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2024年8月の読書メーターまとめ

たっきー
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2024年8月に読んだ本
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2024年8月のお気に入られ登録
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  • Kazuki

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たっきー
突如町に現れた公園で絵を描いている平さんの人生が明らかにされていく。自分に正直に生きること、人と人はすれ違うこともあるけどそれぞれ自分の人生を生ききることが大事だということだと思う。装丁がとてもかわいくて好み。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

たっきー

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2024年8月の感想・レビュー一覧
32

たっきー
外資系の化粧品会社での勤務歴があり、現在はNHK勤務の著者。パラリンピックのレポーターも務めたという(存じ上げなかった)。出生時から左手の指が2本という障害があり、性的マイノリティであることも公表している。私としては美容、恋愛関係のテーマより障害についての話題が関心のあるところ。子どもの頃に周りから不自由、障害という言葉を投げかけられた時に、母から「不自由か、そうじゃないかを決めるのは、他人ではなくて、自分。たとえできないことがあったとしても、自分が"自由"だと思っているなら、その人は不自由ではないの」→
たっきー
2024/08/31 17:38

と言われたという。お母様は厳しくも可能性を信じて子育てされたのだろう。障害は個性だといわれることもあるが、それについては著者は否定的。NHKのパラリポーター時の紹介テロップに「名前(障害名)」と出ていたのが強い違和感があったそう。

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たっきー
犬と猫を一緒に飼うのって大変そうだなーと思うけど、それぞれの可愛さがあるんだろうなとも思う。犬くんは純粋にかわいく、猫さまは自分ペースで王様な感じが良い。続きも読みたいな。
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たっきー
去年の夏の号を再読。しばらくご無沙汰な京都の街中居酒屋に行きたくなる。夏パフェやスイーツも美味しそう。
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たっきー
2015年に刊行された池澤夏樹編『日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集』を当時読みたいと思いながら未読であった。そのなかでも特に読みたいと思っていた町田康訳の「宇治拾遺物語」が文庫化されたことは嬉しい。くだけすぎかなと思う部分もあるけれど、面白かった。
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たっきー
どれも美味しそうで、お弁当おかずとしてだけではなく、普段の食事でもとりいれたくなる。混ぜごはんはあまりしないけれど、良いヒントになった。
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たっきー
スイーツをテーマにした5編収録のアンソロジー。坂木作品、柚木作品は既読だが、この2つの作品がやっぱり好きだなと改めて感じた。初めて読んだ3作品では、友井羊「チョコレートが出てこない」が好みだった。
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たっきー
沖縄の戦前〜現在までの時代を生きた人たちが語り手となり次々と場面が変わる。私はくっきりと語りが切り替わった前半の方がまだ読みやすく、後になってこんがらがってしまった。第67回群像新人文学賞受賞作。
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たっきー
おどろおどろしいタイトルの今作は著者の2023年中の日記エッセイ。間あいだに「原田とエイミー」という創作も挿入されている。双子の男子高校生を育て、義両親の介護もしながら翻訳の仕事(+他の文筆業、講演等)を進めていく様はとてもハード。メンタルクリニックや5年前の心疾患のフォロー通院の様子についても書かれている。本当にお身体を大切にしてほしい。
たっきー
2024/08/26 07:54

文中に花房観音氏とのやりとりについて書かれていたのが印象的。おふたりのエッセイそれぞれで、命に関わる心疾患の発見、闘病の様子を読んでいたので。40〜50代の不調は更年期のせいと思い込みがち(そうであると疑わない)のようだが、大きな病気が隠れているかもしれないので、きちんと検査をしておかないとと思った。

