2024年1月の読書メーターまとめ

読んだ本: 20冊

読んだページ: 5186ページ

感想・レビュー: 20件

ナイス: 2573ナイス

2024年1月に読んだ本
20

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2024/01/31
め生える
- 高瀬隼子
168
登録
533
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2024/01/30
人間標本
- 湊かなえ
280
登録
3105
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2024/01/28
東京都同情塔
- 九段　理江
144
登録
2991
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2024/01/27
死ぬまでに観に行きたい世界の有名美術を1冊で…
- 山上やすお
320
登録
180
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2024/01/25
京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う …
- 白川紺子
256
登録
257

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2024/01/23
アボカドの種
- 俵万智
154
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227
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2024/01/21
おいしいふ~せん
- 角野栄子
144
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125
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2024/01/20
ともぐい
- 河﨑　秋子
304
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2376
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2024/01/19
嘘をついたのは、初めてだった
232
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465
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2024/01/17
N
- 道尾秀介
368
登録
6414

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2024/01/16
Blue
- 川野芽生
144
登録
439
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2024/01/16
ぼくが消えないうちに (ポプラせかいの文学 …
- A.F. ハロルド
326
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335
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2024/01/14
キッチン常夜灯 (角川文庫)
- 長月天音
304
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820
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2024/01/11
伝言猫が雪の山荘にいます (PHP文芸文庫)
- 標野凪
256
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303
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2024/01/09
存在のすべてを
- 塩田武士
472
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4365

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2024/01/07
孤独を生きる言葉
- 松浦弥太郎
162
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305
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2024/01/07
息
- 小池　水音
224
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280
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2024/01/06
文庫旅館で待つ本は (単行本 --)
- 名取　佐和子
256
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575
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2024/01/04
なれのはて
- 加藤シゲアキ
464
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2190
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2024/01/03
八月の御所グラウンド
- 万城目学
208
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4820

2024年1月のお気に入られ登録
2

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

シナモン

2024/01/03

駅伝と草野球。歴史が刻まれた京都だからこそこんなことももしかしたらあるかもと思わせてくれる。目に浮かぶ情景もキラキラと爽やか。ちょっと不思議な青春物語。読みやすくてあっという間に読了でした。面白かったです!

八月の御所グラウンド

万城目学

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

シナモン

2024/01/01 06:59

あけましておめでとうございます😊いつもありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします🐶🙇2023年の読書メーター読んだ本の数：213冊読んだページ数：55737ページナイス数：31728ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/807524/summary/yearly

14件のコメントを全て見る

六花

2024/01/01 21:30

ご無事で良かったです。余震が続いていて落ち着かないと思うのですが、休めますように。

シナモン

2024/01/02 06:45

六花さん、おはようございます。ありがとうございます!夜中に揺れなかったので良かったです😭

が「ナイス！」と言っています。

2024年1月の感想・レビュー一覧
20

シナモン

2024/01/31

謎の感染症で皆はげてしまう世界の物語。コロナ禍をビシビシと感じる物語だった。コロナ禍を題材にした物語はちらほら読んだけど、こんな風にそこからルッキズムや同調圧力にまでに膨らませたのは読んだことがなかったので斬新だった。「せっかくみんなはげたのに、生える人が出てきちゃ困るんです。そうじゃないと平等じゃない。平等じゃないとだめだ。困る、困ります…」どこまでいってもみんなと同じが大好きな日本人。面白かった。

が「ナイス！」と言っています。

美しくて、グロくて、やるせなくて。読了後しばらくぼーっとしてました。なんという描写、なんというストーリー。湊かなえさん、凄かった。

が「ナイス！」と言っています。

新潮2023年12月号で読了。同情されるべき犯罪者を住まわせるために建てられた東京都同情塔。そのなかで優雅に暮らす犯罪者たち。理屈はもっともだけど、やはりモヤモヤ。その都市の未来、人々の考え方にまでも影響を与える建築の力に興味をそそられた。溢れる言葉の数々はときに皮肉が込められてたり、全部が理解できたわけじゃないけど、読んでいてとても面白かった。

