいとは思わないものありますね。😳

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moo
シリーズ11作目。今回も始まりは小さな事件。古い自動車の窃盗事件、女子高生が無理やり携帯を盗まれた事、置き引き。そんな小さな点が佐伯の元に集まると少しずつ繋がって線になり、大きな事件へと繋がっていく。佐伯、小島、津久井の3人が集まり、ブラックバードへ。事件の解決はそれぞれに一つの区切りをつけて、新たな道を拓いていく。なんて見事なんだろう。もう一度1作目から読み返してここまでを辿ってみたくなる。彼らのこの先が気になって早くシーズン2を読みたくてたまらない。
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moo
ああ、こういう感覚は少しわかる。友人関係の息苦しさ、1人でいることを周囲に知られる恥ずかしさ。今思い返せば無理に付き合う必要はないし、1人でいても不都合なことなんて全くない。でもそれがわからないのがこの年代なんだろう。人を貶して自分をあげたって仕方ないのにね。こんなことをし続けて、なお甘えてこられて許せる人などいるはずがない。このことをいかして今のれいちゃんに友人がいてくれたらいいのだけれど。
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moo
映画が話題になっていたので、原作小説を借りてみました。出会いのきっかけがマッチングアプリだろうと人の紹介だろうと、本人が隠しているものは結局わからないよねと思ってしまう。こういう人に出会ってしまったら、関わってしまったら…。逃げようがあるのかと思ってしまう。でも思わぬところにいろんな情報があるんだと怖くなったのも確か。写真の投稿には気をつけないと。これから輪花はどうなってしまうんだろう。彼の思う通りになってしまうのか?知りたい気もするけれど、怖いので知らないままでもいいかなあ。
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moo
久しぶりの佐川さん、とても楽しい読書でした。「どこで、どうやって生きていくのか、うちは自分で決めたい」そう思ってきた真記。中学時代に夢見た未来は叶わなかったけれど、困難にあっても懸命に自分で道を拓いてきた。誰も恨まず自分のできることをただ懸命に。夢のために一生懸命学んだ英語もその後の人生にいきて、勉強って無駄にはならないんだなあと思った。真記のこれからの人生も幸せでありますように。
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moo
今回は著名な作家の誘拐事件。竜崎は知らなかったけれど、受賞歴のある人気作家とのこと。でもそんなことには全く忖度しないのが竜崎という人。事件の方は途中でなんとなく黒幕が見えてきてしまう。東京で起きた事件とも絡んできて伊丹までやってきてしまう。本人たちは普通にしてるのに周囲の慌てぶりから2人ってやっぱり偉い人たちなんだなあ、と思ったりして。本部長の言葉通り、竜崎のファンはあちこちにいますよ。竜崎を意識して絡んでくる八島が全く相手にされていないのが気の毒なような気がしてきます。
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moo
実写映画入場者特典冊子2種を1冊にまとめたもの。小説版の中でもこんなに薄いのは初めてではないでしょうか?でも、内容は薄くない。一番好きな織田作が初めて太宰と出会った時、見捨てることもできたのに助けてしまい、どんどん面倒な状況に巻き込まれていく。この頃の太宰はまだ若く、幼ささえ感じるほど。この織田作との出会いが太宰に与えた影響の大きさ…。この2人が一緒に過ごした時間は短いのにね。太宰の想いが切なくて、あなたを大切に思っている人もいるんだとわかって欲しくて。また朝霧さんの元に織田作が現れてくれたらいいな。
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moo
50過ぎでで堅い職業の役を振られることが多い脇役専門の役者・左右田始。華がない、と言われてきたけれど、ずっと役者を続けてきた。そんな彼が現場で遭遇した小さな事件。それを持ち前の観察眼で解決してしまう。派手さはないけれど、今の左右田が出来上がるまでにはいろんなことがあったんだろうなあ。そんな左右田に助けられた人たちには彼のことが印象深く残っていて、彼の仕事に繋がっていく。女優たちの意地の張り合いなど芸能界のことも垣間見えて面白かった。
