読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

紡ぎ猫
読んだ本
10
読んだページ
4299ページ
感想・レビュー
10
ナイス
199ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入り登録
3

  • 中玉ケビン砂糖
  • さゆ
  • /x00

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

紡ぎ猫
タイトルがかなり意味深。バブル直後の北海道の小さな島で起きた出来事と現代の事件がいつまでたっても交わらないのだけど、最後のほうになって次々に畳みかけるように明らかにされる真相が悲しすぎる。田所刑事の御茶目っぷりにさらに磨きがかかっている。三ツ矢とのコンビでこの先ももっと書いてほしい。そして相変わらず、この作者の描く母親が問題ありすぎる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

紡ぎ猫
タイトルがかなり意味深。バブル直後の北海道の小さな島で起きた出来事と現代の事件がいつまでたっても交わらないのだけど、最後のほうになって次々に畳みかけるように明らかにされる真相が悲しすぎる。田所刑事の御茶目っぷりにさらに磨きがかかっている。三ツ矢とのコンビでこの先ももっと書いてほしい。そして相変わらず、この作者の描く母親が問題ありすぎる。
が「ナイス!」と言っています。
紡ぎ猫
教育虐待って最近問題になっているテーマ。親から虐待を受け続けた2人が出会って親への復讐計画を練りながら、暴力に耐え、チャンスを待つ。最後にスカッとする復讐ものって好きかも。今のところ、この作家さん外れなし。
が「ナイス!」と言っています。
紡ぎ猫
一つの家を舞台にした連作短編集。一番新しい住人から始まって、1話ごとに過去にさかのぼっていき、最後に過去と現在がつながる。不幸の家っていうけど、みんな最後は晴れ晴れとして家を後にしている。どんな家族にだって問題はあるし、不幸は襲ってくるけど、幸せなことだってあるし、明るい未来だってあるのだから、その家が別に特別なわけじゃない。
が「ナイス!」と言っています。
紡ぎ猫
前作「あの日君は何をした」同様秀逸なミステリー。そして最後の終わり方も。三ツ矢と田所刑事の関係性も魅力で、シリーズ化に期待。田所の抜けぶりにさらに磨きがかかり、これは受け狙いで意図してのことなのかと思ってしまった。そして、作者の描く母親ってたいてい怖いのだけど、社会の流れとか歪みに翻弄されて自分を持たない人間が陥りやすい罠なのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
紡ぎ猫
世界に先駆けて民主主義国家を樹立したはずのアメリカで今、民主主義の末期症状を見ているような気がしてならない。世界の民主主義国がたどってきた歴史を振り返りながら、最後には希望を与えるような書き方だけど、ここには書かれていないことがある。AIの台頭、情報の氾濫、特にフェイクニュースの氾濫は、人類がかつて経験したことのない混乱をもたらしている。だから、この先どうなるかは全く予測不可能。引用されていたフリーダムハウスの民主主義評価で、自由の国のはずのアメリカ(83点)は日本(96点)よりも自由度が低かった。
が「ナイス!」と言っています。
紡ぎ猫
仮面の下は怖すぎた。暴力的なシーンは好みでないので飛ばし読み、というか、オーディブルなので飛ばし聞き。狂気すぎる犯人の精神が理解できない。宮下と小野田の警察コンビの先が気になったが、この続きはあるのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
紡ぎ猫
いい人だと思ってた人が悪い人だったり、悪い人だと思ってた人とがいい人だったり、話は二転三転するし、読者はけむに巻かれっぱなし。長編なうえに過去と現在に様々な登場人物が出てきて、話も複雑でこんがらがってしまいそうだけど、謎が謎を呼び、最後までどうなるのか先が気になって仕方がなかった。とにかく引き込まれた。
ミカママ
2024/10/13 21:03

貫井さん、かつてむさぼるように読んでましたが、最近はご無沙汰です。「現代語版」って・・・?(笑)

紡ぎ猫
2024/10/13 22:12

私も最初なんのこっちゃ?と思いました😁作中作があるのですが、それが終戦直後に書かれたものという設定で、古い仮名字体で書かれているのを、現代人に読みやすいように書き直したものだそうです。

が「ナイス!」と言っています。
紡ぎ猫
何冊か読んだこの人の作品の中で、これが一番良かったかも。この人は、母親の心の闇を書かせたら右に出る者はいないのでは。突然息子を奪われた母親の悲しみ…、想像したくない。
紡ぎ猫
2024/10/11 09:27

ラストも怖い、イヤミスです😱

ミカママ
2024/10/13 10:13

ラスト…😱

が「ナイス!」と言っています。
紡ぎ猫
ネタバレ設定もストーリーも面白く、読者を引き込む力はあったように思うけど、最後は結局、え、そうなの?ていうなんかあっけない終わり方。ひねりすぎてしまったのかなあ。結局誰かさんの勘違いということ?
が「ナイス!」と言っています。
紡ぎ猫
自分の本を自分で翻訳者に翻訳させ、自らアメリカの出版社に売り込んだとは。それが成功して世界的な作家になった村上さん。小説家としての知られざる苦悩もいろいろつづられて、ここまで有名になると色々と言われるんだろうな、とは思いつつ、村上さんの小説に出てくる「僕」と何となく重なる、飾らない小説家の日常を垣間見せてくれて、しばし夢を見させてもらった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/05/10(5313日経過)
記録初日
2010/01/10(5433日経過)
読んだ本
847冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
272580ページ(1日平均50ページ)
感想・レビュー
765件(投稿率90.3%)
本棚
0棚
性別
職業
自営業
自己紹介

基本的に何でも読みますが、特に興味があるのはミステリー、文芸、ノンフィクションなどです。ホラー、オカルト系は夜トイレに行けなくなるのでNGです。あと、最後にどんでん返しがあるのがたまらなく好きです。まんまと騙されたいです。

読書以外の趣味は、自分で紡いだ糸でセーターを編むこと。刈られた羊の毛を洗ってブラシで梳いて、糸車で糸にします。プロフィール画像の写真は愛車のアシュフォード糸紡ぎ機。セーターを編みながらハンズフリーで読める電子書籍を読みます。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう