少し拗らせている気がしたけれど面白かった。個人的には表題作がよかった。頭の良さそうな高校生たちの心理&頭脳戦。利害関係のないゲームは仲良しですると何でも楽しいと思う。これはまた違う趣旨のお話でした。

蛇性の婬を目当てに。もう少し、ゆっくり読んでみたいと思います。

2004年芥川賞受賞作。今なら芥川賞にはならなかったような気がします。時代かもしれません。10代の怖いもの知らずと好奇心が詰まっていて極めて刹那的であると思います。ごく狭い場所でしか生きられない窮屈さと、それでも若さが色んなものを許容してしまう眩しさも秘めているような。ルイにもシバにも幸せを見つけてほしい。

少し拗らせている気がしたけれど面白かった。個人的には表題作がよかった。頭の良さそうな高校生たちの心理&頭脳戦。利害関係のないゲームは仲良しですると何でも楽しいと思う。これはまた違う趣旨のお話でした。

いくつかの白いもの、散文詩と評されているように短い文章がそれぞれの白いもので多少の繋がりを持っているようだ。もう一度、ゆっくり読んでみたいと思う。