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2024年8月の読書メーターまとめ

しんたろー
読んだ本
10
読んだページ
3132ページ
感想・レビュー
10
ナイス
1926ナイス

2024年8月に読んだ本
10

2024年8月のお気に入り登録
1

  • いっちゃん

2024年8月のお気に入られ登録
1

  • いっちゃん

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しんたろー
天童さんの新作は、殺人事件に端を発した複雑な人間模様…事件の被害者&加害者、性犯罪の重み、ジェンダーに関わる言葉の使い方、などの様々なテーマを盛り込んだ社会派ミステリ。事件を捜査する刑事・鞍岡を主人公にして、コンビを組む志波の視点も交えながら描かれていて、テーマは重いけれどもエンタテイメント性も高くて読み易かった。何よりも鞍岡&志波が非常に魅力的だし、脇役の女性警察官・依田&館花を始めとして登場人物を巧みに描き分けているので、全ての人が生きているかのように感じた。今年のマイベスト10入り決定、続編も切望!
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

しんたろー

いつもナイス&コメント有難うございます🙇夏だから仕方ないのですが猛暑が続いてキツイですね~😥グッタリなので、読書&ウォーミングが控え目ですが、ソコソコは楽しめました。中でも『俺たちの箱根駅伝』はダントツの面白さでした👍今月も御一緒に楽しめますように🍀【2024年7月の読書メーター】本の数:8冊 ページ数:2728ページ ナイス数:1264ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/655439/summary/monthly/2024/7

いつもナイス&コメント有難うございます🙇夏だから仕方ないのですが猛暑が続いてキツイですね~😥グッタリなので、読書&ウォーミングが控え目ですが、ソコソコは楽しめました。中でも『俺たちの箱根駅伝』はダントツの面白さでした👍今月も御一緒に楽しめますように🍀【2024年7月の読書メーター】本の数:8冊 ページ数:2728ページ ナイス数:1264ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/655439/summary/monthly/2024/7
しんたろー
2024/08/03 09:48

yominekoさん、おはようございます&こちらこそ有難うございます!!今月も御一緒に楽しみなから🎵🎶暑い夏を乗り切りましょう💪

しんたろー
2024/08/03 09:50

朱さん、こちらこそ、いつも有難うございます🙇暑いのは苦手ですが、そんな時こそ熱いラーメンで頑張ります💪今月も宜しくお願いします!!

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2024年8月の感想・レビュー一覧
10

しんたろー
佐野和哉さん初読み。私の職業なのと、読友さんの高評価に惹かれて購入。掌編5つは、タイトルから予想していた通りの怪談集ぽい味わい。短編『三ッ寺鉄仮面少女』は「都会の童話」的な雰囲気がして好み。中編『日本橋漂流少年』は、シッカリと創り込まれた現代的なホラーで「やるなー!」と感心した(上から目線で何様?)。中盤以降が長編になっていて、主人公・カズヤが怒涛の怪奇に巻き込まれ、ヨシダさんの哀しい人生を知る話…二転三転する展開と怖いシーン満載は良かったが、人間の闇が繰り返し描かれているので、若干食傷気味でもあった。
佐野和哉
2024/09/02 20:28

しんたろー様、ご覧いただきありがとうございます! 詳しい感想までご投稿くださり感謝でございます。 日本橋漂流少年は書いているうちに私も好きな街や嫌な奴を重ねて、すごく感情移入しながら書いた作品でした。御気に召していただけてうれしいです! 最後は少し胃もたれをさせてしまったようですが、コレに懲りず是非また応援よろしくお願い申し上げます。このように皆様のご縁で作品を広めて下さったことにも深く感謝いたします。

しんたろー
2024/09/02 23:30

佐野和哉様、御丁寧なコメントを有難うございました!生意気なことも書きましたが、総じて面白かったですし、次作も楽しみになりました。ドラマの世界に30年以上いたので創作活動の苦労は多少なりとも存じていますが、小説は更に難しいものだろうと推察します。厳しい世界でしょうが、御自分の感性を信じて今後も頑張ってくださいませ。

