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2025年11月の読書メーターまとめ

ケイ
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感想・レビュー
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2025年11月に読んだ本
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ケイ
今まで読んだ中山千里さん作品の中で個人的一番。登場人物一人一人の心理、その表層と深層の違いが興味深く、一気に読んでしまった。収束(?)の仕方も、余韻の残り方もよく、頭の中で登場人物らが姿かたちと声を持ちだした。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

ケイ

本日は、奈良市の施設にいる祖母の面会の行き、天理大学の中の「天理参考館」で企画展示されている「漱石、子規、鴎外」の自筆原稿の展示に行ってきました。奈良と天理は思っていたより遠かったという勘違いもあり運転に疲れた。「坊ちゃん」の原稿など、読んでいて楽しかったな。子規の原稿は、病気もあるからか、どこか寂しさも感じました。

本日は、奈良市の施設にいる祖母の面会の行き、天理大学の中の「天理参考館」で企画展示されている「漱石、子規、鴎外」の自筆原稿の展示に行ってきました。奈良と天理は思っていたより遠かったという勘違いもあり運転に疲れた。「坊ちゃん」の原稿など、読んでいて楽しかったな。子規の原稿は、病気もあるからか、どこか寂しさも感じました。
宵待草
2025/11/07 18:19

ケイさん こんばんは!🌃 お祖母様の面会が出来て、良かったですね!💫 お祖母様もケイさんに会えて、喜ばれた事でしょう!💓 愛する家族が居る事は支えられます!🍀 冷え込み始めましたので、お互いに体調に留意したいと思います!💫 ケイさん、、、何時も有り難う!🙋 宵待草

ケイ
2025/11/11 21:25

宵待草さん、ちょっと返信が遅れてしまいました。あと2週間ほどで102歳なんです。もう、私とわかってくれてるのかな?と思うこともあるけれど、顔が見れるだけで幸せ。施設の方にもいつも感謝です。こちらこそ、いつもありがとう😊

