追記2>一口サイズのチーズケーキがたまたま冷蔵庫にあったので、七味、そして(ユズ胡椒がなかったので)黒胡椒をたっぷりかけて食べてみた。おい、紙野ちゃん!美味しく・・・ないやん・・・と思ってたら伊坂氏が後書きに書いてあった。後書きを読んでから試せばよかった。
2023年10月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3325ページ ナイス数:226ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/703986/summary/monthly/2023/10
追記>「スイスイ人」「死にたくても死ねないホテル」・・・。伊坂氏の言葉のセンスにはいつも感服してしまう。さらには「他人と比べた時点で、不幸は始まる」「人類はストーリーが好きですから」「ハンバーガーがなぜ自分を食べるのか、抵抗するような感覚」「もともと人間は、環境破壊や戦争をするように作られているんだし」「真面目に?それって猫に『寝るな』っていうようなものじゃないの?」などと洒落ててシンプルで本質を見事につくセンテンス。本を読む人にとっての殺し文句といってもいいかもね。
追記2>一口サイズのチーズケーキがたまたま冷蔵庫にあったので、七味、そして(ユズ胡椒がなかったので)黒胡椒をたっぷりかけて食べてみた。おい、紙野ちゃん!美味しく・・・ないやん・・・と思ってたら伊坂氏が後書きに書いてあった。後書きを読んでから試せばよかった。
追記2>調べてみると、この本、原題「Finding Langston」はシリーズのうちの第1作。あと2冊あるようだ。2作目は「Leaving Lymon」とあるから、ライモンの話かな。翻訳が待たれる。絶対読みたい。死ぬまでに読みたい。
追記>「帳場からどよめきが上がる/P297」。思わず頭に浮かんだのは、クロサワ映画「天国と地獄」の捜査会議のシーン。手帳片手に刑事が意外な事実を読み上げるたびに、みんながどよめく。さらには警察組織と新聞記者との関係もこの映画。頭の中でイメージが先行したせいか、もうちょっと時代の空気感を表現する部分が欲しかったような。
追記>「そこに愛はあるんか」。たかがCMコピーなのだが、人が生きていくうえでとても大切な問いかけなのかもしれないと思った。 そして小説にするまで思い出を寛容に語ってもらえる人生を歩んだ父とその父に育てられたさださん兄弟や友人たち知人たちは、本当に幸せですわ。
追記3>国同士の戦争に利害はあっても正義はない。正義は個人の良心に宿る。 前作もそうだったけど、今作もそれなんだよなぁ。ただ「同意の独裁」の市民たちを悪だとは思えない。WW1に敗北した以降のドイツ国民たちは本当に悲惨だった。この苦難から抜け出せる、豊かにしてくれるとなれば、悪魔だって信じるわ。また、イギリスもフランスも自己中外交だったし、キリスト教会も見て見ぬふりだった。
「抑圧的な社会への無邪気な反抗心」それですよね♪インテリ中流階級学生が主導だった「スゥイングボーイ」と違って若年労働者層を中心に広がった海賊団としてもかなり素朴で無邪気なあのデコボコ4人組+味噌っかすフランツ君の、多分大人の「ちゃんとした」抵抗運動家とかレジスタンス思想家から見たら「お前ら遊び半分やろ」と怒られそうな犯行のエネルギーが眩しく描かれた読み応えのある作品でしたね。追記3で仰っていた、なぜドイツ国民が社会主義労働者党のモンスター化を制御できなかったのかは、私もとても興味があります(*^^*)
追記>この小説は遠田ファンの嫁が購入。いつもは読み終わったら自分に回ってくるのだが、この本は「処分する本BOX」に入っていた。読み終わったらなんとなくわかるような気がした。彼女が嫌いなタイプの小説だったw
