2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2627ページ ナイス数:306ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/703986/summary/monthly/2024/5
追記>劇場未公開だが、この小説を原作にしてトムハンクスが映画化(脚本・主演)している。タイトルは「Greyhound」(狩猟犬種の名)。なんとなくだけど、この小説の艦長さん、性格的に映画「プライベートライアン」のミラー大尉を彷彿させるんだよなぁ。
追記>豊臣と言えば、2026年の大河は「豊臣兄弟!」。秀長の居城が大和郡山にあるので、「再来年放送の大河ドラマをきっかけとした町おこし企画がスタートしました」みたいな気の早い話題がNHK奈良のローカルニュースで時折放送される。この地は金魚の生産地。約30年続く「金魚すくい選手権」やお店や町の至る所に金魚の水槽があるなど、もともと観光には力を入れていた。近くには薬師寺、唐招提寺もある。東大寺、興福寺、春日大社、鹿がいる奈良公園から電車で30分もかからない。こちらの地域も盛り上がってほしいわ。
追記>そういえば、成瀬と自分との共通点がひとつだけあった。成瀬ほど常食化していないがハムエッグ丼。あれはうまい。お茶碗かどんぶりにハムエッグ。卵は1個。半熟目玉をつぶし醤油を多めにかけまわして箸でかっ込む。 洋皿にご飯を敷いて上にハムエッグではダメだ。ましてやスプーンで食べると味が変わる。時々、喫茶店のモーニングでハムエッグがあるが、見るとなんかがっかりする。ハムエッグとトーストとコーヒーは違う。ハムエッグはごはんだ。丼だ。
追記>生まれたときから身近にあったテパートが閉店するなんて、だれが想像することができただろうか。西武百貨店なんて「不思議大好き」「じぶん新発見」「おいしい生活」などのコピーとともに80年代~90年代の日本の文化やこれからの豊かさのお手本として確実に日本と時代をけん引していた。あと、サントリー(例;ランボー、あんな男ちょっといない)、ソニー(例:人類は男と女とウォークマン)がいた。キューピーや資生堂やホンダなどといった企業も日本を面白くしていた。そんな企業(風土)はどこへ行ったんだろうな…と最近よく思う。
追記>学生の頃に必死で聞いた深夜放送的なものは今も昭和なのかな。一度聞いてみよう。テレビで昭和なるものを心に持っているのは、NHKだけのような気がする。「100カメ」「ドキュメント72時間」、時々見る「家族に乾杯」に「日本縦断こころ旅」など。小説のラジオ局同様、NHKは視聴率をそれほど気にしなくていいから創れるように思う。民放は見ていて「笑わせなければいけない」「楽しませなければいけない」の圧が強すぎるんだよな。ひな壇芸人や街歩き芸人が盛り上げようとする様は見ててしんどい。自分は歳をとったんだろうな。
追記2>今、専門職の人事を動かしている。募集は芳しくない。というか応募は多くある。ただうちは生きる糧だけではなく仕事に生きる意味を求める職人タイプでないとNG。募集要項にその旨書いてるのに読んでいない。ワンクリックで何社でも応募できるからたぶん読んでない。応募の手間がコンビニエンスすぎることがだんだんと弊害になってきたのではと思う。昔は履歴書に加え作品集も送付。郵便局に持ち込まないと送れないし何通も出せない。手間もお金もかかる。みんな求職する会社は厳選して応募していた。これも便利になって失ったものかもね。
追記>痺れるレトリックたちはメモしてたけどあまりに多すぎ途中でやめた。一部抜粋。「オスカーの鼻の折れる音が音楽のように鳴り響いた」「ふたりであの若者をブタみたいに殺し、ひなに餌をやる母鳥のように木材粉砕機に食わせた」「(その刑務所は)悪魔が神様を信じたくなるような場所さ」「上唇の上に猫が一匹いるのかというほどふさふさの口ひげを生やしていた」「スライスは微笑んだ。氷柱ができていくところを思わせた」「この苦悩と悲しみを自分の中に封じ込めておくには、ニシキヘビがいっぱい入った袋の口を押えているようなものだった」
追記1>小説でここまでたくさんの家族が登場する物語は初めてかな。読みながら黒澤映画「どですかでん」(原作;山本周五郎「季節のない街」)を思い出した。あれも寄り添うように建つバラックに住むたくさんの家族に起こる出来事を描いたものだった。
