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2024年10月の読書メーターまとめ

たか
読んだ本
8
読んだページ
2861ページ
感想・レビュー
6
ナイス
439ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月のお気に入り登録
1

  • 虹色

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • 虹色
  • toshi

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たか
久しぶりの村上春樹。村上春樹の初期の頃の作品はよく読んだが、世にもてはやされるようになってからは、その文体が鼻につくようになり、疎遠になっていた。 読友さんに『ノルウェーの森』以降でオススメの本を紹介してもらった作品が本書だ。 自分が年齢を重ねたからか、バブル期に読んだ『おしゃれで雰囲気だけ』とは異なる印象を受ける。 死に近いところにいる島本さん。過去の過ちの象徴であるイズミ。危ういながらも現実に留める有紀子。欠落を抱えるのは、僕だけではなく、島本さんも有紀子もイズミも同じなのだろう。B-評価
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

たか

三谷幸喜の新作映画『スオミの話をしよう』を観に行って来ました🎞️長澤まさみ主演のミステリー・コメディ。三谷幸喜の最高傑作と謳われるだけあって、面白かった♪こんなに笑える映画は初めてかも!☺️

三谷幸喜の新作映画『スオミの話をしよう』を観に行って来ました🎞️長澤まさみ主演のミステリー・コメディ。三谷幸喜の最高傑作と謳われるだけあって、面白かった♪こんなに笑える映画は初めてかも!☺️
サラダボウル
2024/09/23 19:55

行きます!行くのを楽しみに、明日からも頑張れます😊

たか
2024/09/23 21:35

サラダボウルさん、私もたくさん笑って、明日からの一週間頑張ろうと思いました⤴︎😊

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
6

たか
第二次世界大戦の戦中・戦後を生きた人々の6つの短編集。どの作品も、心がぎゅっと握られる感覚がある。 戦争によって家族や居場所を奪われ、行き場を失った人が山ほどいた事実を改めて知る。 戦中・戦後の混乱期では、ありふれた悲劇だったかもしれないが、当事者にとっては、やり場のない怒りと哀しみを抱えて絶望したことだろう。 物心がつく前に戦争で父を亡くし、再婚して疎遠になった母の幸せを願う『夜の遊園地』には胸が締め付けられる。 『腹におさめて、国に連れ帰ってください』という言葉も印象に残った。B-評価
ちょろこ
2024/10/31 08:53

改めて共読うれしいです(^^♪︎心彷徨う人たちの思いが苦しくせつなく描かれてましたよね🥲「腹におさめて…」のあのくだりはなんとも言えない気持ちでいっぱいでした🥲

たか
2024/11/01 06:38

ちょろさん、こちらこそ共読嬉しいです♪読む本に迷ったときは、ちょろさんの本棚を参考にさせてもらっています✨ちょろさんの『極上』にハズレなし❗️😉

が「ナイス!」と言っています。
たか
【再読】 崖下から引き揚げられた車に、4人の男女の殺害遺体が見つかる。4人の間にはなんの繋がりもなく、殺害される動機のある者もいない。その中で遺族の一人が探偵となり他の遺族とも協力しながら犯人を捜していくのだが…。▼ 隠されたミッシングリングを探していくのかと思いきや、ストーリーは思わぬ方向へ進む。 ラストは、心理の死角をついた真相。まさに『死角に消えた殺人者』 少し背筋が凍る思いがした。C評価
が「ナイス!」と言っています。
たか
久しぶりの村上春樹。村上春樹の初期の頃の作品はよく読んだが、世にもてはやされるようになってからは、その文体が鼻につくようになり、疎遠になっていた。 読友さんに『ノルウェーの森』以降でオススメの本を紹介してもらった作品が本書だ。 自分が年齢を重ねたからか、バブル期に読んだ『おしゃれで雰囲気だけ』とは異なる印象を受ける。 死に近いところにいる島本さん。過去の過ちの象徴であるイズミ。危ういながらも現実に留める有紀子。欠落を抱えるのは、僕だけではなく、島本さんも有紀子もイズミも同じなのだろう。B-評価
が「ナイス!」と言っています。
たか
社会派ミステリ大御所作家の代表作。▼ 10歳年上の夫とお見合い結婚した禎子。新婚旅行から戻ってすぐに、前任地の金沢へ旅立った夫は、一週間の予定を過ぎても戻らない。夫を探しに北陸の街を尋ね歩く禎子は、ついに夫の知られざる過去をつきとめる…。▼素人探偵でも簡単に個人情報が分かるところに時代を感じるが、内面の描写などで圧倒的に読ませる力がある。 最後の終わり方が何とも悲しくて美しい。こういう切ないストーリーが北陸・金沢の街に似合うのは何故だろう。C評価
が「ナイス!」と言っています。
たか
陽子は果たして、北原と徹のどちらを選ぶのか、または選ばないのか。単純にストーリーそのものも楽しめる。 しかし本書の最大のテーマは『人間の罪とは何か。許しとは何か』 人の愚かさ、罪を許さない傲慢さを読者に投げ掛ける。 村井先生のグズっぷりや、夏枝の子供っぽい自分本位な行い、達哉の直情的な行動により、招かれる予期せぬ結果…。しかし、これは決して特別なものではなく、私たちにも当てはまることだろう。 『一生を終えて残るのは、我々が集めたものではなく、与えたものだ』陽子の祖父の言葉が一番心に残った。B+評価
ちょろこ
2024/10/06 18:07

続編、なかなか読めず状態です💦これはやっぱり一気に4冊読むのがベストみたいですね(*˙꒳˙*)‧⁺✧*

たか
2024/10/06 20:51

ちょろさん、ありがとう♡確かにこれは一気に読まないとダメかも💧長編だけど、得難い読書体験でした✨😊

が「ナイス!」と言っています。
たか
前作『氷点』が衝撃的な終わり方だったので、その勢いで続編に進む。 前作のテーマは『人間の罪』であったが、続編は『罪の許し』がテーマになっている。▼ 相変わらず昼ドラのようにドロドロしているが、陽子の出生の秘密が明るみに出て、それぞれのキャラのスタンスがある程度固まってしまい、同じ悩みをぐるぐる回り続けている感じ。 そんな中で村井先生のクズっぷりは際立っている。誰かこいつを何とかしてほしい…💧 それにしても陽子が生きていて本当に良かった! 続編は、陽子の実の両親に話に移り変わり、下巻に続くー。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/10/08(2603日経過)
記録初日
2017/01/01(2883日経過)
読んだ本
1861冊(1日平均0.65冊)
読んだページ
629855ページ(1日平均218ページ)
感想・レビュー
1071件(投稿率57.5%)
本棚
10棚
性別
現住所
京都府
自己紹介

好きなジャンルは、ミステリでは本格物やどんでん返しのあるもの、ミステリ以外では青春小説やひと夏の冒険、タイムスリップものなど、切ない系を好んで読んでいます。

【お気に入りの本】
沢木耕太郎『深夜特急』
川上健一『翼はいつまでも』
綾辻行人『時計館の殺人』
島田荘司『異邦の騎士』
宮本輝『泥の河』
原田康子『満月』

5段階評価で、A〜Eまで個人的な評価をつけています😊

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