が「ナイス！」と言っています。

けっこう分厚いし、文字も詰まってるので大丈夫かなぁと思ったけど、堅苦しくない文章が親しみやすくて良かったです。毎日寝る前に美術館めぐり、楽しかったです。

死ぬまでに観に行きたい世界の有名美術を1冊でめぐる旅

が「ナイス！」と言っています。

シリーズ4作目。ラスト、千年蠱の呪いを解き、高良を救う手がかりを見つけた澪…。いよいよ物語は大きく動き出す予感。次巻が楽しみです。今作は不穏な部分がいつにもましてじっとりと嫌な感じで読み応えありました。

京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う (PHP文芸文庫)

が「ナイス！」と言っています。

ほぼ同世代の俵さん。NHKの特集も見ていたので興味深く読んだ。ご両親のこと、息子さんのこと、コロナ禍のこと。飾らない言葉で紡がれる短歌は親しみやすく共感しまくり。装幀も素敵だし手元に置いておきたくなる一冊でした。「人生の予習復習　親といて子といて順に色づく紅葉」「クリスマスマーケットに買うマグカップ確かに今日があったしるしに」「優しさにひとつ気がつく　✕でなく◯で必ず終わる日本語」

2024/01/24 07:03

○で終わりますね！気付いていませんでした(*^o^)／

シナモン

2024/01/24 17:24

kankiさん、私もです!😂

が「ナイス！」と言っています。

シナモン

2024/01/21

いつも元気な印象の角野さんも老眼や白髪に悩む日があったんだなー。でもそのたびに「あら、かわいいメガネね」「おや、悪くないぞ」といつだってプラス思考。ほんと、素敵でチャーミング。こんな風に歳を重ねていきたい。

2024/02/04 09:35

NHKのドキュメンタリーもあってましたが、映画も上映されてますね。魔法のクローゼットもよかったですよ。今回2冊もシナモンさんと共読でうれしかったです。

シナモン

2024/02/04 19:00

どんちゃんままさん、共読、私も嬉しいです💞魔法のクローゼット、面白そうですね!😄

が「ナイス！」と言っています。

シナモン

2024/01/20

射止められた獣の死んでいく様、解体、血の匂い…。冒頭から苦手な描写の連続。最後まで耐えられるんだろうかと思ったが、圧倒的な筆力にぐいぐいと引き込まれ、ただただ先を読むしかなかった。美しい北海道の大自然とともに生きる熊爪は人間か動物か。その生きざまと死にざま。直木賞受賞作でなかったらたぶん手にとることもなかった苦手な部類の小説だし、読んだあともやっぱりこういうのは苦手だなと思うけど、すごいものを読んでしまったと強く思わされる一冊だった。

2024/01/21 00:01

おもしろそうですね。早く読みたいな。

シナモン

2024/01/21 15:08

梅ちゃん、なかなかすごい物語でしたよ!😳

が「ナイス！」と言っています。

シナモン

2024/01/19

書き出しの一行は全員「嘘をついたのは、初めてだった」そこから始まる29のショートストーリーズ。マイベストは赤川次郎さんの「幸せな嘘」。さすがだった。あとは西尾維新さんの「生まれる前からは倦まれてた」芦沢央さんの「二十五万分の一」が面白かった。

が「ナイス！」と言っています。

6章から成る短編集。「どの章から読んでもいい」と冒頭の「本書の読み方」に書いてある。まぁ、そう言われてもまずは最初から…とページを捲ってびっくり。印刷が上下逆さま。慌てて説明を読むと最初のは78ページから本をひっくり返してスタートでした。こんな斬新な仕掛けが面白かったです。物語はペット探偵、天使の梯子、ニシキモさん、ルリシジミ…などのキーワードが章ごとに時系列を行ったり来たりしながら見え隠れ。ちょっとずつ絡み合っていくのが絶妙でした。なんとも面白い読書体験でした。