追記2>家族構成や家族たちが外で見せる顔の表情を知っていても、家という壁に囲まれていたら家の中にいる家族たちにどんな【空気】が流れているかわからない(ある意味、その家に入らないとわからない、家のニオイのようなもの)。その誰も知りえない家の壁の内側と家人の心内を描いた名作があったのも思い出した。筒井康隆氏の「家族八景」。何度読んだかな。また、本箱から掘り出そう。
追記2>最近、英語と日本語が堪能な日本在住ロシア人女性のYouTubeをよく見る。主な内容はお母さんを日本に呼んで各地の観光地案内やインバウンド観光客へのインタビュー。そのお母さん&観光客の方々が日本の石庭、神社仏閣、仏像、自然を対して思いを口にする言葉がむちゃくちゃ鋭くて新鮮で、はっとさせる。それらを作った当時の人たちの心根はもちろん、それをずっと残してきた日本人の心情まで彼らの中でどんどん想像力を膨らませ、物語にしていく。そして日本が好きだと言ってくれる。そんな日本に住んでいる自分はうれしくなる。
追記3>自分は奈良住み。東大寺や興福寺のある観光中心部までは5駅ほどでいけるので、「暇やし、昼から散歩に行こか」みたいな、観光客とは異なるノリ=日常の延長線上でよく訪れる。で、鹿たちに会う。鹿せんべいはあげないけどw、鹿たちと町中や春日大社参道や東大寺への歩道を歩いたり、横断歩道を渡ったり、飛火野で一緒にボーとしたり・・・。よくよく考えると奈良住みにはフツーの状況はホントは変。野生動物(奈良の鹿は野生)とこの町は普通に一緒に暮らしているのだ。そりゃ観光客も来たがるわ。穏やかにこの関係が続いていってほしい。
2020.06.20.更新 2020.12.08.追記 2021.01.04.改訂
2022.11.05.更新 2023.08.23.更新 2024.01.15.更新
子育て&会社の経営責任から離れて5年目に入った。
嘱託社員で気楽な身分だったが、そろそろその先のことも考えねば・・・
という時期になってしまった(年金制度ってホント、ややこしいぞ)。
趣味はあいも変わらず、「読書」「山」「セレッソ大阪」。
【読書】
幼いころから本好きで。童話「泣いた赤鬼」はその頃の愛読書。
中学2年の時に友人より大量に譲り受けた星新一で読む楽しさを覚え、
大学に入って生協で本が10%割引で買えることから、さらにどっぷり。
以来、本とともに生きてきた。
読後は次の本に移る前に読書メーターに必ず感想を。
制限文字数255字できっちりと収めることをおのれに科す。
「東京會舘とわたし」部門で
第4回 レビュアー大賞 優秀レビュアー賞をいただきました。
次の機会には最優秀をと思うが、いまだ夢は叶わず。
・・・というか、この催しは終わったのかな。
今年も年間最低100冊をめざす。
【山】
脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの術後後遺症(左足裏と臀部にシビレ)に
悩まされながらも、山歩きは続行。
2023年の夏に「息子の嫁と一緒に家族4人で北アを登る」夢を
息子がかなえてくれて、燕岳・大天井岳縦走。
また、秋には手術や台風などで4度予定をキャンセルした
折立から黒部五郎岳→双六岳→新穂高温泉を実現。
ただ足が辛かった。いつまで登れるか・・・と思いつつ、
今年も北アルプス、苗場山、八幡平を構想中。
【セレッソ大阪】
始まりは、2002年のW杯。
ダフ屋から10万円で買ったチケットを手にスタジアムで見た
チュニジア戦でのモリシのゴール。
そこからが自分のセレッソサポーター史スタート。
居場所はメインスタンド中央より北。
2023年は優勝できる戦力だったのに、失速。
3つ目の星は生きている間に拝めるか。
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追記>生まれたときから身近にあったテパートが閉店するなんて、だれが想像することができただろうか。西武百貨店なんて「不思議大好き」「じぶん新発見」「おいしい生活」などのコピーとともに80年代~90年代の日本の文化やこれからの豊かさのお手本として確実に日本と時代をけん引していた。あと、サントリー(例;ランボー、あんな男ちょっといない)、ソニー(例:人類は男と女とウォークマン)がいた。キューピーや資生堂やホンダなどといった企業も日本を面白くしていた。そんな企業(風土)はどこへ行ったんだろうな…と最近よく思う。