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2023年11月の読書メーターまとめ

鉄之助
読んだ本
6
読んだページ
2217ページ
感想・レビュー
6
ナイス
1747ナイス

2023年11月に読んだ本
6

2023年11月のお気に入り登録
4

  • Daisuke Oyamada
  • 昼寝猫
  • あれん
  • まめたす!

2023年11月のお気に入られ登録
4

  • Daisuke Oyamada
  • 昼寝猫
  • あれん
  • まめたす!

2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鉄之助
直木賞受賞の『木挽町のあだ討ち』が、素晴らしかったので手に取った。今作もお見事!前年の直木賞候補になっただけのことはあった。読んでいて、そのまま映像が立ち上がる。「北条正子」が登場すると、私の頭の中で小池栄子がセリフを言っていた。「女人が国造りの仕上げをする」。この本のテーマにも、大いに惹かれた。正子は間違いをなさない。それは、過ちを認めないからだ!強烈な個性の女性が、かつてこの国にはいた。そして現代、そんなこともありそうな気配を感じる。
とみかず
2023/11/07 12:12

鉄之助さん。ナイスありがとうござます。さすが直木賞作家という作品でした。

が「ナイス!」と言っています。

2023年11月にナイスが最も多かったつぶやき

鉄之助

2023年10月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2832ページ ナイス数:1109ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/753469/summary/monthly/2023/10

が「ナイス!」と言っています。

2023年11月の感想・レビュー一覧
6

鉄之助
『超訳 ニーチェの言葉』で170万部売った白取春彦さんだけあって、タイトルがイカしている。副題の”大人の勉強”にも強くひきつけれた。「なぜ教科書はつまらないのか」の章が特に気に入った。説明として具体性に欠け「その文章に人間がいない」。その通り、と合点がいった。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
副題「人間を生き残らせた出来の悪い足」が妙に気になって読んでみた。予想以上の面白さ。”出来が悪い”のに生き残った、いや出来が悪いからこそ生き残ったのだった。「直立」にも大きな意味があった。人間のみが、直立して生き残った! 「足首専門家」と自ら名乗る気鋭の古人類学者の名著だ。「歩けば脳が動き出す」の章が出色。転ばないように、出来るだけ歩かねば、としみじみ思う。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
著者はお笑いコンビ「ブロードキャスト!!」の突っ込み担当。『超現代語訳 戦国時代』に続く”2匹目のドジョウ本”、かと思いきや、なかなか面白かった。これまであまり注目されていなかったエポックに焦点が当てられ、タイトル通りに「するする頭に入る」。孝明天皇から水戸藩主に出された「戊午の密勅」を返せ、さもなくば藩を取り潰すと言った井伊直弼の”パワハラ”が桜田門外の変の引き金となった、という指摘はその一例。噂に踊らされ多くの人材が命を落としたこの時代。「幕末は、現在の日本とそっくりです」。今こそ読みたい本だった。
tosca
2023/11/19 14:49

面白そうですね!こんな本があったなんて知りませんでした。

が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
警察モノの名手!さすが黒川博行、テンポよく570ページも一気に読めた。警察の裏をかきながら、犯人の”悪逆”な連続殺人。被害者も”悪逆”ながら、なぜ犯行に至ったのか? 犯人の心情が今一つ、腑に落ちなかった。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
直木賞受賞の『木挽町のあだ討ち』が、素晴らしかったので手に取った。今作もお見事!前年の直木賞候補になっただけのことはあった。読んでいて、そのまま映像が立ち上がる。「北条正子」が登場すると、私の頭の中で小池栄子がセリフを言っていた。「女人が国造りの仕上げをする」。この本のテーマにも、大いに惹かれた。正子は間違いをなさない。それは、過ちを認めないからだ!強烈な個性の女性が、かつてこの国にはいた。そして現代、そんなこともありそうな気配を感じる。
とみかず
2023/11/07 12:12

鉄之助さん。ナイスありがとうござます。さすが直木賞作家という作品でした。

が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
「満場一致での”オール讀物新人賞”受賞後、初の小説集刊行」と出版元の文藝春秋も力を入れる。著者は航空自衛隊の元・女性自衛官だったが、入隊試験を受ける際、防衛省に直接電話をかけて問い合わせをしたというエピソードを持つ、根っからの「体当たり取材派」。だから彼女の時代小説は、江戸の風、空気が感じられる。当時の「貸本屋」の仕組みも、とことん調べ、プロットも完ぺきに仕上げないと書き始めないのだという。各話ミステリー仕立てなのも秀逸。特に艶話「幽霊騒ぎ」が気に入った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/18(2840日経過)
記録初日
2015/03/18(3571日経過)
読んだ本
857冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
247122ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率78.5%)
本棚
8棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
青森県
自己紹介

 野山獄での1年2か月に618冊読み倒した吉田松陰、無実の罪で勾留された大阪拘置所での5か月半に164冊読んだ元・厚労省の村木厚子さんには、遠~く遠~く及びもつかないが、「本の虫」です。次に読む本が、手元にないと落ち着きません。
 宮沢賢治『注文の多い料理店』の「序」、に命救われた経験を持つ歴史小説マニア。特に、幕末から明治維新が大好物!!

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