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しんたろー
バットカンパニーシリーズ3作目…有働、柴、美桜、有働&美桜の順で各々が主役の短編が4つ。アクション満載ながらユーモアを交えているので、ヴァイオレンスが苦手な人にも楽しく読める?はず。御贔屓の美桜の口調が更に酷くなっている気がするのは気のせいか?今回はお嬢様らしいシーンがなかったので、それとの対比がなかったのが残念。どの話も適度に人情を塗してあるのが好み。脇キャラながら妙と久保が良い味を出しているのも嬉しいし、彼らの登場シーンを少し増やして欲しいとも思う。第4弾では、野宮社長が主役の話もお願いしたい♬🎶
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しんたろー
天童さんの新作は、殺人事件に端を発した複雑な人間模様…事件の被害者&加害者、性犯罪の重み、ジェンダーに関わる言葉の使い方、などの様々なテーマを盛り込んだ社会派ミステリ。事件を捜査する刑事・鞍岡を主人公にして、コンビを組む志波の視点も交えながら描かれていて、テーマは重いけれどもエンタテイメント性も高くて読み易かった。何よりも鞍岡&志波が非常に魅力的だし、脇役の女性警察官・依田&館花を始めとして登場人物を巧みに描き分けているので、全ての人が生きているかのように感じた。今年のマイベスト10入り決定、続編も切望!
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しんたろー
行成さんの新作は6つの短編集…ファンタジー2作を含んだ全ての物語を「うんうん」と頷きながら読めた。それは各話の主人公が共感できる性格なのと、著者らしいユーモアを交えた読み易い文章の成せる技だと思う。更に、親子や夫婦など親近感ある「情」を巧く織り交ぜているからだろう。各話のタイトルも読む前は「ストレート過ぎない?」と思ったが、読み終わると「なかなか洒落てるなぁ」と思わせるのが憎い!どの話も好みだったが『ユキはひそかにときめきたい』では胸がキュンとさせられたし「妻への言葉が見つからない』には大いに泣かされた。
東谷くまみ
2024/08/20 15:57

しんたろーさん、こんにちは✨️おー、行成さんの新作やはり良さそうですね😆❣️図書館予約しようっと!

しんたろー
2024/08/21 18:47

くまみさん、こんばんわは✨️やはり行成さんは面白いものを描いてくれます👍決して損はない良作ですよー!!

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しんたろー
好きな芦沢さんがSFミステリ短編集を出したと聞いて…表題作は、死後結婚という制度が確立した世界でのアイドル推しの話。『ゲーマーのGlitch』は、近未来のゲームバトルの実況中継。『二十五万分の一』は、嘘をつくとその人が消滅する世界の掌編。『閻魔帳SEO』は、地獄か天国へ行くのが判る世界での話。『この世界には七つある』は、ある部屋に閉じ込められた人々の話。『九月某日の誓い』は、大正後期~昭和初期にかけて超能力が絡んだ話。SFと言うよりダークファンタジー的な味わいで、著者らしい捻りが効いていて充分に楽しめた。
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しんたろー
チャボの桜の目線で語られる物語…ある商店街を舞台に色んな作家さんが競作したものなので、他の作品を読むと面白さが増すらしいが、本作だけでも楽しめる創りになっていて、ブラック会社で勤めていたせいで心の病になってしまった桜の飼い主・茂が徐々に立ち直ってゆく姿を描いている。「彩瀬さんじゃなくても読めるタイプの内容だなぁ」と思いながら読んでいたが、段々と著者らしい心情表現や胸に響く台詞が「うんうん、こういう彩瀬さんもアリだな」と思えてきた。登場人物が皆ステキなのと、鳥同士の会話に人間への風刺と愛があるのも良かった。
mariri
2024/08/15 10:59