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2025年11月の感想・レビュー一覧
20

ケイ
正しさは視点によってどうしても異なる。自分にとっての正しさを声高に言い張り譲らない人は鬱陶しいと常々思ってきたから、あー、このタイプだ、と終始頷いていた。しかし、読んですぐに作者が最近離婚されたのだと知り、それについてご本人が語られていることも藪の中だなと思わずにはいられなかった。最後の清涼剤があるから、まあ、いいか。とにかく傑作であることは間違いなし。
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ケイ
Mantelがこの作家のことをすごくほめていたので気になっていた。問題ある中流の父親像はわかりやすいが、原因なく思いやりが出てきて家庭はかえって混乱するのだが、最後までその変化の理由がわからなかった。読み落としていた?(これはいずれまた) タイトルにある通り、同じ召使いといえども、男と女では(職種の違いもあるのかもしれないが)反応の仕方が違うところが絶妙である。
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ケイ
kindleで。語り掛けるナラティブに慣れるのに少し時間がかかった。主人公に語り掛けている人は、神様なのか亡くなった身内なのかなと思うほどのひどい依存症。作者もそうなのかな、普段、飲もうとする自分に問いかけているのだろうかと思えて切なくなる。トレインスポッティングの完全なる崩壊バージョンみたいだなと思っていたら、どうも序文はその作者みたいでびっくりだ。
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ケイ
難しいね。一例を示すことでサバルタンたちの問題に焦点を当てようとするのだということだろうが、重箱の隅をつつきすぎではと思う点もあった。しかし、このような意見をできるのは、私が女性であるからこそかもしれない。結局、日々受難の憂き目を見ている女性たちとしてのサバルタンをもう少し一般的に考えてみたい。グラムシを読んでみるべきなのかな。
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ケイ
知識人が周縁の者たちの代理として書けるのか? それを頭に置いて読もうとしたが、NGOと連携もしながらアジアの貧しい地域に学校を作っていった取り組みや、それが解体され他にとって代わられる虚しさのほうが余計にきになった。表現も機微もあるのかもしれないが(むしろそうであると思いたいが)「あまり教育のなさそうな国境警察官たち」という表現は悲しかった。
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ケイ
オーディブルで。さすがアイスクリーム戦争の作者さんだ。戦争をどこか滑稽に、しかし葛藤感がしっかりと表れている。世界的有名作家との交流もしたりして羨ましいけれど、作家たちも心の傷を深く受けたんだろうね。だから、彼らが出てくるのかな。南仏でも本当はなにかあるんじゃないか、そう思わせてくれる。
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ケイ
女性の自分らしさ探しとでも言うのかな。半世紀前の作品なので、中流家庭の差別意識が明確であるからこそ、あえて雑種なところに飛び込む面白さがあったのだろう。そう、半世紀前なのだ。世の中の在り方がこうも変わってしまうと、この雑種さを今の読者がどうとらえるかという問題もあろうが、ただ単に面白く読んだっていいはず。
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ケイ
どうしたって歌舞伎町界隈に生活の一部を置きたいとは思わないし、朝起きてサワーとか飲むとかありえないし、朝イチフラペチーノは気持ち悪い。そんなこと全部含め、人間関係に乾杯したくなった。
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ケイ
ネタバレドイツ、アメリカ、イギリスの男たちが、第一次大戦後に互いの素性やらを知り、味方かどうか様子を探りながら…というのはどこかで読んだ覚えがあるのだが、そちらはブルガリア辺りが舞台だったから、既視感は気のせいか⁉︎ スパイに二重スパイにと、気の抜けない展開だった。英語の読み違えをしていないか、気がはって疲れたけれども、この作者はバツグンに面白い。
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ケイ
川上さんの作品で、最後に思わず主人公と一緒に泣いてしまうことになるとは。麦くん、いいね、本当に。
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ケイ
約100年前の推理小説。こういうのも戦間期の分類に入るのかな。下宿の妙な不気味さに翻弄されるロジャーが、ヒッチコックの映画の男たちに重なった…というか、白黒の映画の場面が「裏窓」なイメージで出来上がって言ったのだが、女性たちがなぞが多く、また機知に富んでいるから余計に全体の謎が深まって最後まで真相に辿り着けなかった。この作者は何冊も書いてるようだ。追いかけなくちゃ、
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ケイ
5年以上前に読んでいたのを、思い出しながら感想。ニューオリンズの得たいの知れなさを思い知ったように思う。他の南部の街が舞台になることとの違い、それは都市であるがゆえに比較的狭い範囲に貧富の差がはっきりとしているからだろうか。それを天災があからさまにしている。警官(捜査員?)の良心の葛藤を読み手も共有。作者の新しい邦訳がでたようなので(まだこの作品まできていないけれど)読んでみよう。
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ケイ
綿矢さんのプチ毒やプチメンヘラ的主人公は嫌いじゃないのだが、これは私にはいきすぎでまったく共感できず。しかし、全く共感できない私には、もしかしたらこんなところがあるのだろうか。彼女らは正直すぎるだけなのか?いやいや、そんなことはないと思いたい。
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ケイ
今まで読んだ中山千里さん作品の中で個人的一番。登場人物一人一人の心理、その表層と深層の違いが興味深く、一気に読んでしまった。収束(?)の仕方も、余韻の残り方もよく、頭の中で登場人物らが姿かたちと声を持ちだした。
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ケイ
まさか再読だったとは。 個人を消すこと、それを文学においても哲学においても目指す。作者の個人性は必要ないのか?……確かに同時代に似たような作者が揃うと思う。時代的に分類したり、歴史の流れに沿って考えれば、同時性は見いだせるだろう。しかし、その中でやはり個性はあるし、その中での分類も行われる。 エピステーメーとパノプティコンは、少しわかってきた。
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ケイ
そういう復讐をさせるのか。なかなかよく練られているものだと感じいった。
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ケイ
ネタバレ本人が全く客観的に自分を見れていないーつまり思い込みからの視点で語っていることが不気味だ。南部の独特さと古典の組み合わせ。それが、アイビーリーグに進学するような家庭ならこのような滑稽さをうまないのだろうが、彼の体形や母への依存を思うと、最後は再生へとつながってくれと覆わずにいれない。無料だったのでオーディブルで。
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ケイ
鉄道が分断する階級。なのに、欲望や背徳的行動は見かけが違うだけで、結局同じじゃないかと思う。それから来るダメージは中上流階級の方が大きいのは、結局は階級差への批判なのかな。無意識にBallardのハイライズと対比していたのだが、調べたらほぼ同じ時期に書かれていた。
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ケイ
英語を母国語としない私には、Molesworthの用いる独特の自分語がどの単語を指すのか結構厳しかったが、慣れてくると楽しさの方が勝っていった。パブリックスクールを目指す学校に通ってるのに、これじゃあどうなるの?と心配になるが、実際には子供ってこんなもので、イラストも手伝って彼への共感が高くなっていく。そりゃ人気シリーズになっただろうな。
が「ナイス!」と言っています。
ケイ
英国(アイルランド?)視点で書かれたイタリアを舞台にしたミステリ。今回は、ゼン刑事でなく、場所はフィレンチェ。イギリス人とアメリカ人が消されていくことに、ロバート・ブラウニング(ハーメルンの笛吹の人)を絡めてきたあたりで、俄然面白味が増した。犯人は、意外だったが、私がわかりきれたかは微妙。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/11/12(5505日経過)
記録初日
2010/11/07(5510日経過)
読んだ本
5907冊(1日平均1.07冊)
読んだページ
1942079ページ(1日平均352ページ)
感想・レビュー
5905件(投稿率100.0%)
本棚
39棚
性別
血液型
A型
現住所
大阪府
自己紹介

好きな作家は、漱石、芥川、太宰。それに英米とロシア文学。注目は中国作家,
趣味は読書、落語、歌舞伎、ランニング、ヨガ。

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