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moo
小説家の陽平と会社員の和樹は一緒に暮らす恋人同士。陽平は一つの食材で10品の料理を作り、それを小説にするという。出てくる食材は、空豆、鯛、ジャガイモにとうもろこし。空豆も新鮮なら生で食べられるとは知らなかった。茹でるか焼くかしかしたことないけれど、いろんな食べ方があるものですね。鯛は手を出そうとは思わないけれど、ジャガイモやとうもろこしはちょっと調べてみようかなという気持ちになります。美味しそうな感じはするのだけれど、今ひとつワクワクしない。食べてる場面が少ないから?
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moo
遂に完結を迎えてしまいました。気になっていたあの人たちのその後も描かれ、結の心にもやっと平安が訪れたようでよかった。大阪で店を守り続けた人たちの想い、江戸で何度も苦難にあいながらみんなで知恵を絞って乗り越えてきたこと、そんなあれこれを大切にこれからの100年を思う。繋げる人も継ぐ人も大変だとは思うけれど、彼らなら大丈夫と思えてしまう。惣次と菊栄の遠慮のないやりとりもなんだか微笑ましく感じます。五鈴屋の後継者たちの物語を楽しみに待ちたいと思います。
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moo
シリーズ9作目。図書館の利用者もいろんな人がいますよね。新聞バトル、すごいなあ。図書館の閉館時間は守ってほしいなあ。その人には楽しい時間でも相手の時間を奪ってるわけだしね。ブックポストの使い方も弁償も、なぜ決まりを守らないのか不思議でならない。学校の図書館、ちゃんと使えたのは高校だけでしたね。中学は司書不在だったのかいつもしまっていたし、小学校なんて生徒増加の教室不足で半分教室になっていたような…。棚の本を見て借りられなくて残念に思った記憶があります。
が「ナイス!」と言っています。
moo
父は自分たち家族を捨てて不倫相手を選び、母は子供たちを育てるために懸命に働いた末に亡くなった。今は教師になり、高校生の妹の幸せを願いながら2人で生きている。そんな時、かつての父の不倫相手が目の前に現れたら…。幸せそうに微笑む姿を見て、憎まずにいられるだろうか?許すことができるだろうか?憎しみがもたらすものがいいもののはずはないけれど…。この結果はとっても辛いしやりきれない。少女はどんな思いでこの決意を口にしたのか。みんなが苦しい思いを抱えている。
が「ナイス!」と言っています。
moo
お墓をどうするか?これはいずれ考えなければいけない問題なので、読みながらドキドキしてしまった。墓じまい、といってもなかなか大変。手続きも面倒だし、費用もこんなにかかるのか…。でも私の代でなんとかしないと、子供に残していくわけにはいかない。死んでしまえば後のことはわからない、生きている人を大事に、と自分に言い聞かせながら考えていこうと思う。
が「ナイス!」と言っています。
moo
小さな自動車修理工場の社長・矢作雄造。とても腕の良い技術者だけれど8年前に息子に先立たれ、3年前に妻を亡くしすっかりやる気を失っている。引退を考え始めた頃、亡くなった息子の元嫁が孫を連れて現れた。自動車整備士の資格をとって一緒に働かせてほしいと言って。多分車好きな人ならもっと楽しめたんだろうなあ。車のことは全くわからないけれど好きなことには理屈はなくてただもう楽しいのだ、という気持ちは伝わってくる。この気持ちが祖父から孫まで伝わっていたことの幸せも。夢を継いで未来を託して。幸せな家族がそこにはいた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/15(3298日経過)
記録初日
2015/01/04(3399日経過)
読んだ本
6953冊(1日平均2.05冊)
読んだページ
2202128ページ(1日平均647ページ)
感想・レビュー
6205件(投稿率89.2%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
現住所
神奈川県
自己紹介

読書メーターを利用し始めてから5年たち、今まで読むことのなかった時代小説を読んだり新しい作家さんを知ったり楽しい読書生活を過ごしています。図書館も地元と近隣併せて4館を利用し、返却期限と場所を間違えないかがちょっと心配な今日この頃。好きな作家さんを追いかけつつ新たな出会いを期待して、本のある生活を過ごしたいなあと思います。 2020年 春🌸

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