追記2>「あなた」「身も心も」「赤いスイートピー」・・・。昭和歌謡&フォークソングが、主人公の大学生が父と彼女の若い頃の様子を手繰り寄せるために使われる。「あの頃は良かった」ではないけど、自分も最近、その頃の歌をウォークマンに入れて出した。自分も時代も日本も絶対に戻れない感情なんだけどね。例えば岩崎宏美のセンチメンタルの「かかとの高いしゃれた靴を私は履いてみたの そんな気分よ十七歳」って阿久悠はすごいわww
追記>「切腹」といえば、小林正樹監督の映画。ストーリー運びに魅せられ、仲代達矢の演技に魅せられ、何度繰り返し見たことか。海老蔵の下手糞演技で再映画化されたのが無性に腹が立つW
追記>かなり昔のこと。主人公の男の子に似た少年をテレビで見たことがある。NHKの大みそかの番組。そこに映し出されたのは、正月返上で塾に泊まり込み猛勉強する小学生たちの姿。その時「まだ小学生なのに、なぜそこまでやるのか。ロボットみたい」と思って見ていた。ただ、ひとりの少年がインタビューに答える。「将来、僕は宇宙ロケットをつくりたい。その道に進むためにいい中学校に入りたい」。そんな夢があるのか。目的を持ち夢に頑張るのに年齢は関係ない。その子は夢が叶ったんだろうか。叶わなくてもいい人生を歩んでいるだろうか。
2020.06.20.更新 2020.12.08.追記 2021.01.04.改訂
2022.11.05.更新 2023.08.23.更新 2024.01.15.更新
子育て&会社の経営責任から離れて5年目に入った。
嘱託社員で気楽な身分だったが、そろそろその先のことも考えねば・・・
という時期になってしまった(年金制度ってホント、ややこしいぞ)。
趣味はあいも変わらず、「読書」「山」「セレッソ大阪」。
【読書】
幼いころから本好きで。童話「泣いた赤鬼」はその頃の愛読書。
中学2年の時に友人より大量に譲り受けた星新一で読む楽しさを覚え、
大学に入って生協で本が10%割引で買えることから、さらにどっぷり。
以来、本とともに生きてきた。
読後は次の本に移る前に読書メーターに必ず感想を。
制限文字数255字できっちりと収めることをおのれに科す。
「東京會舘とわたし」部門で
第4回 レビュアー大賞 優秀レビュアー賞をいただきました。
次の機会には最優秀をと思うが、いまだ夢は叶わず。
・・・というか、この催しは終わったのかな。
今年も年間最低100冊をめざす。
【山】
脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの術後後遺症(左足裏と臀部にシビレ)に
悩まされながらも、山歩きは続行。
2023年の夏に「息子の嫁と一緒に家族4人で北アを登る」夢を
息子がかなえてくれて、燕岳・大天井岳縦走。
また、秋には手術や台風などで4度予定をキャンセルした
折立から黒部五郎岳→双六岳→新穂高温泉を実現。
ただ足が辛かった。いつまで登れるか・・・と思いつつ、
今年も北アルプス、苗場山、八幡平を構想中。
【セレッソ大阪】
始まりは、2002年のW杯。
ダフ屋から10万円で買ったチケットを手にスタジアムで見た
チュニジア戦でのモリシのゴール。
そこからが自分のセレッソサポーター史スタート。
居場所はメインスタンド中央より北。
2023年は優勝できる戦力だったのに、失速。
3つ目の星は生きている間に拝めるか。
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追記>「スイスイ人」「死にたくても死ねないホテル」・・・。伊坂氏の言葉のセンスにはいつも感服してしまう。さらには「他人と比べた時点で、不幸は始まる」「人類はストーリーが好きですから」「ハンバーガーがなぜ自分を食べるのか、抵抗するような感覚」「もともと人間は、環境破壊や戦争をするように作られているんだし」「真面目に?それって猫に『寝るな』っていうようなものじゃないの?」などと洒落ててシンプルで本質を見事につくセンテンス。本を読む人にとっての殺し文句といってもいいかもね。