あっ、まだ読んでない作品だ!早く読まなきゃ😙🎶

しんたろー
2024/08/15 15:49

maririさんも彩瀬さんファンでしたね?!😉慌てて読むほどの傑作ではないですが😅良作ではありますので、お愉しみに🎵🎶

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しんたろー
待ってました!の新シリーズは万造&お満が長崎から帰ってきた3年後の『まんてん』は盗賊が絡んだ事件もの…みんなが協力して解決する人情噺は健在。3年前の万造ロス状態の長屋を描いた『みかえり』は辰次&お蓮が結ばれるまでのドタバタも『おけら長屋』ならではの楽しさ。そして切ない「上意討ち」が絡んだ『にたもの』は最後に泣かせるニクイ演出で「これぞ、おけら長屋!」と拍手した。万松屋という何でも屋を始めたことや新メンバーも加わって、これからも益々楽しみになったし、鉄斎&お染の先行きも気になるので、早くも次巻が待ち遠しい♬
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
前作の直木賞受賞作で万城目さんの面白さを知り、読友さんから推薦作を購入しに行ったが、シリーズ第2弾が発刊していたので(心の中で読友さんに謝りつつ)こちらを購入。京都の女子寮での短編『三月の局騒ぎ』と「本能寺の変」の謎に社会科教師が巻き込まれる中編の表題作、二編が収録。両編とも京都なら起こりそうだと思わせる不思議ことをユーモアたっぷりで描いていて読み易い。少し残念なのは、前作では感じた清々しい青春感や余韻があまり残らなかったこと....この作風に慣れたからかも知れない。とは言え、良く出来たエンタテイメント。
みい
2024/08/13 08:44

余韻かあ。大阪ですけど、「プリンセス・トヨトミ」と「とっぴんぱらりの風太郎」は私が余韻を感じた作品です。作風に慣れたところでチャレンジしていただけると幸いです。

しんたろー
2024/08/13 09:39

みいさん、有難うございます!!その2作は是非とも読みたいです🎵🎶😉

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しんたろー
比嘉姉妹シリーズ最新刊は6つの短編集。『たなわれしょうき』は伝承の不気味さが恐怖を煽る展開で、ホラー短編集のトップバッターとして巧みに出塁。『戸栗魅姫の仕事』&『火曜夕方の客』が粘って四球を選んで満塁、『くろがねのわざ』&『とこよだけ』のクリーンナップが見事に仕事をして一気に5得点....って感じで贔屓チームの勝ち試合を観るかのように楽しめた。ラストの表題作は著者が好きな?「辻村ゆかり」もので、ゾッとする「闇」を堪能…真夏にホラーなら、やっぱり澤村さん!琴子は健在だが真琴が心配なので、早めに長編を期待♬
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
楽しみしていた荻原さんの新作は、樹海並みの森で発達障害の5歳児・真人が行方不明になっていた1週間を叔父・冬也が解き明かしていく物語…「何があったのか?」というミステリ的な展開ではあるが、著者らしいユーモアに満ちた文章で楽しく読めた。森で真人に関わった4人は勿論の事、登場人物達が活き活きしているのも良い。中でも真人の母・岬がとても魅力的だし「男児を書かせたら天下一品」の荻原さんなので真人が愛らしい!社会的なテーマが色々と盛り込まれているが、消化不良気味に感じたのは残念。とは言え、充分満足できる良作ではある。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/02/16(3206日経過)
記録初日
2016/01/07(3246日経過)
読んだ本
1314冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
456584ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
1314件(投稿率100.0%)
本棚
46棚
性別
血液型
A型
職業
その他
現住所
東京都
自己紹介

感覚派で何となく気になった本を乱読するタイプですが、好きになった作家は追いかける傾向もあります。2021年現在、(エッセイを除いて)森沢明夫さん、横山秀夫さん、恒川光太郎さん、今村翔吾さん、伊兼源太郎さん
彩瀬まるさん、芦沢央さん、月村了衛さんは制覇中)ミステリ、サスペンス、ホラー、ファンタジーなどのエンタメを好んで読みますが、心情が伝わってくる人間ドラマが描かれていれば更に嬉しいです。ドラマ制作の仕事を長年していましたが、昨年定年でリタイヤし全く違う業種を選んでタクシードライバーになりました。

【ナイスについて】
同じ本を読んだ同志への敬意として、ポチッしています。お気に入りさんに関しては、未読の本でも参考にさせて頂く御礼を込めてポチッしています。ただし、ネガティブな感想に終始しているもの、点数だけ or 星印だけで感想がないもの、あらすじだけのものは、良し悪しを判断できないのでポチッしていません。ナイスを頂いた際は、見逃さない限り御礼ナイスを返すようにしています。つぶやきに関しても、同様の基準でポチッしています。自分ルールでお気に召さない方もいらっしゃるでしょうが、ご了承くださいますようお願いいたしますm(_ _)m

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