2024/01/17 17:18

ええっ、そんな遊び心のある作品なのですね😁 面白そう、読んでみたいな❗️

シナモン

2024/01/17 17:41

なかなか斬新でしたよ!機会があったらぜひぜひ🥰

が「ナイス！」と言っています。

シナモン

2024/01/16

すばる2023年8月号で読了。正雄、真砂、眞靑ートランスジェンダー、ほとんど知識がないから何とも言えないけど、その人がその人らしく生きられる世の中であればいいな。ありきたりな感想しか書けない自分がもどかしい。「関係ない。男として暮らしてる男が女を演じたり女として暮らしてる女が男を演じたりもしてるんだよ」

が「ナイス！」と言っています。

アマンダの想像力が作り出した友達、ラジャー。時々怖いけど、ファンタジーの世界を楽しめました。

ぼくが消えないうちに (ポプラせかいの文学 4)

が「ナイス！」と言っています。

外での自分を脱ぎ捨て、素の自分に戻れる場所「キッチン常夜灯」。いつもギリギリで働いてるみもざがここにたどり着いて本当に良かった。人生の悲喜こもごもにそっと寄りそう料理はどれも優しくて美味しそう。やっぱり食べることって大事だな。読みやすいし、元気をもらえる一冊でした。たまに新潟を思わせる文章があるなーと思ったら長月さん、新潟県出身なのですね。他の作品も読んでみたいです。

2024/01/14 17:35

新潟ファンですが、県外在住の私が読んでも「新潟を思わせる文章」がわかるでしょうか？

シナモン

2024/01/14 20:55

新潟に詳しいFOTDさんなら分かるんじゃないかな〜😊💡新潟ファン、嬉しい!😆

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シナモン

2024/01/11

シリーズ2作目。伝言の仕事を終えるごとに人形が減っていく…まさかこのシリーズでクローズド・サークルもののミステリー（?）が読めるとは🤭猫ならではの仕草に癒やされつつ、思いがけないミステリー要素も加わってやられた!って感じで面白かったです。クリスマスのころに読んだらもっと良かったかも✨

伝言猫が雪の山荘にいます (PHP文芸文庫)

が「ナイス！」と言っています。

最初の緊迫感ある誘拐事件からあっと言う間に引き込まれ、途中美術界の序列に辟易したり、読んでて悔しくなったりもしたけど、先が気になる展開に飽きることなく読了でした。最後の方は涙もにじんで。絵を通して繋がった血の繋がらない親子。経緯はどうであれ、親子の3年は空白なんかじゃなく確かな存在として確実にそこにあった。静かな愛に満ちて。「写実」と「存在」、深く心に沁みる一冊でした。

が「ナイス！」と言っています。

「心を波立たせない」「その先にいる人を思いやる」「自分のものなど何ひとつありません」「いつも温めなおしを」「なにごとも腹八分目をルールに」落ち着いた色調の四角形で埋められた表紙が印象的。なぜだか見ていて落ち着く。内容も良いけど、表紙が好みなので手元に置いておきたい一冊。

が「ナイス！」と言っています。

喘息の描写がリアル。息づかい一つ一つの苦しさがものすごく伝わってくる。家族を失ったものの喪失感と辛さがその息づかいと重なる。静かで繊細、透きとおった文章が印象的な一冊だった。

が「ナイス！」と言っています。

半地下の文豪文庫がある旅館と今その人に必要な本をそっと差しだす若女将。もうそれだけで十分魅力的。宿泊客それぞれのエピソードも心ひかれる内容。楽しめたし、こんな感じで終わるのかと思ったら最後に想像もつかない展開が待っていた。辛くやるせない気持ちになったけど、その分読み応えもあり満足いく一冊となった。「人間は赦すことができる。赦しはきっと、善悪を超える」深かった。

が「ナイス！」と言っています。

小説現代2023年10月号で読了。1枚の絵画をきっかけにひろがる壮大な物語。現在と過去を行ったり来たり、そこへ一族の秘密も絡んできて内容がとても濃い。物語が幾重にも詰め込まれていて重厚感はあるんだけど、何というかいろいろ詰め込まれ過ぎてて読んでいて疲れました。忙しい時期じゃない時にもう一度物語を整理しながら読みたい。

なれのはて

加藤シゲアキ

あらすじ・内容