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9つの短編集。タイトルは気分上々だが、どの話も読み始めは「え？どこが…」と思うものの終盤に向けてのぐぐぐと上がってくる所が、最高ではなく上々という表現がとても合っている。9編のうち特に印象に残ったのは、『17レボリューション』という女子高生の自分を変える話と、『東の果つるところ』という女優がお腹の子に語りかける話。印象的な言葉「これだけは肝に銘じなさい。幸福など断じて恐れてはいけない。びくびくしている人間を幸福は見くびり、もてあそんだ末に身をひるがえす。その逃げ足たるや相当なものです。」

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Osamu Ueno(ラジオネーム風のふじまる)

fuさん、おはようございます。ところで私のつぶやきにNHKFMの「トーキングウィズ松尾堂」という番組情報を載せています。読書家の方々には必聴だと思います。よかったら再び覗いてみて下さい。(^-^)

ナイス ★1

03/03 09:53

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読友さんからお借りしました。友人のアマチュア落語会を見に行った江利が主人公。職場、実家、落語教室、彼氏とのデート、そして落語の中の世界、彼女を取り巻く世界はとても人間くさく面白い。つまらない人生なんて見方次第で落語みたいに面白みのあるものに変えられるのかもしれない。とっても面白かったです、貸してくださった読友Aさんに感謝です(*´︶`*)

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アマニョッキさん、Yuuki.さん、今度の読書会忘れずに持っていきますヽ(´▽｀)/

ナイス ★1

04/24 23:28

Yuuki.

次の読書会参加できて、それまでにGET出来てなかったら、是非お願いします(^-^)

ナイス ★1

04/25 01:14

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音がする小説、色と光と影が見える小説はありますが、香りまでも含めた五感に訴える描写が優しい言葉で流れる音楽のように書かれている作品でした。ピアノのコンクールを軸に天才・秀才・奇才、様々な才能の形が表現されていて、才能は共鳴し合い、お互いに火をつける、ドロドロではない爽やかな切磋琢磨が読んでいて楽しかったです。これを読んだら自分も音楽を始めたいな、もう一度楽器してみようかな、という気持ちになる方も多いかもしれません。

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Osamuさん>羽生名人とはまた説得力増しますね（＾艸＾）♪

ナイス ★2

04/13 11:55

Osamu Ueno(ラジオネーム風のふじまる)

ですね。(^-^)

ナイス ★1

04/13 11:57

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菊子の顔を見ると、みんな自分語りが止まらない。名前は、はらのうちきくこ。東北から東京へ出てきた彼女はその特異体質から職を転々としていた。ある日、お弁当屋さんで売り子をしていた菊子を、従業員2名の小さな編集社の社長がインタビュアーとしてスカウトし特ダネを狙う。関西人の戸部社長とイケメンネオ七三の桐谷さんのやりとりがとてもテンポよく、楽しくすんなり読めた。アクシデントやほんのり恋愛もあり、あっという間。帯にも書いてありましたが続編が出たらぜひ読みたいっ。

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なんだこのタイトルは？元気に長く生きるのはめでたいことだよそりゃあ、と思い手に取りました。中をぱらぱらめくると、なんとまあ90代でお書きになったってほんと？ゴーストライターでは…と驚き購入。佐藤愛子さんはご自身から湧きだすエネルギーで人生を爆走してきた結果、長生きしています、みたいな感じです。長生きが目的ではなく。エッセイは夏目漱石の坊ちゃんを思い出すような、嫌味っぽいとこもあるけど憎めない、怒りっぽくても優しさが感じられる文章でした。他の作品もぜひ読んでみたくなりました。

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ネタバレ主人公あかりの彼氏、神名は優しくて料理上手でよく気がつく。けど突然仕事を辞めて、さらに一人で旅に出るのをあかりにだけ言わなかったこと、行きつけの店の常連のまさみちゃんに優しすぎることから、イライラと嫉妬。あかりは仕事で依頼を受けた翻訳の内容から、逸れに逸れてほぼ自作の物語に。自分の状況が仕事に影響しすぎてて、むしろもう作家になりなよ、って読者に思わせるのがしをんさんさすが上手。あとがきが大好きです。