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たっきー
突如町に現れた公園で絵を描いている平さんの人生が明らかにされていく。自分に正直に生きること、人と人はすれ違うこともあるけどそれぞれ自分の人生を生ききることが大事だということだと思う。装丁がとてもかわいくて好み。
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たっきー
「10時間でざっと学べる」なのに、流し読みしたものだからあまり理解は進まなかった。直観で選ぶのではなく確率を考えること、確率は同じように思えてもサンプル数が少ないとブレが大きくなること、は分かってはいても冷静に考えられていないことがあるから改めて大事だなと心に留めた。
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たっきー
タイトルにもある「サイキック」について、至るところに散りばめられている物語。ばななさんだからこその物語で、読む人を選ぶのだろうけど、私にはすとんと落ちた。あとがきには「かなり重いテーマで、生きる方法やサバイバルのノウハウの話」と。物語の内容についてはあえてここに書かなくても良いと思うので略。
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たっきー
シリーズ23巻。今回はやおぎも(広島の料理で、牛の肺を甘辛く煮込んだもの)、イカスミライスコロッケ、いなり餃子等あまり目にすることのない珍しいアテが多めに登場。今お酒を飲むなら、平目のあん肝和え、アジの活け造り、冷製ウニホーレン、イカと青菜炒めをオーダーしたいなぁと思いながら読んだ。
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たっきー
帝国ホテルを舞台にした短編集。どれも短いストーリーで印象には残りにくい。帝国ホテルだからこその特別感、非日常を楽しむ人たちの物語。
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たっきー
川上弘美選の随筆集を読んで、もう少し高峰秀子の文章を読んでみたいと思い手にした。こちらは1972年に文化出版局より出版された同タイトルの復刻版の新装版。自身のことを「要領つかいでチャランポランで怠けもの」、「がんこ」と評しているが、自身の考えを貫く面白い人だなと思う。好きな器や花のこと、夫とのエピソード等いろいろ面白かったが、谷崎潤一郎のエピソードが特に興味深かった(谷崎潤一郎の食いしん坊ぶり!)。
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たっきー
「Visa」の連載から選ばれた81篇をまとめたもの。旅先で出会った場面を切り取った写真とエッセイ。印象的な写真が多くて素敵。景色も良いが、人を写したものの方がいいなと思うものが多かった。あとがきには、カメラをもつことで世界につまらない場所、つまらない人というのが存在しなくなったことが最大の効用と書かれていた。
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たっきー
表向きは平等が謳われていても、そこかしこに存在する差別や序列について、酒井さんが切り込む。親ガチャ、推し活、マッチングアプリといった今っぽい話題についての考察も。
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たっきー
グルメレポ・エッセイ本。食べ物エッセイは好きだけど、これはもうひとつ。有名店を回っているようだが、2007年、2008年時点で1人1万円〜(もっと高いところもたくさん)のお料理のわりに、あまり美味しそうに感じられない。お酒を飲みすぎて味をおぼえてないから次から控えようと誓うも、すぐに破られてしまうのは『つれづれノート』で見ているのと同じ。これで1番美味しい思いをしたのは、(恐らく経費で落としたであろう)食べるの大好きな編集者では…。
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たっきー
5編収録のミステリー。「ヤリモク」は既読。好みの作品は、「惨者面談」、「ヤリモク」、「パンドラ」。著者の既刊の長編作品も読んでみたい。
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たっきー
6編収録の短編集。どれも良かったけれど、特に好きなのは「ユキはひそかにときめきたい」。冴えない夫が、好きなアイドルの容姿に変わってときめくようになり、夫に優しくなるのだが、夫にも同じことが起こっていて、それは姿だけの問題ではなく、自分の行動によって相手の行動も変わると気づくところ。
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たっきー
いろいろな媒体に掲載されたエッセイ集。本にまつわるものも良いが、著者の考えていることが垣間見えるエッセイや日記が特に面白い。KISS(バンドの)が好きで、貴乃花より武蔵丸派で、子どもの頃の人形遊びに違和感を抱いていて、未だに自分が誰だかわからなくて、「地球人のふりをしている宇宙人の気持ち」が人生でずっとついて回るという著者のことは信じられる。
たっきー
2024/08/13 22:07

かつて飼っていたというヤクルトの池山似の猫のことも気になる。最後はいなくなってしまって悲しいことなのだけど、この猫に関するエッセイはとても面白くて、家族に思わず読み上げてしまうくらい笑ってしまった。

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たっきー
28名の書き手による思い入れのある食べ物屋さんのエッセイ。そう簡単に行けるところがないのが残念だが、書き手がいかにそのお店に愛着があるのかが伝わってくる文章は魅力的。
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たっきー
宮城県警シリーズ。今回は事件の解明よりも、幼馴染が事件に関わってきたときに、どのようにその相手と対峙するか(私的な関係がある人と仕事で厳しい対応をするときの気持ちのもち方)をメインテーマとして読んだ。また、東日本大震災の被災地であっても、家族を亡くした人とそうでなかった人との分断も大きいと思う。自分だったらどう動くだろうか、ということを考えさせられた。
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たっきー
女性解放、ピル解禁を訴えた塙玲衣子という人物について、彼女の周辺にいた人物へのインタビューを通してその人物像を浮かび上がらせるというストーリー。読んでいてもあまり塙という人物に興味がわかず、そのまま終わってしまった。
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たっきー
河原番外地ベルジュ江戸川で暮らす人たちの連作短編集。いろいろな暮らし模様がみえる。穏やかだが、印象には残りづらいかなと思った。
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たっきー
SF色強めな作品が多いミステリ短編集。好みなものとそうではないのとが分かれた。好きだったのは「九月某日の誓い」、「閻魔帳SEO」。
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たっきー
プロアスリートのマネージャー、フリーランスライターという経歴の著者によるデビュー作の小説。障害をもって生まれた子・奏のことについて、母親・栞に対する、栞の母親からの「(障害は)あんたのせいじゃない」、周りの人たちに「ご迷惑をおかけして」と謝ること、それ自体が障害に対する周りからの評価を表しているのだなというのがみえる。自閉をもつ子育てに、父親の関与の難しさも感じた。
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たっきー
奈良に縁のある作家4名で城崎温泉へ行ったことをきっかけに作られた作品。4作品とも「城崎にて」というタイトル。森見登美彦作品が1番の目当てであったが、面白かったのは草香去来作品。ちょっとバカバカしい感じが面白かった。
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たっきー
明治時代の北海道樺戸集治監が舞台。市民運動で服役することになった巽、巽と一緒に枷をかけられた大二郎、看守の中田が主要な人物。大二郎が大切にしていた石の秘密、大二郎が脱走してからの行方と最後まで緊張感のあるストーリーだった。
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たっきー
都会で生きる人たちを描いた連作短編集。皆が必死で生きていて、周りの人たちのことを気遣う余裕がなくなっているのだろうなと読んでいて感じた。あと配慮されている人(この小説では璃子)が、周りの人たちの対応に不満を漏らすのはもやっとする。感謝しなさいというわけではないのだけれど、ちょっと現実でも思い当たることがあったので。
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たっきー
タイトルからイメージしていた内容とはやや違っていた。文学作品のなかに登場するケアに関する記述によって、その時代や社会でどのようにケアが捉えられているかについてはわかった。
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たっきー
「受援力」=頼るスキルを身につける方法について。頼り下手な私は、"わかっちゃいるけど…"と思いながら読んだ。巻頭にも出ていたが、0〜3歳の子ども3人を連れて、留学のため渡米、現在6人の子の母親でドクターという著者のプロフィールをみると、そもそもの人間としてパワーやスペックが違いすぎる…と思ってしまった。
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たっきー
『金環日食』、『カラフル』とそれぞれ雰囲気が違ったが、また著者の新たな面をみることができたと感じた作品。そして、それらの作品よりも今作はかなり好みだった。皆自分が望んで生まれてきたわけではなく、生まれる環境も選べない。生まれたときからしんどい人もいれば、生きていくなかで人生に絶望することもある。それでも、誰かに心配や気遣いされることで生きていけるし、その気遣いや愛情が目に見える形になったものが手作りの料理なんだな、と読んでいて感じた。ぐっときた作品。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/04/24(5289日経過)
記録初日
2009/09/03(5522日経過)
読んだ本
5328冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
1156717ページ(1日平均209ページ)
感想・レビュー
2384件(投稿率44.7%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
その他
外部サイト
自己紹介

小さいころから本が大好き。

職場のすぐそばに図書館があるので、
まめに図書館に行って、本を探し、
それらを通勤中に読んでいます。

ジャンルは特定しないで、
気になるものをどんどん読む派。

ここに記録をし始めて、
最近は女性作家ものを
よく読んでいることに気づきました。

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